1969年 インド重要日誌


内容
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ガンディー首相の年頭記者会見‐その中で特に対中,対パ関係に言及し,「中国は依然として,インドの領土を占領し,ナガ・ミゾの反徒を援助し,反印宣伝を続けているが,これは現在そうだからといって改善の可能性がないとはいえない,またアユブ・カーン大統領の不戦条約提案は,インドも希望するところだが,今までの懸案解決を前提とすればまとまるまい。まず両者が協議できる機構を作ることが先決だ」と述べた。また今年度の経済見通しなどについて「不況から立ち直っているはっきりした徴候があり,今年度の経済見通しは明るい。工業生産と農業生産はふえ,物価は安定し,輸出も伸びている。第4次計画の資金問題はあらかた片付いた」と語った。
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製品の輸出を条件に非重要産業にも外国企業との提携を認める-F・A・アーメッド工業相は中央工業審議会の第20回会議の開会演説で,提携先が製品の大部分を輸出することに責任を負うことを約束するなら重要度の低い産業でも外国企業との提携を認め,商業部門の場合は輸出増進に従事することを条件に外国企業との提携を認めるとの重要な発言を行なった。現在の提携協定のうち輸出制限があるものは協定更新期がきたときに制限を撤回させるようにする。もしこの条件を提携先が認めなければ協定の更新を許可しない。
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1968年の卸売物価指数,前年より下落-12月14日現在で,1968年は前年に比し2.7%の下落を示している。1967年は前年より8.4%の騰貴であった。1968年の前半は前年比2%の下落であったが,7月から4.5%上昇したあと10~11月で4%,11~12月で3.3%の下落を示している。この最近の値下がりは食糧の大幅な値下がりによるところが大きい。
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ガンディー首相,英連邦首相会議で演説-首相は,人種間の平等と人種差別の撤廃が英連邦の存立基盤であるとして,ローデシア政府を非難した。また首相は,パキスタン側が主張するようにカシミール問題をこの会議でとり上げることを拒否した。
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政府の食糧穀物在庫は300万トンをこす-中央政府と州政府の食糧穀物在庫は300万トンをこし,これまでの最高となった。このように政府在庫がふえたのは1969-68年度の食糧生産が9560万トンと史上最高になり,国内での政府買付け量が650万トンとふえたためである。食糧農業省はこの300万トンは緩衝在庫用にとっておき,配給用は今後の買付けと輸入にたよることにしている。1968年の食糧穀物の輸入は,目標の750万トンを200万トン下回る550万トンになったものとみられている。
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英連邦首相会議の核会議の核防条約に対する態度で,インドは英国に反対-英国は核防条約共同署名国として,最終共同コミュニケの中に条約賛成を織り込みたい希望を持っているが,インドはこれに反対し,この条約は既核保有国を不当に優遇するものであるとの態度をとっている。英国にはオーストラリアとカナダが同調し,インドにはタンザニアとザンビアが賛成しているが,結局両方の意見を盛り込むことに落ち着きそうである。
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12月の綿繊維輸出はイギリスの輸入担保金制の実施で減る-綿繊維輸出振興会が推計したところによれば,12月の綿繊維輸出額は6950万ルピーになりそうで11月の9970万ルピー,前年同期の7810万ルピーに比べて大幅の減少となっている。イギリス向けの12月の輸出を11月と比較すると反物(未晒しを含む)は1379万ルピーから1330万ルピーヘ,綿糸は526万ルピーから309万ルピーへ,衣類は40万ルピーから20万ルピーへと減少し,その他だけが291万ルピーから308万ルピーにふえている。イギリス向けの輸出には50%の輸入担保金の影響がはっきりとあらわれている。
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二つの肥料工場計画認可-二つとも既に中央政府の認可を得ているが,外国との提携先の問題で,次官会議で懸案となっていた。一つは,ビルラとU・Sスチールがゴアに建設するもので,他の一つは,マイソール州政府とドッガルス社がブリティッシュ・ダッチ社と提携してバンガロール(マイソール州)に建設する。
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1968年の食糧穀物輸入量は550万トン-1968年の食糧穀物輸入量は550万トンと少なかった。食糧事情はこの数年のうちでは最もよかった。政府は1968年に1050万トンの食糧穀物を公正価格店を通じて販売した。政府は州に1900万トンの食糧穀物を供給したが,輸入食糧の比率は前年の70%から20%に低下した。1969年の前半4~5ヵ月の食糧輸入はアメリカからの230万トンだけになりそうで,69年全体でも400万~500万トンになりそう。政府は,州に供給するためのストックを現在でも300万トンもっているが,このほかに緩衝在庫として300万トンを10月までに集める予定である。
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えび市場調査団,えびの等級の統一を勧告-11~12月にかけてアメリカ,カナダ,メキシコ,イギリス,フランス,ベルギーなど欧米諸国のえび市場を調査していたえび市場調査団はこのほど報告書を発表した。報告書によれば,現在のところアメリカと日本がインドえびの主要な買手であるが,ヨーロッパ市場も潜在需要は大きい。アメリカでインドえびが他の国のえびに比べて安いのは多くのグレイド(等級)のえびがこみで出荷されているためであり,グレイドを統一する必要がある。輸入業者の数を減らし,資力と信用のある輸入業者と取引すべきである。値くずれの大きな原因となっている輸出業者の過当競争はやめるべきである。
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ヴィサカパトナムに大型船用外港を建設-中央政府はバイラディラ鉱山の鉄鉱石をヴィサカパトナム港から積み出すため,総工費3億1000万ルピーで外港を建設することを決定した。この外港は1973-74年までに完成の予定で10万~15万トンの船が入港できる。この外港は自動船積み装置を備え,最初は1時間8000トン,最終的には1万2000トンの積込みができるようになる予定。
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資本発行統制を緩和へ-政府は1日に,非公開株式会社,銀行・保険会社,政府公社は株式を公募するとき以外は,資本発行統制法の適用を免除すると発表した。しかし,免除限度額を超えた無償増資(bonus issue)と民間公開会社のプレミアム付き増資の場合は資本発行統制法の適用がある。民間公開会社は12ヵ月間に250万ルピーまでの資本発行は資本発行統制法を適用されず,250万ルピー以上の資本発行は一定の条件を満たせば許可される。
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アンナドゥライ・タミルナドゥ首相死去-59歳。同氏は2年以上,DMK政権を率いてきたが,昨年ガンと診断され,アメリカで手術後,一時小康を得たが,今年に入り再発,入院加療中であった。
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経済科学研究基金(:Economic and Scientific Research Foundation)調査の10大会社 売上高 (単位1000万ルピー)

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1月末現在の米国の対印援助承認額は89億9400万ドル(674億5000万ルピー)-このうち最近6ヵ月の承認は4億3050万ドル(32億2880万ルピー)で,これにはPL480による小麦230万トンと,ノン・プロジェクト援助1億9400万ドル(14億5500ルピー)が含まれている。
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2月9日を中心に行なわれた西ペンガル,U・P,ビハール,パンジャブ4州の選挙結果は次の通り(2月13日現在)。 西ベンガル州〔総議席280〕

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ガンディー内閣改造一改造と同時に,各省の機構,組織も一部変更されたがデサイ副首相兼蔵相,チャバン内相,シン国防相,ラム食糧農業相等の主要閣僚のポストには変更なかった。異動は次のとおり。(カッコ内は旧職) 閣内相の異動 外相(従来ガンディー首相が兼務)ディネッシュ・シン(商相) 鉄鋼・重工業相 C・M・プーナチャ(鉄道相) 鉄道相 ラム・スバグ・シン(議会相) 教育・青少年相 V・K・R・V・ラオ(運輸船舶相) 石油化学・鉱山・金属相 トリグナ・セン(教育相) 保健・家族計画・事業・住宅・都市開発相 K・K・シャー(情報・放送相) 情報・放送・通信相 サチャナラヤン・シンハ(保健・家族計画相) 貿易・供給相(閣内相へ昇格)B・R・バーガット(外務担当国務相) 閣外相の異動 鉄鋼・重工業担当・K・C・パント(大蔵担当) 大蔵担当 P・C・セティ(鉄鋼・金属担当) 議会・船舶・運輸担当 K・ラグラミァ(石油・化学担当) 副大臣から閣外相へ昇格 B・S・ムルティ,D・R・チャバン,バクト・ダルシャン
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1964-65年の1人当り州民所得はパンジャブが最高-中央統計局(CSO)がまとめた1964-65年の1人当り州民所得(時価)は次の通り(単位,ルピー)。パンジャブ575,マハラシュトラ526,グジャラート523、西ベンガル498,アッサム441,アンドラ438,タミール・ナドゥ434,マイソール420,ケララ393,U・P374,M・P373,ラジャスタン356,オリッサ347,ジャム・カシミール341,ビハール294,ナガランド不明。
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1969-70年度予算は35億ルピーの赤字を見込む一デサイ蔵相は28日,下院に1969-70年度予算案を提出した。予算案は15億ルピーの増税を予定しているが,そのうち5億ルピーは,ジュート工業,茶工業への輸出税減(2.3億ルピー)と州への交付(2.7億ルピー)に向けられるので,残りの10億ルピーが,中央での追加財源となる。増税の大部分は連邦消費税(10億4570万ルピー)でまかなわれ,その対象としては自由販売の砂糖,粗糖揮発油,上質灯油,紙巻きタバコ,家庭電器等が選ばれている。また電報・電話料金の値上げや1万ルピー以上の収入に対する所得税の増徴も提案されている。最も論議を呼びそうなのは,肥料に対する10%の従価税(2.2億ルピー)と農地や農業用建造物に対する富裕税の課税(5000万ルピー)である。また国防予算は,経常・資本両勘定を合わせて111億ルピー(前年比5.9億ルピー増)となり,過去10年に3倍以上に増加している。
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ソ連国防相インド訪問ヘ-1日のモスクワ放送によると,スワラン・シン・インド国防相の招きにより同日グレチコ国防相以下のソ連軍事代表団が空路モスクワを出発,ニューデリーに向った。
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国民純生産に占める政府部門支出の割合が低下-中央政府は,1969-70年度の計画支出を前年より9.3億ルピー多い122.3億ルピーと発表した。政府部門(中央,州,連邦直轄地)の計画支出は抑制されており,国民純生産に占める政府部門支出の割合は,1965-66年の11.1%から1968-69年には7.6%に低下している。同じ期間の政府部門の計画支出を固定価格(1960-61年)でみると173.4億ルピーから132.9億ルピーに減少している。

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インドは大阪万博に参加-インド政府は日本で開かれる万国博覧会に大々的に参加することに決定した。K・B・ラル外国貿易次官を委員長とし,インド商工会議所連合,全インド新聞編集者会議,ACC,National Design Instituteを委員とする諮問会議がすでに設置されている。
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市場開拓基金への出資は4.4億ルピー本年度の市場開拓基金(MDF)への出資額は,前年より1億ルピー多い4.4億ルピーとなっている。MDFの資金は工業製品の海外市場での競争力をつけ,輸出額と生産コストのギャップを埋めるための現金援助に使用される。
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インドが台湾の無がい貨車を落札-台湾政府鉄路局が昨年8月に実施した無がい貨車120車輌の国際入札は,インドが日本の三菱商事-三菱工業の日本グループを破って受注した。
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第4次計画では政府部門の新規工業が大幅に減る-このほど明らかにされた第4次計画の政府部門の工業投資計画によれば,新規投資は全体の3分の1で3分の2は前の計画から引き継いだプロジェクトに対する継続投資である。第4次計画では肥料,石油化学,鉱物,金属(とくに非鉄金属)に重点が置かれている。民間の工業投資は240億ルピーで,政府部門の工業投資280億ルピー(直接投資分のみ)よりわずかに少ない。

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開発割戻し金制を5ヵ年間延長-企業に対する税制面での優遇措置である開発割戻し金制度(development rebate reserve)は1971年4月1日から5ヵ年間延長されることになった。開発割戻し制度によって企業が受けている恩恵は大きく,準備銀行の公開会社1333社に関する調査によれば,第3次計画期間中の企業資金の6.8%を占めている。

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1968年3月末の州政府債務残高は674.1億ルピ一P・C・セティー大蔵担当国務相は18日,上院で1968年3月末現在の州政府の債務残高は674億1060万ルピーで,内訳は中央政府からの借入れ519億1340ルピー,市場借入れ99億5470万ルピ-準備銀行融資7億7989万ルピー,短期債務26億1320万ルピー,その他21億4950万ルピー。

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インド共産党(マルクス・レーニン主義)発足-インド共産党(マルクス・レーニン主義)がレーニン生誕100年を記念してカルカッタで発足した。なおこの発表は,カヌ・サンヤルにより5月1日に行なわれ,同党は毛沢東思想にもとづく真の革命政党として農民運動を中心に闘争を展開していくことが明かにされた。中心的指導者にはカヌ・サンヤルのほか極左指導者チャル・マズムダールがいる。
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土光使節団長が「インドを再評価すべきである」と発言-アジア生産性機構と日本生産性本部共催の訪印産業生産性使節団の団長として訪印していた土光敏夫東芝社長は27日,東京・大手町の経団連会館で記者会見し,「インドは産業国家をめざして着実に発展しており,日本の協力,援助を強く望んでいる。わが国の政府,財界も従来のインドネシア中心主義の東南アジア援助を再検討し,インドを再評価すべきだ」と語った。
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1~2月に卸売り物価指数1.8%上昇-1~2月の卸売り物価指数は一般の期待に反して,前年同期に比べて1.8%の上昇となった。品目では食料品が1.1%,工業原材料が4.4%の上昇となっている。

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インド初の原子力発電所がタラプールで操業を開始-タラプール原子力発電所は出力400メガワットでグジャラート,マハラシュトラ州に電力を供給する。建設はアメリカとの経済協力によるもので総工費6億5000万ルピーである。
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AID,肥料工場設立に融資-アメリカ国際開発局(AID)は,USスチール社とビルラ財閥がゴアに予定している大肥料工場の建設計画に2500万ドルの融資を行なうことを発表した。同工場はインド国内の肥料自給を目的とする尿素,混合肥料工場である。建設資金は総額7000万ドルと見積られ,AIDのほか国際金融公社,バンク・オブ・アメリカなどが7000万ドルを限度とする融資を行なうこととなった。
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ピアソン委員会代表団,ニューデリーに-ピアソン・カナダ前首相を団長とする国際開発援助委員会代表団,ニューデリーに到着。一行3人はインド政界,財界,業界と開発援助などについて話し合う予定。
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1968年の輸出は新記録-外国貿易・供給省が発表した1968年の年次報告によれば,1968年(歴年)の輸出は131.53億ルピーとなり,67年に比べて8.7%,これまでの最高である64年(127.56億ルピー)に比べて3.1%の増加となり,史上最高を記録した。一方,輸入は186.66億ルピーで前年より10.9%の減少,貿易収支の赤字は前年の88.5億ルピーから55.1億ルピーに減少した。
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1968-69年度の食糧穀物生産は9400万トン-中央政府食糧・農業省が行なった最新の推計によれば,1968-69年度の食糧穀物生産量は,前年より200万トン少ない9400万トンを上回っていない。推計が,当初の9600万トンを下回っているため,多収穫品種の普及を中心とした新農業戦略の長期的有効性に疑問がもたれるようになっている。
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テレンガナ運動激化-アンドラ州でテレンガナ人民委員会によるテレンガナ分離州要求が激化し,テレンガナでは307人が逮捕された。この4日間アンドラ州で,テレンガナ運動による逮捕者は1635人にのぼり,1月以来警察の発砲などで少なくとも16人が死亡している。
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インド政府派遣の対日経済使節団として,インド国営鉱石輸出公社のR.R.バール総裁ら6人が来日した。一行は日本の大手鉄鋼会社首脳と,インドから日本への鉄鉱石輸出の増加について話し合う。
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第4次5ヵ年計画案-第4次5ヵ年計画案(1969.4~1974.3)が計画委員会により作成され国会に提出された。計画案によると,支出総額は2439億8000万ルピー,そのうち政府部門に1439億8000万ルピー,民間部門に1000億ルピーである。
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中共,インド政府に最後通告を行なう-中共はインド政府に対し,24時間期限付きで最後通告を出し,シッキム,チベット国境のナツラ峠からインド軍駐屯部隊の撤兵を要求した。チベット国境地区のインド軍司令官は,最後通告期限が切れる前に中国側がインド軍陣地に発砲すればインド軍は反撃すると警告した。24日正午,期限が切れた後ナツラ峠のインド軍は警戒体制を続けている。
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インド人口,5億3172万1213人に-家族計画省発表,3月1日現在。
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ザキル・フセイン大統領,心臓まひのため死亡-大統領代行としてV.V.ギリ副大統領が任についた。5日国葬が行なわれ,葬儀にはコスイギン・ソ連首相、ロムニー・アメリカ住宅都市開発長官,ヌル・カーン・パキスタン空軍司令官ら各国代表,日本からは長谷川農相,法眼駐インド大使が参列した。
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ガンディー首相,コスイギン首相と会談-ガンディー首相は,Z.フセイン大統領葬儀参列のためインド滞在中のコスイギン・ソ連首相と会談。内容は,インド・パキスタン関係の改善,パキスタンに対するソ連の武器援助,対中国関係,インド・ソ連の関係に及んだ。同日,ガンディー首相は,ヌル・カーン・パキスタン空軍司令官と,両国の関係正常化について会談した。
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中国,インド政府に抗議-中国はB.C.ミシュラ中国駐在インド臨時大使と会い,インド政府の中国に対する中傷と,中国・シッキム国境,中印国境での挑発行動に厳重に抗議し,4月23日に発せられた中国の最後通告はインド政府のデマであると抗議した。
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インド債権国会議開催-インド債権国会議が22日からパリで開催され,本年度(1969-70)の対印援助目標を11億ドルとすることを決定した。参加国は,アメリカ,イギリス,フランス,オーストリア,ベルギー,カナダ,デンマーク,オランダ,ドイツ,イタリア,日本と,初参加のスウェーデンの12ヵ国で,ノン・プロジェクト援助に,1億ドルの借款返済を含む7億ドル。プロジェクト援助には,インドの求める4億ドルを妥当と認め,要求に応ずることに同意した。
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ロジャーズ米国務長官来印-ロジヤーズ米国務長官は,バンコクからデリーに到着,24日まで滞在し,ガンディー首相,D.シン外相とベトナム問題,ポスト・ベトナムにインドの果たす役割,中東問題について会談した。
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ガンディー首相,アフガニスタン公式訪問(6月4日~10日)。
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世銀,インド農業のため1300万ドルの借款供与を発表-マクナマラ世銀総裁は,インドのグリーン革命の一環としての農業生産拡大のため,1300万ドルの借款を供与することを発表した。この借款は高収穫品種種子の育成を目的とし,U.P.のテライ地区に適用される。
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中国とパキスタン,カシミールに第2の幹線道路建設-インド政府は,中国とパキスタンが,パキスタン支配下のカシミールとアクサイチンを結ぶ第2の幹線道路を建設していることを確認した。政府は,1万2000人の中国人道路建設労働者と技術者がパキスタン領で作業中であり,道路が完成すれば,チべットやアクサイチンの中国軍にカシミール停戦ラインの西側へ移る直通の軍事戦略道路を提供することになると述べた。
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ビハール州新内閣誕生-ビハール州にボーラー・パスワーン・シャストリ他2名からなる非会議派連立政府が成立した。ビハール州では6月20日に,2月末以来115日間続いたハリハール・シン(会議派)首相の率いる連立内閣が,畜産予算要求否決により総辞職している。その後7月1日パスワーン内閣は,ジャン・サンの支持撤廃により総辞職,同4日に大統領統治令が出され,州議会は停止された。
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ガンディー首相,訪日-国賓としてカウル外務次官らとともに日本訪問中(6月23日~28日)のガンディー首相は,佐藤首相と会談した。佐藤首相は,ガンディー首相が要請したビシャカパトナム外港整備,カンベイ湾海底油田開発,化学肥料工場建設計画への援助を積極的に検討すると述べた。
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日印外務次官会談-牛場,カウル両外務次官の会談が行なわれ,日本は,インド経済再建のため3年ぶりで開発援助を再開することを決定し,ビシャカパトナム外港整備計画に1500万ドルの民間借款を供与する方針を固めた。
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テレンガナ運動-アンドラ州テレンガナで24日に行なわれたテレンガナ分離州要求デモに暴動が続き,早朝,テレンガナ人民委員会議長チェンナ・レッディ他,分離州要求運動指導者15人が予防拘禁法により逮捕された。
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ガンディー首相,インドネシア訪問-インドネシア公式訪問中(6月28日~7月2日)のガンディー首相は,スハルト・インドネシア大統領と会談した。会談では,両国は,いかなる軍事・安全保障条約にも加わることを避け,非同盟外交政策を推し進めることで同意し,両国の協力にもとづく経済開発と地域の安定の必要性を強調した。
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1968-69年度輸出額,136億ルピーに-外国貿易省発表によると,インド1968-69年度の輸出額は,13.5%,16億1000万ルピー増加し,136億ルピーにのぼった。製品,半製品の輸出は20%増,一次産品の増加は3%,非伝統的品目の増加が大きく,鉄鋼以下,機械,化学製品などが伸びている。輸出増加分の60%はアジア諸国への増加によるものである。
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ガンディー首相の「経済覚え書」発表-バンガロールで開催されている,インド国民会議派全国委員会の運営委員会で,銀行国有化問題を含むガンディー首相の「経済覚え書」が発表された。なお13日のインド国民会議派全国委員会で,ガンディー首相の「経済覚え書」を添付した経済政策決議案が採択され,銀行国有化問題は政府一任とすることに決定した。
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会議派の大統領候補にサンジーバ・レッディ下院議長を選出-会議派中央議会局は,ガンディー首相の推す,ジャグジーバン・ラーム食糧相に対して,レッディ下院議長を,表決の結果4対2で会議派の大統領候補として選出した。
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V.V.ギリ大統領代行,大統領選出場を表明-ニジャリンガッパ会議派総裁は党の公認候補としてサンジーバ・レッディを推している。
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デサイ蔵相解任-ガンディー首相は,デサイ副首相兼蔵相を蔵相の地位から解任し,自ら蔵相を兼任,デサイ氏は,副首相の地位も辞任した。
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政府,銀行国有化を決定-臨時閣議で,デサイ蔵相の辞表が受理され,主要14銀行の国有化が決定された。直後ギリ大統領代行は,銀行国有化の大統領令を公布した。
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インドと西ドイツ,4億6875万ルピーの経済援助協定に調印-これにより,借款による西ドイツの援助総額は89億1600万ルピーになる。
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ニクソン米大統領,訪印-アジア歴訪中のニクソン米大統領,ニューデリーに到着,8月1日まで滞在,ガンディー首相と会談し,インド経済発展,世界情勢について話し合った。
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インド・アラブ連合貿易協定(1969-70)調印-前年より2億3000万ルピー増えて,7億3000万ルピーの貿易額が予定されている。
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貿易赤字減少-政府の発表によると1969-70年度の4月~7月に,貿易による赤字額は,昨年同期間の23億ルピーから5000万ルピーに急減少した。今年上半期の輸出額は68億9850万ルピー(昨年60億8460万ルピー),また輸入額は83億8920万ルピー(昨年106億5200万ルピー)である。
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パンチェン・ラマ,中国の強制収容所より脱走-UNI(ユナイテッドニュース)は,信頼できる筋の報道として,チベットのラマ教指導者パンチェン・ラマ(35歳)が中国の強制収容所から脱走したと伝えた。同筋によると,脱走の情報は3週間前に伝えられたが,現在も所在はいぜん不明である。パンチェン・ラマは1959年3月,グライ・ラマ亡命後チベット自治区準備委員会議長代行となったが,1964年12月「反人民,反社会的陰謀」を企てたことで強制収容所に移されていた。
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16
大統領選挙-第4回大統領選挙が,国民会議派公認候補のサンジーバ・レッディ,ガンディー首相ら会議派左派の推すV.V.ギリ,ジャン・サン,スワタントラ党の推すC.D.デーシュムクら24人の立候補者の間で争われた。
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新大統領にV.V.ギリ氏-大統領選挙開票の結果,第1次集計では過半数に達した候補が出ず,第2次集計を行ない,V.V.ギリ候補がS.レッディ会議派公認候補を破り選出された(602頁参照)。
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国民会議派,分裂を一応回避-国民会議派運営委員会は,チャバン内相の妥協案にもとづく,①党内対立を防ぎ党の統一強化に努める,②ニジャリンガッパ総裁が大統領選挙に際し右翼政党と結託した事実はない,の2決議案を満場一致で採択した。
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第4次5ヵ年計画年次報告が国会に提出される-初年度予算は第4次計画全予算1439億8000万ルピーの15.8%にあたる227億2000万ルピー。計画財源として,増税分も含め国家予算支出130億4000万ルピー,外国援助71億3000万ルピー,赤字公債25億4000万ルピー。計画目標は,農業生産1億0100万トン(前年度目標1億0200万トン,実績9600万トン)実質国民総生産5.5%の増加,そのうち農業生産に5%,鉱工業生産に8%の増加を見込んでいる。
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上下両院議員からなる選挙人団により,副大統領選挙が行なわれ,国民会議派の推すG.S.パータク氏(73歳,マイソール知事)が当選した。
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1
定期預金金利規準化-インド準備銀行は,預金総額5億ルピー以上の商業銀行に対して定期預金の金利を規準化するよう指令した。これに該当する銀行はステート・バンクと国有化された銀行,および外国系銀行が含まれる。預金額の少ない銀行は,利率の上限,下限が指定され,若干高い利率にすることができる。
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コスイギン首相,ガンディー首相と会談-コスイギン・ソ連首相は,ホー・チ・ミン・北ベトナム大統領の葬儀に参列のためハノイに向う途中,ニューデリーに立ち寄った。空港でガンディー首相と会いソ連・インド両国の関係,国際問題について話し合った。
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ディネーシュ・シン外相,訪ソ-D.シン外相はソ連政府の公式賓客としてソ連を訪問,モスクワに到着しグロムイコ外相らが出迎えた。5日滞在し,ソ連首脳部と会談した。
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カナダ政府,インドに1億7450万ドル供与-カナダ国際開発局の発表によれば,カナダはインド政府の要請に応じてインドの14開発計画のために見返り資金として1億7450万ドルを供与することに同意した。対象となる計画は,とくに農業,輸送の分野と,カナダが参加しているイディッキ発電計画などである。
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20
アーメダバードで暴動-18日のヒンドゥー僧とムスリムの衝突に端を発した暴動が激化し,死者26名,負傷者100名,逮捕者500名にのぼり,暴徒鎮圧のため国境警備隊を配備,陸軍の出動が決定された。グジャラート州政府は36時間外出禁止令を発し,警察に,略奪,暴行を行なう者に即時発砲を命令した。
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アッサム州,第2精油工場設立要求サティヤグラハ-州営第2精油工場設立を要求して精油工場獲得闘争会議が15日から全州サティヤグラハを開始した。既に8万人が逮捕されて激化の方向に向ったため,州政府は,予定されていたガンディー首相の同州訪問を断った。ステーツマン(カルカッタ)の報道によれば,このサティヤグラハで26日に10万人,29日に18万人が逮捕された。
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21
IMF年次報告書,ルピー平価切下げ結果に満足-1968年インド貿易収支と経常収支に明らかな効果がみとめられ,外貨準備の建直しとなった。輸出入の改善は,国内の農業生産の拡大と1966年6月の平価切り下げの累積効果とその後の輸出促進政策などの結果である。
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アーメダバード暴動激化-公式発表で死者94人,推定によれば200人が死亡し600人が負傷したと言われる。暴徒は鉄道,駅,商店を襲い破壊活動を行ない,外出禁止令はさらに延長された。暴動は,バローダ市などグジャラート州各地にも発生している。
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国連食糧農業機構(UNFAO)発表-インド1968年食糧穀物収穫は,不順な天候にもかかわらず,前年より10%増加して,1億1500万トンを記録した。
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回教国首脳会議,インドを招待-モロッコのラバトで行なわれる,回教国首脳会議にインド政府が招待され,政府は,正式参加国としてF.A.アーメッド工業開発相を団長とする代表団を送った。
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回教国首脳会議,インドを締め出す-パキスタン代表団は,首脳会議で,インド政府代表団の出席を認めず,同会議は,インドに回教国首脳と同席する権を与えないとのパキスタンの決議書を支持した。
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マニプール直轄領内閣辞職-会議派のコイレン・シン内閣は,直轄領議会に野党連合が提出した内閣不信任案が19対11で可決されたため総辞職した。マニプール会議派内の分裂が原因で,9人の反主流会議派議員が野党とともに不信任決議を行なった。
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アーメダバード暴動収まらず-現地は陸軍と警察が事態の鎮圧に努めているが,暴動勃発以来死者1000人を越え,アーメダバード近郊で列車が暴徒に襲われる事件が2件発生し,死者13人を出した。NEFA旅行中のガンディー首相は予定を繰り上げてアーメダバード視察を行なった。
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IDA,インドヘ5500万ドル(4億1250万ルピー)の借款供与に同意-1969-70年のインド鉄道投資計画にあてられ,10年間の支払い猶予期間を含む,50年間無利子,1年に0.74%の手数料が求められる。
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辺境のガンディー来印-ガンディー主義者で辺境のガンディーと呼ばれるアブドゥル・ガッファル・カーン(バードシャ・カーン),ガンディー翁生誕100年祭(10月2日)に参加のためカブールよりニューデリーに到着した。しかし2日の行事には,9月のアーメダバード事件に悲しみを表明して不参加,3日間の断食を行なった。
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1970-71年対印ノンプロジェクト援助は1億9000万ドル-対印債権国会議で決定したノン・プロジェクト援助予定総額は7億ドルであるので,残額はIDAからの補充と,アメリカ国会の海外援助決定に頼ることになる。IDAは前年の援助額1億2500万ドルにくらべ,6000万ドルの供与を予定している。またアメリカの対外援助総額が25億ドルを下まわると,インドの要求する援助3億8500万ドルは削減されることになる。
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第5回日印定期協議会-7~8日,ニューデリーで開催され,法眼外務審議官,カウル外務次官が出席した。インド側はビシャカパトナム外港整備とカンベイ湾海底油田開発のプロジェクト援助に円借款供与を要求し,さらに討議を継続することになった。
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PL480協定調印-これによりアメリカから14億3630万ルピーにのぼる小麦300万トン,綿10万梱,植物油9万5000トンが供与される。
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インド・ルーマニア協定調印一チャウシェスク・ルーマニア国家評議会議長以下ルーマニア代表団,インドを訪問(10月13日~19日)。両国は,1970年度に4億ルピーの取引を行なう貿易協定,およびインドがルーマニアから,1万5000トンの船舶10隻,2億3000万ルピーにのぼる船舶購入協定に調印した。
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インド政府,モロッコ,ヨルダンから大使,代理大使を召還決定-インド政府は,回教国首脳会議でのインド締出しに遺憾の意を表わすため,会議の招待国であるモロッコから大使を,およびインド排除に積極的であったという理由でヨルダンから代理大使を本国に引き揚げさせることを決めた。
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ガンデイー首相,4閣僚解任-反ガンディー派のM.S.グルパダスワミー食糧・農業担当閣外相,パリマル・ゴーシュ鉄道担当閣外相,ジャガンナート・パハディヤ大蔵担当閣外相,J.B.ムティヤル・ラーオ法務副大臣が解任された。同時にガンディー派は,全インド国民会議派全国委員会(AICC)臨時大会開催を提案した。
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第2回米印定期会議開催(16~17日)
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ケララ州連立政府閣僚12人中7人辞任-このうち6閣僚はインド共産党(右派),インド社会党,革命社会党,ムスリム・リーグに属し,これら政党は大臣の汚職問題にからみ連立政府内で共産党(左派)と対立していた。この辞職により共産党(左派)は孤立することになる。
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インド軍事使節団訪ソ-スワラン・シン国防相を団長とし,グレチコ・ソ連国防相の招きで,ソ連を訪問した。26日まで滞在。
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ケララ州ナンブーディリパド(共産党左派)連立政府倒れる-ナンブーディリパド内閣は,州議会で非・共産党(左派)諸政党の出した,共産党(左派)系3大臣についての汚職調査要求動議が可決された後,これを,政府への不信任とみて辞職した。ナンブーディリパド内閣は1967年3月6日に共産党(左派),共産党(右派),ムスリム・リーグ,インド社会党,革命杜会党など8党連立で発足したもの。
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シク教指導者・ダルシャン・シン・フェルマーン,断食74日目に死亡-チャンディガル市のパンジャブ州帰属を要求して8月14日から断食に入っていた。同市はパンジャブ,ハリヤナ両州でその帰属をめぐって争われている。
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会議派総裁,2運営委員を除名-ニジャリンガッパ会議派総裁は,F.A.アーメッドとC.スブラマニアムを会議派運営委員会から除名した。
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ケララ州アチュータ・メノン(共産党右派)新内閣発表-共産党(右派),ムスリム・リーグ,インド社会党,ケララ州会議派からなり,共産党(左派)を除外した連立政府である。革命社会党は閣外で政府支持を行なう。
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チェコ・インド相互貿易協定調印-これにより両国は1970~74年に,総額10億ルピーの貿易取引を行なう。
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会議派実行委員会,2派に対立して開かれる-ガンディー派はニジャリンガッパ派の実行委員会をボイコットして別個に実行委員会を開き,11月22・23日にデリーで臨時会議派全国委員会(AICC)開催,その席上で,ニジャリンガッパ総裁解任と新総裁選出を行なうことを決定した。ニジャリンガッパ派は,デリーでの臨時AICCを承認せず,予定どおり,12月下旬グジャラートで定例AICCを開催することを決定。
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ガンディー首相,R.S.シン鉄道相を解任
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インド政府,外資系石油会社に通告-エッソ,バーマ・シェル,カルテックス3社に対し,政府は原油輸入価格を,より現実的水準にひき下げない限り,原油輸入量を制限するとの通告を出した。
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東洋エンジニアリング,インドに大型肥料工場受注-インドのズアリ・アグロ・ケミカルズ社がゴアに建設する総額5000万ドルの肥料プラントで,内訳は,ドルが6割,残りはルピー現金払いになっている。工場が完成すれば,アンモニア660トン。尿素1140トン,化成肥料535トンを日産できる。
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ガンディー首相,会議派より除名処分-会議派ニジャリンガッパ派実行委員会はガンディー首相を,もはや議員団長の資格がないことを理由に除名した。この実行委員会には11人が出席し,ガンディー派10人は不参加。ガンディー首相は声明で,この処分は非合法であり,無効であるとのべ,国会の支持を受けて党の議員団が信任する限りは議員団長であると語った。
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会議派国会議員総会,ガンディー首相を信任-議員総会は総数429人中330人が出席し,ガンディー首相除名処分の無効と,ガンディー首相信任を決議した。
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ニジャリンガッパ派のJ.ハティー労働相辞任
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ニジャリンガッパ派のC.M.プーナチャ鉄鋼重工業相辞任
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会議派両派議員総会開催-ニジャリンガッパ派議員総会には65下院議員,45上院議員が出席した。同派は正統会議派として野党第1党を結成し,除名したガンディー議員団長の後任にM.デサイ元蔵相を選出した。これによりガンディー派は下院での議席の過半数を割った。
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冬期国会で国会休会動議を否決-冬期国会が開かれ,下院でスワタントラ党が提出した休会動議が反対306,賛成140,棄権2で否決された。これにより,実質的にガンディー政権不信任案が否決されたことになる。各野党では両共産党,ドラビダ進歩同盟,無所属が休会動議反対に,ニジャリンガッパ派会議派,連合社会党,ジャンサン,スワタントラ党,人民社会党が賛成にまわった。休会動議は,ラバトでのイスラム国首脳会談からインドが締め出された外交的失敗についてのものである。
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デリー臨時インド国民会議派全国委員会(AICC)開催(22・23日)-総数705人中,ガンディ一派委員432人が出席し,ニジャリンガッパ総裁と,ニジャリンガッパ派の実行委員11人を解任し,C.スブラマニアム氏を暫定総裁に選出した。
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会議派ガンディー派実行委員会発足-各州での勢力拡大工作実行を決議し,さらに,ガンディー政権の具体的経済政策を検討していくことを決定した。
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会議派ニジャリンガッパ派実行委員会の決議-パンジャブ,ハリヤナ,ヒマーチャル・プラデーシュ,M・Pに特別委員会を設置して,州会議派委員会の改革を行なうこと,アーメダバードで正式インド国民会議派全国委員会(AICC)を12月21,22日に開催すること,デリー臨時AICCは非合法であり,その決定に党員は拘束されないことを決議した。
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U・P8大臣辞任-U・PのC.B.グプタ会議派(ニジャリンガッパ派)内閣から,ガンディー派のK.トゥリパティ他7閣僚が辞任した。11月23日に,新大臣が就任して新グプタ内閣が発足した。
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初の純国産ロケット打上げ
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第3回日印経済合同委員会-ボンベイで13日まで開かれ,日本からは永野重雄日本商工会議所会頭をはじめ約20人が出席し,両国の経済協力推進を協議した。
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ラール貿易次官来日-26日まで滞在し日印経済協力などについて政界,財界と会談した。
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南ベトナム民族解放戦線代表団訪印-グエン・バン・チェン南ベトナム解放戦線中央委員を団長とする代表団で,全インド平和委員会,AA連帯委員会の招きで来印した。約1ヵ月滞在し,インド各地を訪問する予定である。
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インド,日本へ2億2000万トンの鉄鉱輸出-鉱物金属貿易公社と日本側とのとりきめによるもので,今後15年間にインドから2億2000万トンの鉄鉱石を日本に輸出する。
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野党国民会議派,下院で承認される-野党会議派(ニジャリンガッパ派)は勢力60議席余り,R.S.シンをリーダーとする下院第2党となった。
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野党会議派(ニジャリンガッパ派)アーメダバードAICC開催-ガンディー派を非難し,22日の大会でガンディー首相の除名処分を決議した。
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与党会議派(ガンデイー派)ボンベイAICC開会-29日まで開かれ,J.ラーム新総裁が就任した。29日に承認された新経済政策は,一般保険の国有化,旧藩王への下付金および諸特権の廃止,都市財産所有制限,原材料輸入の国営化,主要農産物取引の国営化,土地改革の実施などが中心となっている。