ID 国名 日付 年代 内容
DIA-105-1990-01-02-1台湾1990年01月02日1990年代台湾最高裁判所の統計によると,89年に司法機関によって死刑の判決を受けた犯罪者は68人と史上最高。
DIA-105-1990-01-03-1台湾1990年01月03日1990年代AFP電によれば,フランス政府は,台湾国防部の要請に基づき,新型「ラファイエット」級FL-3000型フリゲート艦(3000トン)6隻の売却を承認,国防省の艦船建造局(DCN)に輸出許可を出したと発表。
DIA-105-1990-01-04-1台湾1990年01月04日1990年代王建経済部次長,台湾政府は「台湾・澎湖・金門・馬祖関税領域」の名称で,GATT(関税貿易一般協定)に加盟を申請した,と述べる。
DIA-105-1990-01-04-2台湾1990年01月04日1990年代国防部,台湾がフランスからフリゲート艦を購入するとの外電について論評を拒否。
DIA-105-1990-01-04-3台湾1990年01月04日1990年代シンガポールのリー・クアンユー首相,オン・テンチョン第2副首相ら随員10人を伴い,8日まで訪台。
DIA-105-1990-01-05-1台湾1990年01月05日1990年代外交部,パナマのエンダラ新政権を承認。
DIA-105-1990-01-08-1台湾1990年01月08日1990年代米台経済貿易総合協議,3日間の日程で台北で開催。関税貿易障壁,非関税貿易障壁,サービス市場の開放と知的所有権の保護などについて協議。
DIA-105-1990-01-09-1台湾1990年01月09日1990年代フランス大統領府,フランス製フリゲート艦6隻の対台湾売却交渉で,売却計画を中止する,と決定。
DIA-105-1990-01-09-2台湾1990年01月09日1990年代行政院が招集した財政経済関係部長会議,中国石油第5ナフサ工場の建設を正式に決定。
DIA-105-1990-01-10-1台湾1990年01月10日1990年代海軍の「光華計画」に基づくミサイル塔載の台湾初の国産PFG-2型フリゲート艦建造の着工式,中国造船公司高雄総工場で挙行。工期8年,全部で8隻建造。
DIA-105-1990-01-10-2台湾1990年01月10日1990年代ハイチのアブリル大統領,訪台。14日帰国。
DIA-105-1990-01-10-3台湾1990年01月10日1990年代華南商業銀行,米国ロサンゼルスで初めての海外支店を開設。
DIA-105-1990-01-10-4台湾1990年01月10日1990年代高雄市後勁地区の住民500余名,中国石油第5ナフサ工場建設阻止運動大会に参加。
DIA-105-1990-01-11-1台湾1990年01月11日1990年代邵玉銘新聞局長,「台湾独立建国連盟」は叛乱組織である,と指摘。
DIA-105-1990-01-12-1台湾1990年01月12日1990年代立法院,「身体障害福利法修正案」を通過。
DIA-105-1990-01-12-2台湾1990年01月12日1990年代陳家儒民航局長,アラブ首長国連邦のビンハミド・ドバイ民航局長との間で,複数の航空会社が両国間路線に就航することを認める航空権交渉協定に調印。
DIA-105-1990-01-12-3台湾1990年01月12日1990年代日台バナナ貿易会議,90年の台湾産バナナの対日輸出量を400万カートン,1カートンの価格をCIF11.5ドルとすることで暫定的に合意。
DIA-105-1990-01-13-1台湾1990年01月13日1990年代陳履安経済部長,原子力発電を放棄するのは実際的でない,と第4原子力発電所建設の必要性を強調。
DIA-105-1990-01-13-2台湾1990年01月13日1990年代交通部観光局の統計によると,89年の台湾からの出国旅客210万7813人(前年比31.6%増)は,初めて訪台旅客200万4126人(同3.6%増)を上回った。
DIA-105-1990-01-15-1台湾1990年01月15日1990年代イタリア国会議員訪台団(団長はデ・ジウセッペ上院副議長)一行14人,台北に到着。
DIA-105-1990-01-15-2台湾1990年01月15日1990年代李煥行政院長,台湾機構は1997年以後も,香港から撤退することはない,と強調。
DIA-105-1990-01-16-1台湾1990年01月16日1990年代行政院大陸工作会報,下級公務員の中国大陸への親族訪問および中国大陸在住の台湾籍同胞の台湾への親族訪問を解禁する,と決定。
DIA-105-1990-01-17-1台湾1990年01月17日1990年代台湾観光協会日本事務所,89年の訪台日本人旅客は,前年比4.9%増の96万2179人に達した,と発表。
DIA-105-1990-01-17-2台湾1990年01月17日1990年代モンゴル・チベット委員会,モンゴルの民主化運動に関連して,「国家統一の原則のもとで,外モンゴルはわが国の固有の領土であることには変わっていない」との声明を発表。
DIA-105-1990-01-19-1台湾1990年01月19日1990年代香港で大陸民主化運動を支援した後,米国に在住した中国水泳の楊洋選手,台湾定住のため台北入り。
DIA-105-1990-01-19-2台湾1990年01月19日1990年代国際経済協力発展基金,ハンガリー,ポーランド,チェコスロバキア,ユーゴスラビア,東ドイツの東欧5カ国を同基金の適用対象に入れることを決定。
DIA-105-1990-01-19-3台湾1990年01月19日1990年代李煥行政院長,立法院第84会期で「行政院組織法修正案」,「戦士授田証書処理条例」,「治安維持暫行条例草案」,「公営事業民営移転条例修正案」など4大法案が不成立に終わり,まことに残念である,と述べる。
DIA-105-1990-01-20-1台湾1990年01月20日1990年代台湾省第11回郷・鎮・県轄市長および第12回県・市議会議員(新竹市,嘉義市は第3回)の地方選挙が行われる。国民党,309の地方首長のうち283を,また,842の県市議会の議席のうち650をそれぞれ獲得。
DIA-105-1990-01-20-2台湾1990年01月20日1990年代『日本経済新聞』によると,台湾輸出入公会が北朝鮮に申し入れた経済代表団派遣について,同国はこのほど,受け入れると回答した。北朝鮮は24日これを否認。
DIA-105-1990-01-23-1台湾1990年01月23日1990年代経済建設委員会,公共建設用地の取得が困難なため,北部第2高速工路の完工時期は,予定されていた91年から92年に延期される,と述べる。
DIA-105-1990-01-23-2台湾1990年01月23日1990年代『聯合報』,王永慶台湾プラスチック会長が最近確かに中国大陸に投資環境視察に赴いた,と報道。
DIA-105-1990-01-24-1台湾1990年01月24日1990年代亜東関係協会の孝武駐日代表,東京に着任。
DIA-105-1990-01-25-1台湾1990年01月25日1990年代邵玉銘新聞局長,台湾プラスチックの王永慶会長が訪中したという報道に関連して,台湾政府は現段階において,中国との直接貿易および対中投資行為を開放していないとの見解を発表。
DIA-105-1990-01-27-1台湾1990年01月27日1990年代中国の李鵬首相,もし台湾が独立すれば,われわれは座視,沈黙していないだろう,と述べる。
DIA-105-1990-01-31-1台湾1990年01月31日1990年代国民党中央常務委員31人,全員が署名して,李登輝主席を第8代総統候補に推薦することを決議。
DIA-105-1990-02-02-1台湾1990年02月02日1990年代劉濶才立法院長,2月8日から立法院長および立法委員を辞任する,と発表。
DIA-105-1990-02-07-1台湾1990年02月07日1990年代張建邦交通部長,台湾初の高速鉄道は2000年までに完成,台北―高雄間を1時間45分で走行すると言明。
DIA-105-1990-02-07-2台湾1990年02月07日1990年代韓国国会議員訪問団(団長は金在淳国会議長)訪台。
DIA-105-1990-02-07-3台湾1990年02月07日1990年代外交部の陳毓駒スポークスマン,台湾政府は89年末マカオに「駐マカオ台北貿易観光事務所」を設置し,貿易と観光へのサービスを行なっている,と発表。
DIA-105-1990-02-08-1台湾1990年02月08日1990年代香港台湾商工会議所,香港に設立。
DIA-105-1990-02-09-1台湾1990年02月09日1990年代鄭文華駐インドネシア台北経済貿易代表処長とタマラ駐台北インドネシア商工会長,台北で投資保護と二重課税回避の両協定の覚書に調印。
DIA-105-1990-02-09-2台湾1990年02月09日1990年代台湾,ブリュッセルでEC12カ国との間に「物品の一時輸入のための通関手帳(ATA)に関する協定草案」に仮調印。
DIA-105-1990-02-10-1台湾1990年02月10日1990年代台湾の加重平均株価指数,1万2495ポイントと史上最高。12日にはさらに1万2682ポイントへ。
DIA-105-1990-02-11-1台湾1990年02月11日1990年代国民党,台北市近郊の陽明山中山楼で第13期中央委員会臨時全体会議および中央評議委員臨時会議を聞き,第8期総統の同党候補に李登輝総統,副総統候補に李元簇総統府秘書長をそれぞれに指名することに決定。
DIA-105-1990-02-12-1台湾1990年02月12日1990年代国際貿易局,中国大陸産農工原料59品目の間接輸入を開放する,と発表。これで中国大陸からの間接輸入許可品目は合計151品目となる。
DIA-105-1990-02-12-2台湾1990年02月12日1990年代米国在台協会理事会,ディーン台北事務所長の後任にブルークス米国駐韓国大使館副館長(公使)を任命。
DIA-105-1990-02-13-1台湾1990年02月13日1990年代ワシントン滞在中の国家安全会議の緯国秘書長,故経国総統は生前,家は今後総統や副総統に立候補しないと言ったことはない,と述べる。
DIA-105-1990-02-13-2台湾1990年02月13日1990年代苗栗と新竹の両県境にある空軍の楽山レーダー基地(海抜2860メートル,1967年完成),初めて報道陣に公開。
DIA-105-1990-02-15-1台湾1990年02月15日1990年代邵玉銘新聞局長,民進党の「県市長連盟」が2月20日から6県市で週休2日制を実施することについて,中央政府が正式に実施を認めない限り,地方政府は現行の法令に抵触してはならない,と述べる。
DIA-105-1990-02-15-2台湾1990年02月15日1990年代台湾電力公司,米パシフィック・マインズ社と米アリゾナ州の鉱区で行なっているウラン探鉱(埋蔵量400万ポンド)は,年内に採掘を始めることを明らかにした。
DIA-105-1990-02-18-1台湾1990年02月18日1990年代内政部の資料によると,90年2月17日現在の国民大会代表は752人で,定員3045人(1947年の基準)の24.7%を占める。
DIA-105-1990-02-19-1台湾1990年02月19日1990年代第1期国民大会第8回会議,陽明山中山楼で開催。19日現在出席届を提出した国民大会代表は719名,うち70歳以上の者は584名で出席者全体の81.2%。
DIA-105-1990-02-19-2台湾1990年02月19日1990年代民進党,96歳の古参議員である国民党の薛岳が国民大会の開会式の議長を務めることに抗議。民進党の黄昭輝ら3国民大会代表,警察によって強制的に退場。
DIA-105-1990-02-19-3台湾1990年02月19日1990年代民進党の黄昭輝国民大会代表,国民大会の開会式での退場事件を不満とし,李登輝総統主催の昼食会で七つの食卓をひっくり返した。
DIA-105-1990-02-19-4台湾1990年02月19日1990年代楊世緘工業局長,同局の宇宙航空工業特別小組は,米ボーイング社の協力を得て台湾を極東空輸センターにする計画(予算約35万ドル)を進めている,と述べる。
DIA-105-1990-02-20-1台湾1990年02月20日1990年代民進党,国民党が古参立法委員の梁粛戎を立法院候補としたことに激しく抗議。民進党支持の民衆約400人が終身や海外選出の立法委員の立法院入場を阻止するため,警官隊と衝突,双方に50人以上が負傷。
DIA-105-1990-02-20-2台湾1990年02月20日1990年代台北県,彰化県,高雄県,屏東県,宜蘭県,嘉義市の6県市政府,週休2日制を実施。
DIA-105-1990-02-21-1台湾1990年02月21日1990年代エルサルバドルのクリスチアニ大統領,6日間の日程で台湾を公式訪問。随行にはマヌエル外相,ウンベルト国防相,リエバノ国家計画相,ザブラ経済相ら。
DIA-105-1990-02-21-2台湾1990年02月21日1990年代ユーゴスラビア経済貿易訪問団,訪台。
DIA-105-1990-02-23-1台湾1990年02月23日1990年代李煥行政院長,立法院第85会期で行なった施政報告のなかで,中国の希望は台湾にあり,台湾の前途は大陸にあるとの信念を重ねて強調。
DIA-105-1990-02-23-2台湾1990年02月23日1990年代韓哲洙韓国駐台湾大使,韓国は北朝鮮と台湾との非政治的交流に反対しないが,交流は貿易および経済に限定すべきである,と述べる。
DIA-105-1990-02-24-1台湾1990年02月24日1990年代行政院農業委員会,人手不足を解決するため,漁船が乗組員の3分の1まで外国船員を雇用することを認める,と発表。
DIA-105-1990-02-24-2台湾1990年02月24日1990年代国民大会第8回会議第2次預備会議,何宜武ら85名の議長団メンバーを選出。
DIA-105-1990-02-25-1台湾1990年02月25日1990年代国民大会第8回会議の議長団,国民党が同意した国民大会副秘書長束濤(民社党)を否決し,新たに増補代表陳川(国民党)を副秘書長に選出したほか,会期を5日間延長して3月30日までとすることを決定。
DIA-105-1990-02-26-1台湾1990年02月26日1990年代台北各紙,台湾プラスチックの王永慶会長は中国大陸で石油化学工場の建設候補地を視察した際,葉選平広東省長,王兆国福建省長をはじめ多くの中国要人と接触した,と報道。
DIA-105-1990-02-27-1台湾1990年02月27日1990年代立法院,午前9時24分に2・28事件の犠牲者に1分間の黙とう。民進党の葉菊蘭立法委員ら23名,2・28事件で処刑された前台湾大学林茂生教授ら45名について,国防,内政,法務の3部長に報告するよう要求。
DIA-105-1990-02-27-2台湾1990年02月27日1990年代立法院,第21代院長に梁粛戎(得票率71.4%),副院長に劉松藩(同68.5%)を選出。
DIA-105-1990-02-28-1台湾1990年02月28日1990年代行政院,国際貿易局の提出したソ連とアルバニアとの直接貿易を解禁する提案を認可。
DIA-105-1990-03-01-1台湾1990年03月01日1990年代米国務省が発表した報告によると,392人のベトナム難民が台湾に永住している。
DIA-105-1990-03-03-1台湾1990年03月03日1990年代李総統,国民党内の総統・副総統指名選挙をめぐる当面の政局について,謝東閔,陳立夫,黄少谷,袁守謙,彦士,倪文亜,李国鼎,辜振甫の党元老と会談。
DIA-105-1990-03-03-2台湾1990年03月03日1990年代国民大会,「議長は必要と認めたとき,警官を会議場に導入できる。また,会議場の秩序を妨害した者に対し,強制的に退場させることができる」との洪冬桂代表ら34人の臨時提案を抜ち打ち的に可決。
DIA-105-1990-03-03-3台湾1990年03月03日1990年代対外貿易発展協会,ベトナムのホーチミン市対外貿易委員会と投資保護取り決めを締結。
DIA-105-1990-03-05-1台湾1990年03月05日1990年代民進党籍国民大会代表呉哲朗ら10人,就任宣誓の際,「中華民国を代表して」を「台湾人民を代表して」と言い換える。立会人の大法官,その有効性を認めない。
DIA-105-1990-03-06-1台湾1990年03月06日1990年代国際貿易局,第3回目の「大陸産農工原料の間接輸入許可品目」合計57品目が経済部の承認を得たことを明らかにした。
DIA-105-1990-03-07-1台湾1990年03月07日1990年代国民党中央常務委員会,総統の連選連任の規定を削除した「動員戡乱(反乱鎮定)時期臨時条款」修正草案を可決。
DIA-105-1990-03-07-2台湾1990年03月07日1990年代米上院財務委員会,台湾が「台湾・澎湖・金門・馬祖関税領域」の名称でガット(関税貿易一般協定)に加盟することに賛成する決議を採択。
DIA-105-1990-03-09-1台湾1990年03月09日1990年代柏村国防部長,われわれには弾道ミサイルの計画がなければ,人工衛星に参加する計画もない,もちろん核兵器開発計画もない,と強調。
DIA-105-1990-03-09-2台湾1990年03月09日1990年代林洋港司法院長,次期総統選に不出馬を表明。
DIA-105-1990-03-09-3台湾1990年03月09日1990年代8日急遽帰台した亜東関係協会の孝武駐日代表,総統選をめぐる抗争を批判した「中国国民党指導同志への手紙」と題する公開状を李登輝総統に提出。
DIA-105-1990-03-10-1台湾1990年03月10日1990年代国家安全会議の緯国秘書長,次期副総統候補を辞退するとの談話を発表。
DIA-105-1990-03-12-1台湾1990年03月12日1990年代行政院大陸工作会報,台湾の企業が中国大陸に商務視察に赴き,第3国・地域の企業が主催した国際商品展に参加することを認める,と決定。経済部,前述の規定には国営企業は適用されない,と述べる。
DIA-105-1990-03-12-2台湾1990年03月12日1990年代台湾プラスチックの王永慶会長,大陸投資の動機について「われわれはなぜ大陸投資視察に出かけたか」と題する長文を発表。
DIA-105-1990-03-14-1台湾1990年03月14日1990年代国民党中央常務委員会,治安対策および銃器の取締りの強化を政府に要望。
DIA-105-1990-03-15-1台湾1990年03月15日1990年代行政院,1991年度中央政府総予算案を立法院に送付。それによると,同年度の総予算に占める国防予算の割合は27.6%と初めて30%を割る。
DIA-105-1990-03-15-2台湾1990年03月15日1990年代行政院国家科学委員会,科学研究人工衛星5カ年計画を公表。1991年9月に最初の気象探査ロケットを発射,1995年7月に台湾初の人工衛星を打ち上げる予定。
DIA-105-1990-03-15-3台湾1990年03月15日1990年代台湾,ポーランドに対し最恵国関税待遇を適用,関税率を第1欄適用から第2欄適用に変更。
DIA-105-1990-03-16-1台湾1990年03月16日1990年代外国為替市場でドル売りが5億3273万9000ドルと史上最高。1ドル=26.5元と前日比0.07元安。
DIA-105-1990-03-17-1台湾1990年03月17日1990年代李登輝総統および李元簇副総統,第8代総統・副総統候補としてそれぞれ国民大会代表の636人,594人の連署を獲得。
DIA-105-1990-03-17-2台湾1990年03月17日1990年代宋楚瑜国民党秘書長,国民大会第1次審査委員会の(1)増額国民大会代表の任期を6年から9年に延長する決議(13日),(2)6年ごとに1回の集会を年1度定期的にする決議(14日)について,絶対に同意しないと表明。
DIA-105-1990-03-18-1台湾1990年03月18日1990年代国民大会,第8代総統候補は李登輝と公告。
DIA-105-1990-03-18-2台湾1990年03月18日1990年代民進党,古参国民大会代表の辞任を求めて,中正紀念堂前広場で民主化要求デモを行なう。約2万人が参加。
DIA-105-1990-03-19-1台湾1990年03月19日1990年代国民大会,第8代副総統候補は李元簇と公告。
DIA-105-1990-03-20-1台湾1990年03月20日1990年代17日からインドネシアを訪問した陳履安経済部長,スハルト大統領主催の台湾・インドネシア20年天然ガス購入契約(毎年150万トン)第1回輸送式典に参加。
DIA-105-1990-03-21-1台湾1990年03月21日1990年代第1期国民大会第8回会議,李登輝現総統を総投票数668のうち641票の賛成で第8代総統に選出。
DIA-105-1990-03-21-2台湾1990年03月21日1990年代李登輝総統,国民大会代表の越権に抗議して中正紀念堂の座り込みに参加した学生の代表50数人を総統府に招いて接見。学生代表,(1)国是会議の招集,(2)国民大会の解散,(3)臨時条款の廃止と憲法の改正,(4)政治改革の時間表提出,などを李総統に要求。
DIA-105-1990-03-22-1台湾1990年03月22日1990年代国民大会,李元簇現副総統を第8代副総統に選出。得票数602票,得票率93.48%。
DIA-105-1990-03-22-2台湾1990年03月22日1990年代行政院,「外国銀行の支店および駐在員事務所設立準則」修正案を承認。支店設立基準を世界上位500位以内に緩和,1年間に認可する支店数を3店に拡大など。
DIA-105-1990-03-22-3台湾1990年03月22日1990年代魏武〓ハンガリー駐在代表,最初の東欧駐在代表としてブタペストの台北商務事務所に赴任。
DIA-105-1990-03-24-1台湾1990年03月24日1990年代空軍F104戦闘機3機,訓練飛行中に新竹飛行場付近で墜落。原因は視界不良による接触事故。
DIA-105-1990-03-24-2台湾1990年03月24日1990年代連戦外交部長,3月22日に台湾行きの台湾人乗客1200人が香港の啓徳空港で足止めを食った差別事件について,正式に香港政庁と協議することを表明。
DIA-105-1990-03-26-1台湾1990年03月26日1990年代警政署の統計によると,1989年10月15日から1990年3月15日までに検挙されたごろつきは1万2653人,没収された拳銃は7409丁。
DIA-105-1990-03-30-1台湾1990年03月30日1990年代第1期国民大会第8回会議閉会。
DIA-105-1990-03-30-2台湾1990年03月30日1990年代インドネシアのギナンジャール鉱業・エネルギー相,訪台。
DIA-105-1990-04-02-1台湾1990年04月02日1990年代李登輝総統,初めて公式に野党党首の黄信介民進党主席と会談。
DIA-105-1990-04-02-2台湾1990年04月02日1990年代行政院,商業銀行設立基準を承認。それによると,最低払込資本額は100億元,銀行発起人の払込資本額は発行株式総額の80%で,20%の株式を公開する,など。
DIA-105-1990-04-02-3台湾1990年04月02日1990年代張建邦交通部長,中華航空のチャーター便でアジア大会参加の台湾代表団を北京に輸送する提案に対し,現行の政策のもとで大陸への直航は難しい,と述べる。
DIA-105-1990-04-03-1台湾1990年04月03日1990年代国是会議準備委員会の彦士座長,王玉雲,田弘茂,呉豊山ら準備委員25名のリストを発表。一方,民進党中央党部,同党新潮流系の姚嘉文,呉乃仁両氏を準備委員会リストから排除したことに不満を表明。
DIA-105-1990-04-04-1台湾1990年04月04日1990年代国民党大陸工作指導小組,(1)テレビ局は中国大陸で取材した画像を直接衛星を通じて台湾に伝送できる,(2)各級民意代表の個人的身分での中国大陸訪問や里帰りは原則的に認める,と決定。
DIA-105-1990-04-04-2台湾1990年04月04日1990年代中央社によると,米国防総省はこのほど米議会に提出した報告書のなかで,米国の台湾に対する兵器輸出は6.4億ドルに達する見込みであることを明らかにした。
DIA-105-1990-04-05-1台湾1990年04月05日1990年代外交部,1983年に断交した南アフリカのレソトと外交関係を回復した,と発表。台湾承認国は27となる。
DIA-105-1990-04-05-2台湾1990年04月05日1990年代中央銀行によれば,同行保有の金は市価で58億ドル,金保有高は米国,西ドイツ,日本に次いで世界第4位。
DIA-105-1990-04-06-1台湾1990年04月06日1990年代立法院,補償金総額が880億元を上回らないことを原則とした「戦士授田証処理条例」を通過。
DIA-105-1990-04-07-1台湾1990年04月07日1990年代台湾の加重平均株価指数,前日比612.45ポイントと史上最大の下げ幅を記録。
DIA-105-1990-04-08-1台湾1990年04月08日1990年代ソ連『イズベスチア』紙の駐モザンビーク特派員ピリアッスキン記者,ソ連人記者として初めて訪台。
DIA-105-1990-04-08-2台湾1990年04月08日1990年代シンガポールのリー・シエン・ロン商工相,訪台。
DIA-105-1990-04-09-1台湾1990年04月09日1990年代第1回台湾・シンガポール経済技術協力会議,台北で開催。仮通関議定書と投資保護協定に調印。
DIA-105-1990-04-10-1台湾1990年04月10日1990年代中央銀行,公民営企業の海外投資に対し,保有外資を融通する施行要点を公布。4月11日より施行。
DIA-105-1990-04-11-1台湾1990年04月11日1990年代行政院台米貿易特別小委員会,台湾は従来の立場を維持し,著作権法の改正を求める米国側の要望には応じられない旨米国に公式通告。
DIA-105-1990-04-12-1台湾1990年04月12日1990年代行政院,台湾西部ルート高速鉄道フィージビリティスタディ報告を承認。建設期間10年,建設費1989年価格で2792億元,完成後の台北―高雄間走行時間105分。
DIA-105-1990-04-12-2台湾1990年04月12日1990年代米国在台協会のブルークス台北事務所長着任。
DIA-105-1990-04-14-1台湾1990年04月14日1990年代国是会議準備委員会,第1回会合を開く。
DIA-105-1990-04-14-2台湾1990年04月14日1990年代7年かけて開発成功した台湾初の国産M48H新型戦車「勇虎」,100余台が正式に就役。
DIA-105-1990-04-14-3台湾1990年04月14日1990年代財政部,同部保有の彰化銀行2121.4万株,第一銀行2303.2万株,華南銀行218.7万株を売却する,と発表。
DIA-105-1990-04-18-1台湾1990年04月18日1990年代国民党中央常務委員会,同党籍の古参立法委員125人を91年末までに3段階に分け退職せよ,と決定。
DIA-105-1990-04-18-2台湾1990年04月18日1990年代行政院,国際貿易局が提案したソ連およびアルバニアへの直接投資の解禁を正式に認可。
DIA-105-1990-04-18-3台湾1990年04月18日1990年代許柯生国際貿易局長,台湾は膨大な対日貿易赤字の縮小を図るため,日本に対し輸入規制を行なうことはない,と明言。
DIA-105-1990-04-19-1台湾1990年04月19日1990年代台湾と香港を結ぶ2本目の海底光ファイバーケーブル(全長728km),屏東県枋山に接続。
DIA-105-1990-04-20-1台湾1990年04月20日1990年代李煥行政院長,台湾は香港特別行政区基本法を承認しない,と明言。
DIA-105-1990-04-20-2台湾1990年04月20日1990年代外交部スポークスマン,米国防総省が東アジアの軍事戦略に関する報告で,台湾,西沙群島,南沙群島は領土問題が未解決としたことで,理解も受け入れることもできないとの声明。米国在台協会,領土未解決問題に関し,米国の台湾に対する政策に変化なし,と述べる。
DIA-105-1990-04-21-1台湾1990年04月21日1990年代国是会議準備委員会,(1)国会改革,(2)地方制度,(3)中央政府体制,(4)憲法(臨時条項を含む)改正方式,(5)大陸政策と両岸関係,などの5議題を確定。
DIA-105-1990-04-21-2台湾1990年04月21日1990年代国民党の饒穎奇立法委員党部書記長と民進党の陳水扁立法院党団幹事長,国防預算の審議方式について,公開を原則とし,秘密を例外にするとの協議に達成。
DIA-105-1990-04-23-1台湾1990年04月23日1990年代リベリアのモニバ副大統領,訪台。
DIA-105-1990-04-23-2台湾1990年04月23日1990年代フィリピン訪問中の陳履安経済部長,アキノ大統領と会談。
DIA-105-1990-04-23-3台湾1990年04月23日1990年代1952年に続く2回目の世界華僑会議,台北で開催。79カ国の華僑約500名が参加。
DIA-105-1990-04-24-1台湾1990年04月24日1990年代李登輝総統,総統府にスポークスマン制を導入。初代スポークスマンは総統府の邱進益副秘書長兼任。
DIA-105-1990-04-24-2台湾1990年04月24日1990年代施啓揚行政院副院長,もし中共が台湾が香港または大陸に両岸関係を仲介する機構を設立することに同意するならば,台湾も中共が類似の仲介団体を台湾に設立することを考慮する,と述べる。
DIA-105-1990-04-27-1台湾1990年04月27日1990年代米国通商代表部のヒルズ代表,台湾をスペシャル301条(知的所有権侵害国・行為の特定・制裁)の監視対象地域に指定。
DIA-105-1990-04-27-2台湾1990年04月27日1990年代外交部の黄新壁スポークスマン,ソ連人の商用ビザ申請は4月26日から受理を開始した,と発表。
DIA-105-1990-04-27-3台湾1990年04月27日1990年代李登輝総統,基本法や新憲法の制定には反対であるという個人的見解を表明。
DIA-105-1990-04-30-1台湾1990年04月30日1990年代邵玉銘新聞局長,政府は香港で発行の『九十年代』,『争鳴』,『明報月刊』,『潮流』,『開放』,『百姓』およびニューヨークで発行の『中国之春』など7種類の政治雑誌(中国語版)の輸入解禁誌リストを公表。
DIA-105-1990-05-01-1台湾1990年05月01日1990年代国際貿易局,大陸産の二酸化チタンおよびチタン白を間接輸入許可品目に開放すると決定。間接輸入を許可された大陸産原料は合計151品目に達する。
DIA-105-1990-05-02-1台湾1990年05月02日1990年代李登輝総統,行政院長に柏村国防部長を指名。
DIA-105-1990-05-03-1台湾1990年05月03日1990年代全国学生運動連盟を中心とする学生約100名,柏村国防部長の次期行政院長指名に抗議するため,台北市内の中正記念堂前広場で座り込む。
DIA-105-1990-05-05-1台湾1990年05月05日1990年代国是会議準備委員会第3回会議,同会議の推薦出席人数を120人と決定。
DIA-105-1990-05-07-1台湾1990年05月07日1990年代フランス在住の「民主中国陣線」の厳家其主席,台湾を訪問。
DIA-105-1990-05-07-2台湾1990年05月07日1990年代インドのニューデリーで開かれたアジア開発銀行第23回年次総会に出席して帰国した郭婉容財政部長,アジア開銀に500万ドルを拠出する,と言明。
DIA-105-1990-05-08-1台湾1990年05月08日1990年代邵玉銘新聞局長,「民主の女神」号の台湾寄港を認めるが,公海または台湾の領海からの中国大陸向け放送は許可しない,との台湾当局の決定を発表。
DIA-105-1990-05-10-1台湾1990年05月10日1990年代李煥内閣総辞職。
DIA-105-1990-05-11-1台湾1990年05月11日1990年代総統府の邱進益スポークスマン,李登輝総統は重大政策について,とくに李元簇,柏村,林洋港,彦士,宋楚瑜,邱創煥ら6人に意見を求める,と述べる。
DIA-105-1990-05-11-2台湾1990年05月11日1990年代国防部,台湾海軍は9日午後,台湾南端ガランビ沖で不明の潜水艦1隻を発見,まもなく姿を消したと発表。
DIA-105-1990-05-11-3台湾1990年05月11日1990年代国民党革新系の「新国民党連線」,正式に成立。
DIA-105-1990-05-12-1台湾1990年05月12日1990年代初の2人乗りの国産防衛戦闘機(IDF)「経国号」の完成式典,台中清泉崗基地で挙行。
DIA-105-1990-05-13-1台湾1990年05月13日1990年代「民主の女神」号(1100トン),基隆に入港。
DIA-105-1990-05-15-1台湾1990年05月15日1990年代1ドル=27.5元と前日比1.065元の下げ。
DIA-105-1990-05-15-2台湾1990年05月15日1990年代行政院大陸工作会報,ハイテクあるいは国家の安全や利益に悪影響を与えない範囲内で,台湾企業は第3国地域または海外子会社を通じ対中間接投資を行なえるとする経済部提案を採択。このほか,一般人の大陸里帰えり回数を制限せず,滞在期間の2年間延長も決定。
DIA-105-1990-05-16-1台湾1990年05月16日1990年代柏村国防部長,「一国両政府」は政治的現実であり,もし海峡両側が交渉するなら,対等に行なうべきであるとの見解を表明。
DIA-105-1990-05-16-2台湾1990年05月16日1990年代スイス銀行,台北に駐在員事務所を開設。
DIA-105-1990-05-17-1台湾1990年05月17日1990年代中央銀行,米ハフコ社買収の第1回代金として1億5000万ドルを交通銀行に融資。同行が管理している外貨準備高を台湾企業の海外投資に融資する第1号。
DIA-105-1990-05-17-2台湾1990年05月17日1990年代中央銀行,1990年3月末の外貨準備高は697億ドルに急減した,と発表。
DIA-105-1990-05-18-1台湾1990年05月18日1990年代邵玉銘新聞局長,台湾政府は「民主の女神」号の活動に介入したことがなければ,いかなる約束もしたことがない,と述べる。
DIA-105-1990-05-20-1台湾1990年05月20日1990年代李登輝総統と李元簇総統府秘書長の第8代総統・副総統の宣誓就任式,台北市内の国父紀念館大会堂で挙行。式典には台湾の各界代表およびブッシュ米大統領の個人的代表であるクラーク元内務長官,パナマのエンダラ大統領,ドミニカのセニョレ大統領,フィジーのガニラウ大統領,トンガのツポウ4世国王,ナウルのドウイヨゴ大統領,日本の金丸信元副総理ら2600人が参列。
DIA-105-1990-05-20-2台湾1990年05月20日1990年代李登輝総統,中国と統一問題について,「対等の立場」で交渉する用意がある,と就任演説で表明。
DIA-105-1990-05-20-3台湾1990年05月20日1990年代李登輝総統,姚嘉文,黄信介,張俊宏,林義雄,施明徳,許信良,林弘宣,呂秀蓮,陳菊ら20人に特赦を実施,蔡有全,許曹徳,黄華ら14人の公民権を回復。
DIA-105-1990-05-20-4台湾1990年05月20日1990年代彦士総統府資政,総統府秘書長に就任。
DIA-105-1990-05-21-1台湾1990年05月21日1990年代台湾赤十字会,華南銀行と英国スタンダード・チャータード銀行ニューヨーク支店を通じて,台湾住民が直接大陸在住の親族に送金できる業務の取扱いを開始。
DIA-105-1990-05-21-2台湾1990年05月21日1990年代連戦外交部長と台湾訪問中のパフアニューギニアのソマレ外相,両国が相互に代表事務所を開設する,と発表。
DIA-105-1990-05-22-1台湾1990年05月22日1990年代李登輝総統,就任後初の記者会見で,(1)動員戡乱時期の終結宣言は1年以内に実施できよう,(2)日本政府の眼中には台湾は存在しない,などを述べる。
DIA-105-1990-05-24-1台湾1990年05月24日1990年代楊世緘工業局長,1991年から5トン以上のトラックなど重型車の対日輸入制限を実施する可能性を示唆。
DIA-105-1990-05-25-1台湾1990年05月25日1990年代台湾株式市場,190銘柄がストップ安,6.69%とこれまで最大の下げ幅を記録。加重平均株価指数,6146.44ポイントと1990年2月の最高値の半値を割る。
DIA-105-1990-05-26-1台湾1990年05月26日1990年代連戦外交部長と台湾訪問中のギニア・ビサウ共和国のセメド外相,両国間の外交関係樹立に関する合意文書に調印。台湾を承認した国は28カ国となる。
DIA-105-1990-05-26-2台湾1990年05月26日1990年代李総統,柏村国防部長提出の軍人除隊申請承認。
DIA-105-1990-05-29-1台湾1990年05月29日1990年代立法院,李登輝総統による柏村国防部長の行政院長任命に同意。同意186票,不同意27票,無効12票,得票率81.6%。
DIA-105-1990-05-31-1台湾1990年05月31日1990年代立法院,1991年度中央政府総預算案を可決。歳入,歳出ともに8271億7663万元(約302億ドル),行政院原案に比べ史上最大の195億1726万元の削減。
DIA-105-1990-05-31-2台湾1990年05月31日1990年代外交部と日本交流協会台北事務所,日本政府は6月1日から日本通過の台湾旅客に対し,1年間有効の数次渡航証明書(1回の滞在期間は15日以内)を発行する,と発表。また,亜東関係協会東京事務所が受け取った日本交流協会の通知によると,台湾旅客に対する日本政府の72時間ビザ免除待遇の停止は7月末までに猶予。
DIA-105-1990-05-31-3台湾1990年05月31日1990年代経済部,対日貿易赤字を削減するため,日本製品に対しダンピング課税を課すべきかどうかを調査する,など5大措置実施を決議。
DIA-105-1990-06-01-1台湾1990年06月01日1990年代柏村内閣発足。主な新任者は銭復・外交部長,陳履安・国防部長,郭婉容・経済建設委員会主任委員,蕭万長・経済部長,王建・財政部長。
DIA-105-1990-06-01-2台湾1990年06月01日1990年代1936年12月に「西安事件」を起こした張学良将軍,台北市内での90歳の誕生パーティに出席,54年ぶりに公開の席に姿を現わす。
DIA-105-1990-06-04-1台湾1990年06月04日1990年代ベトナム商工協会代表団(団長はベトナム・台湾商工協会のディンギエ会長)一行8人,訪台。
DIA-105-1990-06-04-2台湾1990年06月04日1990年代第4回台湾・日本・韓国の流し網漁業会議,高雄で開催。
DIA-105-1990-06-04-3台湾1990年06月04日1990年代長栄航空,ヨーロッパ方式のフライト,補修などの飛行管理システムを導入するため,ローマでイタリアのアリタリア航空と協力合意書に調印。
DIA-105-1990-06-06-1台湾1990年06月06日1990年代中央銀行の謝森中総裁,(1)現在台湾の外貨準備高は670億ドル,うち68%は米国に,20%は欧州に預金,金利は8~8.5%,(2)金保有量は1300万オンス,と述べる。
DIA-105-1990-06-07-1台湾1990年06月07日1990年代新竹市議会,柏村行政院長が密輸取締りのため,同市の南寮漁港で大量の軍隊を投入したことによる軍事管制に抗議して,無期限の休会を決議。
DIA-105-1990-06-11-1台湾1990年06月11日1990年代台湾商務仲裁協会と日本商事仲裁協会,双方の民間の商務仲裁協定に調印。
DIA-105-1990-06-11-2台湾1990年06月11日1990年代中国の江沢民総書記,全国統一戦線工作会議で,中国共産党と台湾国民党の会談を原則とし,中台の各党派・団体も参加することができる,と台湾に新提案。
DIA-105-1990-06-11-3台湾1990年06月11日1990年代交通部,ソ連とアルバニアの船舶は6月12日から台湾の諸港に入港することを認める,と発表。
DIA-105-1990-06-12-1台湾1990年06月12日1990年代台湾省議会と高雄市議会,史上初めて台湾省主席と高雄市長の指名同意権を行使,連戦省主席と呉敦義市長の任命を承認。連主席得票率90.9%,呉市長得票率78%。李登輝総統,連戦台湾省主席の人事を発令。
DIA-105-1990-06-12-2台湾1990年06月12日1990年代柏村行政院長,(1)台湾政府は中央政府であって,地方政府ではない,(2)「二国両政府」に反対するとともに,「一国両政府」にも賛成しない,と言明。
DIA-105-1990-06-12-3台湾1990年06月12日1990年代行政院国家科学委員会,1991年9月に最初の気象探査ロケットを発射する計画は,92年3月から同年の9月の間に延期された,と発表。
DIA-105-1990-06-13-1台湾1990年06月13日1990年代国是会議準備委員会,150人の国是会議参加者のリストを発表。うち,同準備委員会推薦が115人,李登輝総統指名が35名。
DIA-105-1990-06-13-2台湾1990年06月13日1990年代法務部,「台湾地区と大陸地区人民関係暫行条例」の「暫行」の2字削除を決議。
DIA-105-1990-06-13-3台湾1990年06月13日1990年代日華関係議員懇談会,藤尾元文部大臣を会長に選出。
DIA-105-1990-06-14-1台湾1990年06月14日1990年代柏村行政院長,国民健康保険の実施開始を1年繰上げて1994年から実施するよう関係機関に指示。
DIA-105-1990-06-14-2台湾1990年06月14日1990年代銭復外交部長,台湾が推進している実務外交は,「一国両制」でもなければ,「一国両政府」でもないと言明。
DIA-105-1990-06-14-3台湾1990年06月14日1990年代台湾中華オリンピック委員会の張豊緒主席,訪中。
DIA-105-1990-06-14-4台湾1990年06月14日1990年代許柯生国際貿易局長,対日貿易不均衡是正を図るため,日本製品の輸入検査の強化,台湾駐在の日本企業職員数の規制などの行政措置をとることを明らかにした。
DIA-105-1990-06-15-1台湾1990年06月15日1990年代東亜経済人会議第2回幹部会議,台北で開催。
DIA-105-1990-06-15-2台湾1990年06月15日1990年代柏村行政院長,対日貿易赤字の増大をめぐる対日経済制裁について,日本に対し感情的な言動は避けるべきである,と対日批判に自制の発言を表明。
DIA-105-1990-06-15-3台湾1990年06月15日1990年代国是会議の参加に招かれた米国アジア太平洋協会の彭明敏会長,ニューヨークで国是会議の不参加を表明。
DIA-105-1990-06-16-1台湾1990年06月16日1990年代台湾省各県市,台北市,高雄市の村,里長および郷,鎮,市民代表選挙,各地で挙行。投票率61.4%。
DIA-105-1990-06-17-1台湾1990年06月17日1990年代パラグアイのロドリゲス大統領,リベラ上院議長,モレノ下院議長,アルガニャ外相など46人からなる代表団を率いて3回目の訪台。20日に帰国。
DIA-105-1990-06-17-2台湾1990年06月17日1990年代梁粛戎立法院長,適当な時期に国民党と共産党の対話に賛成する,と発言。
DIA-105-1990-06-18-1台湾1990年06月18日1990年代第4回台湾パラグアイ経済協力会議,粛万長経済部長とスコリジョ商工相を共同議長として台北で開催。
DIA-105-1990-06-19-1台湾1990年06月19日1990年代毛高文教育部長とパラグアイのアルガニャ外相,文教・科学技術協力協定に調印。
DIA-105-1990-06-19-2台湾1990年06月19日1990年代柏村行政院長,台湾プラスチックの対中投資計画について,政府は同意しないし,政府の意思をあるルートを通じて王永慶会長に説明した,と述べる。
DIA-105-1990-06-20-1台湾1990年06月20日1990年代1983年に香港経由で中国大陸に渡った台湾出身の侯徳健歌手,中国から追放され漁船で台湾に帰還。
DIA-105-1990-06-21-1台湾1990年06月21日1990年代司法院大法官会議,第1回古参中央民意代表は1991年12月31日までにしか職権を行使できない,とする釈字第261号解釈案を13対2で可決。
DIA-105-1990-06-22-1台湾1990年06月22日1990年代民進党中央常務委員会,「民主大憲章草案」を採択し,これを同党の国是会議の基本立場とすると声明。
DIA-105-1990-06-23-1台湾1990年06月23日1990年代中央銀行,同銀行に預け入れる各外為銀行の外貨預金準備制度(準備率は外貨普通預金が29%,外貨定期預金が13%)を実施。
DIA-105-1990-06-24-1台湾1990年06月24日1990年代台湾独立運動に従事したことにより,反乱罪で指名手配中の米国在住の陳昭南,中正国際空港で逮捕。
DIA-105-1990-06-25-1台湾1990年06月25日1990年代行政院大陸工作会報,「現段階における大陸人士の来台申請に関する作業要点」を採択し,中国大陸のマスコミ記者,学者や学生らに台湾訪問を開放。
DIA-105-1990-06-27-1台湾1990年06月27日1990年代台湾の加重平均株価指数,前日終値比298ポイント安の4995ポイントと5000ポイントの大台を割る。
DIA-105-1990-06-28-1台湾1990年06月28日1990年代国是会議,台北円山大飯店で開幕。
DIA-105-1990-06-29-1台湾1990年06月29日1990年代「台湾独立連盟」の蔡同栄元主席,家族の葬儀に出席するため,米国から30年ぶりに帰台。
DIA-105-1990-07-01-1台湾1990年07月01日1990年代内政部,台湾住民の出入境証の廃止を実施。出境につき,現行の審査許可制も申請報告制に変更。
DIA-105-1990-07-01-2台湾1990年07月01日1990年代国防部,海空軍常備兵服役年限を陸軍と同様に,一律3年から2年に短縮することを実施。
DIA-105-1990-07-01-3台湾1990年07月01日1990年代国際貿易局,ドイツの統一は台湾にとって対欧貿易の促進に有利との見解を表明。
DIA-105-1990-07-02-1台湾1990年07月02日1990年代海峡両岸貿易投資セミナー,北京の長城飯店で開催。台湾の企業家560人が参加。
DIA-105-1990-07-03-1台湾1990年07月03日1990年代国是会議,総統の選出を台湾の全住民による投票で決めることを採択。
DIA-105-1990-07-04-1台湾1990年07月04日1990年代李登輝総統,国是会議の閉幕式で,会議で提出された憲政改革の意見に基づいて,今後政治改革に全力をあげるとの決意を表明。
DIA-105-1990-07-04-2台湾1990年07月04日1990年代王建財政部長,近日中に証券投資信託公司4社にそれぞれ50億元の投資信託基金を募集し,株式市場に投資することを認める,と株式市場健全化対策を発表。
DIA-105-1990-07-04-3台湾1990年07月04日1990年代観光局発表,89年台湾旅行した外国人観光客は200万4126人で,台湾に落した外貨は26億9800万ドル。
DIA-105-1990-07-04-4台湾1990年07月04日1990年代外交部の黄新壁スポークスマン,中国とインドネシアが8月8日に外交関係を回復するとの協議が成立したことについて,台湾は実務的考えから引き続きインドネシアとの交流と協力関係を強化していくとの談話を発表。
DIA-105-1990-07-05-1台湾1990年07月05日1990年代行政院,今後制定ないし改正する法律は,通貨単位について一律新台幣を採用することを決定。
DIA-105-1990-07-11-1台湾1990年07月11日1990年代国民党中央常務委員会,憲政改革企画小組(座長は李元簇副総統)の設立を決定。13人で構成。
DIA-105-1990-07-11-2台湾1990年07月11日1990年代経済部,対中間接投資が100万ドルを超えた場合,投資審議委員会に事前申請が必要であり,100万ドル以下の場合は事後申請でよい,と決定。
DIA-105-1990-07-11-3台湾1990年07月11日1990年代第2回アジア・オープン・フォーラム,東京で開催。台湾側は張京育政治大学学長,郭婉容経済建設委員会主任委員ら37人が参加。
DIA-105-1990-07-12-1台湾1990年07月12日1990年代行政院,旅客が出入境の際,携帯を認める台湾元の限度額を1人当り1回につき現行の8000元から2万元に引き上げる,と認可。
DIA-105-1990-07-12-2台湾1990年07月12日1990年代李登輝総統訪台中のツバルのレウペナ総督と会見。
DIA-105-1990-07-13-1台湾1990年07月13日1990年代立法院,朱高正立法委員が提案した「憲政改革委員会」の設置を57票対35票で否決。
DIA-105-1990-07-13-2台湾1990年07月13日1990年代行政院,1兆1000億元を投じて,台中の大里渓洪水防止工事など12項目のインフラ建設を決定。
DIA-105-1990-07-14-1台湾1990年07月14日1990年代柏村行政院長,早急に第4原発の建設に着手するよう経済部に指示。
DIA-105-1990-07-15-1台湾1990年07月15日1990年代経済部,海外経済協力発展基金はすでにコスタリカ,パナマ,レソト,ヨルダン,南アフリカ,パプァニューギニア等6カ国に合計1億1000万ドルを融資と発表。
DIA-105-1990-07-16-1台湾1990年07月16日1990年代軍と警察1万余人を動員した史上最大規模の密輸取締り作戦,台湾の北,中,南,東の4区域で展開。
DIA-105-1990-07-16-2台湾1990年07月16日1990年代農業委員会の邱茂英副主任委員,北京当局が台湾の漁船が外国に差し押えられた事件に協力を申し出たが,台湾政府は介入を認めない,と言明。
DIA-105-1990-07-17-1台湾1990年07月17日1990年代サウジアラビアの特使ザミル工業・電力相,同国の中国承認の意向を伝達するため,台北に到着。
DIA-105-1990-07-17-2台湾1990年07月17日1990年代ハンガリー国会議員訪台団一行5人,台北に到着。
DIA-105-1990-07-18-1台湾1990年07月18日1990年代外交部,台湾はフィリピンの地震災害救援に20万ドルを拠出する,と発表。
DIA-105-1990-07-19-1台湾1990年07月19日1990年代行政院労工委員会,8月1日から基本賃金を現行の月8820元から9750元に10.55%引き上げる,と発表。
DIA-105-1990-07-20-1台湾1990年07月20日1990年代中央銀行,海外からの1人当り送金年間限度額を現行の100万ドルから200万ドルに引き上げることを実施。
DIA-105-1990-07-20-2台湾1990年07月20日1990年代交流協会の梁井新一台北事務所長,台北に着任。
DIA-105-1990-07-20-3台湾1990年07月20日1990年代外交部スポークスマン,日本政府か第3次対中円借款を再開したことで,深く遺憾の意を表明。
DIA-105-1990-07-21-1台湾1990年07月21日1990年代台北県澳底を出港した大陸密航者送還漁船「経燕5581号」,船倉を密閉したため,25人が窒息死。
DIA-105-1990-07-22-1台湾1990年07月22日1990年代外交部,中国とサウジアラビアの国交樹立について,台湾はリヤド大使館を通じてサウジ政府に抗議する一方,同国との外交関係を即日中止する,と声明。
DIA-105-1990-07-22-2台湾1990年07月22日1990年代劉松藩立法院副院長を団長とする立法委員訪日団一行14人,台北を出発。
DIA-105-1990-07-24-1台湾1990年07月24日1990年代交通部電信総局,米ウェスタン・ユニオン通信会社と契約を結び,同社が提供した5万6000ビットのインターナショナル・バック交換機の使用を一般に開放。
DIA-105-1990-07-25-1台湾1990年07月25日1990年代中国民航総局,台湾側が提案したキャセイ航空のチャーター機により台湾のアジア大会参加選手団を香港経由で北京に輸送する計画に同意。
DIA-105-1990-07-26-1台湾1990年07月26日1990年代行政院,交通部が提出した台湾とオーストリアとの航空権交換協議書を承認。
DIA-105-1990-07-27-1台湾1990年07月27日1990年代シンガポールのオン・テンチョン第2副首相,仮名を用いて個人的に台湾を訪問。
DIA-105-1990-07-27-2台湾1990年07月27日1990年代台湾電力,台湾は核非拡散条約に調印していないとはいえ,中国大陸のウラニウムを輸入するのは同条約に違反するため,実行できないと言明。
DIA-105-1990-07-28-1台湾1990年07月28日1990年代北米台湾人教授協会第10回年次総会,初めて台北で開催。
DIA-105-1990-07-30-1台湾1990年07月30日1990年代国際民主連盟(IDU)の支部機構の太平洋民主連盟(PDU),台湾国民党の加盟を認める,と発表。
DIA-105-1990-07-31-1台湾1990年07月31日1990年代シンガポールで開催したアジア太平洋経済協力閣僚会議(APEC),中国,台湾,香港の参加問題は,3つの国・地域がなるべく早く参加できるようそれぞれ協議を進める,との共同声明を発表。
DIA-105-1990-08-01-1台湾1990年08月01日1990年代中央銀行,預金準備率を0.5―1%引下げ。当座預金については現行の29%から28.5%とする。
DIA-105-1990-08-01-2台湾1990年08月01日1990年代経済部,中国大陸からのセメントおよびその加工原料の間接輸入を解禁するとともに,台湾産セメントの海外への輸出を年間20万トン以下に制限する,と決定。
DIA-105-1990-08-03-1台湾1990年08月03日1990年代全米台湾同郷聯誼会,初めて台北で開催。
DIA-105-1990-08-03-2台湾1990年08月03日1990年代東京銀行,台北駐在員事務所を開設。
DIA-105-1990-08-04-1台湾1990年08月04日1990年代亜東関係協会理事会と会員大会,同協会の理事長を会長と改称することと,馬樹礼新会長人事を承認。
DIA-105-1990-08-07-1台湾1990年08月07日1990年代中国石油公司の関永実総経理,同公司の石油備蓄量は97日であることを明らかにした。
DIA-105-1990-08-07-2台湾1990年08月07日1990年代法務部,中国大陸との直接貿易禁止の違反者に対し,刑事罰から行政罰に改め,罰金を300万元から1500万元に引上げることを決定。
DIA-105-1990-08-07-3台湾1990年08月07日1990年代中山科学研究院,中国製の対空ミサイル「紅纓」がタイから台湾に輸入されたとの新聞報道について,これを全面的に否定する声明を発表。
DIA-105-1990-08-07-4台湾1990年08月07日1990年代台湾の株式市場,(1)6.78%の1日当り最大下げ幅,(2)史上最多のストップ安銘柄202,(3)年初以来最低の出来高181億6000万元,などを記録。
DIA-105-1990-08-08-1台湾1990年08月08日1990年代陳履安国防部長,今後の中国大陸からの密航者の送還は赤十字社に任せる,と述べる。
DIA-105-1990-08-08-2台湾1990年08月08日1990年代彰化銀行,東京駐在員事務所を開設。
DIA-105-1990-08-09-1台湾1990年08月09日1990年代経済部,政府機関の石油や電力使用量の10%削減などを盛り込んだ「エネルギー節約方策」を発表。
DIA-105-1990-08-09-2台湾1990年08月09日1990年代外交部,イラクに対する国連安全保障理事会の非難ならびに制裁決議を支持する,と声明。
DIA-105-1990-08-10-1台湾1990年08月10日1990年代中国石油,イラン国営石油会社から9月中に180万バレルを輸入することを明らかにした。台湾がイラン原油を直接輸入するのは過去20年間で初めて。
DIA-105-1990-08-13-1台湾1990年08月13日1990年代『ホンコン・スタンダード』,中国石油公司が年内にハノイでベトナム中部フエ沖合海底での石油採掘合弁契約に調印,と報道。
DIA-105-1990-08-13-2台湾1990年08月13日1990年代シンガポールのリー・クアンユー首相,同国が中国と外交関係を樹立した後も,台湾で同国軍隊を訓練している「星光計画」を継続する方針である,と述べる。
DIA-105-1990-08-13-3台湾1990年08月13日1990年代外交部,中国とシンガポールが外交関係の樹立に合意したことについて,遺憾の声明文を発表。
DIA-105-1990-08-13-4台湾1990年08月13日1990年代台北地方裁判所の統計によると,1989年1月から1990年6月までに外国人労働者の犯罪者は239人で,うちマレーシア人は92人と全体の38.5%を占める。
DIA-105-1990-08-13-5台湾1990年08月13日1990年代中国大陸からの密航者を乗せた送還漁船「平漁5202号」,基隆沖合で護送中の台湾海軍の軍艦と衝突して転覆,21人が救助,29人が行方不明。
DIA-105-1990-08-14-1台湾1990年08月14日1990年代財政部,三菱銀行の米国での100%子会社であるバンク・オブ・カリフォルニアの台北駐在事務所の支店昇格申請を認可。
DIA-105-1990-08-16-1台湾1990年08月16日1990年代邱創煥総統府資政,台湾特使としてドミニカ共和国のバラゲル大統領の就任式に参列。
DIA-105-1990-08-17-1台湾1990年08月17日1990年代外交部,台湾とナウル共和国が外交関係を樹立するとの共同コミュニケに調印した,と発表。これにより,双方は従来の領事級関係を大使級関係に昇格させた。
DIA-105-1990-08-17-2台湾1990年08月17日1990年代行政院主計処,1989年の実質経済成長率は7.33%,1人当りGNPは7512ドル,と発表。
DIA-105-1990-08-21-1台湾1990年08月21日1990年代空軍のB1900型人員輸送機,雲林県東勢郷に事故により墜落。空軍総司令部副参謀長の林隆献少将,作戦署副署長の甯建中少将ら18人が全員死亡。
DIA-105-1990-08-21-2台湾1990年08月21日1990年代行政院,今後中国大陸からの密航者は,台湾から金門へ輸送したあと,密航者が密航に使用した漁船でアモイへ送還する方針を決定。
DIA-105-1990-08-21-3台湾1990年08月21日1990年代柏村行政院長,台湾訪問中のセントビンセントおよびグレナディーン諸島のミッチェル首相と会見。
DIA-105-1990-08-22-1台湾1990年08月22日1990年代ポーランド政府,7月1日に遡って台湾に最恵国関税待遇を適用する,と台湾対外貿易発展協会に通知。
DIA-105-1990-08-22-2台湾1990年08月22日1990年代法務部調査局,台湾最大の地下投資会社と目される「鴻源機構」に一斉手入れ。
DIA-105-1990-08-22-3台湾1990年08月22日1990年代クウェート在留の台湾中華工程公司の従業員138人,現地の中国大使館の協力でヨルダンのアンマンに脱出。
DIA-105-1990-08-24-1台湾1990年08月24日1990年代経済部,産業用燃料油を除く石油製品販売価格を3~42%引上げ。電力料金は当分据え置き。
DIA-105-1990-08-24-2台湾1990年08月24日1990年代中華航空の特別機,イラク紛争による台湾人のクウェート引揚者ら188人をヨルダンのアンマン空港から輸送して中正国際空港に到着。
DIA-105-1990-08-25-1台湾1990年08月25日1990年代交通部,タクシーの基本料金を35元から40元に引上げることを実施。
DIA-105-1990-08-25-2台湾1990年08月25日1990年代台中日月潭の大型遊覧船の転覆事故で,57人が死亡。
DIA-105-1990-08-25-3台湾1990年08月25日1990年代財政部関税率委員会,1990年税関輸入税則修正草案を採択。修正項目約2000,平均関税率引下げ幅8.46%。
DIA-105-1990-08-28-1台湾1990年08月28日1990年代外交部人事評議委員会,葛延森駐クウェート代表が8月19日,自国民の無事脱出を十分確認せず,先にヨルダンに脱出したことを理由に同代表を解任。
DIA-105-1990-08-29-1台湾1990年08月29日1990年代民間紙『首都早報』,経営難で停刊。
DIA-105-1990-08-29-2台湾1990年08月29日1990年代行政院大陸工作会報,大陸からの密入国者は,司法上の手続きなしに治安機関が強制送還できることを決定。
DIA-105-1990-08-30-1台湾1990年08月30日1990年代閣僚級の第23回台韓経済協力会議ソウルで開催。台湾側は蕭万長経済部長らが出席。
DIA-105-1990-08-31-1台湾1990年08月31日1990年代柏村行政院長,書面施政報告のなかで大陸政策について,初めて「一国両地区」の新概念を提出。
DIA-105-1990-08-31-2台湾1990年08月31日1990年代総統府,李登輝総統が訪中した金丸信元副総理に中国へのメッセージを依頼したことはない,と言明。
DIA-105-1990-09-02-1台湾1990年09月02日1990年代江沢民中国共産党総書記,訪中の金丸信元副総理と会談,(1)一国両制度を認める,(2)統一後も台湾の行政機構には要員を派遣しない,(3)台湾に武力行使をしない約束はできない,との台湾統一3原則を表明。
DIA-105-1990-09-03-1台湾1990年09月03日1990年代邵玉銘新聞局長,台湾がイラクに兵器あるいは軍事物資を売却したとの米『タイム』誌(9月3日発売)の報道について,事実無根と指摘。
DIA-105-1990-09-04-1台湾1990年09月04日1990年代1963年と65年に中国によって撃墜されたU2機のパイロット葉常棣,張立義両氏,1984年に米国に移住,当局の許可を得て帰台。
DIA-105-1990-09-04-2台湾1990年09月04日1990年代日台海空運事業所得相互免税協定,台北で調印。
DIA-105-1990-09-05-1台湾1990年09月05日1990年代第15回日台経済貿易会議,台北で開催。7日閉幕,日本側は1991年に大型買い付け団の台湾派遣に同意。
DIA-105-1990-09-06-1台湾1990年09月06日1990年代大陸工作会報,台湾地区人民,法人,団体その他機構による中国大陸への投資や技術協力は原則的に禁止する。国家の安全や経済発展に影響を及ぼさないケースに限り経済部の許可を得て認める,と決定。
DIA-105-1990-09-07-1台湾1990年09月07日1990年代全国治安会議,台北で開催。
DIA-105-1990-09-09-1台湾1990年09月09日1990年代中国石油公司,9月以降サウジアラビアから原油供給量を20%増やす旨の通告を受けた,と発表。
DIA-105-1990-09-10-1台湾1990年09月10日1990年代林洋港司法院長,日本の司法制度を視察するため,台北を出発。23日台北に帰着。
DIA-105-1990-09-11-1台湾1990年09月11日1990年代台湾と中国の赤十字社代表,金門島で密航者輸送問題につて協議。準公式機関による協議は12日まで。
DIA-105-1990-09-12-1台湾1990年09月12日1990年代国民党中央常務委員会,国家統一政策の諮問機関である国家統一委員会設置要点(全文8条)を可決。
DIA-105-1990-09-12-2台湾1990年09月12日1990年代民進党中央常務委員会,国家統一委員会に参加しないことを決議。
DIA-105-1990-09-12-3台湾1990年09月12日1990年代行政院の廖正豪新聞局副局長,台湾と大陸間の民事問題は「法の衝突論」による解決が最適,と強調。
DIA-105-1990-09-12-4台湾1990年09月12日1990年代外交部,10日にソ連経済海域内に侵入してソ連にだ捕された台湾漁船3隻の釈放を交渉中である,と述べる。
DIA-105-1990-09-13-1台湾1990年09月13日1990年代銭復外交部長,パプアニューギニアの独立記念日行事に参加するため,台北を出発。
DIA-105-1990-09-17-1台湾1990年09月17日1990年代中華アジア競技大会参加代表団306人,キャセイ航空チャーター便で香港に技術的立寄り,北京到着。
DIA-105-1990-09-18-1台湾1990年09月18日1990年代行政院大陸工作会議,「台湾地区と大陸地区人民関係条例草案」の全文(6章,79条)を採択。
DIA-105-1990-09-19-1台湾1990年09月19日1990年代台湾と中国の赤十字社代表,密航者,刑事犯,同容疑者を馬祖―福建省馬尾,または金門―アモイのルートで引き渡すことに同意した協定を結んだ,と発表。
DIA-105-1990-09-19-2台湾1990年09月19日1990年代国防部,海峡両側の赤十字社による中国大陸密航者の送還に必要な支援を提供する,と発表。
DIA-105-1990-09-19-3台湾1990年09月19日1990年代行政院農業委員会,公営の台湾砂糖公司による国外からの部分砂糖輸入を認めることを決定。
DIA-105-1990-09-20-1台湾1990年09月20日1990年代台湾の加重平均株価指数,2956.72ポイントと3000ポイント台を割り込み。
DIA-105-1990-09-21-1台湾1990年09月21日1990年代王建財政部長,公営の労工退職年金基金の一部を株式投資(8月末の基金額は411億元,投資限度額は基金の20%まで)に振り向ける,と発表。
DIA-105-1990-09-22-1台湾1990年09月22日1990年代公害反対運動で着工から3年2カ月も遅れた高雄市後勁での中国石油公司の第5ナフサ分解工場,約2000人の保安警察が見守るなかで起工式を挙行。総投資額は120億7000万元で1994年に完成の予定。
DIA-105-1990-09-22-2台湾1990年09月22日1990年代台湾高等法院,米国から帰台中に逮捕された反体制分子の陳昭南に対し,台湾革命党に参加したことなどにより預備反乱罪で3年6カ月の懲役を言い渡し。
DIA-105-1990-09-24-1台湾1990年09月24日1990年代銭復外交部長,台湾は湾岸危機で財政難に陥っているヨルダン,トルコおよびエジプトに合計3000万ドルの資金ないし物資援助を行なう,と発表。
DIA-105-1990-09-25-1台湾1990年09月25日1990年代柏村行政院長,施政報告演説のなかで,1991年から実施する国家建設6カ年計画の基本理念は,地域の均衡的発展の促進にあることを強調。
DIA-105-1990-09-26-1台湾1990年09月26日1990年代国民党憲政改革企画小組,憲法改革について,現行憲法の条文を修正せず,新たに増加修正した条文を憲法本文の後に付け加える方式をとることを決定。
DIA-105-1990-09-26-2台湾1990年09月26日1990年代経済部,台湾の景気後退に対処するため,「景気振興行動小組」の設置を決定。
DIA-105-1990-09-26-3台湾1990年09月26日1990年代台湾省政府,旅客運賃は平均25.27%,貨物運賃は,平均16.51%賃上げを実施。
DIA-105-1990-09-27-1台湾1990年09月27日1990年代中華台北オリンピック委員会の張豊緒主席,中国がアジア・オリンピック評議会総会で,1998年のアジア競技大会の候補地として,台湾の立候補資格に反対したことに不満,夜の中国側主催の宴会を欠席。
DIA-105-1990-09-27-2台湾1990年09月27日1990年代行政院,14項目重要建設工事人力需要対応措置方案の改正を採択。それによると,現行の「1工事につき雇用を認める海外労働者の人数は当該工事所要人力の3分の1を超過してはならない」ことが撤回される。
DIA-105-1990-09-27-3台湾1990年09月27日1990年代行政院主計処,1990年8月の失業率は2.1%,と発表。
DIA-105-1990-09-27-4台湾1990年09月27日1990年代中国国務院台湾事務弁公室の唐樹備副主任,台湾の邵玉銘新聞局長が9月26日に説明した「1国両地区」の考えについて,反対する声明を発表。
DIA-105-1990-09-27-5台湾1990年09月27日1990年代台湾銀行,ニューヨーク駐在員事務所を開設。
DIA-105-1990-09-27-6台湾1990年09月27日1990年代米ケミカル銀行,台北支店の閉鎖を決定。
DIA-105-1990-09-28-1台湾1990年09月28日1990年代米紙『ロサンゼルス・タイムズ』,米政府は,台湾の厳孝章外交部次長が米軍のペルシャ湾岸派兵に1億ドルの経済的支援を申し出たことを拒否した,と報道。
DIA-105-1990-09-29-1台湾1990年09月29日1990年代司法院,1989年に死刑囚で実際に処刑された人数は68人であることを明らかにした。
DIA-105-1990-10-01-1台湾1990年10月01日1990年代外交部の黄新壁スポークスマン,9月30日から「中華民国駐シンガポール商務代表団」を「駐シンガポール台北代表事務所」と改称しても,これまで享有してきた外交特権と免責権に影響を生じない,と述べる。
DIA-105-1990-10-02-1台湾1990年10月02日1990年代中国広州の白雲空港で起きた中国民航機のハイジャック事故で,台湾籍旅客31人が死亡。
DIA-105-1990-10-02-2台湾1990年10月02日1990年代総統府の邱進益スポークスマン,国家統一委員会の成員を発表。主任委員に李登輝総統,副主任委員に李元簇副総統,柏村行政院長,高玉樹総統府資政,委員に梁粛戎立法院長,林洋港司法院長ら30人。
DIA-105-1990-10-07-1台湾1990年10月07日1990年代国家統一委員会,正式に発足。李登輝総統,第1回会議で丘宏達ら12人の研究委員の招聘を発表。
DIA-105-1990-10-07-2台湾1990年10月07日1990年代桃園市で開いていた民進党第4回第2次全国党員代表大会,「わが国の事実上の主権は,中国大陸および外蒙古に及ぼない」とする決議文を採択。
DIA-105-1990-10-08-1台湾1990年10月08日1990年代中央銀行の謝森中総裁,台湾の準備高は690余億ドルで,再び増加傾向を示している,と述べる。
DIA-105-1990-10-08-2台湾1990年10月08日1990年代ギニア・ビサウのビエイラ国家評議会議長,訪台。
DIA-105-1990-10-08-3台湾1990年10月08日1990年代陳長文台湾赤十字社秘書長,中国大陸からの密航者第一陣55名を馬祖島で中国赤十字社に引き渡したと発表。
DIA-105-1990-10-09-1台湾1990年10月09日1990年代台湾赤十字社,刑事警察局の委託を受けて,中国大陸の経済犯呉大鵬を刑事犯として,初めて金門島の近海で直接中国赤十字社に引き渡し。
DIA-105-1990-10-11-1台湾1990年10月11日1990年代国民党憲政改革企画小組,台湾地区では省級政府の廃止を絶対考慮しない,と決定。
DIA-105-1990-10-11-2台湾1990年10月11日1990年代行政院,中正国際空港と高雄国際空港の拡張工事計画(1994年6月完成)に343億8860万元の投下を決定。
DIA-105-1990-10-11-3台湾1990年10月11日1990年代行政院,「投資奨励条例実施満期の処理注意事項」を承認。奨励投資第89条の規定により,期間延長を明記していない投資奨励措置は,1990年末で期限切れ失効。
DIA-105-1990-10-11-4台湾1990年10月11日1990年代内政部,日本政府が石垣島住民の尖閣諸島(台湾側呼称「釣魚台列嶼」)に灯台改築を許可したことに対し,同列島は宜蘭県が管轄する台湾の領土であると述べる。
DIA-105-1990-10-12-1台湾1990年10月12日1990年代銭復外交部長とギニア・ビサウのセメド外相,台北で「経済ならびに科学技術協力総協定」に調印。
DIA-105-1990-10-12-2台湾1990年10月12日1990年代財政部,締切りまでに提出された19行の銀行新設申請について,1991年4月に審査結果を公表する,と発表。
DIA-105-1990-10-12-3台湾1990年10月12日1990年代台湾の加重平均株価指数,2560.47ポイントと下落。
DIA-105-1990-10-13-1台湾1990年10月13日1990年代台北市議会,黄大州台北市長代理を台北市長に任命する同意権をめぐって,賛成票37対棄権票17で可決。
DIA-105-1990-10-16-1台湾1990年10月16日1990年代銭復外交部長,台湾訪問中のドミニカ共和国のガルシア外相との間で犯罪者引渡し条約と経済,文化,科学技術などの交流強化を謳う共同コミュニケに調印。
DIA-105-1990-10-17-1台湾1990年10月17日1990年代民進党の康寧祥顧問,台湾住民の身分として国家統一委員会に参加する,と声明。
DIA-105-1990-10-17-2台湾1990年10月17日1990年代立法院,行政院による労働基準法第84条修正案(公営事業従業員の停年退職後,毎月恩給を支払うことを義務づける条文)の再議案を賛成票168対反対票25で可決。
DIA-105-1990-10-17-3台湾1990年10月17日1990年代農業委員会の余玉賢主任委員,同委員会はすでに「農地利用法」草案を策定しており,条件付きで農地の使用および売買制限を緩和する考えである,と述べる。
DIA-105-1990-10-18-1台湾1990年10月18日1990年代行政院大陸委員会発足。
DIA-105-1990-10-19-1台湾1990年10月19日1990年代外交部,内政部,経済部,財政部等の合同会議,外国人労働者の導入問題について,フィリピン,タイ,インドネシアの労働者を優先的に雇用することを決定。
DIA-105-1990-10-20-1台湾1990年10月20日1990年代全世界モンゴル・チベット会議,台北で開催。モンゴルからイシュハンジンとデント両氏参加。
DIA-105-1990-10-20-2台湾1990年10月20日1990年代外交部,中国と韓国が貿易代表部の相互設置に合意したことについて,重大な関心を表明するとともに,今後の中韓関係発展に対し,慎重に対応していくと発表。
DIA-105-1990-10-21-1台湾1990年10月21日1990年代聖火を塔載した台湾の海釣り船「上賓1号」,尖閣諸島に向かったところ,日本の海上保安庁の巡視船「せっつ」によって排除。柏村行政院長,日本の阻止行動に不満であり,外交手段で日本と交渉する,と声明。
DIA-105-1990-10-21-2台湾1990年10月21日1990年代天安門事件当時の学生運動のリーダーであるウァルカイシ,個人的身分で台湾を訪問。
DIA-105-1990-10-22-1台湾1990年10月22日1990年代行政院,尖閣諸島問題について,漁船保護や軍事力介入の意思がないこと,など8項目の対応策を決議。また,尖閣諸島の主権を守るため,「釣魚台専門処理小組」(座長は施啓揚行政院副院長)を設置。
DIA-105-1990-10-22-2台湾1990年10月22日1990年代行政院大陸工作会報,(1)経済部による対中国大陸間接投資認可3353品目(台湾の商品分類表総品目の47.3%に相当)を承認,(2)現段階において中国大陸の労働者を導入しないことを決議。
DIA-105-1990-10-23-1台湾1990年10月23日1990年代ソウルで開かれるアジア太平洋経済協力会議の高級実務者会議,台湾が正式メンバーになることに同意。
DIA-105-1990-10-25-1台湾1990年10月25日1990年代全長114キロの蘇澳―花蓮間の道路,2車線に拡張する工事が完成,全線開通。
DIA-105-1990-10-26-1台湾1990年10月26日1990年代程建人外交部常務次長,1984年10月15日の江南事件について,台湾政府は1990年8月28日に劉宜良の未亡人崔容芝と和解する合意書に署名した,と発表。
DIA-105-1990-10-27-1台湾1990年10月27日1990年代ソ連のポポフ・モスクワ市長,2日間の日程で台湾を非公式訪問。
DIA-105-1990-10-27-2台湾1990年10月27日1990年代シンガポールのリー・クアンユー首相,私人として3日間台湾を訪問。通算20回目の訪台。
DIA-105-1990-10-29-1台湾1990年10月29日1990年代1988年8月18日に成立した大陸工作会報,第53回会議を開催した後解散。
DIA-105-1990-10-30-1台湾1990年10月30日1990年代台湾とボリビア,台湾政府が国交のないボリビアの首都ラパスに政府機構の「中華民国商務および領事事務処」を設立することに合意したことを同時に発表。
DIA-105-1990-11-01-1台湾1990年11月01日1990年代中央銀行,1990年第3・4半期の国際収支は35億ドルの黒字に転換した,と発表。同年上半期の国際収支は46.19億ドルの赤字と,半期ベースで過去最大の赤字額。
DIA-105-1990-11-04-1台湾1990年11月04日1990年代ソ連ロシア共和国買付団一行3人,民間の中興紡織グループの夷興貿易公司の招待で訪台。10日同貿易公司と1億ドル相当の「貿易契約確認書」に調印。
DIA-105-1990-11-05-1台湾1990年11月05日1990年代国民党憲政改革企画小組の法制分科会,(1)第2期国民大会代表の定数は375人,1991年末に選出。ただし,任期は1996年1月までの4年1カ月に短縮,(2)第2期立法委員の定数は150人,第2期監察委員の定数は54人,いずれも1993年2月1日までに選出との結論を提出。
DIA-105-1990-11-05-2台湾1990年11月05日1990年代1981年6月に中断した彰浜工業区の開発計画,警察2000余人の警戒のなかで再開。1998年完成予定。
DIA-105-1990-11-05-3台湾1990年11月05日1990年代蕭万長経済部長,政府は業者が第3国の銀行を通じてソ連とのバーター取引ができるよう協力する,と言明。
DIA-105-1990-11-05-4台湾1990年11月05日1990年代台北で開かれた台欧貿易促進会と英国台湾貿易委員会の第2回合同会議,技術協力合意書に調印。
DIA-105-1990-11-06-1台湾1990年11月06日1990年代外交部,中米のニカラグア(1985年12月7日断交)と11月5日から外交関係を回復した,と発表。
DIA-105-1990-11-06-2台湾1990年11月06日1990年代コスタリカのカルデロン大統領,ロペス第2副大統領,ヌニエス外相ら一行28人,11日まで台湾を公式訪問。
DIA-105-1990-11-07-1台湾1990年11月07日1990年代江丙坤経済部次長,原油輸入源を確保するため,ソ連からの原油輸入を考慮する,と述べる。
DIA-105-1990-11-09-1台湾1990年11月09日1990年代ヨルダンのハッサン皇太子,訪台。
DIA-105-1990-11-09-2台湾1990年11月09日1990年代立法院,「戦士授田証処理補償金および支給作業費特別預算案」(補償金880億元,作業費2億元)を採択。
DIA-105-1990-11-10-1台湾1990年11月10日1990年代国民党の若手改革派を中心に結成した文教財団法人「民主基金会」(関中理事長),台北で成立。
DIA-105-1990-11-12-1台湾1990年11月12日1990年代亜東関係協会の孝武駐日代表,特別関係者として明仁天皇即位の礼に参列。
DIA-105-1990-11-12-2台湾1990年11月12日1990年代オーストラリアのエバンス外相,航空機の相互乗り入れ,オーストラリア駐在の台湾代表機構「遠東貿易公司」のビサ発給の承認など,台湾との経済関係を強化する新しい措置を検討する,と発表。
DIA-105-1990-11-14-1台湾1990年11月14日1990年代民進党中央常務委員会,「台湾主権独立運動委員会」の設立を決定。主任委員には黄信介主席。
DIA-105-1990-11-14-2台湾1990年11月14日1990年代陳履安国防部長,中国大陸からの台湾侵攻の可能性について,快速部隊による台湾の離島を奇襲することはありうるが,台湾に対する核戦争や全面的な上陸作戦を行なう可能性は高くない,と述べる。
DIA-105-1990-11-14-3台湾1990年11月14日1990年代国防部情報参謀次長室,中国の兵力概況および台湾侵攻の軍事整備情況の資料を初公開。
DIA-105-1990-11-14-4台湾1990年11月14日1990年代台湾省漁業局の徐浜栄副局長,台湾と日本との間で,相手側の12カイリ領海内に侵入しない限り,双方の漁船が相手側の200カイリ経済水域内で操業しても,相互に干渉しないことになっている,と述べる。
DIA-105-1990-11-15-1台湾1990年11月15日1990年代外交部,カナダに領事機能をもつ「台北経済文化事務所」を設立することで合意した,と発表。
DIA-105-1990-11-16-1台湾1990年11月16日1990年代台湾と国交を樹立する意向を示してきた南太平洋のマーシャル諸島共和国,中国と国交を樹立。
DIA-105-1990-11-19-1台湾1990年11月19日1990年代1955年に介石総統にクーデターを計画した疑いで軟禁されてきた孫立人将軍,台中市で死去,91歳。
DIA-105-1990-11-19-2台湾1990年11月19日1990年代台北外貨コール市場,円の取引業務を開始。
DIA-105-1990-11-20-1台湾1990年11月20日1990年代台湾とソ連の第1回漁業協力会談,東京で挙行。
DIA-105-1990-11-20-2台湾1990年11月20日1990年代江丙坤経済部次長,日本からの輸入および公共工事入札の規制は,臨機応変の一時的措置,と述べる。
DIA-105-1990-11-21-1台湾1990年11月21日1990年代中台間の民間交流の促進や双方の人民の権益を保障する仲介機構である財団法人・海峡交流基金会,正式に成立。第1期基金7億元,うち政府出資が5.2億元。
DIA-105-1990-11-21-2台湾1990年11月21日1990年代交通部,外国籍の貨物船が中国大陸から台湾に直航するのを厳しく取締まるよう指示。
DIA-105-1990-11-22-1台湾1990年11月22日1990年代行政院大陸委員会,正式に業務を開始。
DIA-105-1990-11-22-2台湾1990年11月22日1990年代監察院,90年度の国防決算報告で,審計部の2434億余元と主計処の2319億余元に115億余元の差額を指摘。
DIA-105-1990-11-22-3台湾1990年11月22日1990年代張建邦交通部長,台湾とベトナムは21日ホーチミン市で海運と航空協定に仮調印したことを明らかにした。
DIA-105-1990-11-22-4台湾1990年11月22日1990年代内政部,今年6年間に30万戸の住宅を建設と発表。
DIA-105-1990-11-23-1台湾1990年11月23日1990年代新華社によると,中国福建省の王兆国前省長は国務院台湾事務弁公室主任に就任した。
DIA-105-1990-11-23-2台湾1990年11月23日1990年代立法院,「精神衛生法」を通過。
DIA-105-1990-11-24-1台湾1990年11月24日1990年代民間団体の「台ソ経済発展協会」,台北で成立。
DIA-105-1990-11-24-2台湾1990年11月24日1990年代台湾鉄路管理局,鉄道運賃の賃上げを実施。平均賃上げ幅は旅客運賃9.38%,貨物運賃5.42%。
DIA-105-1990-11-26-1台湾1990年11月26日1990年代訪英中の蕭万長経済部長,アイルランドのコーク市政府と「遠東工業区」(購入土地面積50ha)を建設する契約に調印。欧州での台湾工業区の第1号である。
DIA-105-1990-11-27-1台湾1990年11月27日1990年代韓国の盧泰愚大統領,台湾の立法院訪問団(団長は梁粛戎院長)と会見,韓国は台湾のGATT(関税貿易一般協定)などの国際組織の加入を支持する,と表明。
DIA-105-1990-11-27-2台湾1990年11月27日1990年代台湾・ドミニカ引渡し条約,台北で調印。
DIA-105-1990-11-29-1台湾1990年11月29日1990年代張世良立法委員,マカオでの北朝鮮の半官半民機構「北朝鮮・マカオ国際観光旅行社」から北朝鮮への入国ビザを発給された,と述べる。
DIA-105-1990-11-29-2台湾1990年11月29日1990年代行政院,法務部と国防部が提案した「1981年犯罪減刑条例」草案を採択。1990年10月31日を減刑の基準日とし,1991年1月1日から発効する。
DIA-105-1990-11-30-1台湾1990年11月30日1990年代台湾赤十字会本部が支給を代行した元日本軍人の台湾住民の戦没,重傷者弔慰金,1988年12月7日から1990年11月30日までに合計2万6875件,100億876万4400元の支給を完了。
DIA-105-1990-12-01-1台湾1990年12月01日1990年代江丙坤経済部次長の率いる中南米訪問団,メキシコ,ブラジル等の国を訪問するため,台北を出発。
DIA-105-1990-12-02-1台湾1990年12月02日1990年代財政部,米国とEC12カ国からウイスキー類など度数の強い酒類の輸入を1991年中に解禁する,と発表。
DIA-105-1990-12-04-1台湾1990年12月04日1990年代外交部,万一中東戦争が発生した場合,中華航空機を派遣して自国民を撤収させることを決定。
DIA-105-1990-12-05-1台湾1990年12月05日1990年代行政院経済建設委員会,21世紀の十大新興工業として,情報整理,通信,民生用電子,精密機械と自動化,高級素材,半導体,特殊化学品と製薬,宇宙航空,医療保健,汚染防止などの業種を正式に指定。
DIA-105-1990-12-05-2台湾1990年12月05日1990年代銭復外交部長,台北で国際移民機構(IOM)のパーセル事務局長と台北事務所開設に関する覚書に調印。
DIA-105-1990-12-05-3台湾1990年12月05日1990年代行政院の施啓揚副院長,台湾企業の対中投資を広州,福建,上海などの地区に集中させる考えであると表明。
DIA-105-1990-12-05-4台湾1990年12月05日1990年代原子力委員会の許翼雲主任委員,蘭嶼に貯蔵している低放射性原発廃棄物は,1996年に限度量に達するが,現段階では中国の新疆に貯蔵する考えはない,と言明。
DIA-105-1990-12-06-1台湾1990年12月06日1990年代中国共産党中央,北京で全国対台湾工作会議を開催。呉学謙副首相が主宰,12日閉幕。
DIA-105-1990-12-06-2台湾1990年12月06日1990年代中央銀行,警備総司令部の同意を得て,国際外貨取引システム業務を電信総局で開始。
DIA-105-1990-12-08-1台湾1990年12月08日1990年代台湾高等法院,台湾独立を鼓吹したなどの理由により,黄華に対し反乱準備罪の容疑で懲役10年を判決。
DIA-105-1990-12-08-2台湾1990年12月08日1990年代柏村行政院長,許水徳内政部長,黄大州台北市長ら政府指導者,台北市の懐恩堂教会で行なわれた2・28事件の犠牲者を追悼する礼拝集会に出席。
DIA-105-1990-12-08-3台湾1990年12月08日1990年代柏村行政院長,台湾の農業政策に食糧の自給自足を求める発想の転換が必要である,と強調。
DIA-105-1990-12-10-1台湾1990年12月10日1990年代経済部,国営企業が独占してきた石油製品を段階的に民間企業に開放する方針を決定。
DIA-105-1990-12-10-2台湾1990年12月10日1990年代外交部,フランス,スペイン,韓国,シンガポール等9カ国の国民に対し,1~3年有効の数次入国ビサ,1回の滞在14日を発給することを発表。
DIA-105-1990-12-12-1台湾1990年12月12日1990年代第18回東亜経済人会議,東京で開催。
DIA-105-1990-12-12-2台湾1990年12月12日1990年代蕭万長経済部長,大貿易商社に対する奨励策を正式に廃止する,と発表。
DIA-105-1990-12-13-1台湾1990年12月13日1990年代蕭万長経済部長,ソ連から要請があれば,台湾は食料援助を提供する用意がある,と表明。
DIA-105-1990-12-13-2台湾1990年12月13日1990年代カナダ政府から営業ライセンスを発給されたカネディアン・エアライン・インターナショナルの旅客機,第1便としてバンクーバーから中正国際空港に到着。
DIA-105-1990-12-13-3台湾1990年12月13日1990年代行政院,海外で石油や天然ガスの開発権取得の強化などを盛り込んだ「台湾地区エネルギー政策」を採択。
DIA-105-1990-12-13-4台湾1990年12月13日1990年代中央銀行,10月末の外貨準備高は702億5000万ドルと今年に入って初めて700億ドル台を突破した,と発表。
DIA-105-1990-12-14-1台湾1990年12月14日1990年代張群総統府資政,台北で死去,101歳。
DIA-105-1990-12-14-2台湾1990年12月14日1990年代台湾東部の花蓮で震度6.7の強震。
DIA-105-1990-12-15-1台湾1990年12月15日1990年代民進党の台湾独立急進派,台北で会議を開催。「新国家建線」,「新憲法会議」,「政治受難者連誼会」,「新国家連盟」,「新潮流弁公室」,「新国会助理研究室」,「国際関係基金会」など7派閥が参加。
DIA-105-1990-12-18-1台湾1990年12月18日1990年代台北地検,台湾最大の地下投資公司「鴻源機構」の不法資金吸収事件(不法吸収金額961億9805元,被害者16万余人)の調査を終え,関係容疑者81人を起訴。
DIA-105-1990-12-19-1台湾1990年12月19日1990年代台湾・インドネシア投資保護協定,台北で調印。
DIA-105-1990-12-21-1台湾1990年12月21日1990年代海軍の光華計画によるペリー級(PFG-2)ミサイルフリゲート艦建造計画の第1隻艦の竜骨組立式および第2隻艦の起工式,中国造船公司高雄造船所で挙行。
DIA-105-1990-12-21-2台湾1990年12月21日1990年代台湾初のテレビ電話,高雄―澎湖間で使用開始。
DIA-105-1990-12-21-3台湾1990年12月21日1990年代台湾聯合化学品公司,2年前に計画されたフィリピンに3.7億ドルを投資してナフサ工場を建設する構想をフィリピン側の事情により放棄することを決定。
DIA-105-1990-12-24-1台湾1990年12月24日1990年代中華航空,台湾セメントや嘉新セメントおよび和信企業と新しい子会社「天馬航空」(スカイ・ライダー・エアラインズ)を共同で設立する契約に調印。資本金は40億元,うち3分の2を中華航空が出資。
DIA-105-1990-12-24-2台湾1990年12月24日1990年代南回り鉄道の中央トンネル(全長8070メートル),6年9カ月の施工で貫通。
DIA-105-1990-12-25-1台湾1990年12月25日1990年代李総統,91年5月までに「動員戡乱時期」終結を宣言,1992年半ばまでに憲政改革を完成予定,と言明。
DIA-105-1990-12-25-2台湾1990年12月25日1990年代台北市内で政治改革や台湾独立主張で逮捕された黄華釈放を求める民進党主催のデモ。参加者約6000人。
DIA-105-1990-12-26-1台湾1990年12月26日1990年代柏村行政院長,国交のないシンガポールを4日間の私的訪問。邵玉銘新聞局長らが随行。
DIA-105-1990-12-26-2台湾1990年12月26日1990年代経済建設委員会,「国家建設6カ年計画(1991~96年)」草案を採択。資金総額8兆5769億元,うち公債発行4兆6211億元。1996年の1人当りGNP1万4000ドル。
DIA-105-1990-12-26-3台湾1990年12月26日1990年代経済建設委員会,1991年の経済計画を採択。経済成長率7%,1人当りGNP8747ドル。
DIA-105-1990-12-27-1台湾1990年12月27日1990年代行政院,証券市場を海外機関投資家に開放するとの財政部提案を承認。直接投資が認められるのは,銀行,保険会社,基金管理機構などの機関投資家で,初年度の投資限度総額は25億ドル。
DIA-105-1990-12-27-2台湾1990年12月27日1990年代外交部,イラクに対する経済制裁を実施すると発表。
DIA-105-1990-12-27-3台湾1990年12月27日1990年代対外貿易発展協会,ベトナムのホーチミン市に貿易事務所を正式に開設した,と発表。
DIA-105-1990-12-28-1台湾1990年12月28日1990年代韓国のアシアナ航空,ソウル―台北線に初就航。
DIA-105-1990-12-29-1台湾1990年12月29日1990年代農業委員会の余玉賢主任委員,今後6年間の農業ゼロ成長政策は,農業を発展させないものではなく,農業の企業化と精緻化を求めるものである,と述べる。
DIA-105-1991-01-01-1台湾1991年01月01日1990年代91年減刑条例が発効。減刑の規定に適用される受刑者は1万8163名,うち元旦に出獄した者は5567名(司法刑務所から4642名,軍法刑務所から925名)。
DIA-105-1991-01-02-1台湾1991年01月02日1990年代経済建設委員会,中国鋼鉄公司が90億元を投資してマレーシアに合弁で製鉄所を建設する計画(95年6月の時点で最終粗鋼年生産量500万㌧)を原則的に認可。
DIA-105-1991-01-04-1台湾1991年01月04日1990年代ソ連のモスクワ市議会代表団(団長はセルゲイ・チェルニク議員)一行9名,訪台。
DIA-105-1991-01-04-2台湾1991年01月04日1990年代訪台中のソ連のフラディスラフレフ人民代議員大会対外貿易委員会議長,ソ連ではすでに対台湾経済貿易小組を設立した,と述べる。
DIA-105-1991-01-05-1台湾1991年01月05日1990年代フランスのフォールー産業・国土開発相,政府や企業関係者28名を率いて台湾を訪問。
DIA-105-1991-01-07-1台湾1991年01月07日1990年代章孝厳外交部次長,台湾とサウジ国交断絶後,台湾側はリヤドに台北経済文化代表事務所と商務事務所,サウジ側は台北に商務事務所をそれぞれ設置,双方は相手側に特権および免責権待遇を供与する,と発表。
DIA-105-1991-01-07-2台湾1991年01月07日1990年代行政院の施啓揚大陸委員会主任委員,「台湾地区と大陸地区人民の関係条例」制定は,両岸の人民関係を規定するもので,中国政府を承認するものではないと表明。
DIA-105-1991-01-07-3台湾1991年01月07日1990年代財政部,91年4月1日より米国および欧州12カ国のウイスキー類(スピリッツ)の輸入を自由化すると発表。
DIA-105-1991-01-07-4台湾1991年01月07日1990年代中央銀行の兪政副総裁,外貨準備高に占める米ドルの比率は89年の92%から現在58.61%にまで減少,また現在のマルクの比率は23.77%,日本円は11.58%と発表。
DIA-105-1991-01-07-5台湾1991年01月07日1990年代財政部証券管理委員会,「証券業者外国有価証券受託取引管理規則」と「証券業者外国有価証券受託取引受渡及び外為取組手続」を制定公布。
DIA-105-1991-01-08-1台湾1991年01月08日1990年代経済部投資審議委員会,90年の華僑・外国人投資認可額は,前年比4.8%減の23億177万㌦,と発表。
DIA-105-1991-01-11-1台湾1991年01月11日1990年代台湾観光協会日本事務所,90年に台湾を訪問した日本人旅客総数は,前年比5%減の91万4484人と発表。
DIA-105-1991-01-12-1台湾1991年01月12日1990年代中央銀行,90年11月末現在の外貨準備高は714億7600万㌦,と発表。
DIA-105-1991-01-15-1台湾1991年01月15日1990年代農業委員会,米の備蓄は現在112万5000㌧に達し,湾岸戦争が長引いても食糧需給に不安はないと表明。
DIA-105-1991-01-15-2台湾1991年01月15日1990年代銭復外交部長,スワジランドおよび南アフリカ共和国を訪問するため,台北を出発。
DIA-105-1991-01-17-1台湾1991年01月17日1990年代邵玉銘新聞局長,台湾政府は国連安全保障理事会が採択した12項目のイラク非難および制裁の決議案を一貫して支持し,イラクが武力によってクウェートを併合した侵略行為に断固として反対,との政府声明を発表。
DIA-105-1991-01-17-2台湾1991年01月17日1990年代経済部,湾岸戦争に対応するため,「エネルギー源節約2段階規制措置」の第1段階の一部を実施。
DIA-105-1991-01-18-1台湾1991年01月18日1990年代立法院,「中小企業発展条例」,「公平交易法草案」,「大陸委員会組織条例」をそれぞれ通過。
DIA-105-1991-01-18-2台湾1991年01月18日1990年代行政院,「2・28事件特別小組」(座長は施啓揚行政院副院長)および「2・28事件研究小組」(座長は台湾テレビの陳重光董事長と大同文化基金会の葉明勲董事長)を正式に発足。研究報告は92年2月28日に発表。
DIA-105-1991-01-20-1台湾1991年01月20日1990年代第4回全国科学技術会議,台北で開催。
DIA-105-1991-01-20-2台湾1991年01月20日1990年代台北の米国在台湾協会前で,20数名の反戦分子が湾岸戦争に反対するデモに参加。
DIA-105-1991-01-21-1台湾1991年01月21日1990年代在米作家劉宜良氏殺害事件(江南事件)に関連して受刑中の陳啓礼,呉敦両名,仮釈放で出獄。
DIA-105-1991-01-23-1台湾1991年01月23日1990年代江丙坤経済部次長,海外から輸入される石油は日量43万バレル,うち輸入量の16%に相当する7万5000バレルをクウェートに依存。湾岸戦争によりクウェートからの石油輸入は停止,しかしすでに石油の輸入先分散政策をとっているので,不安はない,と述べる。
DIA-105-1991-01-24-1台湾1991年01月24日1990年代林以文空軍総司令,湾岸戦争勃発後,新竹,桃園,台中の各空軍基地にF104型戦闘機100機以上を配備している空軍は,全面的警戒態勢を維持し,中共軍の侵攻に備えている,と述べる。
DIA-105-1991-01-24-2台湾1991年01月24日1990年代台湾が自力で開発したAT-3型戦闘機を主力とする空軍夜間攻撃中隊,初めて公開。
DIA-105-1991-01-25-1台湾1991年01月25日1990年代ニューヨークの華字紙『華米日報』の朱伯舜董事長,台北で記者会見し,黄成華マカオ駐在北朝鮮領事は,彼に台湾でビザ申請を受理し,マカオに送ることを授権した。この件で外交部に報告済である,と言明。
DIA-105-1991-01-26-1台湾1991年01月26日1990年代台湾とオーストラリア,台北で航空協定草案に調印。
DIA-105-1991-01-27-1台湾1991年01月27日1990年代ソ連サハリン州のフョードロフ知事一行6名,台湾を訪問。
DIA-105-1991-01-28-1台湾1991年01月28日1990年代経済部,台湾の中興紡織が香港の子会社を通じ90万㌦を投資して上海にメリヤス服装工場を開設することを認可。台湾企業による対中国大陸間接投資第1号。
DIA-105-1991-01-30-1台湾1991年01月30日1990年代国民党中央常務委員会,憲法改正は1機関(国民大会),2段階(第1期および第2期国民大会代表)の方式で行なうことを再確認。
DIA-105-1991-01-31-1台湾1991年01月31日1990年代行政院,総額8兆2362億元にのぼる「国家建設6カ年計画」を採択。それによると,経済成長率は年平均7%,96年に1人当りGNPは1万3975㌦。
DIA-105-1991-01-31-2台湾1991年01月31日1990年代外交部,89年5月の政変により閉鎖された台湾のスリランカ駐在代表機構を「台北貿易代表団」の名義で復活した,と発表。
DIA-105-1991-02-01-1台湾1991年02月01日1990年代行政院大陸委員会,中国が武力による台湾侵犯を放棄しない限り,台湾政府は現段階で三不政策を変える考えはない,と表明。
DIA-105-1991-02-01-2台湾1991年02月01日1990年代国防部,台湾はジュネーブ化学兵器拡散防止条約の調印国であり,これまで化学兵器を所有したことがなければ,開発したこともない,と言明。
DIA-105-1991-02-01-3台湾1991年02月01日1990年代フィンランド,東アジア太平洋貿易協会台北事務所を開設。
DIA-105-1991-02-02-1台湾1991年02月02日1990年代中央銀行の謝森中総裁,90年12月末の外貨準備高は724億4100万㌦,91年1月末には740億㌦を上回っている,と発表。
DIA-105-1991-02-05-1台湾1991年02月05日1990年代外交部と国防部,台湾がイラクに対戦車・対人の地雷および水雷を供与したとの米誌『タイム』(2月11日号)の記事について,全く事実無根と否認。
DIA-105-1991-02-05-2台湾1991年02月05日1990年代中央選挙委員会,不在者投票の適用対象を戸籍地以外の地区に在学中の学生と服役軍人に限定すると決定。
DIA-105-1991-02-05-3台湾1991年02月05日1990年代中央社によると,国際移民委員会(ICM)は2月初め,正式に台北事務所を開設し,アルゼンチン政府は同事務所に移民申請者の認証権限を授与した。
DIA-105-1991-02-07-1台湾1991年02月07日1990年代総統府の邱進益副秘書長,現在の中国の位置付けは,(1)反乱団体,(2)交戦団体,(3)中共当局または北京当局,(4)中共政権または北京政権,(5)中共政府という五つのレベルに大別されるが,1991年5月の動員戡乱時期終結後の中国の位置付けについて,段階的,弾力的および対等の3原則に基づいて処理する,と述べる。
DIA-105-1991-02-10-1台湾1991年02月10日1990年代張世良立法委員を団長とする北朝鮮訪問団,6日間の日程を終えて帰台。
DIA-105-1991-02-12-1台湾1991年02月12日1990年代佳山計画の蘇澳―花蓮自動車道の立体地下道(投資額1億4572万元,長さ400㍍,幅27㍍),正式開通。
DIA-105-1991-02-12-2台湾1991年02月12日1990年代中華工程公司が政府の許可を得て合法的に導入した第1陣のタイ出身外国人労働者30名,台北から入境。北部第2高速道路の建設に投入される。
DIA-105-1991-02-12-3台湾1991年02月12日1990年代柏村行政院長,第4原子力発電所は必ず建設する,と言明。
DIA-105-1991-02-13-1台湾1991年02月13日1990年代行政院,蔡中涵立法委員の質疑に対し,北朝鮮が台湾に対する「非友好的態度」を改めない限り,現行の間接貿易政策を改めるつもりはない,と書面答弁。
DIA-105-1991-02-19-1台湾1991年02月19日1990年代行政院,台湾機械,中国造船と中華工程の国営企業3公司の民営移転方式を認可。うち,台湾機械は株式の競売,中国造船は特定人による株式引き受け,中華工程は特別上場方式をとる。
DIA-105-1991-02-19-2台湾1991年02月19日1990年代章孝厳外交部次長,リアドで開かれる中東7カ国駐在代表の中東情勢検討会議に出席するため,台北を出発。
DIA-105-1991-02-20-1台湾1991年02月20日1990年代香港旅行観光協会の統計によると,90年に香港を訪れた台湾人観光客は前年比約20%増の134万4000人で,第2位の日本人観光客より1万3000人多い。
DIA-105-1991-02-21-1台湾1991年02月21日1990年代法務部,「台湾地区と大陸地区人民の関係条例施行細則」の実行範囲は,中国大陸,外モンゴル地区および97年以降の香港・マカオ地区とすることを決定。
DIA-105-1991-02-21-2台湾1991年02月21日1990年代行政院労工委員会の趙守博主任委員,外国人不法就労者に対する取締り政策は変わらない,と述べる。
DIA-105-1991-02-21-3台湾1991年02月21日1990年代行政院,劉国昭立法委員が二重承認の現実外交により国際社会へ復帰すべきであると提案したことに対し,台湾が友好国と外交関係を樹立するか,ないし復活するとき,二重承認を目標としたことはない,と答弁。
DIA-105-1991-02-22-1台湾1991年02月22日1990年代銭復外交部長,(1)台湾の外交政策は,動員戡乱時期が終結した後も変わらない,(2)台湾とイスラエルが数カ月以内に相互に通商代表事務所を設置する可能性がある,と述べる。
DIA-105-1991-02-23-1台湾1991年02月23日1990年代総統府の国家統一委員会,第3回全体会議を開き,「国家統一綱領」を修正,採択。
DIA-105-1991-02-24-1台湾1991年02月24日1990年代中国石油公司,台湾の石油備蓄量が136日~145日分を維持していることを明らかにした。
DIA-105-1991-02-24-2台湾1991年02月24日1990年代邵玉銘新聞局長,台湾はイラクのクウェートからの撤退を求めた国連安保理の決議を支持する,と述べる。
DIA-105-1991-02-25-1台湾1991年02月25日1990年代行政院労工委員会,外国人不法就労者の2月28日までの自発的出境期限を延長しない,と決定。
DIA-105-1991-02-25-2台湾1991年02月25日1990年代内政部の陳孟鈴政務次長,現時点で在留期限を超え滞在している外国人(不法就労者を含む)は3万9000余人であるが,うち2月24日までに自発的に出境申請を行なった者は1万8063人で,その比率は5割弱,と述べる。
DIA-105-1991-02-26-1台湾1991年02月26日1990年代銭復外交部長,訪台中のフィリピンのドミンゴ移民局長が要請した同国の労働者の受け入れ問題について,台湾自身人口の圧力が大きいので,大量の外国人労働者を受け入れるわけにはいかない,と拒否。
DIA-105-1991-02-26-2台湾1991年02月26日1990年代李登輝総統,第1期国民大会第2次臨時会議を91年4月8日に召集する命令を発布。
DIA-105-1991-02-26-3台湾1991年02月26日1990年代民進党,立法院第87会期の開幕日に,国民党が未改選の中央民意代表の辞任に関する公約を履行しないという理由で,議事をボイコット。
DIA-105-1991-02-27-1台湾1991年02月27日1990年代行政院大陸委員会,公務員の大陸親戚の病気見舞や葬儀参加の規制緩和。これまでの父母,配偶者,子女,兄弟姉妹から祖父母(母方祖父母を含む)に拡大。
DIA-105-1991-02-28-1台湾1991年02月28日1990年代蕭万長経済部長,湾岸戦争後の中東再建に台湾としては,(1)外交上の必要性,(2)台湾の援助能力,(3)台湾企業の供給競争力,などの3原則に沿って参加と表明。
DIA-105-1991-02-28-2台湾1991年02月28日1990年代ワインバーガー元米国防長官,訪台。
DIA-105-1991-02-28-3台湾1991年02月28日1990年代中華仏光協会主催の「2・28事件殉難同胞慰霊法会」に邱創煥総統府資政,許水徳内政部長,陳履安国防部長,黄信介民進党主席らが列席。
DIA-105-1991-03-01-1台湾1991年03月01日1990年代台湾プラスチックの王永在総経理,宜蘭県民が同公司の第6ナフサ工場建設に強く反対しているため,宜蘭での投資計画を断念した,と述べる。
DIA-105-1991-03-04-1台湾1991年03月04日1990年代李登輝総統,2・28事件の犠牲者遺族代表林宗義,郭勝華ら7名を総統府に招いて接見。同総統,2・28事件はもはや徹底的に解決することのできる時期に来ており,政府は絶対にこの問題を回避しない,と言明。
DIA-105-1991-03-04-2台湾1991年03月04日1990年代国民党の宋楚瑜秘書長,中国大陸との交流は,(1)国家統一,(2)事実尊重,(3)安全確保,(4)互恵対策,(5)穏健漸進の5原則に基づいて推進する,と述べる。
DIA-105-1991-03-05-1台湾1991年03月05日1990年代葉菊蘭ら立法委員,張建邦交通部長の娘である張家宜・淡江大学副校長が時価10分の1の超低価格で華隆公司から国華人寿株500万株を購入し,60億元の利益を得たとして,財政部に対しその責任追及を要求。張交通部長,3月8日辞意を表明,=柏村行政院長未処理。
DIA-105-1991-03-05-2台湾1991年03月05日1990年代柏村行政院長,政府は台北―宜蘭間高速道路の建設を当分見合わせる,と表明。
DIA-105-1991-03-06-1台湾1991年03月06日1990年代総統府および国防部,2・28事件の史料を公開する,と表明。
DIA-105-1991-03-07-1台湾1991年03月07日1990年代ペルーのフジモリ大統領夫人,訪台。
DIA-105-1991-03-07-2台湾1991年03月07日1990年代銭復外交部長,湾岸戦争中に台湾がイラクに決議違反物資を輸出したとの国連非難に反論。
DIA-105-1991-03-09-1台湾1991年03月09日1990年代海峡交流基金会発足。3月11日より業務を開始。
DIA-105-1991-03-09-2台湾1991年03月09日1990年代陳履安国防部長,IDF「経国号」戦闘機の第1中隊は94年から就役する,と述べる。
DIA-105-1991-03-10-1台湾1991年03月10日1990年代台湾紅十字総会,3月8日に彭佳嶼付近の海域で密輸取り調べのため,大陸漁船「平漁5069号」に乗船し調査しているところを強制的に連れ去られた保安警察第7総隊の隊員程起,周憲光,趙宏贍の3名が福建省平潭にいることを確認。
DIA-105-1991-03-10-2台湾1991年03月10日1990年代1936年の西安事件の主役である張学良,米国在住の家族と再会するため,台北を出発。56年ぶりの外遊。
DIA-105-1991-03-11-1台湾1991年03月11日1990年代米台経済貿易協議会議,台北で開催。
DIA-105-1991-03-12-1台湾1991年03月12日1990年代経済部,対中国大陸間接投資認可品目を追加する,と発表。これまでの認可品目を合計すると3679に達し,商品分類総数の約半分を占める。
DIA-105-1991-03-12-2台湾1991年03月12日1990年代柏村行政院長,動員戡乱時期終結後も金門,馬祖は依然戦地である,と述べる。
DIA-105-1991-03-12-3台湾1991年03月12日1990年代李登輝総統,トンガ王国の外相兼国防相のツポウトア皇太子と会見。
DIA-105-1991-03-13-1台湾1991年03月13日1990年代立法院,立法委員が提出する法律案および行政院の重要政策に同意しないとする変更の提案に要する人数を20名から15名に引き下げることを可決。
DIA-105-1991-03-13-2台湾1991年03月13日1990年代オーストラリア政府,首都キャンベラに台湾の貿易事務所の開設を認める,と発表。
DIA-105-1991-03-15-1台湾1991年03月15日1990年代中央銀行,海外からの送金限度を現行の200万㌦から300万㌦に引き上げ,海外向け送金限度は500万㌦から300万㌦に引き下げることを実施。
DIA-105-1991-03-16-1台湾1991年03月16日1990年代李登輝総統,元首として初めて「佳山計画」を巡視。同計画は,総経費257億元を投じて建設される中央山脈の地下要塞工事で,84年着工,93年に完成予定。完成時には,200機以上の各種軍用機などが収納される。
DIA-105-1991-03-18-1台湾1991年03月18日1990年代外交部,アルゼンチンの沿岸警備艇「デビス号」が台湾漁船「竜威866号」に発砲し,台湾漁民1人を射殺した事件について,同国政府に強く抗議。
DIA-105-1991-03-19-1台湾1991年03月19日1990年代台湾がパラグアイに贈与したエンカルナシオン市郊外の肥料ミキサー工場,落成式。年産8万㌧。
DIA-105-1991-03-19-2台湾1991年03月19日1990年代香港上海銀行,台湾当局の認可を経て,台北に証券および委託管理業務センターを開設する,と発表。
DIA-105-1991-03-20-1台湾1991年03月20日1990年代蕭万長経済部長,台湾企業の中国への単純な投資行為は過去に遡って追及することはない,と述べる。
DIA-105-1991-03-22-1台湾1991年03月22日1990年代章孝厳外交部次長,フィリピン国会が最近,フィリピン官吏の台湾接触禁止解除法案を採択したことについて,この措置は,フィリピンが台湾を受け入れる象徴的意義をもつ,と評価。
DIA-105-1991-03-23-1台湾1991年03月23日1990年代シンガポールのオン・テンチョン副首相,訪台。
DIA-105-1991-03-24-1台湾1991年03月24日1990年代楊世緘工業局長を団長とする「台仏工業科学技術協力および投資訪問団」一行72名,台北を出発。訪仏の主な任務は,台仏間で高速列車の台湾での製造および計画の協力事項についての討議。
DIA-105-1991-03-25-1台湾1991年03月25日1990年代国民党憲政改革画策小組,台湾憲法増補修正要点を採択。
DIA-105-1991-03-25-2台湾1991年03月25日1990年代台湾・オーストラリア航空取決め,台北で締結。
DIA-105-1991-03-27-1台湾1991年03月27日1990年代外交部,90年8月2日に閉鎖した台湾駐在クウェート代表事務所を再開。
DIA-105-1991-03-27-2台湾1991年03月27日1990年代内政部,台湾経済海域および大陸暗礁層法草案(全文27条)公表。経済海域は領海基準から200カイリと規定。
DIA-105-1991-03-27-3台湾1991年03月27日1990年代行政院主計処が発表した台湾初の国富調査報告によれば,主力産業は依然製造業で,なかでも電子器材業,紡績業,運輸機器業,基本金属業と化学材料業が主力。
DIA-105-1991-03-28-1台湾1991年03月28日1990年代外交部が主導とする「対ソ工作小組」,正式に成立。対ソ関係は民間レベルに限定。
DIA-105-1991-03-29-1台湾1991年03月29日1990年代外交部の黄新壁スポークスマン,中国の銭其外交部長が,中国が同意した場合だけ台湾は地域の呼称でガットに加盟できると発言したことについて,台湾の経済貿易の実力は国際的に広く認められており,ガットの規定に適合している以上加盟の資格がある,と述べる。
DIA-105-1991-03-30-1台湾1991年03月30日1990年代90年12月16日実施された戸籍および住宅調査統計によれば,台湾地区の総人口は2039万7388人で,10年前の80年に比べると20.64%の増加。
DIA-105-1991-04-02-1台湾1991年04月02日1990年代柏村行政院長,民進党の戴振耀立法委員が提出した「ブラックリスト」の問題について,政府は台湾独立運動家を歓迎しない,とくに外国籍の台湾分子の来台を拒否する,と言明。
DIA-105-1991-04-03-1台湾1991年04月03日1990年代3月8日に中国大陸に連れ去られた保安警察程起ら3名,台湾の陳長文秘書長に伴われ,福建省から香港経由で台北に帰着。
DIA-105-1991-04-04-1台湾1991年04月04日1990年代イタリアのプランディーニ公共事業相,同国の政府高官としては1970年以来初めて台湾を訪問。
DIA-105-1991-04-04-2台湾1991年04月04日1990年代経済建設委員会,91年第1・四半期の対米輸出依存度が28%と68年以来の最低,対欧州輸出依存度は21%と史上最高を記録した,と発表。
DIA-105-1991-04-08-1台湾1991年04月08日1990年代第1期国民大会第2回臨時会議,台北市陽明山中山楼で開催。539名の国民大会代表が出席。国民党の国民大会党部,205名の国民大会代表が連署した「動員戡乱時期臨時条款廃止案」を正式に提出。
DIA-105-1991-04-08-2台湾1991年04月08日1990年代米証券会社シエソン・リーマン・ハットン,台北支店を開設。外国証券会社の台北支店はこれが第1号。
DIA-105-1991-04-09-1台湾1991年04月09日1990年代行政院大陸委員会と財団法人海峡交流基金会,第1段階の大陸発行文書認証業務を基金会へ委託する契約に調印。
DIA-105-1991-04-10-1台湾1991年04月10日1990年代ドミニカ共和国のモラレス副大統領,訪台。
DIA-105-1991-04-11-1台湾1991年04月11日1990年代柏村行政院長,大陸漁船が相次いで台湾漁船を騒がす事件に対し,強硬的対抗措置をとる,と言明。
DIA-105-1991-04-13-1台湾1991年04月13日1990年代国家統一委員会の設立および両岸の統一に反対することを前提とする「台湾保衛委員会」,台北で成立。国家統一委員会のメンバーである高玉樹・総統府資政,黄石城・行政院政務委員らも参加。
DIA-105-1991-04-13-2台湾1991年04月13日1990年代行政院,4月8日までに登記を行なわなかった大陸投資の台湾企業に対し,法的に処分する方針を決定。
DIA-105-1991-04-15-1台湾1991年04月15日1990年代中央銀行,中国大陸の親族に送金できる金額が1人当り年間5000㌦までの規定は,厳しすぎて現実的ではない,と指摘。
DIA-105-1991-04-15-2台湾1991年04月15日1990年代銭復外交部長,ベネズエラとスワジランドが台湾籍旅客に対し,着地ビザの発給に同意した,と述べる。
DIA-105-1991-04-15-3台湾1991年04月15日1990年代対外貿易発展協会が積極的に推進した「香港台北貿易センター」,香港で成立。
DIA-105-1991-04-15-4台湾1991年04月15日1990年代米台間のハイテク製品輸出規制のメモランダム,双方政府間で交換公文手続を完成,正式に発効。
DIA-105-1991-04-15-5台湾1991年04月15日1990年代民進党,「憲法危機処理小組」拡大会議を開き,国民大会臨時会議をボイコットして,議会内闘争から街頭闘争に戦術転換を図ることを決定。
DIA-105-1991-04-16-1台湾1991年04月16日1990年代李登輝総統,民進党が憲法修正を審議中の国民大会臨時大会をボイコットし,17日に大規模な街頭デモを計画していることを非難。
DIA-105-1991-04-17-1台湾1991年04月17日1990年代国民大会が非改選議員に主導権を握られていることを不満にした民進党,台北市内で民主化要求デモ決行。黄信介民進党主席,許信良同党顧問ら2万人参加。
DIA-105-1991-04-18-1台湾1991年04月18日1990年代宋楚瑜秘書長ら国民党代表と張俊宏秘書長ら民進党代表,国家安全会議,国家安全局および人事行政局の3機構を93年までに廃止することで合意。
DIA-105-1991-04-22-1台湾1991年04月22日1990年代ツバルのパエニウ首相,訪台。
DIA-105-1991-04-22-2台湾1991年04月22日1990年代ベリーズのプライス首相兼財務・国防・内相一行5名,訪台。
DIA-105-1991-04-22-3台湾1991年04月22日1990年代第1期国民大会第2回臨時会議,憲法増補修正条文案を出席代表470名(民進党および一部無党派増補代表がボイコット)のうち457名の賛成で採択,続いて動員戡乱時期臨時条款廃止案を出席代表445名のうち438名の賛成で採択。
DIA-105-1991-04-23-1台湾1991年04月23日1990年代第1原子力発電所の1号機と2号機が相次いで故障,停電のため数千工場が操業中断。
DIA-105-1991-04-24-1台湾1991年04月24日1990年代華隆事件に関与したとみられる張建邦交通部長,柏村行政院長に辞表を提出して受理される。
DIA-105-1991-04-24-2台湾1991年04月24日1990年代中央銀行の謝森中総裁を団長とする台湾代表団一行10名,カナダのバンクーバーで開かれているアジア開発銀行理事会に出席。
DIA-105-1991-04-24-3台湾1991年04月24日1990年代第1期国民大会第2回臨時会議,閉幕。
DIA-105-1991-04-24-4台湾1991年04月24日1990年代行政院,産業高度化促進条例施行細則を公布施行。
DIA-105-1991-04-26-1台湾1991年04月26日1990年代中央銀行の謝森中総裁,アジア開発銀行理事会最終会議で,台湾代表団は引続き台湾に対するアジア開発銀行の「中国・台北」の呼称変更に反対すると表明。
DIA-105-1991-04-26-2台湾1991年04月26日1990年代経済部,登録期限の4月8日までに事後登録した台湾企業の対中国間接投資または技術協力案件は2503件,累計7億5390万㌦であることを明らかにした。
DIA-105-1991-04-27-1台湾1991年04月27日1990年代章孝厳外交部次長,台湾政府は人道的立場に基づき,国際赤十字を通じてクルド難民救済に1000万㌦を供与する,と発表。
DIA-105-1991-04-27-2台湾1991年04月27日1990年代国際貿易局,米国が台湾をスペシャル301号監視リストに載せたことについて,遺憾の意を表明。
DIA-105-1991-04-28-1台湾1991年04月28日1990年代財団法人海峡交流基金会大陸訪問団(団長は陳長文秘書長)一行14名,北京に到着。29日に中国国務院台湾事務弁公室の唐樹備副主任と会談。
DIA-105-1991-04-29-1台湾1991年04月29日1990年代台湾電力公司,電力供給制限措置方案を公布実施。同措置は,(1)工業生産に与える影響回避,(2)国防および重大な民生に与える影響回避を原則として,計画的な電力供給制限と地区別の順番停電制を実施。
DIA-105-1991-04-30-1台湾1991年04月30日1990年代李登輝総統,総統府での内外記者会見で,中国共産党を反乱団体と規定した動員戡乱時期臨時条款を5月1日から廃止,同時に動員戡乱時期が終了と宣言。それに伴い中国を「大陸当局」,「中共当局」と呼称。
DIA-105-1991-05-01-1台湾1991年05月01日1990年代金門・馬祖等外島地区最高軍事指揮官が戒厳法の規定により,午前零時から当該地区の臨時戒厳実施。
DIA-105-1991-05-01-2台湾1991年05月01日1990年代国防部,1958年から実施した中国共産軍将兵の台湾への帰投措置を廃止する,と発表。
DIA-105-1991-05-01-3台湾1991年05月01日1990年代内政部,行政院直轄市の昇格条件の1つとして,現行の人口100万以上から240万以上に改めることを原則的に決定。
DIA-105-1991-05-02-1台湾1991年05月02日1990年代ギニアビサウのジュニオ初代駐台湾大使,李登輝総統に信任状を提出。
DIA-105-1991-05-02-2台湾1991年05月02日1990年代蒙蔵(モンゴル・チベット)委員会の呉化鵬委員長,外モンゴルは事実上独立国家である,と述べる。
DIA-105-1991-05-03-1台湾1991年05月03日1990年代外交部の章孝厳政務次長,フィリピンが最近相次いで台湾漁船を拘留,撃沈した事件に対し,同国のロサス駐台代表を招き厳重に抗議。
DIA-105-1991-05-08-1台湾1991年05月08日1990年代台北地裁,台湾最大の地下投資公司である「鴻源グループ」の破産を宣告。
DIA-105-1991-05-08-2台湾1991年05月08日1990年代フォード元米大統領,台湾を私的訪問。
DIA-105-1991-05-09-1台湾1991年05月09日1990年代法務部調査局,「独立台湾会」(責任者は日本在住の史明,本名は施朝暉)の台湾地下組職のメンバーである陳正然,廖偉程,王秀恵,林銀福4名を学生運動の画策などの反乱行為の容疑で逮捕。毛高文教育部長,調査局の捜査員が学校側に通告せずに,キャンパス内で学生を逮捕したことに重大な関心を表明。
DIA-105-1991-05-10-1台湾1991年05月10日1990年代フィリピン,正式に台湾代表団と漁船問題に関する協議を行いたいと申し入れ。
DIA-105-1991-05-10-2台湾1991年05月10日1990年代行政院国家科学委員会,チェコスロバキア科学院と科学協力協定を締結。
DIA-105-1991-05-11-1台湾1991年05月11日1990年代柏村行政院長,5月9日の「独立台湾会」メンバーの逮捕事件について,法務部調査局による逮捕の技術面において,学校への儀礼および尊重に欠けるところがあったことを認める。
DIA-105-1991-05-12-1台湾1991年05月12日1990年代日本の経団連が組織した「日本経済貿易訪問団」(団長は赤沢璋一・国際経済交流財団会長)一行146名,5日間の日程で台湾を訪問。
DIA-105-1991-05-12-2台湾1991年05月12日1990年代台湾・シンガポール観光協力取り決め,台北で調印。
DIA-105-1991-05-14-1台湾1991年05月14日1990年代日台双方の政治,文化界指導者が共同で設立した「国際政策研究会信睦会」,台北で開催。
DIA-105-1991-05-14-2台湾1991年05月14日1990年代金丸信元副総理,国立中山大学の招きで訪台。
DIA-105-1991-05-15-1台湾1991年05月15日1990年代日本の東アジア科学技術協力協会と台湾のアジア太平洋科学技術協会,台北で第9回合同会議を開催。
DIA-105-1991-05-17-1台湾1991年05月17日1990年代立法院,1949年に制定した「懲治叛乱条例」(反乱処罰条例)の廃止を通過。
DIA-105-1991-05-17-2台湾1991年05月17日1990年代日台経済貿易会議,双方が貿易不均衡是正合同委員会を設立することに合意。
DIA-105-1991-05-18-1台湾1991年05月18日1990年代政府,90年5月から91年5月18日までに彰化,華南,第一の3商業銀行の政府保有株4634万余株の払い下げを完了,売却所得100余億元を歳計剰余に計上。
DIA-105-1991-05-20-1台湾1991年05月20日1990年代行政院大陸工作委員会の馬英九副主任委員,90年に台湾企業の対中投資額と台湾観光客の中国大陸での消費額は合計で95億㌦に達しているだろう,と述べる。
DIA-105-1991-05-20-2台湾1991年05月20日1990年代行政院農業委員会の邱茂英副主任委員を団長とする代表団,フィリピンとの漁業交渉でマニラに到着。台湾側「群島海域の航路画定」,「オーバラップ海域および関連海域の漁業資源共同開発」および「台比漁業協力」の3テーマを提出し,フィリピン側と討議。
DIA-105-1991-05-20-3台湾1991年05月20日1990年代5月9日の「独立台湾」メンバー逮捕事件に抗議し,中央研究院民族研究所員瞿海源を召集人とする「知識界反政治迫害聯盟」の主導の下に台北で約1万人のデモ。
DIA-105-1991-05-21-1台湾1991年05月21日1990年代中央銀行の統計によれば,台湾の90年の海外観光収支は31億5000万㌦の赤字に達し,同年の貿易黒字の4分の1を食いつぶした。
DIA-105-1991-05-22-1台湾1991年05月22日1990年代ポーランド,同国訪問中の台湾経済貿易代表団(団長は江丙坤経済部次長)に対し,ポーランド全国商業会議所のもとに台湾委員会を設け,台湾に商業事務所を設立する問題を検討する,と発表。
DIA-105-1991-05-22-2台湾1991年05月22日1990年代バチカンの法王庁,台湾の周書楷大使の後任に黄秀日大使の着任を受入れる,と発表。
DIA-105-1991-05-22-3台湾1991年05月22日1990年代英保守党のムーア下院議員,訪台。
DIA-105-1991-05-23-1台湾1991年05月23日1990年代行政院農業委員会,フランス国立農業研究所との間で台仏農業科学技術協力計画に関する覚書に調印。
DIA-105-1991-05-24-1台湾1991年05月24日1990年代立法院,1950年に制定した「検粛匪諜条例」(中共スパイ検挙条例)の廃止を通過。
DIA-105-1991-05-25-1台湾1991年05月25日1990年代柏村行政院長,ソ連オリンピック委員会のシモノフ主席と会見。
DIA-105-1991-05-26-1台湾1991年05月26日1990年代経済部,ガソリンなど11種類の石油製品価格の引き下げを実施。引き下げ率は約4.7%。
DIA-105-1991-05-27-1台湾1991年05月27日1990年代台湾,グアムに在米第13番目の事務所を開設。
DIA-105-1991-05-29-1台湾1991年05月29日1990年代国民党中央常務委員会,行政院の一部改造案を可決。新人事は,(1)呉伯雄・内政部長,(2)簡又新・交通部長,(3)高銘輝・行政院政務委員,(4)黄昆輝・行政院大陸委員会主任,(5)趙少康・行政院環境保護署長など。
DIA-105-1991-05-30-1台湾1991年05月30日1990年代行政院,労資争議処理法修正草案を修正採択。それによると,労資双方は,電力,上水道,ガスおよび医療事業につき,ストや事務所閉鎖あるいはその他事業の正常な運行の妨げを行なってはならない。
DIA-105-1991-05-30-2台湾1991年05月30日1990年代外交部,ソ連当局が江丙坤経済部次長に入国ビザを発給しながら,入国を拒否したことに遺憾の意を表明。
DIA-105-1991-05-30-3台湾1991年05月30日1990年代立法院,92年度中央政府総予算案(歳出,歳入ともに9812億元)を採択。このうち歳入は121億元の増加,歳出は109億6000万元の減額で,削減率は1.1%。
DIA-105-1991-06-02-1台湾1991年06月02日1990年代民進党の大陸籍出身の林正杰立法委員,同党から離脱する,と声明。
DIA-105-1991-06-03-1台湾1991年06月03日1990年代4月16日以来議事をボイコットしてきた民進党立法委員団,立法院の議場に復帰。再び国民党籍立法委員と紛糾,議場は混乱に陥る。
DIA-105-1991-06-04-1台湾1991年06月04日1990年代行政院,電信,大衆輸送,公共衛生,石油精製,航空管理などの5業種がストライキを発動するとき,60日間の冷却期間(使用者側に予告する制度)を置かねばならない,と規定。
DIA-105-1991-06-04-2台湾1991年06月04日1990年代立法院,「公営事業民営化条例修正案」を通過。第1陣として民営化を推進するのは,中国鋼鉄,中国石油,第一,華南,彰化の3商業銀行など公営企業20社,政府保有株の比率を50%以下に引き下げる予定。
DIA-105-1991-06-04-3台湾1991年06月04日1990年代台湾高等法院検察署,反乱容疑で指名手配中の彭明敏,邵良ら7名の指名手配を取り消し,不起訴処分にすることを決定。ただし,史明,張燦〓,郭倍宏ら7名については指名手配を継続する。
DIA-105-1991-06-04-4台湾1991年06月04日1990年代経済部,国営企業に対し,ソ連との貿易を推進するため,ソ連と直接貿易を認可する,と通達。
DIA-105-1991-06-06-1台湾1991年06月06日1990年代行政院,「公職人員選挙罷免法」草案を採択。それによると,政党比例により選出する全国区代表および華僑選出代表につき,一票制をとることになっている。
DIA-105-1991-06-07-1台湾1991年06月07日1990年代中国の中央台湾工作弁公室の責任者,中国と台湾の統一問題についての談話を発表。「平和統一,一国二制度」の前提のもとで,(1)三通(通郵,通航,通商)の早期実現,(2)共産党,国民党双方代表の接触,(3)国民党指導者の訪中を呼びかけ。
DIA-105-1991-06-08-1台湾1991年06月08日1990年代経済部,欧米53カ国からのブドウ酒,ビールなど酒類の輸入を即日開放する,と発表。
DIA-105-1991-06-10-1台湾1991年06月10日1990年代オーストリアのウィーン航空,ウィーン―ソウル―台北線の運航を開始。
DIA-105-1991-06-10-2台湾1991年06月10日1990年代柏村行政院長,政府は法律上外モンゴルの独立を承認もしくは否認する必要はない,と述べる。
DIA-105-1991-06-11-1台湾1991年06月11日1990年代国民党の黄主文立法委員ら81名,立法院で政府に対し国連再加盟を申請するよう提案。
DIA-105-1991-06-13-1台湾1991年06月13日1990年代台中沖で航行中のパナマ船籍の貨物船「鷹王号」が中国の密輸取締船の捜索を受け,無線で台湾側に救助を要請。台湾海軍の艦艇6隻が出動,中国船のアモイ税関職員6名を台中港まで連行。6名は6月18日,中華航空機で香港に送られ,中国側に引き渡された。
DIA-105-1991-06-14-1台湾1991年06月14日1990年代交通部,長栄(エバエアー)航空に民間運輸業許可証を発給し,就航を認める,と発表。
DIA-105-1991-06-15-1台湾1991年06月15日1990年代公営機関である台湾対外貿易発展協会,香港に初の「台北貿易センター」を開設。
DIA-105-1991-06-15-2台湾1991年06月15日1990年代行政院農業委員会,「漁船船員管理規則」修正草案を採択。台湾の漁船が申請に基づき,外国籍船員を雇用し得るという新たな条文が盛り込まれた。
DIA-105-1991-06-16-1台湾1991年06月16日1990年代ソ連の科学研究船「ビノグラドフ号」(6500㌧),高雄に入港。ソ連船としては初めて訪台。
DIA-105-1991-06-17-1台湾1991年06月17日1990年代経済部,5月の香港経由の対中貿易額は貿易総額の10.88%と発表。台湾の対中間接貿易額が台湾当局が設定した警戒ラインの10%を月間ベースで初めて突破。
DIA-105-1991-06-18-1台湾1991年06月18日1990年代立法院,行政院に対し「中華民国」名義で適当な時期に国連へ加盟申請するよう提案することを決議。
DIA-105-1991-06-20-1台湾1991年06月20日1990年代国家科学委員会の夏漢民主任委員,東欧諸国との科学技術の交流機会を拡大するため,訪問団を東欧に派遣する,と発表。
DIA-105-1991-06-21-1台湾1991年06月21日1990年代行政院労工委員会,紡績,金属,金属製品,機械設備製造,電力および電子機械製造,建設業など6業種15職種に外国人労働者導入を認めることに決定。
DIA-105-1991-06-23-1台湾1991年06月23日1990年代中央銀行の謝森中総裁,政府は国内金融市場の自由化と近代化を促進して,台北をアジアの新金融センターにする方針である,と述べる。
DIA-105-1991-06-24-1台湾1991年06月24日1990年代中央選挙委員会,第2期国民大会代表の選挙を12月21日に実施し,合わせて326名を選出する,と公示。
DIA-105-1991-06-24-2台湾1991年06月24日1990年代行政院大陸委員会,中国大陸向け間接書留航空便業務を許可する,と決定。
DIA-105-1991-06-25-1台湾1991年06月25日1990年代行政院の施啓揚副院長,中国が大陸で投資し,貿易に従事している台湾の商社と投資貿易保障協定に調印することに同意するならば,政府としても両岸の直接貿易や投資の開放を考えてもよい,と述べる。
DIA-105-1991-06-25-2台湾1991年06月25日1990年代経済部,欧州共同体(EC)に対し,台北連絡事務所開設を積極的に働きかけていることを明らかにした。
DIA-105-1991-06-25-3台湾1991年06月25日1990年代総統令で軍の人事異動。(1)国防部副参謀総長に黄幸陸軍2級上将,(2)陸軍総司令に陳廷寵陸軍2級上将,(3)国防部副部長に荘銘耀海軍2級上将。
DIA-105-1991-06-26-1台湾1991年06月26日1990年代3月10日から米国訪問中であった張学良夫妻,3カ月半の滞在を終えて帰台。
DIA-105-1991-06-26-2台湾1991年06月26日1990年代財政部,金融自由化の一環として,90年10月の締め切りまでに設立申請の出ていた市中商業銀行19行を審査した結果,15行の新設を認可。
DIA-105-1991-06-27-1台湾1991年06月27日1990年代行政院農業委員会,台湾産豚肉の日本向け輸出について欧州共同体やデンマークからダンピングではないかとの非難に,全くの事実無根であると反論。
DIA-105-1991-06-28-1台湾1991年06月28日1990年代邵玉銘新聞局長,政府が対等の原則で出先機構の相互設置に同意した以上,中国が新華社支社の台湾設置を求めれば,当然考慮してもよい,と述べる。
DIA-105-1991-06-29-1台湾1991年06月29日1990年代亜東関係協会の許水徳駐日代表,東京に着任。
DIA-105-1991-06-30-1台湾1991年06月30日1990年代スウェーデンの貿易工業訪問団(団長はスウェーデン貿易委員会ホルムキスト理事長)一行25名,訪台。
DIA-105-1991-07-01-1台湾1991年07月01日1990年代亜東関係協会の孝武前駐日代表,台北で死去,46歳。
DIA-105-1991-07-01-2台湾1991年07月01日1990年代「違警罰法」の廃止に伴い「社会秩序維護法」が施行。従来警察に属している身柄の拘留,操業および営業の停止権限を司法機関に移管。また拘留日数は3日以下。
DIA-105-1991-07-01-3台湾1991年07月01日1990年代国防部,91年6月中に中国大陸側の船舶合計3247隻が金門,馬祖両島に押し寄せ,これらの船舶を排除するため,両島の台湾側守備軍が行った威嚇射撃が機銃4980発,砲弾1574発相当に達したことを明らかにした。
DIA-105-1991-07-01-4台湾1991年07月01日1990年代総額8兆2382億元にのぼる「国家建設6カ年計画」実施。
DIA-105-1991-07-02-1台湾1991年07月02日1990年代中国の対外経済貿易部,(1)直接,双方向の経済貿易交流,(2)相互利益,(3)形式の多様化,(4)長期安定,(5)道理を重んじ契約を守る,などを内容とする「両岸経済貿易交流促進の5原則」を発表。翌日,台湾の経済部,正式に歓迎する,と表明。
DIA-105-1991-07-02-2台湾1991年07月02日1990年代海外経済協力発展基金,アジア開発銀行と5000万㌦を協調融資してフィリピンの上水道開発計画に協力することをこのほど決めた。同基金は2000万㌦を拠出する。
DIA-105-1991-07-03-1台湾1991年07月03日1990年代国民党中央常務委員会,中央大陸工作指導小組機構を調整し,指導小組の下に大陸工作策画小組を設立。
DIA-105-1991-07-05-1台湾1991年07月05日1990年代内政部出入境管理局,中国の新聞記者鄭鳴ら5名に3カ月間の台湾滞在を許可する旅行証を発行。
DIA-105-1991-07-05-2台湾1991年07月05日1990年代外交部,「グリーン平和組織」と称する国際団体の船舶が,6月台湾漁船に強行乗船し調査したことで,台湾の同船に対する管轄権を侵害した,と強く非難。
DIA-105-1991-07-07-1台湾1991年07月07日1990年代邱茂英農業委員会副主任委員を団長とする台湾代表団とハシラ大統領府副官房長官を団長とするフィリピン代表団,台北で「航路通行協定と農漁業協力覚書」に調印。台湾側,1975年の台比断交以来,初の公式文書と強調。
DIA-105-1991-07-07-2台湾1991年07月07日1990年代王志剛経済部常務次長,6月初めにソ連を訪問した東欧経済貿易訪問団(団長は劉延祖・対外貿易協会秘書長)がソ連当局と折衝した結果,ソ連側は台湾との投資保障協定調印について原則的に同意した,と述べる。
DIA-105-1991-07-08-1台湾1991年07月08日1990年代外交部,台湾と中央アフリカ共和国が国交を回復した,と発表。台湾を承認した国は29カ国となる。
DIA-105-1991-07-10-1台湾1991年07月10日1990年代『中国時報』,7月5日から中国訪問中の海峡交流基金会第2次訪問団は,このほど福建省アモイ市政府に,中台間にまたがる武器・麻薬密輸などの犯罪取り締まりなどのため,ホットラインの設置を提案と報道。
DIA-105-1991-07-12-1台湾1991年07月12日1990年代日華関係議員懇談会の佐藤信二・代表世話人,李登輝総統の訪日について,自分達に相談もなく,頭越しに計画を進めてきた台湾側の対応に不満を感じて,15日に藤尾正行・同懇談会長とともに辞表を提出する,と表明。佐藤と藤尾の両氏,15日辞意撤回で収束へ。
DIA-105-1991-07-12-2台湾1991年07月12日1990年代中華航空,7月30日から台湾とベトナムのホーチミン市間に週2便の定期便を運航する,と発表。
DIA-105-1991-07-12-3台湾1991年07月12日1990年代立法院,「中央政府建設公債発行条例」修正案を通過。公債発行残高の中央政府総予算および特別予算歳出額に占める比率の上限は95%までと規定。
DIA-105-1991-07-13-1台湾1991年07月13日1990年代金丸信・元副総理,李登輝総統の来日問題について,首相官邸や外務省に来日実現を働きかけた事実はない,と強調。
DIA-105-1991-07-15-1台湾1991年07月15日1990年代中央銀行,公定歩合を7.75%から7.375%に0.375%引下げる,と発表。
DIA-105-1991-07-17-1台湾1991年07月17日1990年代中央信託局,中国が約10万㌧のトウモロコシと台湾米の交換を提案してきたことを明らかにした。
DIA-105-1991-07-17-2台湾1991年07月17日1990年代外交部,南沙群島を含む南シナ海に対し,台湾は完全な主権を有する,と再主張。
DIA-105-1991-07-21-1台湾1991年07月21日1990年代台湾海軍の艦艇,苗栗県外海の30カイリで高雄県籍の台湾漁船「三財号」を襲った大陸漁船「獅漁」2294,2295号の2隻を台中港に連行。法務部は22日,略奪の発生地は台中の所轄であるため,台湾には絶対的な管轄権がある,と発表。
DIA-105-1991-07-22-1台湾1991年07月22日1990年代シンガボールのオン・テンチョン副首相,民進党籍立法委員シンガポール視察団一行13名と会談した際,同国は台湾がより弾力的な態度をとることを前提として,台湾の国際的地位向上に協力する用意がある,と表明。
DIA-105-1991-07-26-1台湾1991年07月26日1990年代総統府の邱進益スポークスマン,8月18日から予定していた李登輝総統のコスタリカ,ニカラグア,ホンジュラス3カ国公式訪問を延期する,と発表。
DIA-105-1991-07-26-2台湾1991年07月26日1990年代経済部,公営企業の買い付先を欧米に限定した措置を取り消すことに決定。同部はこれまで,対日貿易赤字削減のため,1500万㌦以上の買い付けは日本企業の入札を禁止してきた。
DIA-105-1991-07-28-1台湾1991年07月28日1990年代経済部,海外経済協力発展基金の運用範囲を拡大して,ソ連,ハンガリー,インドネシア,コスタリカの4カ国に低利資金供給方式で各国の中小企業の発展に融資することを決定。基金は当初は各国に2000万㌦提供。
DIA-105-1991-07-29-1台湾1991年07月29日1990年代行政院大陸委員会,「現段階における金融機構による大陸地区に対する間接送金取扱い作業要点」を決定。第3地区の銀行を通じて大陸向けに1人年間送金額の上限を300万㌦以下と規定。
DIA-105-1991-07-29-2台湾1991年07月29日1990年代台湾が米国から購入した3機のS-70C対潜ヘリコプター,高雄港に到着。
DIA-105-1991-07-29-3台湾1991年07月29日1990年代第24回台韓経済協力会議,台北で開催。韓国側,台湾のGATT加入に支持を表明。
DIA-105-1991-07-31-1台湾1991年07月31日1990年代李登輝総統,台湾訪問中のパナマのリナレス外相と会見。
DIA-105-1991-08-01-1台湾1991年08月01日1990年代行政院,最低賃金を現在の9750元から1万1040元に13.23%引き上げる労働委員会提出の基本賃金案承認。
DIA-105-1991-08-01-2台湾1991年08月01日1990年代中国石油,中国大陸で石油探査を行うことは考えていない,と言明。
DIA-105-1991-08-02-1台湾1991年08月02日1990年代フィージーのマラ首相,訪台。
DIA-105-1991-08-03-1台湾1991年08月03日1990年代裕隆自動車,同公司が開発した小型乗用車「飛羚102」を91年10月からオランダで発売する,と発表。台湾の国産車で欧州に上陸するのはこれが初めて。
DIA-105-1991-08-06-1台湾1991年08月06日1990年代第11回台湾・南アフリカ経済協力会議,南アフリカの首都プレトリアで開催。
DIA-105-1991-08-06-2台湾1991年08月06日1990年代銭復外交部長とフィジーのマラ首相,期間3年の砂糖技術協力協定に署名。
DIA-105-1991-08-07-1台湾1991年08月07日1990年代台湾プラスチックの王永在総経理,第6ナフサ分解工場を雲林県麦寮郷の離島式基礎工業区に設立,と発表。工場建設は8カ月内に着工,1995年生産を開始,年産45万㌧のエチレン工場など石油化学原料26工場。
DIA-105-1991-08-12-1台湾1991年08月12日1990年代新華社の范麗青記者と中国新聞社の郭偉鋒記者,『獅漁』事件を取材するため,中国人記者として初めて訪台。
DIA-105-1991-08-14-1台湾1991年08月14日1990年代米商務省,北太平洋における台湾,韓国のイカ流し網漁業が米国との漁業協定に違反している,と認定。
DIA-105-1991-08-14-2台湾1991年08月14日1990年代内政部出入境管理局によれば,現在国家安全法に違反して入境を認めない華僑・外国籍をもつ本国人は合計291名で,88年の825名,89年の632名,90年の361名に比べると年々減少している。
DIA-105-1991-08-16-1台湾1991年08月16日1990年代ベンニー・ウィディオノ国連ニューヨーク地区事務所長,国連職員として20年ぶりに訪台。
DIA-105-1991-08-17-1台湾1991年08月17日1990年代財政部,92年9月からブランデーの輸入申請を受理する,と発表。
DIA-105-1991-08-18-1台湾1991年08月18日1990年代李元簇副総統,コスタリカ,ニカラグア,ホンジュラスの3カ国を訪問するため,台北を出発。銭復外交部長,邱進益総統府副秘書長らが同行。
DIA-105-1991-08-19-1台湾1991年08月19日1990年代台湾訪問中のチョーニコフ・ソ連漁業生産連合会社理事兼副主席,台湾側との漁業協議覚書に調印。その内容は,(1)入漁料,許可証,漁獲割当,(2)さんま,するめ漁の協力,(3)漁船が拿捕された場合の措置,など。
DIA-105-1991-08-20-1台湾1991年08月20日1990年代中国紅十字会の曲折・副秘書長と荘仲希・政策理論研究室副主任,師漁事件で台湾に抑留されている大陸漁民の中国への送還手続を協議するため,訪台。
DIA-105-1991-08-20-2台湾1991年08月20日1990年代行政院,外交部提出の「中華民国」名義による「中米経済社会発展基金」加入を承認。
DIA-105-1991-08-21-1台湾1991年08月21日1990年代総統府の邱進益副秘書長,現在の台湾の対外援助資金はGNPの0.02%にすぎず,これを先進国並みの1%に引き上げる計画を検討中,と述べる。
DIA-105-1991-08-21-2台湾1991年08月21日1990年代フィリピンのロサス駐台湾代表,同国が台湾と締結した漁業協定を遵守する立場にいささかも変更がないことを表明。
DIA-105-1991-08-22-1台湾1991年08月22日1990年代交通部郵政総局,中国大陸地区に対する間接送金業務を正式に取扱い開始する,と発表。
DIA-105-1991-08-22-2台湾1991年08月22日1990年代行政院農業委員会,89年12月22日の国連決議を尊重し,92年7月1日から台湾の流し網漁船の公海における操業を一時停止する,と発表。
DIA-105-1991-08-24-1台湾1991年08月24日1990年代中華航空,台北―ホーチミン市間に21日から就航を始めたベトナム直行便の運航を一時中止と発表。
DIA-105-1991-08-24-2台湾1991年08月24日1990年代銭復外交部長,ソ連情勢の激変について,台湾はソ連の指導者と国民に対し援助を供与すべきであると強調。
DIA-105-1991-08-25-1台湾1991年08月25日1990年代民進党主導の人民制憲会議,「台湾共和国」を「台湾憲法草案」に明記することを43票対20票で採択。また,領土として「金門,馬祖」を記入することについて,50票対13票で採択。
DIA-105-1991-08-25-2台湾1991年08月25日1990年代民進党員の陳婉真女史が組織した「台湾建国運動組織」,国民党台湾省党部に乗りつけ,警察に火炎瓶を投げつける。黄信介民進党主席,暴力行為に反対と言明。
DIA-105-1991-08-26-1台湾1991年08月26日1990年代銭復外交部長,台湾の対外援助資金は現在GNPの0.02%しか占めておらず,将来できればこれをGNPの0.17%に引き上げたい,と述べる。
DIA-105-1991-08-26-2台湾1991年08月26日1990年代台湾農業技術団一行5名,フィリピンのピナツボ火山噴火後の再建に協力するため,台北を出発。
DIA-105-1991-08-26-3台湾1991年08月26日1990年代行政院大陸委員会,段階的に台湾漁船による大陸漁民の雇用を解禁する方針を決定。海外基地で操業する漁船の大陸漁民雇用を許可するが,雇用人数は外国人船員の人数と合わせた総数が3分の1以下と規定。また,大陸漁民は原則として台湾への上陸を認めない。
DIA-105-1991-08-28-1台湾1991年08月28日1990年代韓国の慶州で開かれたAPEC実務協議,中国,台湾,香港をAPECの正式メンバーとして招請するよう,加盟国に推薦することで合意。
DIA-105-1991-08-28-2台湾1991年08月28日1990年代民進党中央常務委員会,「台湾憲法草案」を年末の第2期国民大会代表選挙の同党候補者の統一政見とすることを確認。
DIA-105-1991-08-28-3台湾1991年08月28日1990年代国民党の祝基瀅スポークスマン,民進党が「台湾共和国」を「台湾憲法草案」に明記したことについて,民意に違反するのみならず,政治的安定,社会の安寧と経済的発展に重大な脅威を与えるもの,と非難。
DIA-105-1991-08-28-4台湾1991年08月28日1990年代陳履安国防部長,国産戦闘機「経国号」の生産は,テスト飛行失敗の影響を受けず1992年から開始と言明。
DIA-105-1991-08-30-1台湾1991年08月30日1990年代台中地裁,7月21日の大陸漁船「獅漁」号事件を審理した結果,被告7人のうち5人に自由妨害罪で1年2カ月以下の有期懲役を判決。残りの1人は無罪の判決,他の1人は16歳の少年で公訴不受理。
DIA-105-1991-08-30-2台湾1991年08月30日1990年代交通部民航局,ブルネイとの航空協定に調印。
DIA-105-1991-09-01-1台湾1991年09月01日1990年代民進党,第5回党員代表を選出。美麗島系122席(現職幹部党員代表と合計すると180席),新潮流系54席(同96席),中間派34席(同52席)。
DIA-105-1991-09-03-1台湾1991年09月03日1990年代内政部,移民署を新設する方針を決定。
DIA-105-1991-09-04-1台湾1991年09月04日1990年代ワシントン訪問中の台湾の小麦買付団(団長は国際貿易局の林義夫副局長),米穀物商と8800万㌦相当の小麦60万8000㌧の購入契約に調印。台湾は1991年から96年までに,米国から300万㌧の小麦を購入予定。
DIA-105-1991-09-04-2台湾1991年09月04日1990年代台湾・オーストラリア航空協定発効。
DIA-105-1991-09-04-3台湾1991年09月04日1990年代行政院の報告によると,91年上半期の国家建設6カ年計画関連の購入および建設工事の日本企業の受注高は,総発注高の55.8%に相当する8億380万㌦とトップ。
DIA-105-1991-09-05-1台湾1991年09月05日1990年代第1回日台工業および技術協力シンポジウム,台北で開催。
DIA-105-1991-09-06-1台湾1991年09月06日1990年代柏村行政院長,辜振甫等経済界の指導者55名を招いて,経済界が台湾独立の活動に資金援助しないよう要望。
DIA-105-1991-09-07-1台湾1991年09月07日1990年代柏村行政院長,経済部と行政院大陸委員会に対し,中国が大陸に進出している台湾企業の中に共産党の組織設立の動きについて,対応策を講じるよう指示。
DIA-105-1991-09-08-1台湾1991年09月08日1990年代民進党,公民投票促進会などのメンバー約3万人,「公民投票による国連加盟」を政府に要求して台北市内でデモ行進。
DIA-105-1991-09-08-2台湾1991年09月08日1990年代外交部の林水吉アジア太平洋局長,台湾駐タイ代表部である「駐タイ国遠東商務処」の名称を「駐タイ国台北経済貿易センター」に改めた,と発表。
DIA-105-1991-09-09-1台湾1991年09月09日1990年代ラトビア最高会議筋,台湾の経済人団体が総額50億㌦による投資・資金援助を申し出ていることを明らかにした。
DIA-105-1991-09-09-2台湾1991年09月09日1990年代台湾訪問中のニュージーランドのクリスタイ貿易発展局長,同国がこれまで台湾からの旅客ビザに捺印していた「ウエリントンはこの旅券発行国を外交的に承認していない」旨を明記したスタンプを廃止する,との同国政府の方針を伝える。
DIA-105-1991-09-09-3台湾1991年09月09日1990年代中央銀行,10月から公定歩合を現行の7.35%から0.5%引き下げ6.875%にする,11日から当座,普通,普通貯蓄の預金準備率を0.75%引き下げる,と発表。
DIA-105-1991-09-09-4台湾1991年09月09日1990年代7日から訪台したクラーク元米国司法長官,8日に公民投票促進会主催のデモに参加したため,当局から「歓迎されない人物」と目され,台湾を出国。
DIA-105-1991-09-10-1台湾1991年09月10日1990年代外交部,今後台湾の政治的発展と人権に関する資料を積極的に外国に提供する,と表明。
DIA-105-1991-09-14-1台湾1991年09月14日1990年代遠東ソ連交流基金会,台北でソ連材木輸出入会社とバーター方式による買売契約に調印。1150万㌦相当のソ連の材木と台湾の消費財・機械設備と交換。
DIA-105-1991-09-14-2台湾1991年09月14日1990年代台湾で最も長い自動車道路橋である西浜大橋(全長2730㍍,幅18㍍で4車線),正式に開通。
DIA-105-1991-09-16-1台湾1991年09月16日1990年代米国防省,議会に対し台湾が希望している1億1900万㌦相当の戦車(M-60A3型)110両および同支援装備を売却する旨を通告。
DIA-105-1991-09-18-1台湾1991年09月18日1990年代民進党の謝長廷立法委員を団長とする「台湾の名義で国連加盟を促進する遊説団」一行50名,ニューヨークへ出発。
DIA-105-1991-09-18-2台湾1991年09月18日1990年代第16回日台貿易経済会議,東京で開催。
DIA-105-1991-09-19-1台湾1991年09月19日1990年代李登輝総統,台北での第3回「アジア・オープン・フォーラム」の開幕後,出席した学界,財界人との会見で,台湾政府は当面,直接に国連に加盟する考えをもっていないことを表明。
DIA-105-1991-09-20-1台湾1991年09月20日1990年代中央銀行,21日から公定歩合をO.25%引き下げて6.625%にする,同時に定期,定期貯蓄の預金準備率を0.75%引き下げる,と発表。
DIA-105-1991-09-20-2台湾1991年09月20日1990年代行政院労工委員会,マレーシア,タイ,インドネシア,フィリピンの外国人労働者を優先的に導入すると言明。
DIA-105-1991-09-21-1台湾1991年09月21日1990年代1986年10月に米国から台湾に戻った故介石総統夫人の宋美齢女史,中華航空特別機で再び米国に移住。
DIA-105-1991-09-24-1台湾1991年09月24日1990年代立法院,赦免法改正案を採択。同法案,直ちに総統令により公布施行。この改正により,黄信介民進党主席の立法委員復職が法的に可能になる。
DIA-105-1991-09-24-2台湾1991年09月24日1990年代行政院原子力委員会,台湾電力の第4原子力発電所建設に関する環境影響の評価を終え,条件付きで建設に同意すると正式に発表。
DIA-105-1991-09-24-3台湾1991年09月24日1990年代米国下院外交委員会アジア・太平洋小委員のソラーズ委員長,台湾当局が相次いで台湾独立聯盟米国本部の郭倍宏主席(8月30日)と同李応元副主席(9月2日)を逮捕したことに関連して,米国は台湾に対する兵器およびサービスの供給を中止することになろう,と警告。
DIA-105-1991-09-26-1台湾1991年09月26日1990年代行政院,「現段階の外モンゴル人台湾訪問申請作業要点」を認可し,モンゴル人の台湾訪問申請条件を緩和。台湾滞在期間は原則として2カ月以内。
DIA-105-1991-09-27-1台湾1991年09月27日1990年代復職したばかりの立法委員の黄信介民進党主席,「古い時代に別れを告げる」と題して12分間演説し,立法委員を辞任すると表明。
DIA-105-1991-09-27-2台湾1991年09月27日1990年代フランス外務省,トムソン,ICSF社が48億㌦相当のラファイエット級フリゲート艦16隻を台湾に売却することに同意,この売却は完全に商業取引であり,政府間の関係を持つことを示すものではないと声明。
DIA-105-1991-09-27-3台湾1991年09月27日1990年代立法院で民進党が刑法第100条の廃止を要求し,議事をボイコットしたため,施政一般質疑が一時中止。
DIA-105-1991-09-30-1台湾1991年09月30日1990年代亜東関係協会,辞任を申し出た馬樹礼会長の後任に馬紀壮総統府資政を充てることを正式に決定。
DIA-105-1991-10-01-1台湾1991年10月01日1990年代中央銀行,インターバンクであった台湾元コール市場に信託投資会社,証券金融会社を加える。
DIA-105-1991-10-02-1台湾1991年10月02日1990年代国民党中央常務委員会,第2期国民大会代表の地域および山地同胞の公認候補192名を指名。
DIA-105-1991-10-02-2台湾1991年10月02日1990年代オランダ政府,同国が台湾に潜水艦を売却するだろうとの台湾紙『中国時報』の報道を否認,同国には6隻の潜水艦を台湾に売る計画はない,と述べる。
DIA-105-1991-10-03-1台湾1991年10月03日1990年代第4原子力発電所建設に反対するグループ,建設予定地の台北県貢寮郷で,車両で警察署に突っ込み死者1名,重傷1名,軽傷16名。
DIA-105-1991-10-03-2台湾1991年10月03日1990年代行政院,メンバー17名から成る刑法第100条検討特別小委員会(座長は行政院の施啓揚副院長)の名簿を発表。4月から会議を開き同条の改正作業が開始される。
DIA-105-1991-10-04-1台湾1991年10月04日1990年代南アフリカのボタ外相,訪台。
DIA-105-1991-10-05-1台湾1991年10月05日1990年代台湾初の自力建造のミサイル・フリゲート艦「成功号」(4600㌧),高雄港で進水。
DIA-105-1991-10-05-2台湾1991年10月05日1990年代フランス外務省,台湾がフランスのラファイエット級フリゲート艦購入を認可したこと,艦上には最新の防衛システムを装備するが武器は取り付けないと公表。
DIA-105-1991-10-08-1台湾1991年10月08日1990年代行政院労工委員会,6大業種15種職業の外国人労働者特別導入許可人数が総計1万5062名,と公表。うち,金属製品製造業に許可される外国人労働者6000名が最も多い。
DIA-105-1991-10-08-2台湾1991年10月08日1990年代経済部工業局,すでに雲林,台南,台中,新竹の4地区に科学技術工業区の設立を決定したが,そのうち新竹峨嵋科学技術工業区は1991年建設着工される,と発表。
DIA-105-1991-10-10-1台湾1991年10月10日1990年代台北市の総統府前で3年ぶり軍事パレード。陸海空3軍将兵1万2500名が閲兵式に参加。式典にはホンジュラスのカジエハス大統領,グアテマラのエスピナ副大統領,ドミニカのチャールス首相,日本衆議員議員訪問団(団長は佐藤信二衆議院議員)一行28名らが参列。
DIA-105-1991-10-11-1台湾1991年10月11日1990年代台湾プラスチック王永慶董事長,同公司は中国の海滄への投資計画をいまだに放棄していないと述べる。
DIA-105-1991-10-12-1台湾1991年10月12日1990年代民進党,2日間の日程で第5回全国党員代表大会を台北市の中山堂で開催。
DIA-105-1991-10-12-2台湾1991年10月12日1990年代財政部,第2回目の民間銀行の設立申請の受け付けを終了。今回は安泰商業銀行1行のみである。
DIA-105-1991-10-13-1台湾1991年10月13日1990年代民進党第5回全国員党大会,黄信介主席の後任に許信良同党顧問を選出するとともに,党綱領に陳水扁が提案した「主権をもつ独立自主の台湾共和国を建設する」との条項を盛り込む修正案を圧倒的多数の賛成で可決。
DIA-105-1991-10-15-1台湾1991年10月15日1990年代李登輝総統,民進党が党綱領に「台湾独立条項」を盛り込んだことに対し,「民進党の行動は容認できない。法律の制裁を受けべきである」と厳しく批判。
DIA-105-1991-10-15-2台湾1991年10月15日1990年代蕭万長経済部長,正新橡膠(ゴム)が総額2000万㌦を投じ福建省アモイにタイヤ工場を建設する計画を認可。
DIA-105-1991-10-16-1台湾1991年10月16日1990年代国民党中央常務委員会,台湾独立と民進党に関する問題について討議。
DIA-105-1991-10-17-1台湾1991年10月17日1990年代ソ連のゲラシチェンコ国立銀行総裁を団長とするソ連銀行訪問団11名,訪台。
DIA-105-1991-10-18-1台湾1991年10月18日1990年代台湾訪問中の欧州復興開発銀行(EBRD)のジャック・アタリ総裁,台湾が,EBRD年次総会にオブザーバーとして参加することを認めた,と正式に表明。
DIA-105-1991-10-18-2台湾1991年10月18日1990年代法務部調査局,「台湾独立聯盟」のメンバーである江蓋世,鄒武鑑,許竜俊の3名を逮捕。
DIA-105-1991-10-18-3台湾1991年10月18日1990年代ブッシュ米大統領,流し網漁問題で台湾,韓国に対する制裁措置の発動決定を90日間延長る,と発表。
DIA-105-1991-10-18-4台湾1991年10月18日1990年代柏村行政院長,政府は野党が求めている公民投票による台湾の将来決定に同意することはない,と強調。
DIA-105-1991-10-18-5台湾1991年10月18日1990年代内政部,民進党が台湾共和国の樹立と新憲法の制定を主張したことが人民団体法第2条に違反した疑いで,同案件を行政院政党審議委員会に移し処理を申請。
DIA-105-1991-10-20-1台湾1991年10月20日1990年代米国に総本部を持つ「台湾独立建国聯盟」,台北で大会を開き,委員本部設立を宣言。米国から26年ぶりに帰国した同聯盟の王康陸・総本部秘書長が逮捕さる。
DIA-105-1991-10-21-1台湾1991年10月21日1990年代台湾の対外貿易協会,大阪で台湾貿易センターを開設。
DIA-105-1991-10-21-2台湾1991年10月21日1990年代中央銀行の謝森中総裁,1991年9月末の外貨準備高は763億9100万㌦,うち52%は銀行預金(金利は年平均7.34%),48%は外国政府債券(同7.67%)と述べる。
DIA-105-1991-10-21-3台湾1991年10月21日1990年代第一商業銀行と彰化商業銀行,香港政庁から香港で駐在事務所を開設する認可を受ける。
DIA-105-1991-10-25-1台湾1991年10月25日1990年代米国務省,米国はかつて,台湾が独立した時の台湾関係法の適用問題について,正式声明を発表したことはない,との声明を発表。
DIA-105-1991-10-25-2台湾1991年10月25日1990年代台湾公民投票促進会,民進党等が主催した「10.25」デモ,高雄市で行われ,参加人員約1万5000名。
DIA-105-1991-10-25-3台湾1991年10月25日1990年代経済部,対日貿易赤字改善行動委員会を結成し,日台貿易をバランスさせる行動を積極的に推進する,と決定。
DIA-105-1991-10-28-1台湾1991年10月28日1990年代ソ連国家軽工業委員会のダフレトワ議長,訪台。
DIA-105-1991-10-28-2台湾1991年10月28日1990年代銭復外交部長,1991年9月までに台湾が全世界の31カ国に技術協力隊を派遣し,技術者はのべ423名に達している,と国際経済協力の推進を強調。
DIA-105-1991-10-29-1台湾1991年10月29日1990年代銭復外交部長,オーストラリアのエバンズ外相が,台湾旅券に「中華民国」を承認しないとのスタンプ押捺を28日から廃止したことを台湾に通知した,と発表。
DIA-105-1991-10-30-1台湾1991年10月30日1990年代楊世緘工業局長,台湾の長期的工業発展の目標は2000年までに先進国の仲間入りするが,ハイテク国になるにはさらに10年以上の努力が必要,と述べる。
DIA-105-1991-11-01-1台湾1991年11月01日1990年代行政院政党審議委員会,民進党が10月13日の党大会で綱領に台湾独立条項を入れた問題について,人民団体法の規定により30日以内に当たる11月12日までに同条項の修正文を送付するよう要求。一方,民進党,行政院政党審議委員会のいかなる処分も受け入れない,と強調。
DIA-105-1991-11-01-2台湾1991年11月01日1990年代中央銀行,先物外国為替市場を4年ぶりに再開。取引きに参加する者は,取引高の7%以上の保証金を積むことが求められる。
DIA-105-1991-11-01-3台湾1991年11月01日1990年代台湾,マラウイとリロングウエで航空協定に調印。
DIA-105-1991-11-01-4台湾1991年11月01日1990年代行政院対ソ工作小組,ソ連を一般欧州国家に準じて交流を強化することに決定。
DIA-105-1991-11-02-1台湾1991年11月02日1990年代トンガのツポー4世国王,4回目の訪台。
DIA-105-1991-11-04-1台湾1991年11月04日1990年代行政院国家科学委員会,台北でソ連国家工程学院と科学技術協力協定を締結。
DIA-105-1991-11-04-2台湾1991年11月04日1990年代エルサルバドルのサンドバル駐台湾大使,李登輝総統に信任状を提出。
DIA-105-1991-11-06-1台湾1991年11月06日1990年代章孝厳外交部政務次長,ラトビア共和国の首都リガで同共和国と領事機能を持つ貿易事務所を相互設置する協定および「経済協力覚書」に調印。
DIA-105-1991-11-06-2台湾1991年11月06日1990年代経済部,モントリオール議定書(オゾン層保護条約議定書)に加盟を申請する,と発表。
DIA-105-1991-11-08-1台湾1991年11月08日1990年代国際貿易局,中国大陸から間接輸入を認める農工原料を13品目追加する,と発表。
DIA-105-1991-11-09-1台湾1991年11月09日1990年代章孝厳外交部次長,ニストニアおよびリトアニアで,それぞれ相互に代表所を設置する協定に調印。
DIA-105-1991-11-12-1台湾1991年11月12日1990年代民進党第5代目の許信良主席,正式に就任。
DIA-105-1991-11-13-1台湾1991年11月13日1990年代ソウルでの第3回アジア太平洋経済協力閣僚会議(APEC)の全体会合,中国,台湾,香港の同時加盟を宣言。会議に出席中の蕭万長経済部長,渡部恒三通産相と会談。また,ベーカー米国務長官とも接触。
DIA-105-1991-11-13-2台湾1991年11月13日1990年代アジア開発銀行(ADB),台湾,香港,シンガポールで総額3億㌦の米ドル建て債「ドラゴン・ボンド」を同時発行する,と正式に発表。償還期間7年。
DIA-105-1991-11-13-3台湾1991年11月13日1990年代モフイド米財務次官,米上院銀行委員会国際金融および通貨政策小委員会で,1991年の台湾の対米貿易および経常収支黒字が依然巨額にのぼり,台湾元をさらに切り上げる必要性がある,と証言。
DIA-105-1991-11-14-1台湾1991年11月14日1990年代南アフリカのデクラーク大統領,16日まで台湾を公式訪問。15日に李登輝総統との間で双方の外交関係維持をうたった共同コミュニケに署名。また,投資促進協力協定と航空輸送業務協定に調印。
DIA-105-1991-11-14-2台湾1991年11月14日1990年代台湾元の対米ドル為替レート,1㌦=25.90元と26元を割る,これは1989年11月6日以来の最高値。
DIA-105-1991-11-15-1台湾1991年11月15日1990年代苗栗県造橋郷豊湖村で上り「自強号」と下り「光号」の列車正面衝突,死者30名,負傷者約115名。
DIA-105-1991-11-16-1台湾1991年11月16日1990年代行政院大陸委員会の黄昆輝主任委員,前向き,実務,能動的,穏健の大陸政策4大原則を明らかにすると同時に,政府の国家統一綱領を実施に移すための短期段階38項目の計画内容を初めて公表。
DIA-105-1991-11-18-1台湾1991年11月18日1990年代中央銀行,公定歩合を現行の6.625%から0.375%引き下げ6.25%にする,また当座,普通,普通貯蓄の預金準備率を0.5%引き下げることを実施。
DIA-105-1991-11-18-2台湾1991年11月18日1990年代内政部,「台湾領海および隣接区法」草案を可決。それによると,台湾領海の基線と基点の画定が鴨緑江から北崙河口に至る大陸沿岸を含む。また,台湾の基点が東沙,釣魚台,中沙,西沙,南沙島の群島を含む。
DIA-105-1991-11-19-1台湾1991年11月19日1990年代国防部中山科学院の劉曙晞院長,現在まで台湾は核兵器を全く生産していない,と述べる。
DIA-105-1991-11-20-1台湾1991年11月20日1990年代李登輝総統,陳=齢空軍上将を総統府戦略顧問,劉和謙海軍上将を国防部参謀総長に任命。
DIA-105-1991-11-20-2台湾1991年11月20日1990年代台湾訪問中のアジア開発銀行の垂水公正総裁と交通銀行の梁国樹董事長,1億㌦相当のアジア開発銀行債券を台北で発行する契約に調印。
DIA-105-1991-11-20-3台湾1991年11月20日1990年代米マクドネル・ダグラス(MD)社と台湾の官民合同出資による台湾エアロスペース社(台翔公司),MD社が分離独立させる旅客機生産会社の株式を台湾側が最高40%(20億㌦相当)取得することで基本合意,と発表。
DIA-105-1991-11-21-1台湾1991年11月21日1990年代外交部,スリランカ駐在の台湾貿易使節団を撤収すると同時に,同政府との接触を中止,と発表。
DIA-105-1991-11-23-1台湾1991年11月23日1990年代『経済日報』によると,行政院は先週,台湾と朝鮮民主主義人民共和国との直接貿易を解禁,キューバとは間接貿易を依然として維持することを決定した。
DIA-105-1991-11-24-1台湾1991年11月24日1990年代章孝厳外交部次長,台湾とカンボジアとの関係に重大な進展があり,またベトナム要人との接触があった,と立法院経済・外交委員会で答弁。
DIA-105-1991-11-25-1台湾1991年11月25日1990年代ラトビア,台湾に領事機能を持つ貿易事務所を開設,ビザ発給業務を開始。
DIA-105-1991-11-26-1台湾1991年11月26日1990年代中央選挙委員会,第2期国民大会代表候補者の選挙公報に,「台湾独立」,「台湾共和国の建設」,「中華民国憲法の廃止」などの政見を掲載してはならないことを決議。
DIA-105-1991-11-26-2台湾1991年11月26日1990年代簡又新交通部長,将来において中台間の通船が始まった場合,航空路は「大陸線」としてほかの現有の国内線および国際線と区別することになる,と述べる。
DIA-105-1991-11-27-1台湾1991年11月27日1990年代陳履安国防部長,11月24日に台北で警察が暴力団員を逮捕した際,現場で大量の軍の兵器弾薬を押収した事件について,遺憾の意を表明。
DIA-105-1991-11-30-1台湾1991年11月30日1990年代台湾省文献会,台湾省議会の決議に基づいて,口述資料を主体とする『2・28事件文献輯録』を出版。これは台湾当局による初の公式文書である。
DIA-105-1991-12-01-1台湾1991年12月01日1990年代監察院,礼国企業の原木輸入にかかる外為上の不正事件で銀行が多額の損害を被った件に関し,45名の銀行関係者を処分。
DIA-105-1991-12-01-2台湾1991年12月01日1990年代台北県,新竹県など非国民党籍の7県市長,台湾独立の政見を第2期国民大会代表候補者の選挙公報に掲載することを決議。
DIA-105-1991-12-02-1台湾1991年12月02日1990年代台湾高等法院,1991年5月9日に逮捕された「独立台湾会」事件の被告陳正然と王秀恵に予備内乱罪で懲役2年,林銀福に同1年6カ月,安正光に同10カ月,執行猶了3年,廖偉程に無罪の判決を言い渡し。
DIA-105-1991-12-02-2台湾1991年12月02日1990年代内政部入出境管理局,入境制限リスト(1990年は361名)があっても,いわゆるブラックリストというものは存在しない,と発表。
DIA-105-1991-12-03-1台湾1991年12月03日1990年代柏村行政院長,1992年6月までに交通銀行と農民銀行が株式公開,上場を実施して民営化するよう指示。
DIA-105-1991-12-04-1台湾1991年12月04日1990年代行政院農業委員会,米国政府が12月1日から流し網で捕獲したイカなどの魚類とその加工品に原産地証明書の添付が必要であると規定したことに対し,米国在台協会に抗議して再考を促す。
DIA-105-1991-12-05-1台湾1991年12月05日1990年代行政院,「農田水利会組織通則」の部分条文修正草案を可決。それによると,水利会長は政府が任命,主管機関は行政院農業委員会とする。
DIA-105-1991-12-05-2台湾1991年12月05日1990年代ナウル共和国のドウィヨゴ大統領兼外相,台北で銭復外交部長と「台湾・ナウル農業技術協力協定」に調印。
DIA-105-1991-12-05-3台湾1991年12月05日1990年代第19回東亜経済人会議,台北で開幕。蕭万長経済部長,日本の台湾に対する投資金額と投資協力件数の比率が今年から低下している,と憂慮の念を表明。
DIA-105-1991-12-07-1台湾1991年12月07日1990年代「会田豊」名義の日本旅券で入国手続中の「台湾独立建国聯盟」総本部の張燦〓主席,空港警察に見破られ,桃園の中正国際空港で逮捕される。
DIA-105-1991-12-09-1台湾1991年12月09日1990年代行政院,台北で経済環境,大陸経済貿易,産業発展,財政金融の4テーマを討議する全国経済会議の第1段階会議を開催。
DIA-105-1991-12-11-1台湾1991年12月11日1990年代中央選挙委員会,台湾独立政見を掲載した選挙公報の印刷発行を中止しなければならない,と緊急通知。
DIA-105-1991-12-12-1台湾1991年12月12日1990年代行政院,「台湾1992年国家建設計画」を承認。経済成長率7%,1人当りGNP1万12㌦,貿易黒字79億1000万㌦,消費者物価指数3.5%増,失業率1.6%。
DIA-105-1991-12-12-2台湾1991年12月12日1990年代中央銀行の内部資料によると,(1)1990年の地下経済はGNP1617億㌦の55%に達する,(2)地下経済による資本移動は,年間合法の3分の1に相当する236億㌦前後である,といずれも世界最高の規模。
DIA-105-1991-12-13-1台湾1991年12月13日1990年代立法院,1966品目(農産物472品目,工業製品1494品目)の輸入関税引下げを承認した「関税輸入税則部分条文修正案」を採択。税率の引き下げ幅は平均7.95%,1992年1月1日から施行される。
DIA-105-1991-12-14-1台湾1991年12月14日1990年代台湾省選挙委員会委員会議,第2期国民大会代表候補者の違法の選挙公報を刷り直すことを決議。
DIA-105-1991-12-14-2台湾1991年12月14日1990年代経済建設委員会の李高朝経済研究処長,1992年の経済建設計画のなかの台湾元対米ドル・レートは,1㌦=26元として計算していることを明らかにした。
DIA-105-1991-12-15-1台湾1991年12月15日1990年代第2回台湾・タイ経済貿易協商会議,台北で開催。台湾の蕭経済部長とタイのアマレート商業相参加。
DIA-105-1991-12-16-1台湾1991年12月16日1990年代中国,北京で台湾海峡の両岸交流の促進を趣旨とする民間団体「海峡両岸関係協会」を設立。
DIA-105-1991-12-16-2台湾1991年12月16日1990年代台湾島一周の実現を目指す南回り鉄道(屏東県枋寮―台東県卑南,98.24㌔,総工費224億元),正式に開通。営業運転は1992年以降に持ち越される。
DIA-105-1991-12-16-3台湾1991年12月16日1990年代外国為替指定銀行,台湾企業が中国大陸に投資設立した工場の輸出品決済業務(大陸現地で輸出,台湾で代金取立)の取扱いを正式に実施。
DIA-105-1991-12-18-1台湾1991年12月18日1990年代章孝厳外交部次長,15日から台湾訪問中のラトビアのユルカンス外相と台湾貿易代表団を台湾代表団に改称する合意書に調印。
DIA-105-1991-12-18-2台湾1991年12月18日1990年代中央銀行によると,台湾の外貨準備高は12月16日現在で,800億㌦台を突破した。
DIA-105-1991-12-20-1台湾1991年12月20日1990年代行政院,中国の人民元を有価証券と認定。
DIA-105-1991-12-21-1台湾1991年12月21日1990年代第2期国民大会代表選挙が行なわれる。投票率68.3%,得票率は国民党71.2%,民進党23.9%,中華社民党2.2%,非政党聯盟2.3%,その他0.4%。定数325議席のうち,国民党254,民進党66,非政党聯盟3,無党派2。
DIA-105-1991-12-23-1台湾1991年12月23日1990年代中国の反体制天体物理学者方励之夫妻,訪台。
DIA-105-1991-12-26-1台湾1991年12月26日1990年代社会党の高沢寅男副委員長,30日まで訪台。
DIA-105-1991-12-26-2台湾1991年12月26日1990年代引退した古参中央民意代表,「国家統一建設促進会」を成立。
DIA-105-1991-12-27-1台湾1991年12月27日1990年代国防部,エンジンの設計ミスでIDFジェット戦闘機の量産体制が中止されるとの報道について,その事実を否定すると同時に,同戦闘機の開発計画を予定通りに行ない,1994年から就役させる,と発表。
DIA-105-1991-12-28-1台湾1991年12月28日1990年代銭復外交部長,台湾のAPEC加入と,バルト3国との事務所設置に関する調印は,今年の対外関係の中で最も重要な発展である,と述べる。
DIA-105-1991-12-30-1台湾1991年12月30日1990年代統一企業,台南紡織などの企業が投資した万通銀行,この40年間民間銀行の第1号として開業。
DIA-105-1991-12-31-1台湾1991年12月31日1990年代第1期古参国民大会代表(国民党政権が1949年に台湾に撤退した当時の人数は1578名),立法委員(同557名),監察委員(同96名),全員が引退。
DIA-105-1992-01-08-1台湾1992年01月08日1990年代中央銀行,公定歩合を6.25%から5.875%に引き下げる,と発表。
DIA-105-1992-01-10-1台湾1992年01月10日1990年代台湾高等法院台中分院,台湾建国運動組織メンバーの林永生,江蓋世,許竜俊,鄒武鑑に対し,反乱罪で3年6月,3年,2年6月,2年の有期刑を判決。
DIA-105-1992-01-11-1台湾1992年01月11日1990年代銭復外交部長,ソ連解体後のCIS各国に出先機関設置に全力を挙げるとの方針を表明。
DIA-105-1992-01-14-1台湾1992年01月14日1990年代陳履安国防部長,米国が台湾にパトリオット・ミサイルの部品を売却することに同意したとの『ロサンゼルスタイム」紙の報道について,論評を拒否。
DIA-105-1992-01-18-1台湾1992年01月18日1990年代立法院の劉松藩院長,沈世雄副院長が就任。
DIA-105-1992-01-24-1台湾1992年01月24日1990年代内政部入出境管理局,中国大陸住民の病気見舞や葬儀参列に関する規定を緩和。
DIA-105-1992-01-27-1台湾1992年01月27日1990年代行政院公平交易委員会成立。
DIA-105-1992-01-28-1台湾1992年01月28日1990年代中央銀行の謝森中総裁,台湾は東南アジア中央銀行総裁会議の10番目の正式会員となった,と述べる。
DIA-105-1992-01-29-1台湾1992年01月29日1990年代台湾とラトビア,総領事級関係を樹立。
DIA-105-1992-02-14-1台湾1992年02月14日1990年代オランダ外務省,総額15億㌦の潜水艦4隻を台湾に売却することを拒否する,と正式に決定。
DIA-105-1992-02-17-1台湾1992年02月17日1990年代国防部,初の国防白書に当たる「国防報告書」を公表。
DIA-105-1992-02-18-1台湾1992年02月18日1990年代米国の大統領輸出諮問委員会のドラン副委員長を団長とする経済代表団一行18名,訪台。
DIA-105-1992-02-18-2台湾1992年02月18日1990年代中央銀行,外貨準備高のうち100億㌦を6カ年国家建設計画などの投資への外貨融資にも利用すると決定。
DIA-105-1992-02-21-1台湾1992年02月21日1990年代長栄航空,交通銀行を幹事行とする台湾内の主要銀行と合計10億5000余万㌦の融資契約に調印。
DIA-105-1992-02-22-1台湾1992年02月22日1990年代行政院,学術界に委託した40余万字に及ぶ「2・28事件」に関する調査報告を正式に公表。
DIA-105-1992-02-23-1台湾1992年02月23日1990年代民進党など在野勢力,台湾名義で国連加盟,総統直接選挙の実施などを政府当局に要求するため,台中市で約4万人を集めてデモを行なう。
DIA-105-1992-02-28-1台湾1992年02月28日1990年代台湾とフィリピン,投資保護協定に調印。
DIA-105-1992-02-28-2台湾1992年02月28日1990年代銭復外交部長,台湾は北朝鮮といかなる関係も樹立するつもりはない,と述べる。
DIA-105-1992-03-03-1台湾1992年03月03日1990年代ニカラグアのチャモロ大統領,訪台。
DIA-105-1992-03-04-1台湾1992年03月04日1990年代米国政府,1992会計年度の対台湾兵器売却予定額は4.85億㌦,93年度は4.8億㌦,と発表。
DIA-105-1992-03-05-1台湾1992年03月05日1990年代民進党と無党派国民大会代表,「総統直選連盟」を結成する,と発表。
DIA-105-1992-03-06-1台湾1992年03月06日1990年代行政院大陸委員会,書類の認証および書留書簡遺失問題について,中国大陸側と協議することを海峡交流基金会に授権。
DIA-105-1992-03-14-1台湾1992年03月14日1990年代国民党第13期3中全会,台北市郊外の陽明山・中山楼で3日間の日程で開催。
DIA-105-1992-03-19-1台湾1992年03月19日1990年代経済部,中国大陸に対する間接投資認可品目に58品目を追加。全部で3737品目に達する。
DIA-105-1992-03-27-1台湾1992年03月27日1990年代交通部民航局,ブルガリアの航空局と台北で航空権取り決めに調印。
DIA-105-1992-04-01-1台湾1992年04月01日1990年代財政部,第2次民間新銀行設立開放にあたって安泰銀行の申請のみを認可。
DIA-105-1992-04-10-1台湾1992年04月10日1990年代立法院,たばこ・酒専売制を95年までに廃止するよう行政院に要求する決議を採択。
DIA-105-1992-04-13-1台湾1992年04月13日1990年代第8回環太平洋原子力会議,台北で開催。
DIA-105-1992-04-14-1台湾1992年04月14日1990年代陳履安国防部長,93年度の国防予算は2700億元で,総予算の25%以下となった,と述べる。
DIA-105-1992-04-26-1台湾1992年04月26日1990年代台湾,パナマと投資保証協定に調印。
DIA-105-1992-04-29-1台湾1992年04月29日1990年代米通商代表部,台湾を88年包括通商法スペシャル301条の優先交渉国に特定。
DIA-105-1992-04-29-2台湾1992年04月29日1990年代蕭万長経済部長,官民合弁の台翔公司と米マクドネル・ダグラス社の合弁について,政府は直接投資しないが,相談に乗り協力を行なうと言明。
DIA-105-1992-04-30-1台湾1992年04月30日1990年代行政院,金の貿易自由化を決定。
DIA-105-1992-05-06-1台湾1992年05月06日1990年代蒋彦士総統府秘書長を団長とする代表団一行9名,李登輝総統の特使として韓国を訪問。
DIA-105-1992-05-09-1台湾1992年05月09日1990年代中央銀行,公定歩合を5.875%から6.125%に引き上げる,と発表。
DIA-105-1992-05-10-1台湾1992年05月10日1990年代邱進益総統府副秘書長,中台両岸の相互不可侵協定の締結を提唱。
DIA-105-1992-05-11-1台湾1992年05月11日1990年代中央アフリカ共和国のコリンバ大統領,訪台。(~16日)
DIA-105-1992-05-15-1台湾1992年05月15日1990年代立法院,内乱罪構成の要件は,暴力と脅迫によるものにのみ適用する刑法第100条の修正案を採択。
DIA-105-1992-05-20-1台湾1992年05月20日1990年代亜東関係協会東京弁事処,台北駐日経済文化代表処に改称。
DIA-105-1992-05-27-1台湾1992年05月27日1990年代3月20日から開かれた第2期国民大会臨時会議総統の任期を4年とするなど8条(第11条から第18条)からなる憲法改正案を採択。30日閉会。
DIA-105-1992-06-03-1台湾1992年06月03日1990年代立法院予算委員会,第4原発予算の凍結解除案を採択。
DIA-105-1992-06-03-2台湾1992年06月03日1990年代財政部,新規設立保険会社の申請受け付けを開始。
DIA-105-1992-06-08-1台湾1992年06月08日1990年代台湾高等法院,「台湾独立連盟」の張燦=主席に対し,首謀内乱罪で懲役10年(減刑5年)を判決。
DIA-105-1992-06-08-2台湾1992年06月08日1990年代中国の張存浩ら科学者7名,香港経由で訪台。
DIA-105-1992-06-10-1台湾1992年06月10日1990年代李登輝総統,改正著作権法を公布。
DIA-105-1992-06-16-1台湾1992年06月16日1990年代外交部,日本のPKO法案採択に関心を表明。
DIA-105-1992-06-19-1台湾1992年06月19日1990年代台湾とニジェール,台北で18年ぶりに外交関係を回復する共同声明を発表。
DIA-105-1992-06-19-2台湾1992年06月19日1990年代立法院,本国人の海外先物取引を認める法案を採択。
DIA-105-1992-06-30-1台湾1992年06月30日1990年代台湾,ベトナムと投資保証協定に調印。
DIA-105-1992-07-02-1台湾1992年07月02日1990年代経済部の報告によると,海外経済協力発展基金設立以来,この3年6ヵ月に台湾が行なった対外借款供与は11件で,合計1億3830万㌦に達した。
DIA-105-1992-07-03-1台湾1992年07月03日1990年代第7回台比経済協力会議,マニラで開催。フィリピンのラモス大統領が主要閣僚とともに出席。
DIA-105-1992-07-07-1台湾1992年07月07日1990年代立法院,暴力と関連しない海外在住政府批判派の入国を認める国家安全法改正案を可決。
DIA-105-1992-07-08-1台湾1992年07月08日1990年代李登輝国民党主席,許信良民進党主席を団長とする民進党訪米団と会見。
DIA-105-1992-07-16-1台湾1992年07月16日1990年代立法院,「台湾地区と大陸地区の人民関係条例」を通過。
DIA-105-1992-07-30-1台湾1992年07月30日1990年代行政院大陸委員会,最近中国政府の船が台湾海峡または公海上の台湾船舶に対する取締まり等に警告。
DIA-105-1992-08-01-1台湾1992年08月01日1990年代警備総司令部,午前零時に廃止。海上の安全確保を任務とする海岸巡防司令部,正式に発足。
DIA-105-1992-08-01-2台湾1992年08月01日1990年代行政院国家統一委員会全体会議,「一つの中国」の概念につき,「一つの中国,二つの地区,二つの政治実体」とするとの結論に合意。
DIA-105-1992-08-04-1台湾1992年08月04日1990年代労工委員会,第2次外国人労働者導入枠を3万2000人まで開放,民間68業種に割り当てると発表。
DIA-105-1992-08-13-1台湾1992年08月13日1990年代フィリピンのスビック湾開発委員会のゴードン委員長,訪台。
DIA-105-1992-08-22-1台湾1992年08月22日1990年代銭復外交部長,朴魯栄韓国駐台湾大使を招き,台湾の韓国との国交断絶に関する正式決定を通告。
DIA-105-1992-08-22-2台湾1992年08月22日1990年代経済部の江丙坤政務次長を団長とする大型経済貿易訪問団,ロシア連邦,ベラレーシ,ウクライナ,ラトビアを訪問するため,台北を出発。
DIA-105-1992-08-25-1台湾1992年08月25日1990年代ニジェールのシエフー首相,訪台。
DIA-105-1992-08-29-1台湾1992年08月29日1990年代グアテマラのセラノ大統領,訪台。
DIA-105-1992-09-02-1台湾1992年09月02日1990年代ブッシュ米大統領,テキサス州フォートワースで,F16戦闘機150機の台湾への売却を正式に表明。
DIA-105-1992-09-06-1台湾1992年09月06日1990年代台湾―ベトナム航空路線,運航を再開。
DIA-105-1992-09-07-1台湾1992年09月07日1990年代銭復外交部長と中米7カ国の外相による第1回中米諸国と台湾の外相の協力合同会議,台北で開催。
DIA-105-1992-09-13-1台湾1992年09月13日1990年代ラトビアのグドマニス首相,訪台。
DIA-105-1992-09-15-1台湾1992年09月15日1990年代台湾―韓国間の台韓航空機運航暫定的に中止。
DIA-105-1992-09-15-2台湾1992年09月15日1990年代韓国の特使団(団長・金在淳元国会議長),断交後の台韓関係を協議するため,台北に到着。
DIA-105-1992-09-22-1台湾1992年09月22日1990年代台湾とロシア,。台北で航空観光覚書および貿易投資文化科学研究協力強化趣意書に調印。
DIA-105-1992-09-23-1台湾1992年09月23日1990年代外交部,韓国がソウルにある「中華民国大使館」の財産権を中国に引き渡したことに強く抗議。
DIA-105-1992-09-24-1台湾1992年09月24日1990年代台湾とバヌアツ,双方は国際法の原則に基づいて相互に承認するとの共同声明を発表。
DIA-105-1992-09-26-1台湾1992年09月26日1990年代中央銀行の謝森中総裁,台湾は不当な輸出競争力を得るために台湾元相場を操作しているとのマルフォード米財務次官の最近の発言を否定。
DIA-105-1992-09-29-1台湾1992年09月29日1990年代GATT定例理事会,台湾の加盟申請を討議するための作業部会を設置することを決定。
DIA-105-1992-09-30-1台湾1992年09月30日1990年代台湾の外貨準備高,史上最高の895億㌦。
DIA-105-1992-10-04-1台湾1992年10月04日1990年代中央銀行,公定歩合を6.125%から5.625%に引き下げる,と発表。
DIA-105-1992-10-09-1台湾1992年10月09日1990年代中央銀行,海外向けおよび海外からの1人当りの年間送金額をともに300万㌦から500万㌦に引き上げることを実施。
DIA-105-1992-10-15-1台湾1992年10月15日1990年代台湾独立建国連盟日本本部の許世楷前委員長ら15名,台北入り。
DIA-105-1992-10-15-2台湾1992年10月15日1990年代北朝鮮の民間経済団体の「金剛山国際グループ」,台北に代表事務所を開設。
DIA-105-1992-10-19-1台湾1992年10月19日1990年代王建=財政部長が辞職。後任の白培英中国国際商業銀行董事長(会長)が10月23日に就任。
DIA-105-1992-10-20-1台湾1992年10月20日1990年代アジア開発銀行,台北で3400万㌦相当の債券を発行。
DIA-105-1992-11-01-1台湾1992年11月01日1990年代1960年代前半から台湾独立を主張,米国に長期滞在の彭明敏・元台湾大学教授,22年ぶりに帰台。
DIA-105-1992-11-06-1台湾1992年11月06日1990年代台湾工業総会とインドネシア商会,台北で「バタム島免税特区共同開発」覚書に調印。
DIA-105-1992-11-07-1台湾1992年11月07日1990年代金門・馬祖防衛司令部,午前零時から臨時戒厳令を解除,地方自治を実施する,と発表。
DIA-105-1992-11-23-1台湾1992年11月23日1990年代台湾プラスチック企業集団の王永慶会長,中国側と進めてきた福建アモイ経済特区滄海地区に建設する石油化学プロジェクトについて,輸出比率を巡って中国側と対立したことなどから,実現が困難と述べる。
DIA-105-1992-11-28-1台湾1992年11月28日1990年代行政院大陸委員会の黄昆輝主任委員,台湾の対香港・マカオ政策は,97年の香港の中国への返還に影響されない,と述べる。
DIA-105-1992-11-30-1台湾1992年11月30日1990年代ヒルズ米通商代表部代表,第16回米台工商会共同会議出席のため,訪台。
DIA-105-1992-12-03-1台湾1992年12月03日1990年代内政部,南海政策網領を決定。
DIA-105-1992-12-09-1台湾1992年12月09日1990年代第20回東亜経済人会議,東京で開催。辜振甫台湾工商協進会理事長,通産省に渡部通産相を訪問。
DIA-105-1992-12-19-1台湾1992年12月19日1990年代第2期立法委員選挙,投票が行なわれる。投票率72.02%,得票率は国民党が61.6%,民進党が36.1%。
DIA-105-1992-12-25-1台湾1992年12月25日1990年代第2期国民大会第2回臨時会議,台北市陽明山・中山楼で開催。
DIA-105-1992-12-27-1台湾1992年12月27日1990年代経済部の江丙坤政務次長,台湾の92年の1人当りGNPが1万196㌦と初めて1万㌦を超えようとの見通しを示した。
DIA-105-1992-12-28-1台湾1992年12月28日1990年代行政院大陸委員会,台湾企業の対中投資が100万㌦未満の場合の投資規制を緩和。
DIA-105-1993-01-06-1台湾1993年01月06日1990年代中国駐フランス大使館,台湾に対するミラージュ2000-5戦闘機60機の売却をフランス政府が正式承認したと発表。
DIA-105-1993-01-08-1台湾1993年01月08日1990年代フランス在台協会代表に初の現役外交官としてジャン・ポール・レオが就任。
DIA-105-1993-01-14-1台湾1993年01月14日1990年代立法院,「貿易法」(全文5章37条)を通過。
DIA-105-1993-01-16-1台湾1993年01月16日1990年代第2期国民大会第2回臨時会,李登輝総統の指名した新監察委員に同意権を行使し,監察院長候補の陳履安ら25人が信任され,4人が不信任と決まる。
DIA-105-1993-01-21-1台湾1993年01月21日1990年代外交部,台湾初の「外交報告書」を公表。
DIA-105-1993-01-23-1台湾1993年01月23日1990年代東欧国家として初のブルガリアの旅客機の第1便,桃園の中正国際空港に到着。
DIA-105-1993-01-27-1台湾1993年01月27日1990年代ドイツ政府,造船業界から申請の出ていた台湾向け潜水艦2隻(10億マルクに相当)の建造計画を却下。
DIA-105-1993-02-01-1台湾1993年02月01日1990年代第2期立法委員(定数61人)が正式に就任。立法院長に劉松藩,副院長に王金平を選出。
DIA-105-1993-02-08-1台湾1993年02月08日1990年代台湾とコスタリカ,サン・ホセでコスタリカに1500万ドルの借款供与に関する3項目の文書に調印。
DIA-105-1993-02-12-1台湾1993年02月12日1990年代財政部,東京銀行台北駐在員事務所の支店昇格申請を9日付で認可したと発表。
DIA-105-1993-02-13-1台湾1993年02月13日1990年代経済部,米国の国際知的所有権保護連盟が台湾の知的所有権保護措置を不満とし,米政府にスペシャル301条の適用を要請したとの米当局からの通告を受ける。
DIA-105-1993-02-15-1台湾1993年02月15日1990年代銭復外交部長,日本を私的訪問。
DIA-105-1993-02-16-1台湾1993年02月16日1990年代香港の台湾国民党経営紙『香港時報』,廃刊。
DIA-105-1993-02-27-1台湾1993年02月27日1990年代連戦内閣発足。閣僚平均年齢52.5歳。
DIA-105-1993-03-02-1台湾1993年03月02日1990年代経済部,「大陸地区投資または技術協力認可弁法」を公布実施。
DIA-105-1993-03-06-1台湾1993年03月06日1990年代銭復外交部長,行政院に「国連参加方策小組」を設置することで連戦行政院長の同意を得たと表明。
DIA-105-1993-03-16-1台湾1993年03月16日1990年代台湾省議会,台湾省主席に宋楚瑜が就任する指名人事に賛成多数(賛成53,反対12)で同意。
DIA-105-1993-03-18-1台湾1993年03月18日1990年代中央選挙委員会,92年の立法委員選挙の花蓮県選挙区で,黄信介民進党前主席の第2位追加当選を発表。
DIA-105-1993-03-20-1台湾1993年03月20日1990年代台湾高等法院,首謀内乱罪の容疑で92年6月に懲役5年を受けた「台湾独立連盟」世界総本部の張燦〓主席に無罪を判決。
DIA-105-1993-03-21-1台湾1993年03月21日1990年代ナウル共和国のドウィヨゴ大統領,訪台。
DIA-105-1993-03-29-1台湾1993年03月29日1990年代台湾プラスチック企業集団の王永慶会長,「第6ナフサ分解プラントと同拡大計画」(投資総額2180億元)が近く着工と発表。建設地は雲林県麦寮地区。
DIA-105-1993-03-29-2台湾1993年03月29日1990年代長栄航空と英国アジア航空,台北-ロンドン間の直行便にそれぞれ就航。
DIA-105-1993-04-08-1台湾1993年04月08日1990年代行政院,南沙,西沙,中沙,東沙など4群島の主権が台湾に属する「南海政策綱領」を可決。
DIA-105-1993-04-13-1台湾1993年04月13日1990年代台北駐日経済文化代表処の林金茎代表が着任。
DIA-105-1993-04-15-1台湾1993年04月15日1990年代行政院,財政部が提案した「台湾地区と大陸地区の金融業務の許可弁法」を承認。
DIA-105-1993-04-20-1台湾1993年04月20日1990年代第2回国民大会第3次臨時会,考試院長に邱創煥,同副院長に呂有文の総統指名人事に同意。
DIA-105-1993-04-21-1台湾1993年04月21日1990年代台湾・ベトナム投資保護協定,ハノイで調印。
DIA-105-1993-04-22-1台湾1993年04月22日1990年代立法院,「著作権部分条文修正案」を通過。
DIA-105-1993-04-27-1台湾1993年04月27日1990年代海峡交流基金会の辜振甫理事長と海峡両岸関係協会の汪道涵会長,29日までシンガポールで会談。
DIA-105-1993-04-30-1台湾1993年04月30日1990年代カンター米通商代表部代表,米包括通商法スペシャル301条に基づき,台湾を制裁対象の「優先監視国・地域」に特定したと発表。
DIA-105-1993-05-03-1台湾1993年05月03日1990年代チベット亡命政府代表団(団長はダライ・ラマの兄ギャロ・トンドップ)一行3人,訪台。
DIA-105-1993-05-16-1台湾1993年05月16日1990年代台湾大型貿易・投資・技術商談訪日団(139社参加),23日まで訪日。
DIA-105-1993-05-20-1台湾1993年05月20日1990年代通産省の岡松壮三郎通商政策局長,72年の日台国交断絶後,日本政府初の局長クラスとして訪台。
DIA-105-1993-05-23-1台湾1993年05月23日1990年代行政院労工委員会,セメント,石材など6業種に約1万5000人の外国人労働者の導入を決定。
DIA-105-1993-05-27-1台湾1993年05月27日1990年代経済部,オートバイと自動車の中国大陸地区への間接投資を条件付きで認可することを決定。
DIA-105-1993-05-28-1台湾1993年05月28日1990年代欧州会議,台湾の国際的政治経済地位を支持する決議案を採択。
DIA-105-1993-05-28-2台湾1993年05月28日1990年代立法院,史上初のマイナス予算となった1994年度中央政府総予算案(予算総額1兆675億1558万元)を通過。
DIA-105-1993-06-07-1台湾1993年06月07日1990年代国際貿易局の林義夫副局長,中国深で開かれる「中小企業輸出の促進拡大シンポジウム」に参加。
DIA-105-1993-06-08-1台湾1993年06月08日1990年代李国鼎総統府顧問,北京で江沢民総書記と会談。
DIA-105-1993-06-10-1台湾1993年06月10日1990年代行政院,2・28事件処理条例草案を可決。
DIA-105-1993-06-13-1台湾1993年06月13日1990年代民進党全国代表大会,同党員で任期の半分を満たない公職人員が,召集または辞職以外に,他の公職選挙に立候補してはならない「任期制限条項」を可決。
DIA-105-1993-06-15-1台湾1993年06月15日1990年代立法院,「公職人員財産申告法草案」を通過。
DIA-105-1993-06-23-1台湾1993年06月23日1990年代立法院予算,国防,経済,内政4委員会合同会議,民進党の提案した第4原発予算再凍結案を否決。
DIA-105-1993-07-01-1台湾1993年07月01日1990年代行政院,「経済振興方案」を承認。
DIA-105-1993-07-05-1台湾1993年07月05日1990年代蒙蔵委員会の張駿逸委員長,米下院が1991年5月7日に可決した「チベットは中国によって非合法的に占領された独立国家」の決議案を強く批判。
DIA-105-1993-07-10-1台湾1993年07月10日1990年代民間の燁隆グループ,5年以内に1000億元を投資して粗鋼生産能力650万トンの一貫製鉄所を建設と発表。
DIA-105-1993-07-10-2台湾1993年07月10日1990年代ベトナム駐台北経済文化事務所,正式に業務を開始。
DIA-105-1993-07-12-1台湾1993年07月12日1990年代台北モスクワ経済文化協調委員会の駐モスクワ代表処(代表は羅竜),正式に開設。
DIA-105-1993-07-22-1台湾1993年07月22日1990年代中央銀行と財政部,海外機関投資家の台湾証券市場への投資限度総額を50億ドルにまで拡大すると決定。
DIA-105-1993-07-27-1台湾1993年07月27日1990年代台湾と韓国,台北で相互に代表部を設置する非公式な関係を結ぶ協定に調印。
DIA-105-1993-07-30-1台湾1993年07月30日1990年代南アフリカのアフリカ民族会議のマンデラ議長,訪台。
DIA-105-1993-08-06-1台湾1993年08月06日1990年代台湾とフィリピン,台北で「スービク湾工業区開発協力協議」に調印。台湾側は6000万ドルの借款供与。
DIA-105-1993-08-06-2台湾1993年08月06日1990年代パナマなど中米7カ国,ガリ国連事務総長に対し,台湾の国連加盟問題を国連総会で議題にするよう要請。
DIA-105-1993-08-10-1台湾1993年08月10日1990年代台湾とフランス,台北で航空協議書に調印。
DIA-105-1993-08-10-2台湾1993年08月10日1990年代リベリア,中国と国交を回復したため,台湾との外交関係を即日断絶すると発表。
DIA-105-1993-08-10-3台湾1993年08月10日1990年代国民党の「新国民党連線」7人,国民党を離党して 「新党」の結成を宣言。8月22日に成立大会。
DIA-105-1993-08-15-1台湾1993年08月15日1990年代国民党第14期全国代表大会,台北で開催。出席および列席代表者は2498人。22日に閉会。
DIA-105-1993-08-18-1台湾1993年08月18日1990年代国民党第14全大会,党主席に李登輝を再選。また李主席が指名した李元簇,柏村,林洋港,連戦の副主席4人を賛成多数で選出。
DIA-105-1993-08-18-2台湾1993年08月18日1990年代外交部,ナイジェリアのタラバに総領事館を開設。
DIA-105-1993-08-19-1台湾1993年08月19日1990年代国民党14全大会,中央委員210人および中央委員侯補105人を選出。
DIA-105-1993-08-23-1台湾1993年08月23日1990年代国民党第14期中央委員会1中全会,中央常務委員16人を選出,このほか李登輝党主席指名の15人を可決。
DIA-105-1993-08-23-2台湾1993年08月23日1990年代中国オリンピック委員会の何振梁主席と魏紀中秘書長,台北でのアジア五輪委執行委員会出席のため訪台。
DIA-105-1993-08-30-1台湾1993年08月30日1990年代海峡交流基金会の許惠祐副秘書長と海峡両岸関係協会の孫亜夫副秘書長,北京で実務協議を開催。
DIA-105-1993-08-31-1台湾1993年08月31日1990年代中国国務院台湾事務弁公室,「台湾問題と中国の統一」と題する初の台湾白書を公表。
DIA-105-1993-08-31-2台湾1993年08月31日1990年代台湾の華欧貿易促進会とドイツ企業台湾委員会,ケルンで「台湾・ドイツ企業連盟協力趣意書」に調印。
DIA-105-1993-09-03-1台湾1993年09月03日1990年代徐立徳行政院副院長,特使としてスワジランド独立25周年の記念式典に列席するため,台北を出発。
DIA-105-1993-09-04-1台湾1993年09月04日1990年代米台代表,ワシントンで米国が台湾にミサイル「ハープーン」41基(6400万ドル)を売却する書類に調印。
DIA-105-1993-09-06-1台湾1993年09月06日1990年代内政部の「南海小組」,南シナ海の主権問題などを討議するため,「南海問題討論会」を台北で開催。
DIA-105-1993-09-07-1台湾1993年09月07日1990年代米内務省,台湾と中国が犀の角や虎の骨の売買を禁止したワシントン条約に違反と認定。
DIA-105-1993-09-13-1台湾1993年09月13日1990年代シンガポールのゴー・チョクトン首相一行13人,17日まで台湾を非公式訪問。
DIA-105-1993-09-22-1台湾1993年09月22日1990年代第48回国連総会の運営委員会,中南米7カ国提出の台湾の国連加盟決議案を議題としないことを決定。
DIA-105-1993-09-23-1台湾1993年09月23日1990年代華南商業銀行,台湾の銀行として初めて香港駐在員事務所を支店に昇格。
DIA-105-1993-10-01-1台湾1993年10月01日1990年代台湾独自開発の地対空ミサイル「天弓」中隊,初めて台北県三芝郷に配備。
DIA-105-1993-10-06-1台湾1993年10月06日1990年代米国からリースしたノックス級対潜フリゲート艦3隻,正式に就役。
DIA-105-1993-10-15-1台湾1993年10月15日1990年代英国の駐台北事務所である「英台貿易委員会」(1976年成立),「英国貿易文化事務所」と改称。
DIA-105-1993-10-26-1台湾1993年10月26日1990年代内乱罪で指名されていた日本在住の「独立台湾会」の史明会長,台湾南部で逮捕される。同日夜保釈。
DIA-105-1993-10-26-2台湾1993年10月26日1990年代経済部投資業務処および対外貿易発展協会,メキシコの国営外国貿易銀行と協力協議書に調印。
DIA-105-1993-10-28-1台湾1993年10月28日1990年代中国石油公司,石油製品18種類の値下げを29日から実施と発表。値下げ幅は2.5%。
DIA-105-1993-11-02-1台湾1993年11月02日1990年代海峡交流基金会と海峡両岸関係協会による実務協議,中国厦門で再開。
DIA-105-1993-11-04-1台湾1993年11月04日1990年代中央銀行,公定歩合を5.625%から5.5%に引き下げ。
DIA-105-1993-11-10-1台湾1993年11月10日1990年代日本経団連の平岩外四会長,訪台。
DIA-105-1993-11-12-1台湾1993年11月12日1990年代中国信託商業銀行,台湾の民間銀行として初めて香港に駐在員事務所を開設。
DIA-105-1993-11-15-1台湾1993年11月15日1990年代李登輝総統,陸軍航空部隊台南帰仁基地に配備された米国製攻撃型ヘリ「AH-IW」(コブラ)などを視察。
DIA-105-1993-11-20-1台湾1993年11月20日1990年代米シアトルでのAPEC閣僚会議に出席した江丙坤経済部長,「統一条件が成熟するまでは一つの中国を目指しつつ,段階的な二つの中国政策をとる」と言明。
DIA-105-1993-11-24-1台湾1993年11月24日1990年代軍の実力者で総統府国策顧問の許歴農,国民党を離党して新党に入党。
DIA-105-1993-11-25-1台湾1993年11月25日1990年代駐台北韓国代表部(韓哲洙沫代表),正式に発足。
DIA-105-1993-11-27-1台湾1993年11月27日1990年代11月17日に告示された台湾省管轄下の16県5市と福建省2県の統一地方首長選挙を実施。
DIA-105-1993-11-28-1台湾1993年11月28日1990年代民進党の許信良主席が辞職。施明徳中央常務委員,1994年5月の主席選挙まで新主席に就任。
DIA-105-1993-12-03-1台湾1993年12月03日1990年代立法院,憲法修正委員会の増設を内容とする立法院組織法第15条の修正案を通過。
DIA-105-1993-12-04-1台湾1993年12月04日1990年代モンゴルのビャムバスレン前首相,訪台。
DIA-105-1993-12-14-1台湾1993年12月14日1990年代株式市場での取引総株数,1日の取引量として26億9000万株と史上最高を記録。
DIA-105-1993-12-15-1台湾1993年12月15日1990年代中国の著名作家で元文化相の王蒙,訪台。
DIA-105-1993-12-18-1台湾1993年12月18日1990年代海峡交流基金会と海峡両岸関係協会による台北会談,22日まで開催。
DIA-105-1993-12-24-1台湾1993年12月24日1990年代厳家淦元総統,台北で死去,88歳。
DIA-105-1993-12-28-1台湾1993年12月28日1990年代93年で10度目の乗っ取りによる中国機が台湾へ。
DIA-105-1993-12-29-1台湾1993年12月29日1990年代江丙坤経済部長,貨物船に限定した中国-台湾間の直航便の94年就航を検討と表明。
DIA-105-1993-12-30-1台湾1993年12月30日1990年代連戦行政院長,マレーシアおよびシンガポールを非公式訪問するため台北を出発。
DIA-105-1993-12-30-2台湾1993年12月30日1990年代立法院,国家安全会議など3組織法案を通過。
DIA-105-1994-01-05-1台湾1994年01月05日1990年代連戦行政院長,マレーシア,シンガポール非公式訪問を終え帰台。
DIA-105-1994-01-11-1台湾1994年01月11日1990年代立法院,消費者保護法を採択。
DIA-105-1994-01-12-1台湾1994年01月12日1990年代台湾,レソトと外交関係を中止。
DIA-105-1994-01-12-2台湾1994年01月12日1990年代外交部,フランスが台湾への兵器売却を中止したことに対し,遺憾の意を表明。
DIA-105-1994-01-14-1台湾1994年01月14日1990年代『聯合報』,輸入禁止のコメ市場の部分開放を95年から逐次実施すると報道。
DIA-105-1994-01-24-1台湾1994年01月24日1990年代連戦行政院長,ホンジュラス大統領就任式典に出席するため,台北を出発。
DIA-105-1994-01-25-1台湾1994年01月25日1990年代駐韓国台北代表部,ソウル市に開設。
DIA-105-1994-01-29-1台湾1994年01月29日1990年代台湾省および福建省金門,連江両県の県市会議員,郷・鎮・市長選挙行なわれる。
DIA-105-1994-02-02-1台湾1994年02月02日1990年代外交部,台湾はブルキナファソとの外交関係を回復すると発表。
DIA-105-1994-02-09-1台湾1994年02月09日1990年代李登輝総統,「休暇」をとるため,フィリピン,シンガポール,インドネシアに出発。
DIA-105-1994-02-18-1台湾1994年02月18日1990年代ハイジャックされた中国西南航空の旅客機,台北国際空港に強制着陸。
DIA-105-1994-02-20-1台湾1994年02月20日1990年代江丙坤経済部長,フィリピンのスビック湾に建設する台湾工業区の起工式に出席。
DIA-105-1994-02-27-1台湾1994年02月27日1990年代内政部,1947年の「2・28事件」の犠牲者遺族登録数は1382人,うち生存者46人と発表。
DIA-105-1994-03-05-1台湾1994年03月05日1990年代中央銀行,台湾株式市場への外資投資総額を現行の50億㌦から100億㌦に引上げ。
DIA-105-1994-03-08-1台湾1994年03月08日1990年代経済部投資審議委員会,華僑・外国人投資の製品の強制輸出比率を廃止。
DIA-105-1994-03-20-1台湾1994年03月20日1990年代民進党の蘇貞昌秘書長を団長とする東南アジア訪問団,台北を出発。
DIA-105-1994-03-23-1台湾1994年03月23日1990年代立法院民間対日債務処理委員会と日本の台湾戦後処理問題議員懇談会,日本統治時代の台湾人に対する未払い給与,軍事郵便貯金などを確定債務とすることで合意。
DIA-105-1994-03-23-2台湾1994年03月23日1990年代国防部,中国の軍事的脅威を強調する国防白書を発表。
DIA-105-1994-03-31-1台湾1994年03月31日1990年代中国浙江省千島湖で遊覧船が炎上,台湾観光客24人を含む32人全員が焼死。4月17日中国公安当局,強盗殺人容疑で3人検挙。
DIA-105-1994-04-10-1台湾1994年04月10日1990年代経済部の李樹久次長,中国鉄鋼,台湾製塩,台湾電力がインドネシアとそれぞれ協力覚書に調印したと発表。
DIA-105-1994-04-11-1台湾1994年04月11日1990年代クリントン米大統領,トラやサイの骨など希少動物の製品を不正輸出しているとし,台湾に制裁を実施すると発表。
DIA-105-1994-04-23-1台湾1994年04月23日1990年代国民党第14回中央委員会臨時全体会議,台北市の陽明山中山楼で開催。
DIA-105-1994-04-26-1台湾1994年04月26日1990年代台湾の中華航空機,名古屋で墜落。死亡者264人。
DIA-105-1994-05-02-1台湾1994年05月02日1990年代民進党第6回第1次全国党員代表大会,現職の施明徳を主席に選出。
DIA-105-1994-05-02-2台湾1994年05月02日1990年代米国通商代表部,台湾をスペシャル301条優先監視リストから監視リストに変更。
DIA-105-1994-05-04-1台湾1994年05月04日1990年代李登輝総統,ニカラグア,コスタリカ,南アフリカ,スワジランド訪問に出発。
DIA-105-1994-05-10-1台湾1994年05月10日1990年代日本政府,永野法相の「南京大虐殺事件」の発言に対し,交流協会を通じて正式に陳謝。
DIA-105-1994-05-24-1台湾1994年05月24日1990年代米下院,戦車上陸艇3隻の台湾へのリースに同意。
DIA-105-1994-05-29-1台湾1994年05月29日1990年代台北で原子力発電所建設反対のデモが行なわれ,参加者2万人。
DIA-105-1994-05-29-2台湾1994年05月29日1990年代連戦行政院長,グアテマラ,エルサルバドルの公式訪問に出発。6月6日メキシコを私的訪問。
DIA-105-1994-06-02-1台湾1994年06月02日1990年代ニジェール共和国のウスマヌ大統領,台湾を訪問。7日まで。
DIA-105-1994-06-03-1台湾1994年06月03日1990年代財政部,外国人が台湾に新銀行を設立することを解禁したと発表。
DIA-105-1994-06-29-1台湾1994年06月29日1990年代台湾,米国の兵器企業と地対空ミサイル「パトリオット」の購入契約に調印。
DIA-105-1994-07-04-1台湾1994年07月04日1990年代銭復外交部長,チェコ,スウェーデン,ベルギーの訪問を終え,帰台。
DIA-105-1994-07-05-1台湾1994年07月05日1990年代行政院大陸委員会,「台湾両岸関係説明書」を発表。
DIA-105-1994-07-07-1台湾1994年07月07日1990年代立法院,「省県自治法」,翌日「直轄市自治法」を採択。
DIA-105-1994-07-19-1台湾1994年07月19日1990年代立法院,全民健康保険法を採択。
DIA-105-1994-07-29-1台湾1994年07月29日1990年代第2期国民大会第4回臨時会議,総統・副総統の直接選挙制に改める憲法改正案を採択。
DIA-105-1994-07-30-1台湾1994年07月30日1990年代総統府,李登輝総統が林洋港司法院長の辞表を受理,後任に施啓揚と発表。
DIA-105-1994-08-04-1台湾1994年08月04日1990年代台湾の焦仁和・海基会副理事長と中国の唐樹備・海協会副会長,台北で会談。
DIA-105-1994-08-24-1台湾1994年08月24日1990年代行政院労工委員会,外国人労働者の受け入れ申請を9月14日から再開と決定。
DIA-105-1994-08-24-2台湾1994年08月24日1990年代行政院,台湾とシンガポールがそれぞれ1億750万㌦を投資して商業衛星1号を射ち上げる協力計画を承認。
DIA-105-1994-08-25-1台湾1994年08月25日1990年代財政部,野村,大和,日興,山一の日系証券大手4社の支店開設を認可。
DIA-105-1994-09-01-1台湾1994年09月01日1990年代李元簇副総統,パナマのバジャダレス新大統領の就任式に参列。
DIA-105-1994-09-07-1台湾1994年09月07日1990年代米政府,経済・文化面での交流を強化する新台湾政策を発表。
DIA-105-1994-09-07-2台湾1994年09月07日1990年代台湾とカンボジア,プノンペンで相互に代表事務所を開設する協定に調印。
DIA-105-1994-09-12-1台湾1994年09月12日1990年代アジア・オリンピック評議会,李登輝総統の広島アジア大会への招待を取り消し。
DIA-105-1994-09-19-1台湾1994年09月19日1990年代台湾オリンピック委員会,李登輝総統の広島アジア大会出席を正式に断念と発表。
DIA-105-1994-09-21-1台湾1994年09月21日1990年代国連総会一般委員会,台湾の国連再加盟議案を総会に提出しないことを決定。
DIA-105-1994-09-26-1台湾1994年09月26日1990年代行政院大陸委員会,「香港マカオ関係条例」草案を採択。
DIA-105-1994-09-29-1台湾1994年09月29日1990年代国防部,陸海空三軍合同による軍事演習「漢光11号」を実施。
DIA-105-1994-09-30-1台湾1994年09月30日1990年代徐立徳・行政院副院長,広島アジア大会出席のため,沖縄の那覇空港に到着。
DIA-105-1994-10-04-1台湾1994年10月04日1990年代金融集団の華隆グループ傘下の洪福証券,投資した仕手株華国飯店の株価が高騰したため,資金のつまりで不渡り発生。
DIA-105-1994-10-06-1台湾1994年10月06日1990年代米上院外交委員会,台湾との関係改善をクリントン政権に促す決議案を可決。
DIA-105-1994-10-11-1台湾1994年10月11日1990年代中国の江沢民国家主席,「適当な場所で自然な形で」李登輝総統と会ってもよいと表明。
DIA-105-1994-10-19-1台湾1994年10月19日1990年代『聯合報』,台湾の中国石油と中国の中国海洋石油がシンガポールで東シナ海などの共同石油探査の秘密会議を開催と報道。
DIA-105-1994-10-22-1台湾1994年10月22日1990年代江丙坤経済部長,大阪で橋本通産相と会談。
DIA-105-1994-10-28-1台湾1994年10月28日1990年代郭婉容,張京育,黄石域の3政務委員,横浜での民間の日台フォーラムに参加。
DIA-105-1994-11-01-1台湾1994年11月01日1990年代民進党,「金門馬祖徹兵論」覚書を発表。
DIA-105-1994-11-14-1台湾1994年11月14日1990年代台湾軍,小金門島から厦門近郊を砲撃。村民4人が負傷。国防部金門防衛司令部,翌日誤射を認め中国に陳謝。
DIA-105-1994-11-15-1台湾1994年11月15日1990年代蕭万長経済建設委員会主任委員,インドネシアでのAPECの非公式首脳会議に参加。
DIA-105-1994-11-27-1台湾1994年11月27日1990年代第4原子力発電所建設をめぐる立法委員4人の罷免を求めるリコール投票が行なわれ,罷免は不成立。
DIA-105-1994-12-03-1台湾1994年12月03日1990年代台湾省長,台北,高雄の行政院直轄両市長の初の直接選挙が行なわれる。
DIA-105-1994-12-04-1台湾1994年12月04日1990年代ペニア米運輸長官,訪台。
DIA-105-1994-12-05-1台湾1994年12月05日1990年代第2次連戦内閣発足。
DIA-105-1994-12-15-1台湾1994年12月15日1990年代立法院,環境影響評価法を採択。
DIA-105-1994-12-16-1台湾1994年12月16日1990年代五十嵐官房長官,戦後処理の台湾の確定債務支払い金額総額は350億円と表明。
DIA-105-1994-12-28-1台湾1994年12月28日1990年代台湾空軍,国産戦闘機「IDF経国号」20機(1個中隊)を初めて実戦配備。
DIA-105-1995-01-05-1台湾1995年01月05日1990年代行政院,「台湾をアジア太平洋地区オペレーション・センターに発展させる計画」を承認。
DIA-105-1995-01-10-1台湾1995年01月10日1990年代立法院,「産業高度化促進条例」の一部修正案(産業の定義を農業,サ-ビス業にも拡大など)採択。
DIA-105-1995-01-14-1台湾1995年01月14日1990年代南部科学工業園区選定委員会,台南県新市郷を第2の科学工業園区建設地に選定。
DIA-105-1995-01-22-1台湾1995年01月22日1990年代台湾の焦仁和・海峡交流基金会副理事長と中国の唐樹備・海峡両岸関係協会副会長の第3回準トップ会談,北京で開催。
DIA-105-1995-01-30-1台湾1995年01月30日1990年代中国の江沢民・中国共産党総書記,敵対状態終結の交渉,中台指導部の相互訪問など対台湾政策8項目提案を発表。
DIA-105-1995-02-03-1台湾1995年02月03日1990年代ギングリッチ米国下院議長,訪米中の台湾国民党の許水徳秘書長と会談。台湾の国連加盟と李登輝総統の訪米を支持と表明。
DIA-105-1995-02-08-1台湾1995年02月08日1990年代李登輝国民党主席,江沢民・中国共産党総書記の8項目提案について,「大局的な見地から対処するよう」関係部署に指示。
DIA-105-1995-02-20-1台湾1995年02月20日1990年代李登輝主席,2月15日に死者64名を出した台中市のレストラン「衛爾康」の火災事件について,国民に陳謝。
DIA-105-1995-02-21-1台湾1995年02月21日1990年代連戦行政院長,江沢民総書記の8項目提案に対して,「両岸関係は協調時代に入った」と述べると同時に,対話を通じた民間レベルの経済関係拡大を強調。
DIA-105-1995-02-24-1台湾1995年02月24日1990年代劉和謙参謀総長,中国が台湾を射程内に置く地対地中距離M型ミサイルを江西省から福建省に移動と公表。
DIA-105-1995-02-27-1台湾1995年02月27日1990年代中央銀行,公定歩合を5.5%から5.8%に,担保付き貸出しの利率を5.875%から6%にそれぞれ引き上げ。
DIA-105-1995-02-28-1台湾1995年02月28日1990年代李登輝総統,台北新公園で建立された2・28事件記念碑の除幕式に出席。国家元首として,事件の犠牲者と遺族に初めて公式に謝罪。
DIA-105-1995-02-28-2台湾1995年02月28日1990年代台湾独立運動家の彰明敏元台湾大学教授,民進党に入党。
DIA-105-1995-02-28-3台湾1995年02月28日1990年代日本の新進党,日華議員連盟を発足。
DIA-105-1995-03-01-1台湾1995年03月01日1990年代国民健康保険制度施行。
DIA-105-1995-03-08-1台湾1995年03月08日1990年代国民党党営事業管理委員会の劉泰英主任委員,同党経営の持株会社数は7,企業社数は121,総資産は377億7022万元と発表。
DIA-105-1995-03-12-1台湾1995年03月12日1990年代花蓮県の立法委員補欠選挙で,無所属の張偉が国民党公認候補を破り当選。
DIA-105-1995-03-13-1台湾1995年03月13日1990年代セントビンセント・グレナディーン諸島のミッチエル首相兼蔵相,来訪。
DIA-105-1995-03-18-1台湾1995年03月18日1990年代民進党第6回第2次全国党員代表大会,高雄で開催。急進派の新潮流派が提出した台湾独立のための「行動綱領」は棚上げ。
DIA-105-1995-03-21-1台湾1995年03月21日1990年代クニオ・ナカムラ・パラオ共和国大統領,台湾を非公式訪問(~24日)。
DIA-105-1995-03-22-1台湾1995年03月22日1990年代米国上院外交委員会,李登輝総統の訪米と台湾の国連加盟支持を全会致で可決。
DIA-105-1995-03-23-1台湾1995年03月23日1990年代立法院,「2・28事件処理および補償条例」を採択。犠牲者の遺族に対する補償金の上限は600万元。
DIA-105-1995-03-28-1台湾1995年03月28日1990年代行政院大陸委員会,台湾の中国石油の投資会社OPICと,中国の中国海洋石油公司が合弁会社を設立して石油探査を行なうことを認可。
DIA-105-1995-03-28-2台湾1995年03月28日1990年代財政部,日本の東海銀行台北事務所の支店昇格を認可。
DIA-105-1995-04-01-1台湾1995年04月01日1990年代李登輝総統,アラブ首長国連邦とヨルダンの非公式訪問のため,台北を出発。
DIA-105-1995-04-03-1台湾1995年04月03日1990年代3月31日に高雄港から南沙の台湾軍が駐留する諸島に向かった台湾の巡視船3隻,安全上の理由で任務を中断。
DIA-105-1995-04-06-1台湾1995年04月06日1990年代民進党,台湾の野党として初めてワシントンに駐米代表所を開設。初代所長に張旭成立法委員。
DIA-105-1995-04-08-1台湾1995年04月08日1990年代李登輝総統,国家統委員会で分裂・分治の現状容認を前提とした6項目にのぼる対中和平提案を発表。
DIA-105-1995-04-13-1台湾1995年04月13日1990年代『中国時報』,李登輝総統が南沙諸島の天然資源の共同開発を提唱したと報道。
DIA-105-1995-04-15-1台湾1995年04月15日1990年代中央銀行,95年2月末の外貨準備高は951億9300万ドル,金準備高58億200万㌦を加えると,台湾の国際準備高は初めて1000億㌦台を突破,と発表。17日沖国統一派と台湾独立派,馬関(下関)条約調印100周年記念日にそれぞれデモを行なう。
DIA-105-1995-04-19-1台湾1995年04月19日1990年代マラウイ共和国のモルス大統領,台湾を公式訪問。22日に「台湾・マラウイ投資保護協定」調印。
DIA-105-1995-04-21-1台湾1995年04月21日1990年代交通部,観光客を乗せた中華航空チャーター機の北朝鮮乗り入れ申請を許可。4月26日に第1便就航。24日レ李樹久経済部次長を代表とする中東経済貿易訪問団,イスラエルを訪問。対し,李登輝総統の訪米受け入れ要請決議。4〉行政院,「域外航道センター設置作業規定」を可決。9レ米国上院,クリントン大統領に対し,李登輝総統のコーネル大学とアラスカ訪問を歓迎するよう要請する決議案を採決。10レスワジランド国王のムスワテイー3世,来訪(~16)。
DIA-105-1995-04-21-2台湾1995年04月21日1990年代宋楚瑜台湾省長,訪米。
DIA-105-1995-05-17-1台湾1995年05月17日1990年代米国上院外交委員会,台湾関係法修正案(1982年の上海共同声明に優先)および台湾の駐米公館名称変更案を通過。
DIA-105-1995-05-22-1台湾1995年05月22日1990年代米国政府,李登輝総統の非公式訪米の受入れを決定。
DIA-105-1995-05-22-2台湾1995年05月22日1990年代台湾,中国と国交を持つパプアニューギニアと相互承認関係樹立を締結。
DIA-105-1995-05-23-1台湾1995年05月23日1990年代ソウルで開催のアジア・オリンピック評議会で,2002年のアジア大会の開催地として立候補した高雄市は落選。
DIA-105-1995-05-25-1台湾1995年05月25日1990年代台湾海岸巡防司令部,台湾北部の淡水河口で,軍事演習「平実6号」を実施。
DIA-105-1995-05-27-1台湾1995年05月27日1990年代台湾の海基会と中国の海協会,台北で準トップ会議を行ない,第2回トップ会議を7月20日から北京で開くことで原則合意。
DIA-105-1995-05-29-1台湾1995年05月29日1990年代徐立徳行政院副院長,カナダを非公式訪問。
DIA-105-1995-06-01-1台湾1995年06月01日1990年代行政院,台湾初の運輸政策白書を承認。
DIA-105-1995-06-07-1台湾1995年06月07日1990年代李登輝総統,アメリカを非公式訪問のため,台北を出発。9日に母校コーネル大学で講演(~12日)。
DIA-105-1995-06-07-2台湾1995年06月07日1990年代中央銀行の許遠東総裁,台湾の外貨準備高は5月末で1003億ドルと初めて1000億ドルを突破,と発表。
DIA-105-1995-06-11-1台湾1995年06月11日1990年代民進党の総統選の公認候補予備選の結果,許信良と彰明敏両氏が9月の決選投票に残る。
DIA-105-1995-06-15-1台湾1995年06月15日1990年代連戦行政院長,オーストリア,チェコを非公式訪問のため台北を出発。21日にチェコのハベル大統領と会談。
DIA-105-1995-06-16-1台湾1995年06月16日1990年代中国の海峡両岸関係協会,7月20日に予定される第2次両岸民間トップ会議の延期を台湾の海峡交流基金会に通告。
DIA-105-1995-06-16-2台湾1995年06月16日1990年代宋楚瑜台湾省長,地方財政の困難は中央政府財政部の責任である,と批判。
DIA-105-1995-06-22-1台湾1995年06月22日1990年代アメリカ・台湾の経済担当次官級協議,79年の断交後初めてワシントンで開催。
DIA-105-1995-06-22-2台湾1995年06月22日1990年代中国の銭其副首相兼外相,97年の香港返還後の香港・・台湾政策に関する7原則を発表。
DIA-105-1995-06-26-1台湾1995年06月26日1990年代劉松藩・立法院長,サンフランシスコで開催された国連憲章調印50周年式典に一般客として出席。
DIA-105-1995-06-30-1台湾1995年06月30日1990年代クリントン米国大統領,野生動物保護措置を評価して,台湾に課していた貿易制裁措置を解除すると発表。
DIA-105-1995-07-05-1台湾1995年07月05日1990年代行政院国家科学委員会の郭南宏主任委員,台南県新市郷にある南部科学工業園区の名称を「台南科学工業園区」と命名。
DIA-105-1995-07-13-1台湾1995年07月13日1990年代銭復外交部長,西アフリカのガンビア共和国と外交関係を樹立,と発表。
DIA-105-1995-07-17-1台湾1995年07月17日1990年代国家建設研究会,台北で開催。
DIA-105-1995-07-18-1台湾1995年07月18日1990年代中国人民解放軍,東シナ海の公海上で,地対地ミサイルの発射訓練(21~28日)を行なうと発表。
DIA-105-1995-07-19-1台湾1995年07月19日1990年代台湾株式市場,中国のミサイル発射予告で株価が暴落。7月25日には株価指数は5000ポイントを割る。
DIA-105-1995-07-20-1台湾1995年07月20日1990年代ニカラグア等15カ国,台湾の国連再加盟問題を9月からの第50回国連総会の議題とするよう,国連に正式要請。
DIA-105-1995-07-20-2台湾1995年07月20日1990年代立法院,「総統・副総統選挙罷免法」(104条)を可決。
DIA-105-1995-07-21-1台湾1995年07月21日1990年代中国,東シナ海の目標海域で2発の地対地ミサイルの発射訓練を実施。22日と26日にはさらに2発ずつのミサイルを発射。
DIA-105-1995-07-21-2台湾1995年07月21日1990年代外交部,カナダ政府は9月予定の江丙坤経済部長の同国訪問を取り消したと発表。
DIA-105-1995-07-29-1台湾1995年07月29日1990年代幹部による横領事件で経営危機に陥った彰化第四信用合作社で取り付け騒ぎ。
DIA-105-1995-07-31-1台湾1995年07月31日1990年代李登輝総統,現段階での核開発の可能性について否定的な見解を表明。
DIA-105-1995-08-02-1台湾1995年08月02日1990年代アジア開発銀行,初の台湾元建て債を発行。発行額26億台湾元で期間7年。
DIA-105-1995-08-04-1台湾1995年08月04日1990年代台北市の国際票券(証券)公司,有価証券を偽造していたことが発覚。
DIA-105-1995-08-08-1台湾1995年08月08日1990年代ガリ国連事務総長,台湾の国連加盟を求めた李登輝総統のメッセージを国連の公式文書として,加盟185カ国に配布。
DIA-105-1995-08-10-1台湾1995年08月10日1990年代中国人民解放軍,東シナ海の公海上で8月15日から25日まで,誘導ミサイルなどの発射訓練を実施する,と発表。
DIA-105-1995-08-11-1台湾1995年08月11日1990年代財政部と中央銀行,海外投資家による台湾株投資の上限を時価総額の15%に引き上げる,などの措置を発表。
DIA-105-1995-08-17-1台湾1995年08月17日1990年代行政院,「香港・マカオ関係条例」草案を可決。
DIA-105-1995-08-22-1台湾1995年08月22日1990年代国民党第14回全国代表大会第2次会議,台北で開催。李登輝主席,23日に96年3月の総統直接選挙への出馬を表明。
DIA-105-1995-08-22-2台湾1995年08月22日1990年代新党,王建主席を総統選候補として推薦することを発表。
DIA-105-1995-08-24-1台湾1995年08月24日1990年代ワスモシ・パラグアイ大統領,クニオ・ナカムラ・パラオ大統領,それぞれ来訪。
DIA-105-1995-08-31-1台湾1995年08月31日1990年代国民党員代表,同党の総統直接選挙の公認候補に李登輝主席を選出。
DIA-105-1995-09-01-1台湾1995年09月01日1990年代李登輝主席,同党の副総統候補に連戦行政院長を指名。
DIA-105-1995-09-08-1台湾1995年09月08日1990年代外交部,初めて「中華民国と国連」と題する外交政策白書を発表。
DIA-105-1995-09-13-1台湾1995年09月13日1990年代バジャダレス・パナマ共和国大統領,来訪(~16日)。
DIA-105-1995-09-13-2台湾1995年09月13日1990年代訪米中の施明徳民進党主席,民進党が政権をとった後,台湾独立を主張する必要はないし,主張するはずもないであろうと表明。
DIA-105-1995-09-20-1台湾1995年09月20日1990年代李登輝総統,総統直接選挙に立候補した陳履安監察院長の辞表を受理。
DIA-105-1995-09-20-2台湾1995年09月20日1990年代国連総会般委員会,台湾の国連再加盟について,正式議題として取り上げるための特別委員会設置決議案を却下。
DIA-105-1995-09-25-1台湾1995年09月25日1990年代民進党,総統選挙への候補者予備選で勝利を収めた彰明敏・元台湾大学教授を公認候補として認定。26日に副総統候補に謝長廷・立法委員を指名。
DIA-105-1995-09-27-1台湾1995年09月27日1990年代辜濂松・工商協進会理事長と林義夫・国際貿易局長を中心とする台湾代表団,北京で開催の太平洋経済協力委員会に出席。
DIA-105-1995-10-03-1台湾1995年10月03日1990年代ギニア・ビサウ共和国のコスタ首相,来訪。
DIA-105-1995-10-03-2台湾1995年10月03日1990年代行政院主計処,94年の外国から購入した武器金額は4.8億ドルと発表。
DIA-105-1995-10-05-1台湾1995年10月05日1990年代行政院国家科学委員会の郭南宏主任委員,北京で開催されるアジア太平洋経済協力会議科学技術閣僚会議に出席。
DIA-105-1995-10-08-1台湾1995年10月08日1990年代内政部,94年の台湾・福建地区の人口自然増加率はO.99%と初めて1%を下回った,と発表。
DIA-105-1995-10-11-1台湾1995年10月11日1990年代蒋仲苓国防部長,11月に予定されていた「漢光12号」軍事演習を延期すると発表。
DIA-105-1995-10-16-1台湾1995年10月16日1990年代台湾各紙,中国の江沢民国家主席が米誌U.S.News & Wold Reportとの会見で,「台北訪問の用意がある」と語ったと報道。
DIA-105-1995-10-18-1台湾1995年10月18日1990年代台湾一マカオ航空権交渉,基本合意に達してマカオで仮調印。
DIA-105-1995-10-21-1台湾1995年10月21日1990年代『聯合報』,台湾とフランスが95年9月に米国のFMSに倣った「兵器売却に関する覚書」に調印したと報道。
DIA-105-1995-11-04-1台湾1995年11月04日1990年代松永信雄元日本駐米大使,台湾のAPEC代表問題で,日本政府の特使として10月30日に続き李登輝総統と2回目の会談。
DIA-105-1995-11-07-1台湾1995年11月07日1990年代中央銀行,8月と9月に引き続き3度目の預金準備率の引き下げを実施。
DIA-105-1995-11-07-2台湾1995年11月07日1990年代立法院外交委員会の呂秀蓮召集委員ら7名,台湾人元日本兵団体の代表とともに「確定債務問題」を日本側と交渉するため,訪日。
DIA-105-1995-11-12-1台湾1995年11月12日1990年代総統府,大阪でのAPEC非公式首脳会談への台湾代表として海峡交流基金会の辜振甫会長を派遣する,と発表。
DIA-105-1995-11-15-1台湾1995年11月15日1990年代総統選挙に立侯補を表明した林洋港前司法院長,柏村前行政院長を副総統候補に指名した,と発表。
DIA-105-1995-11-15-2台湾1995年11月15日1990年代APEC大阪会議出席のため訪日した江丙坤経済部長,橋本龍太郎通産相と会見。
DIA-105-1995-11-18-1台湾1995年11月18日1990年代『聯合報』,中国軍事委員会はこのほど,台湾への軍事活動を直接指揮するため,「対台湾軍事指揮所」を設立したと報道。
DIA-105-1995-11-21-1台湾1995年11月21日1990年代江丙坤経済部長とマクムラン・オストラリア貿易大臣,台北で国間の重複課税防止および通関暫定協定に署名。
DIA-105-1995-11-22-1台湾1995年11月22日1990年代台湾空軍,第2のIDF経国号戦闘機作戦中隊と「E-2T」警戒管制機4機などからなる「空中警戒管制電戦機隊」を発足。
DIA-105-1995-11-25-1台湾1995年11月25日1990年代台湾とポーランド,台北で「租税協定」に調印。
DIA-105-1995-12-02-1台湾1995年12月02日1990年代第3回立法委員選挙が挙行される。各党獲得議席数は国民党85,民進党54,新党21,無所属・その他4。
DIA-105-1995-12-08-1台湾1995年12月08日1990年代マカオ航空,事実上の直行便の第1号機として,台北からマカオ空港に到着した後,便名を変更して北京へ向かう。
DIA-105-1995-12-08-2台湾1995年12月08日1990年代連戦行政院長夫人の連方女士を団長とする「琉球訪問団」一行7名,沖縄を訪問。
DIA-105-1995-12-09-1台湾1995年12月09日1990年代総統選挙に新党公認で立候補した王建同党首席,出馬辞退を発表。
DIA-105-1995-12-13-1台湾1995年12月13日1990年代国民党中央常務委員会,立法院選挙で党規に違反し新党の応援をした林洋港,柏村両副主席の党籍取消し処分を決議。
DIA-105-1995-12-14-1台湾1995年12月14日1990年代「大連合政府」を提唱した民進党と新党,指導者会談を通じて共闘態勢をとることで一致。
DIA-105-1995-12-14-2台湾1995年12月14日1990年代米国在台協会理事会,新理事3名を選出。弁護士のウッド氏が首席理事に就任。
DIA-105-1995-12-15-1台湾1995年12月15日1990年代米国ロッキード・マチン社,台湾が発注したF16戦闘機150機の1号機を96年7月に台湾に渡せる見通しを明らかにした。
DIA-105-1995-12-16-1台湾1995年12月16日1990年代台湾側の中華,長栄両航空と香港側のキャセイ,港竜両航空,2001年まで有効な新航空協定に仮調印。
DIA-105-1995-12-19-1台湾1995年12月19日1990年代立法院,GNPの40%を上限とする「公共債務法」を採択。
DIA-105-1995-12-29-1台湾1995年12月29日1990年代立法院,「信託法」を採択。
DIA-105-1996-01-03-1台湾1996年01月03日1990年代外交部,西アフリカのセネガル共和国と外交関係を回復したと発表。
DIA-105-1996-01-04-1台湾1996年01月04日1990年代立法院,証券取引所得税(税率14%)の再開を決定。
DIA-105-1996-01-12-1台湾1996年01月12日1990年代立法院,国家安全法修正案に「スパイ防止条項」を加え,可決。
DIA-105-1996-01-12-2台湾1996年01月12日1990年代立法院,株式市場が5日から暴落したため,証券取引所得税の徴収を再開せずと原状回復を決定。
DIA-105-1996-01-14-1台湾1996年01月14日1990年代李元簇副総統,アメリカ経由でグアテマラ共和国のアルバロ・アルズ大統領の就任式に出席。
DIA-105-1996-01-15-1台湾1996年01月15日1990年代1956年に台北県新店市に移った福建省政府,金門県(金門島内)に移転。
DIA-105-1996-01-16-1台湾1996年01月16日1990年代立法院,電信法修正案,電信総局組織条例修正案,中華電信股(株式)有限公司条例の電信3法を可決。
DIA-105-1996-01-25-1台湾1996年01月25日1990年代米国防総省,空母ニミッツが1995年12月19~20日に台湾海峡を通過したことを認める。
DIA-105-1996-02-01-1台湾1996年02月01日1990年代第3期立法院,劉松藩と王金平両氏をそれぞれ同院長,副院長に選出。
DIA-105-1996-02-05-1台湾1996年02月05日1990年代李元簇副総統,ハイチのプレバル新大統領の就任式に出席。8日,エルサルバドルを訪問。米国政府は再び通過ビザ発給。
DIA-105-1996-02-12-1台湾1996年02月12日1990年代行政院,2000億元の株式相場安定基金を設立することを決定。
DIA-105-1996-02-23-1台湾1996年02月23日1990年代立法院,連戦行政院長(1月25日連戦内閣総辞職)の再任承認案を可決。
DIA-105-1996-02-26-1台湾1996年02月26日1990年代台湾・ホンジュラス投資待遇および保護協定,台北で調印。
DIA-105-1996-02-28-1台湾1996年02月28日1990年代連戦内閣新閣僚(張京育大陸委員会主任委員以外は留任)の宣誓式が行なわれる。
DIA-105-1996-02-28-2台湾1996年02月28日1990年代陳水扁台北市長,台北新公園を「2・28和平公園」に改名と発表。
DIA-105-1996-02-29-1台湾1996年02月29日1990年代行政院華僑と外国人の個人投資に対する台湾株式市場の開放,外人投資枠上限の株式市場時価総額20%への拡大などを決定。
DIA-105-1996-03-08-1台湾1996年03月08日1990年代中国人民解放軍,ミサイル発射訓練を開始。台湾の基隆と高雄の近海へそれぞれ1発と2発計3発発射。行政院,海峡交流基金会を通じて中国側に抗議。
DIA-105-1996-03-08-2台湾1996年03月08日1990年代中央銀行,預金準備率の0.35~1.25%への引き下げを実施。
DIA-105-1996-03-11-1台湾1996年03月11日1990年代米国政府,中国軍のミサイル演習監視のため,空母インディペンデンスに加え原子力空母ニミッッも参加と台湾側に通告。
DIA-105-1996-03-13-1台湾1996年03月13日1990年代中国人民解放軍,軍事演習で4発目のミサイルを高雄の近海に発射。
DIA-105-1996-03-15-1台湾1996年03月15日1990年代中国,3月18日から25日まで福建省平潭島周辺で陸,海,空軍の合同演習を実施すると発表。
DIA-105-1996-03-18-1台湾1996年03月18日1990年代中国石油,米国デュポン系のコノコ社との間で台湾海峡を含む海域での石油・天然ガス共同探査協定に調印。
DIA-105-1996-03-19-1台湾1996年03月19日1990年代米下院,台湾が中国の攻撃を受けた際,米国が防衛するよう求めた「台湾安全決議案」を可決。米上院,21日に「台湾防衛案」を可決。
DIA-105-1996-03-23-1台湾1996年03月23日1990年代台湾初の総統直接選挙が行なわれる。国民党主席の李登輝現総統が54%の得票率で再選。副総統には連戦行政院長が当選。
DIA-105-1996-03-26-1台湾1996年03月26日1990年代経済部,初の「両岸(中台)経済貿易白書」を正式に提出。
DIA-105-1996-03-28-1台湾1996年03月28日1990年代台北市木柵線モノレール,正式に開通。台湾初の高速運輸システム。
DIA-105-1996-03-28-2台湾1996年03月28日1990年代民進党,総統選挙で3月23日に引責辞任した施明徳党主席の後任に張俊宏立法委員を代理主席に選出。
DIA-105-1996-03-28-3台湾1996年03月28日1990年代米上院,台湾関係法が1982年の米中上海共同声明に優先するとした台湾関係法修正案を可決。
DIA-105-1996-04-01-1台湾1996年04月01日1990年代台湾証券取引所選定の113銘柄,米ダウ・ジョーンズ平均株価指数に加入。
DIA-105-1996-04-01-2台湾1996年04月01日1990年代北朝鮮の金正吉・国際貿易促進委員会秘書長を団長とする代表団5人,秘密裡に来訪(3月15~20日)(『聯合報』)。
DIA-105-1996-04-02-1台湾1996年04月02日1990年代連行政院長,4月7日からの馬祖島沖の軍事演習を6月末まで中止と表明。
DIA-105-1996-04-08-1台湾1996年04月08日1990年代行政院大陸委員会が香港返還後も従来どおり直接往来などの方針を堅持することを内容にした「香港マカオ政策説明書」を出版(『聯合報』)。
DIA-105-1996-04-09-1台湾1996年04月09日1990年代彭明敏・元台湾大学教授,台北で台湾独立運動団体「建国会」の結成を宣言。
DIA-105-1996-04-09-2台湾1996年04月09日1990年代外交部,200海里経済水域問題に関連して,尖閣諸島への領有権を再確認。
DIA-105-1996-04-22-1台湾1996年04月22日1990年代『聯合報』国防部は地対地ミサイル「天弓」の開発計画を中止したと報道。
DIA-105-1996-04-29-1台湾1996年04月29日1990年代来訪中の北朝鮮の崔亨茂・朝鮮国際旅行社アジア太平洋部長,観光ビピサ業務を行なう台湾総代理事務所の開設を表明。
DIA-105-1996-04-30-1台湾1996年04月30日1990年代台湾・タイ投資促進および保護協定,台北で調印。
DIA-105-1996-04-30-2台湾1996年04月30日1990年代米国通商局代表部,台湾をスーパー301条の一般オブザベーションリストから除外。
DIA-105-1996-05-07-1台湾1996年05月07日1990年代民進党新世代グループ,「台湾独立運動の新世代綱領」を発表。
DIA-105-1996-05-18-1台湾1996年05月18日1990年代フランスから購入したラファイエット級ミサイル・フリゲート艦「康定号」,高雄の左営港に到着。24日に就役。
DIA-105-1996-05-20-1台湾1996年05月20日1990年代第9代李登輝総統,台湾初の民選総統として就任。連戦・副総統も宣誓式。
DIA-105-1996-05-21-1台湾1996年05月21日1990年代行政院,コスタリカ,ニカラグア,ホンジュラス等中米5カ国への各1000万ドルの経済協力融資を認可。
DIA-105-1996-05-22-1台湾1996年05月22日1990年代李総統,総統府資政(政策顧問)26人,国策顧問74人(6月11日に5人追加)を招聘。
DIA-105-1996-05-24-1台湾1996年05月24日1990年代中央銀行,公定歩合を5.5%から5.2%,担保貸付融通利率を5.87%から5.62%への引下げなどを実施。
DIA-105-1996-05-24-2台湾1996年05月24日1990年代立法院,第4原子力発電所を含むすべての原子力発電所の建設計画を廃止すると決議。
DIA-105-1996-05-29-1台湾1996年05月29日1990年代台湾・オーストラリア租税協定,台北で調印。
DIA-105-1996-06-04-1台湾1996年06月04日1990年代台北駐日経済文化代表処の荘銘耀代表,東京に着任。
DIA-105-1996-06-05-1台湾1996年06月05日1990年代李登輝国民党主席,連戦・副総統の行政院長の兼任続投を発表。
DIA-105-1996-06-06-1台湾1996年06月06日1990年代行政院,第4原子力発電所建設計画の立法院再審議を決定。
DIA-105-1996-06-08-1台湾1996年06月08日1990年代経済部投資審議委員会,台湾証券業者の中国での投資を解禁すると決定。
DIA-105-1996-06-10-1台湾1996年06月10日1990年代総統民選後初の連戦内閣発足。
DIA-105-1996-06-10-2台湾1996年06月10日1990年代章孝巌外交部長,対中政策と実務外交は同様に重要と述べる。
DIA-105-1996-06-11-1台湾1996年06月11日1990年代立法院,民進党と新党が提出した連戦・副総統の行政院長就任への同意権行使法案を決議。総統府,6月19日に同決議に従わない旨を表明。
DIA-105-1996-06-13-1台湾1996年06月13日1990年代香港のキャセイ,ドラゴン両航空と台湾の中華,エバ両航空が参入する5年間の台湾・香港航空協定,台北で調印。
DIA-105-1996-06-16-1台湾1996年06月16日1990年代民進党第7期第1次全国大会,許信良・元主席を2度目の主席に選出。
DIA-105-1996-06-21-1台湾1996年06月21日1990年代北朝鮮の李成禄・対外経済委員会副委員長一行6人が来訪(~25日)。
DIA-105-1996-06-24-1台湾1996年06月24日1990年代内政部警政署,全台湾の暴力団組織は126組,組員が5800余人,と発表。
DIA-105-1996-06-24-2台湾1996年06月24日1990年代米国防総省,台湾へのM60A3型戦車300両の売却計画(2億2300万ドル相当)を米議会に通告。
DIA-105-1996-06-24-3台湾1996年06月24日1990年代旧日本軍人を含む台湾住民約40名,日本側の「確定債務」(未払い給与など)処理を不満として,交流協会台北事務所に乱入。
DIA-105-1996-06-28-1台湾1996年06月28日1990年代外交部,ベラルーシとの間で代表部を相互設置する,と発表。
DIA-105-1996-06-30-1台湾1996年06月30日1990年代南アフリカ共和国のヌゾ外相,来訪。
DIA-105-1996-07-01-1台湾1996年07月01日1990年代中国工業製品の輸入にネガティブリスト方式が導入される。
DIA-105-1996-07-01-2台湾1996年07月01日1990年代李総統,許信良・民進党主席と会見。
DIA-105-1996-07-01-3台湾1996年07月01日1990年代行政院大陸委員会の高孔廉副主任委員,新設される香港特別行政区の台湾駐在機構を原則的に受け入れると表明。
DIA-105-1996-07-01-4台湾1996年07月01日1990年代湯曜明,本省人で初めて陸軍総司令官に就任。
DIA-105-1996-07-04-1台湾1996年07月04日1990年代第3期国民大会第1回会議開催。
DIA-105-1996-07-11-1台湾1996年07月11日1990年代中国石油公司(台湾側)と中国海洋石油総公司(中国側),南シナ海での石油・天然ガス掘削の共同探査協定に調印(台北)。
DIA-105-1996-07-11-2台湾1996年07月11日1990年代バラグアイ共和国のワスモシ大統領,来訪(~12日)。
DIA-105-1996-07-12-1台湾1996年07月12日1990年代李登輝総統,モンゴル独立承認問題について,積極的に検討するよう指示。
DIA-105-1996-07-15-1台湾1996年07月15日1990年代カルロス・レイナ・ホンジュラス大統領,来訪(~19日)。
DIA-105-1996-07-17-1台湾1996年07月17日1990年代外交部,日本の政治結社「日本青年社」の尖閣諸島への灯台設置に重大関心を表明。台湾側の亜東関係協会,19日に日本側の交流協会台北事務所に抗議を申し入れる。
DIA-105-1996-07-21-1台湾1996年07月21日1990年代中央銀行,民間の国外資産は650億㌦に達するとの推計を発表。
DIA-105-1996-07-22-1台湾1996年07月22日1990年代アブドゥ・ディウフ・セネガル大統領,来訪(~25日)。
DIA-105-1996-07-24-1台湾1996年07月24日1990年代国連事務局,台湾の国連参加を討議するよう要求する16カ国提案の内容を発表。
DIA-105-1996-07-29-1台湾1996年07月29日1990年代行政院大陸委員会,台湾省長らの各行政区の首長の訪中を認めることを決定。
DIA-105-1996-08-05-1台湾1996年08月05日1990年代章孝巌外交部長,ハイチ,パラグアイ訪問のため,台北を出発。
DIA-105-1996-08-10-1台湾1996年08月10日1990年代台北市婦女救援基金会,日本の「女性のためのアジナ平和国民基金」が元慰安婦を対象に支給する200万円の償い金の受け取りを拒否すると声明。
DIA-105-1996-08-14-1台湾1996年08月14日1990年代李総統,国民大会で台湾企業の中国向け投資に対する規制方針を表明。
DIA-105-1996-08-16-1台湾1996年08月16日1990年代連副総統,ドミニカのフェルナンデス大統領の就任式に出席。同副総統,ウィーン経由でウクライナを訪問(18日)。
DIA-105-1996-08-16-2台湾1996年08月16日1990年代台湾プラスチック,中国の福建省州火力発電所の投資案件(投資総額30億㌦)の申請を撤回。
DIA-105-1996-08-19-1台湾1996年08月19日1990年代外交部,ニジェールとの外交関係を中止すると同時に,経済協力も停止と発表。
DIA-105-1996-08-20-1台湾1996年08月20日1990年代中国交通部,中台間の海運管理規制である台湾海峡両岸間航運管理法を公布。
DIA-105-1996-08-23-1台湾1996年08月23日1990年代米国防総省,台湾へのスティンガー地対空RMP型ミサイル1299基と発射装置などの売却計画(総計4億2000万㌦)を米議会に通知。
DIA-105-1996-08-25-1台湾1996年08月25日1990年代徐立徳行政院副院長,南アフリカ共和国訪問のため,台北を出発。
DIA-105-1996-08-27-1台湾1996年08月27日1990年代エルサルバドルのカルデロン大統領が来訪(~30日)。
DIA-105-1996-09-02-1台湾1996年09月02日1990年代台湾株,モルガン・スタンレーの新興市場指数に編入。
DIA-105-1996-09-03-1台湾1996年09月03日1990年代章孝巌外交部長,インドネシアを非公式訪問。6日,マレーシアも非公式訪問。
DIA-105-1996-09-04-1台湾1996年09月04日1990年代国民党中央常務委員会,党の再建案を採択。
DIA-105-1996-09-12-1台湾1996年09月12日1990年代蘇起新聞局長,連行政院長の代行で,尖閣諸島問題の処理に関する台湾当局の4原則を正式に発表。
DIA-105-1996-09-16-1台湾1996年09月16日1990年代ローレンス・サマーズ米国財務副長官,米・台次官級経済協議出席のため来訪。
DIA-105-1996-09-18-1台湾1996年09月18日1990年代第51回国連総会の一般委員会,台湾の国連加盟問題を議題としないことを決定(賛成37,反対17)。
DIA-105-1996-10-01-1台湾1996年10月01日1990年代亜東関係協会,新会長に林金茎前駐日代表を選任。
DIA-105-1996-10-06-1台湾1996年10月06日1990年代台湾独立をめざす「建国党」,台北で設立。主席に李鎮源・中央研究院院士。
DIA-105-1996-10-07-1台湾1996年10月07日1990年代台湾,香港,マカオの活動家ら約300人が尖閣諸島海域に入り,うち6人が上陸,中国と台湾の旗を立てる。
DIA-105-1996-10-12-1台湾1996年10月12日1990年代フランスから購入したラファイエット級フリゲート艦「西寧号」が就役。
DIA-105-1996-10-15-1台湾1996年10月15日1990年代財政部,中国資本を含む香港東亜銀行の台湾での支店設立を正式に認可。
DIA-105-1996-10-18-1台湾1996年10月18日1990年代5月24日に一度否決された第4原子力発電所建設法案,立法院を通過。
DIA-105-1996-10-21-1台湾1996年10月21日1990年代李登輝総統,改造後初の国家統一委員会全体委員会議を主催。
DIA-105-1996-10-25-1台湾1996年10月25日1990年代総統府,香港誌『亜州週刊』が報道した国民党筋による米クリントン政権への1500万ドルの秘密献金疑惑を否定。
DIA-105-1996-10-27-1台湾1996年10月27日1990年代経済部,韓国車の輸入制限を段階的に解除することに同意した,と表明。
DIA-105-1996-10-31-1台湾1996年10月31日1990年代バジャダレス・パナマ大統領の特使スーサ警察総監,1997年9月にパナマで開催されるパナマ運河国際会議への招待状を李登輝総統に手渡す。
DIA-105-1996-11-01-1台湾1996年11月01日1990年代立法院,「原住民委員会組織条例」を採択。同委員会は12月10日に発足。
DIA-105-1996-11-01-2台湾1996年11月01日1990年代鄭在文議員を団長とする韓国国会議員ら,台北で李登輝総統と会談。
DIA-105-1996-11-04-1台湾1996年11月04日1990年代行政院大陸委員会,延長を含め最長2年間の中国大陸の新聞記者の台湾駐在規定を可決。
DIA-105-1996-11-05-1台湾1996年11月05日1990年代フィリピンのナバロ特使,APECマニラ会議への(形式的)招待状を李登輝総統に手渡す。
DIA-105-1996-11-16-1台湾1996年11月16日1990年代蒙蔵(モンゴル・チベット)委員会の李厚高委員長,(1)宗教指導者としてダライ・ラマ法王の台湾訪問を歓迎する,(2)外蒙古(モンゴル共和国)は「中華民国憲法」の固有の領域に属さない,と述べる。
DIA-105-1996-11-20-1台湾1996年11月20日1990年代ジャメ・ガンビア共和国大統領,来訪(~25日)。
DIA-105-1996-11-21-1台湾1996年11月21日1990年代劉邦友桃園県長ら8人,暴力団組織とみられる犯人に射殺される。
DIA-105-1996-11-22-1台湾1996年11月22日1990年代立法院,「組織犯罪防止条例」ならびに政党連座に関する付帯条項を採択。
DIA-105-1996-11-22-2台湾1996年11月22日1990年代江丙坤経済建設委員会主任委員と王志剛経済部長,マニラでのAPEC閣僚会議に出席。
DIA-105-1996-11-25-1台湾1996年11月25日1990年代辜振甫総統府資政(政策顧問),APEC非首脳会議に出席。
DIA-105-1996-11-27-1台湾1996年11月27日1990年代マンデラ・南アフリカ共和国大統領,台湾との外交関係を97年12月に断絶と発表。
DIA-105-1996-12-02-1台湾1996年12月02日1990年代米国防総省,ミサイル防空システム「アベンジャー」74基(6300万㌦に相当)を台湾に輸出すると発表。
DIA-105-1996-12-05-1台湾1996年12月05日1990年代南アフリカ共和国訪問中の章孝巌外交部長,陸以正駐南ア大使の本国召還,対南ア経済貿易協力の中止,などの措置を発表。
DIA-105-1996-12-12-1台湾1996年12月12日1990年代10月4日に台湾と「相互承認」を行なったフィジーのマラ大統領,来訪。
DIA-105-1996-12-14-1台湾1996年12月14日1990年代劉泰英・国民党投資事業管理委員会主任委員,沖縄へ10億㌦規模の投資計画の投資環境調査のため,那覇に到着。
DIA-105-1996-12-14-2台湾1996年12月14日1990年代外交部,南アフリカ共和国駐在の陸以正台湾大使を正式に召還。
DIA-105-1996-12-16-1台湾1996年12月16日1990年代ロシアの駐台湾代表部に当る「モスクワ・台北経済文化協調委員会」,台北で正式に開設。18日,トリフォノフ初代代表着任。
DIA-105-1996-12-16-2台湾1996年12月16日1990年代外交部,1997年2月15日から南アフリカ共和国との航空協定を中断すると発表。
DIA-105-1996-12-23-1台湾1996年12月23日1990年代憲政体制および政党政治,両岸関係,経済発展の3大議題を討議する国家発展会議,台北で開催。28日,台湾省長・省議員選挙の停止などで合意。
DIA-105-1996-12-31-1台湾1996年12月31日1990年代宋楚瑜・台湾省長,国家発展会議での同省廃止の動きに抗議して辞意を表明。
DIA-105-1997-01-03-1台湾1997年01月03日1990年代香港中国旅行社,1996年に香港・マカオ経由での台湾から中国への訪問者数は延べ157万人,87年以来,年間最高と発表。
DIA-105-1997-01-03-2台湾1997年01月03日1990年代台湾省議会臨時大会,宋楚瑜省長の辞職表明をめぐって,議会の無期限休会を決議。
DIA-105-1997-01-07-1台湾1997年01月07日1990年代連戦副総統兼行政院長,ニカラグアのアレイマン大統領の就任式典出席のため,台北を出発。14日,バチカン市国を訪問,ローマ法庁でヨハネ・パウロ二世と会見。
DIA-105-1997-01-11-1台湾1997年01月11日1990年代台湾電力,今後2年間に原子力発電所からの低レベル核廃棄物ドラム缶6万本を北朝鮮に移送することで北朝鮮と密約。
DIA-105-1997-01-11-2台湾1997年01月11日1990年代章孝厳外交部長,中国が国連安保理でグアテマラ軍事監視要員派遣の決議案に拒否権を行使したことを,厳しく非難。
DIA-105-1997-01-12-1台湾1997年01月12日1990年代章孝厳外交部長,マラウイ,スワジランド,南アフリカ共和国,ガンビア,セネガル等7カ国訪問に出発。
DIA-105-1997-01-13-1台湾1997年01月13日1990年代交通部,携帯電話業務を民営化する一環として,八つの免許を発行。
DIA-105-1997-01-15-1台湾1997年01月15日1990年代国防部が米国に発注した地対空ミサイル「パトリオット」200基のうち,第一陣が基隆に到着。
DIA-105-1997-01-21-1台湾1997年01月21日1990年代96年末に辞意を表明した宋楚瑜省長,職務に復帰するとの声明を発表。
DIA-105-1997-02-01-1台湾1997年02月01日1990年代連戦・副総統兼行政院長,台湾の駐香港機関を行政院大陸委員会の管理のもとで一本化する方針を表明。
DIA-105-1997-02-04-1台湾1997年02月04日1990年代経済部,台湾はWTO加盟前に日本製小型車年間7700台輸入,加盟後第1年目に1万台の輸入を認めることで合意と発表。
DIA-105-1997-02-05-1台湾1997年02月05日1990年代自民党,新進党等の親台湾派議員が結成した超党派の「日華関係議員懇親会」が発足。会員は約300人。
DIA-105-1997-02-13-1台湾1997年02月13日1990年代行政院,カンボジアとの相互航空協定の締結を承認。
DIA-105-1997-02-20-1台湾1997年02月20日1990年代連戦副総統兼行政院長,鄧小平の死去に関し,遺族に対し哀悼の意を表明。
DIA-105-1997-02-22-1台湾1997年02月22日1990年代行政院新聞局,「一つの中国」という公式見解を「一つの分治された中国」との表現に改める方針を公表。
DIA-105-1997-02-26-1台湾1997年02月26日1990年代2月20日に台湾側に引き渡されたフランスの3隻目のラファイエット級ミサイル・フリゲート艦「昆明号」が実戦配備。
DIA-105-1997-02-26-2台湾1997年02月26日1990年代立法院,2月28日を「平和記念日」として国民の休日に指定。
DIA-105-1997-02-28-1台湾1997年02月28日1990年代連戦副総統兼行政院長,50周年に当たる2・28事件の記念碑除幕式に出席。
DIA-105-1997-03-05-1台湾1997年03月05日1990年代経済部,統一企業集団に中国・上海で中国事業の統括会社の設立を認可。
DIA-105-1997-03-10-1台湾1997年03月10日1990年代遠東航空の旅客機,台湾中部上空でハイジャックされ,アモイ空港に着陸。中国,同夜機体と乗客・乗員を台湾に送還。
DIA-105-1997-03-15-1台湾1997年03月15日1990年代桃園県長の補欠選挙で,民進党の呂秀蓮候補が圧勝。
DIA-105-1997-03-15-2台湾1997年03月15日1990年代中国の伍紹祖国家体育運動委員会主任,閣僚として初めて来訪(~22日)。
DIA-105-1997-03-18-1台湾1997年03月18日1990年代立法院,「香港・マカオ関係条例」を通過。
DIA-105-1997-03-20-1台湾1997年03月20日1990年代行政院農業委員会,台北,高雄など10の県市で豚に口蹄病が伝染していると発表。日本の農林水産省,台湾産豚肉の輸入を当面の間禁止する方針を決定。
DIA-105-1997-03-22-1台湾1997年03月22日1990年代ダライ・ラマ14世,来訪(~27日)。李登輝総統と会談(27日)。
DIA-105-1997-03-26-1台湾1997年03月26日1990年代カンボジアの航空当局,台湾のエバ航空による台北=プノンペン間の直行便就航に関する協定の実施延期を決定。
DIA-105-1997-03-30-1台湾1997年03月30日1990年代台北プラスチック・グループの王永慶会長,福建省での発電所の投資計画を撤廃する意向を表明。
DIA-105-1997-04-01-1台湾1997年04月01日1990年代民進党の施明徳前主席,1991年の違法集会事件の有罪判決で50日間の服役。
DIA-105-1997-04-02-1台湾1997年04月02日1990年代米下院のギングリッチ議長,来訪。李登輝総統と会談。
DIA-105-1997-04-12-1台湾1997年04月12日1990年代高雄港務局,中国遠洋運輸公司など中国の国有海運4社に対し,福州またはアモイと高雄間の運航を認可。
DIA-105-1997-04-14-1台湾1997年04月14日1990年代台湾空軍が米国から購入したF16戦闘機150機のうち,第一陣の2機が嘉義航空基地に到着。台湾が開発した経国号(IDF)戦闘機,初めての部隊編成式が行われる。
DIA-105-1997-04-17-1台湾1997年04月17日1990年代呉京教育部長,台湾の教科書は2000学年度から民間編集による教科書の自由採用に移行すると発表。
DIA-105-1997-04-19-1台湾1997年04月19日1990年代中国アモイ汽船総公司のコンテナ貨物船「盛達号」が高雄に到着。中台直航便は1949年の新中国成立以来初めて。台湾側の第一便となる立栄海運の「立順号」は25日,中国アモイ港に到着。
DIA-105-1997-04-28-1台湾1997年04月28日1990年代4月14日に誘拐されたタレントの白氷氷の娘である白暁燕の殺害事件が発覚。各党が犯人非難の談話を発表。
DIA-105-1997-05-05-1台湾1997年05月05日1990年代フランスから購入したミラージュ2000-5型戦闘機60機のうち,最初の引渡し分5機が花蓮港に到着。
DIA-105-1997-05-05-2台湾1997年05月05日1990年代WHO総会,台湾のオブザーバー参加を議題とする提案を否決。
DIA-105-1997-05-05-3台湾1997年05月05日1990年代憲法改正を主要議題とした第3期国民大会第2次会議,台北市の陽明山で開幕。
DIA-105-1997-05-06-1台湾1997年05月06日1990年代外交部,台湾はサントメ・プリンシペ民主共和国と外交関係を樹立したと発表。
DIA-105-1997-05-07-1台湾1997年05月07日1990年代章孝厳外交部長,日本の新進党の西村国会議員らの尖閣諸島上陸に対する抗議文書を交流協会台北事務所の後藤所長に手渡す。
DIA-105-1997-05-08-1台湾1997年05月08日1990年代行政院の馬英九政務委員,辞職。後任に趙守博行政院秘書長が就任(13日)。
DIA-105-1997-05-10-1台湾1997年05月10日1990年代韓国の釜山で開催された第2回東アジア競技大会に出場した台湾選手団,呉京教育部長のIDカードの格下げ扱いに抗議,役員は開会式をボイコット。
DIA-105-1997-05-15-1台湾1997年05月15日1990年代内閣の一部改造人事。葉金鳳内政部長,彭作奎農業委員会主任委員,許介圭労工委員会主任委員,李大維新聞局長が就任。
DIA-105-1997-05-16-1台湾1997年05月16日1990年代香港東亜銀行(中国資本は11.7%)台北支店,正式に開設。
DIA-105-1997-05-18-1台湾1997年05月18日1990年代外交部,バハマと外交関係を断絶するとの声明を発表。
DIA-105-1997-05-22-1台湾1997年05月22日1990年代19日,内密に台北を出発した章孝厳外交部長,ブリュッセルでの欧州会議で演説。
DIA-105-1997-05-28-1台湾1997年05月28日1990年代経済部,台湾企業の中国投資規範を公布。1件当り投資額上限は5000万ドル。
DIA-105-1997-05-31-1台湾1997年05月31日1990年代立法院,「公共テレビ法」を通過。
DIA-105-1997-06-02-1台湾1997年06月02日1990年代財政部,単一の海外一般法人による国内株式の投資送金額の年間上限を5000万ドルに引き上げ。
DIA-105-1997-06-04-1台湾1997年06月04日1990年代訪欧中の王志剛経済部長,ベルリンでドイツのルクスロート経済相と会見。
DIA-105-1997-06-05-1台湾1997年06月05日1990年代行政院大陸委員会の張京育主任委員,香港返還式典に政府関係者と駐香港機関の関係者は出席しないと表明。
DIA-105-1997-06-11-1台湾1997年06月11日1990年代台湾の陸海空軍,「漢光13号」の予備演習を実施。23日と24日には本演習を実施。
DIA-105-1997-06-12-1台湾1997年06月12日1990年代行政院,「2・28事件」の犠牲者に対する大赦による名誉回復案を了承。
DIA-105-1997-06-18-1台湾1997年06月18日1990年代行政院大陸委員会,返還後の香港との関係に関する投資,先物取引,居住,学歴承認など9種類の規定を承認。
DIA-105-1997-06-19-1台湾1997年06月19日1990年代行政院華僑委員会,香港返還に備え香港マカオ業務を行政院大陸委員会に移行。
DIA-105-1997-06-20-1台湾1997年06月20日1990年代李登輝総統,台湾省長と台湾省議員の選挙を凍結する立場を表明。
DIA-105-1997-06-20-2台湾1997年06月20日1990年代台北市とモンゴル共和国のウランバートル市,正式に姉妹都市の提携に調印。
DIA-105-1997-06-21-1台湾1997年06月21日1990年代行政院,中台間の直接航行で,中国側海運会社による100%出資子会社の,台湾での設立を可能にする規制緩和案を承認。
DIA-105-1997-06-28-1台湾1997年06月28日1990年代外交部,清朝が香港の対英割譲を認めた「南京条約」(1842年)の原本を公開。
DIA-105-1997-06-30-1台湾1997年06月30日1990年代行政院,中国返還後の香港との実質的関係を促進する声明を発表。
DIA-105-1997-07-01-1台湾1997年07月01日1990年代「香港・マカオ関係条例」施行。
DIA-105-1997-07-01-2台湾1997年07月01日1990年代米国務省,「発給地・香港」としていた台湾住民に対するビザの証印を「発給地・台北」に変更すると発表。
DIA-105-1997-07-01-3台湾1997年07月01日1990年代コスタリカ,ニカラグアなど5カ国が合同で,台北に「中米貿易事務所」を開設。
DIA-105-1997-07-03-1台湾1997年07月03日1990年代香港特別行政区政府の董建華行政長官,香港訪問中の海峡交流基金の辜振甫理事長と会談。
DIA-105-1997-07-06-1台湾1997年07月06日1990年代章孝厳外交部長,ホンジュラスで開催した中米7カ国外相との会談で,台湾の主権を改めて確認する共同官言を採択。
DIA-105-1997-07-10-1台湾1997年07月10日1990年代外交部,カンボジア在住の台湾住民約400人を3機のチャーター機でプノンペン市からホーチミン市に移送。
DIA-105-1997-07-14-1台湾1997年07月14日1990年代ドミニカ等9カ国,台湾を国連から排除する国連第2758号決議を不当と指摘。
DIA-105-1997-07-18-1台湾1997年07月18日1990年代国民大会,台湾省の事実上の廃止などを内容とする憲法改正案を採択。
DIA-105-1997-07-25-1台湾1997年07月25日1990年代日本外務省,台湾旅券を有効と認め,ビザ発給を受けられるよう,出入国管理法改正の検討に入ったことを明らかにした。
DIA-105-1997-07-28-1台湾1997年07月28日1990年代外交部,台湾の在カンボジア・プノンペンの台北経済文化代表処を閉鎖。
DIA-105-1997-07-31-1台湾1997年07月31日1990年代中央銀行,公定歩合を5%から5.25%に引き上げる,と発表。
DIA-105-1997-08-06-1台湾1997年08月06日1990年代ニカラグアのアレイマン大統領,台湾を公式訪問(~9日)。
DIA-105-1997-08-09-1台湾1997年08月09日1990年代外交部,リビア代表処,コンゴ代表処,ナイジェリアのカラバール総領事館を撤去する,と発表。
DIA-105-1997-08-10-1台湾1997年08月10日1990年代コスタリカのフィガロス大統領,公式に来訪(~14日)。
DIA-105-1997-08-11-1台湾1997年08月11日1990年代行政院,1998年から政府機関での隔週週休2日制の実施を決定。
DIA-105-1997-08-12-1台湾1997年08月12日1990年代外交部,チャド共和国と外交関係を樹立,と発表。
DIA-105-1997-08-17-1台湾1997年08月17日1990年代日本の梶山静六官房長官,日米防衛協力のための指針の見直し問題で,対象となる周辺事態の範囲に,台湾海峡での中台紛争が含まれるとの見解を表明。
DIA-105-1997-08-21-1台湾1997年08月21日1990年代連戦内閣,総辞職。
DIA-105-1997-08-24-1台湾1997年08月24日1990年代北部第2高速道路(台北汐止=新竹香山間,全長117キロ),全線開通。
DIA-105-1997-08-25-1台湾1997年08月25日1990年代国民党第15回全国大会,台北で開催(~28日)。26日,李登輝主席は93%の得票率で再選。副主席に連戦,李元簇,兪国華,邱創煥の4氏を再指名する,李主席の提案を承認。27日,中央委員230人を選出。宋楚瑜台湾省長,トップで当選。
DIA-105-1997-08-29-1台湾1997年08月29日1990年代外交部,セントルシアとの外交関係を停止,と発表。
DIA-105-1997-09-01-1台湾1997年09月01日1990年代蕭万長内閣,発足。
DIA-105-1997-09-04-1台湾1997年09月04日1990年代李登輝総統,パナマ,ホンジュラス,エルサルバドル,パラグアイの4カ国を訪問するため,台北を出発(~19日)。
DIA-105-1997-09-06-1台湾1997年09月06日1990年代台北市,公娼制度を廃止。
DIA-105-1997-09-06-2台湾1997年09月06日1990年代内政部,ダライ・ラマの台湾事務所に相当する「ダライ・ラマ・チベット宗教基金会」の設立を認可。
DIA-105-1997-09-07-1台湾1997年09月07日1990年代李登輝総統,パナマでのパナマ運河国際会議開幕式に出席。
DIA-105-1997-09-13-1台湾1997年09月13日1990年代李登輝総統,第1回台湾・中米地区首脳会議に出席。中米各国は台湾の中米統合機構加盟を承認する共同声明に調印。
DIA-105-1997-09-17-1台湾1997年09月17日1990年代第52回国連総会の一般委員会,台湾の国連再加盟問題を議題としないことを決定。
DIA-105-1997-09-20-1台湾1997年09月20日1990年代台湾独立を求める政党や市民団体,「台湾独立建国聯合戦線」を結成。
DIA-105-1997-09-22-1台湾1997年09月22日1990年代故介石総統次男,緯国氏死去。
DIA-105-1997-09-24-1台湾1997年09月24日1990年代李登輝総統,新しい日米防衛協力のための指針について,歓迎の意を表明。
DIA-105-1997-09-27-1台湾1997年09月27日1990年代民進党第7回第2次全国党員代表大会,台中市で開催(~28日)。
DIA-105-1997-10-03-1台湾1997年10月03日1990年代スワジランドのムスワティ三世国王,来訪(~8日)。
DIA-105-1997-10-09-1台湾1997年10月09日1990年代欧州訪問中の連戦副総統,アイスランドでオドソン首相と会談。中国の圧力で,スペイン訪問を断念。
DIA-105-1997-10-16-1台湾1997年10月16日1990年代行政院,総額1兆3000億元の14項目の公共大型建設にBOT方式を導入する「民間資本の公共建設参加促進法案」を通過。
DIA-105-1997-10-17-1台湾1997年10月17日1990年代民進党の許信良主席,訪問先のパリで「民進党は中国共産党の要請に応え対話に応じたい」と表明。
DIA-105-1997-10-17-2台湾1997年10月17日1990年代中央銀行,東南アジアの通貨不安の情勢と関連して,「台湾元は為替市場の値決めに任せる」との市場への不介入政策を発表。
DIA-105-1997-10-20-1台湾1997年10月20日1990年代セネガルのティア首相,来訪(~25日)。
DIA-105-1997-10-22-1台湾1997年10月22日1990年代教育部,北京大学,清華大学など中国の73校の大学の学歴を承認。
DIA-105-1997-10-30-1台湾1997年10月30日1990年代外交部,中国江沢民国家主席と米クリントン大統領との首脳会談に関する声明に対し,警戒感を表明。
DIA-105-1997-11-05-1台湾1997年11月05日1990年代リベリアのテーラー大統領,来訪(~11日)。
DIA-105-1997-11-06-1台湾1997年11月06日1990年代米下院,米台弾導ミサイル協力法案を賛成301票,反対116票で可決。
DIA-105-1997-11-06-2台湾1997年11月06日1990年代中国の海峡両岸関係協会,台湾の海峡交流基金の焦仁和秘書長に中国訪問を要請。7日,台湾側は辜振甫・海基金理事長の訪中を提案。11日,中国側は理事長の訪中提案拒否。
DIA-105-1997-11-09-1台湾1997年11月09日1990年代胡志強外交部長,8日付の米紙『ワシントンポスト』での李登輝総統の独立発言掲載について,同紙に対し訂正を要求。
DIA-105-1997-11-15-1台湾1997年11月15日1990年代行政院,国民年金実施を1999年に繰り上げることを発表。
DIA-105-1997-11-20-1台湾1997年11月20日1990年代江丙坤経済建設委員会主任委員と王志剛経済部長,カナダのバンクーバーでのAPEC閣僚会議に出席。
DIA-105-1997-11-25-1台湾1997年11月25日1990年代総統府の辜振甫資政(政策顧問),APECの非公式首脳会議に出席。
DIA-105-1997-11-27-1台湾1997年11月27日1990年代蕭万長行政院長,APEC閣僚会議の帰途,台北国際空港に立ち寄ったマレーシアのマハティール首相と会談。28日,同空港でシンガポールのゴー・チョクトン首相と会談。
DIA-105-1997-11-29-1台湾1997年11月29日1990年代台湾省21県市,福建省連江県,金門県の統一地方首長選挙で,民進党が初めてポスト数と得票率において国民党を上回る。
DIA-105-1997-12-05-1台湾1997年12月05日1990年代統一地方首長選挙の敗北で辞任した国民党の呉伯雄秘書長の後任に,章孝厳行政院副院長が就任。10日,行政院副院長に劉兆玄国家科学委員会主任委員が就任。
DIA-105-1997-12-06-1台湾1997年12月06日1990年代李登輝総統,対中政策の諮問機関「国家統一委員会」で,対中交流を急がず,穏健に進める従来の基本方針を再確認。
DIA-105-1997-12-09-1台湾1997年12月09日1990年代行政院に提出された1998年国防白書,GDPに占める国防予算は3.76%と報告。
DIA-105-1997-12-15-1台湾1997年12月15日1990年代民進党,県市長会議を開催。
DIA-105-1997-12-17-1台湾1997年12月17日1990年代仲苓国防部長,総統が台湾独立を宣言した場合,軍は支持できないと明言。
DIA-105-1997-12-23-1台湾1997年12月23日1990年代外交部,台湾と南アフリカ共和国との外交関係は1997年12月31日をもって中断し,98年1月1日からプレトリアに台北連絡代表処を開設する,と発表。
DIA-105-1997-12-24-1台湾1997年12月24日1990年代邱正雄財政部長,1998年1月より「両税合一」(営利事業所所得税と総合所得税の二重課税廃止)を実施すると述べる。
DIA-105-1997-12-25-1台湾1997年12月25日1990年代首都圏高速運輸システムの淡水線,全線開通。
DIA-105-1997-12-27-1台湾1997年12月27日1990年代民進党の許信良主席,1998年5月に実施される党主席選に出馬せず,と宣言。
DIA-105-1998-01-01-1台湾1998年01月01日1990年代連戦・副総統,シンガポールを私的訪問(~4日)。
DIA-105-1998-01-04-1台湾1998年01月04日1990年代中央銀行,「南向政策」を推進する企業の支援に10億ドルを用意すると発表。
DIA-105-1998-01-06-1台湾1998年01月06日1990年代台湾元相場,1ドル=33.755元で取引を終え,87年4月以来の最安値を記録。
DIA-105-1998-01-06-2台湾1998年01月06日1990年代ドール元米上院議員,台湾政府の政治顧問に就任する旨を米司法省に届け出た。
DIA-105-1998-01-07-1台湾1998年01月07日1990年代セネガル訪問中の胡志強外交部長,アブドゥラ・ディウフ同国大統領と会談。
DIA-105-1998-01-11-1台湾1998年01月11日1990年代江丙坤・経済建設委員会主任委員,フィリピン,タイ,マレーシア,インドネシアを歴訪するため,台北を出発。
DIA-105-1998-01-12-1台湾1998年01月12日1990年代蕭万長・行政院長,フィリピンを非公式訪問,ラモス大統領と会談。
DIA-105-1998-01-20-1台湾1998年01月20日1990年代インドネシアを非公式訪問中の蕭万長・行政院長,スハルト大統領と会談。
DIA-105-1998-01-23-1台湾1998年01月23日1990年代司法院大法官会議,「集会デモ行進法」の一部規定について,憲法違反という理由で失効を宣告。
DIA-105-1998-01-24-1台湾1998年01月24日1990年代第13期県市議会議員と第14期郷鎮および県轄市の首長選挙が実施される。
DIA-105-1998-01-29-1台湾1998年01月29日1990年代国防部,米国によるノックス級ミサイル・フリゲート艦3隻の台湾売却決定について,歓迎の声明を発表。
DIA-105-1998-01-29-2台湾1998年01月29日1990年代外交部,中央アフリカとの断交を発表。
DIA-105-1998-02-08-1台湾1998年02月08日1990年代建国党,建国会など30数団体が結集した「台湾独立建国聯合陣線」第1回大会,台北で開催。
DIA-105-1998-02-10-1台湾1998年02月10日1990年代ロシアの貨物船「エレーナ・シャトロ」号,クロム鉄鉱2600トンを積んでウラジオストク港から高雄港に直接入港。
DIA-105-1998-02-11-1台湾1998年02月11日1990年代マレーシアのアンワール副首相兼蔵相,来訪(~12日)。
DIA-105-1998-02-11-2台湾1998年02月11日1990年代章孝巌・国民党秘書長,韓国を訪問。24日再度訪韓,翌日金大中大統領就任式に出席。
DIA-105-1998-02-16-1台湾1998年02月16日1990年代インドネシア・バリ島発の中華航空旅客機,台北国際空港に着陸失敗,墜落。許遼東・中央銀行総裁ら202人が死亡。
DIA-105-1998-02-20-1台湾1998年02月20日1990年代バシェフスキー米通商代表部代表,台湾側が農産物などの市場開放に合意したことで,米台交渉が決着したと発表。
DIA-105-1998-02-23-1台湾1998年02月23日1990年代連戦・副総統,ヨルダン,バーレーン,アラブ首長国連邦,マレーシアを非公式訪問するため,台北を出発(~3月7日)。
DIA-105-1998-03-08-1台湾1998年03月08日1990年代中国上海の錦江航運公司の貨物船「通順号」,日本石垣島に立ち寄り基陸港に入港。第3国経由の中台間定期貨物航路誕生。
DIA-105-1998-03-12-1台湾1998年03月12日1990年代行政院,台湾企業が東南アジア諸国に輸出する際に受け取った信用状(L/C)への輸出保険計画(準備金100億元)を承認。
DIA-105-1998-03-21-1台湾1998年03月21日1990年代聯合勤務総司令部の丁之発総司令官,軍事施設の発注汚職疑惑事件で引責辞職。
DIA-105-1998-03-24-1台湾1998年03月24日1990年代国防部報告書,中国軍は台湾に対する海空からの攻撃と海上封鎖能力を備えている,と初めて中国軍の進攻能力に言及。
DIA-105-1998-03-30-1台湾1998年03月30日1990年代蔡兆陽・交通部長,2月16日の中華航空墜落事故の責任を取って辞職。後任に林豊正・政務委員。
DIA-105-1998-04-01-1台湾1998年04月01日1990年代全日空の子会社エアーニッポンと共同運航する台湾の長栄航空(エバーエア)機,台湾機として23年ぶりに関西空港に到着。
DIA-105-1998-04-03-1台湾1998年04月03日1990年代許嘉棟・中央銀行副総裁,日本の厳しい金融事情のため,97年末から日本の金融機関に預けた外貨資金を引き揚げたと表明。
DIA-105-1998-04-07-1台湾1998年04月07日1990年代蕭万長・行政院長,中国と協力して東南アジア金融危機の解決に努力したいとの構想を表明。
DIA-105-1998-04-11-1台湾1998年04月11日1990年代建国党,臨時党員大会で,新主席に許世楷・前台湾独立建国聯盟主席を選出。
DIA-105-1998-04-16-1台湾1998年04月16日1990年代ダライ・ラマ・チベット宗教基金会,台北で正式に発足。
DIA-105-1998-04-21-1台湾1998年04月21日1990年代ハイチ共和国のプレイハ大統領,来訪(~25日)。
DIA-105-1998-04-23-1台湾1998年04月23日1990年代台湾の海峡交流基金会の詹志宏副秘書長と中国の海峡両岸関係協会の李亜飛副秘書による事務レベル協議,北京で開始。
DIA-105-1998-04-24-1台湾1998年04月24日1990年代外交部,アフリカのギニアビサウとの断交を発表。
DIA-105-1998-04-25-1台湾1998年04月25日1990年代蕭万長・行政院長,休暇を利用してマレーシアを訪問(~27日)。
DIA-105-1998-04-30-1台湾1998年04月30日1990年代日本,衆議院本会議で台湾パスポートを有効と認める出入国管理法改正案を可決。同法は4月11日にすでに参議院を通過。
DIA-105-1998-05-05-1台湾1998年05月05日1990年代連戦・副総統,中米のコスタリカとグレナダを訪問するため,台北を出発。
DIA-105-1998-05-05-2台湾1998年05月05日1990年代立法院,「犯罪被害者保護法」を可決。
DIA-105-1998-05-10-1台湾1998年05月10日1990年代行政院大陸委員会の張京育主任委員,私人として香港を訪問。
DIA-105-1998-05-11-1台湾1998年05月11日1990年代ジュネーブでのWHO総会,ガンビアなどに提議された台湾のオブザーバ資格問題を議題として上程せずと決定。
DIA-105-1998-05-15-1台湾1998年05月15日1990年代外交部を中心とする関係部門,インドネシアの暴動に対処するための緊急会議を開き,同国在住の台湾住民の救出策を検討。
DIA-105-1998-05-18-1台湾1998年05月18日1990年代ナウル共和国のクロディマ大統領来訪(~22日)。
DIA-105-1998-05-26-1台湾1998年05月26日1990年代中国最高人民法院,台湾の民事訴訟判決を一定の条件のもとで認めると発表。
DIA-105-1998-05-28-1台湾1998年05月28日1990年代立法院,政治被害者への補償を決める「戒厳時期不当反乱審判事件補償条例」を可決。
DIA-105-1998-06-05-1台湾1998年06月05日1990年代財政部,株式を担保にした銀行貸し出しの規制緩和策などを発表。
DIA-105-1998-06-07-1台湾1998年06月07日1990年代初の党員による直接選挙で,林義雄を第8期民進党主席に選出。得票率62%。
DIA-105-1998-06-09-1台湾1998年06月09日1990年代米下院クリントン大統領の訪中に際し,「中国に台湾への武力不使用の宣言を要求する」270号決議案を411対0で可決。
DIA-105-1998-06-15-1台湾1998年06月15日1990年代サントメプリンシペのトロボアダ大統領,来訪(~19日)。
DIA-105-1998-06-17-1台湾1998年06月17日1990年代経済部,証券,貿易なと29業種について,中国での事務所設置を認めると発表。
DIA-105-1998-06-22-1台湾1998年06月22日1990年代行政院,軍事裁判を2審制度から3審制度に改める「軍事裁判法」修正案を承認。
DIA-105-1998-06-26-1台湾1998年06月26日1990年代胡志強・外交部長,ポーランド訪問。
DIA-105-1998-06-27-1台湾1998年06月27日1990年代訪中のクリントン米大統領,米中首脳会議で,「二つの中国」,「台湾独立」,「台湾の国連機関加盟」を認めない「三つの不支持」政策に言及。同大統領は30日,上海での地元知識人との討論会で再び言及。
DIA-105-1998-07-02-1台湾1998年07月02日1990年代蕭万長・行政院長,トンガ,フィジー,ソロモン諸島の訪問に出発(~10日)。
DIA-105-1998-07-06-1台湾1998年07月06日1990年代クリントン米大統領の訪中を説明するため,特使として台湾入りした米国在台協会のブッシュ理事長,李登輝総統に「米国の台湾政策には何の変化もない」と強調。
DIA-105-1998-07-06-2台湾1998年07月06日1990年代仲苓・国防部長,ブッシュ米国在台協会理事長に,台湾は米国のTMD(戦域ミサイル防衛)構想への参加を希望すると表明。
DIA-105-1998-07-07-1台湾1998年07月07日1990年代李登輝総統,台湾を訪問中のパッテン前香港総督と会談。
DIA-105-1998-07-10-1台湾1998年07月10日1990年代米上院,台湾への武器売却の継続などを再確認する決議案および台湾がIMFや世界銀行など国際経済組織に加盟することを支持する決議案を可決。
DIA-105-1998-07-14-1台湾1998年07月14日1990年代朱麗蘭・中国科学技術部長,来訪。
DIA-105-1998-07-18-1台湾1998年07月18日1990年代民進党第8回第1次全国党員代表大会,台北で開催(~19日)。
DIA-105-1998-07-20-1台湾1998年07月20日1990年代米下院,7月10日の台湾への武器売却継続の米上院決議案の内容とほぼ同じの台湾支持決議案を可決。
DIA-105-1998-07-21-1台湾1998年07月21日1990年代台湾先物取引所,正式に営業開始。
DIA-105-1998-07-22-1台湾1998年07月22日1990年代李登輝総統,国家統一委員会で中台間の平和協定の締結を呼びかけ。
DIA-105-1998-07-23-1台湾1998年07月23日1990年代交通部と台湾高速鉄道公司(欧州企業連合と提携),台湾南北高速鉄道の建設受注をめぐる契約に調印。
DIA-105-1998-07-29-1台湾1998年07月29日1990年代民進党籍の林滴娟・高雄市議会議員,中国大連で誘拐され,遼寧省海城市に監禁されて死亡。
DIA-105-1998-08-02-1台湾1998年08月02日1990年代中国全国人民代表大会香港特別行政区政界・学術界代表団,来訪。
DIA-105-1998-08-03-1台湾1998年08月03日1990年代中央銀行,金融機関の預金準備率を0.2%~0.5%引き下げ。
DIA-105-1998-08-05-1台湾1998年08月05日1990年代行政院労工委員会の詹火生主任委員,インドネシア政府が中国系女性暴行事件に適切な措置をとらなければ,同国からの労務者受け入れを一時的に凍結と警告。
DIA-105-1998-08-07-1台湾1998年08月07日1990年代台湾と米国,台湾のWTO加盟に向けた協議書に調印し,交渉を正式に終了。
DIA-105-1998-08-11-1台湾1998年08月11日1990年代米通商代表部,台湾をスーパー301条の「監視リスト」に挙げると発表。
DIA-105-1998-08-12-1台湾1998年08月12日1990年代北京市第一中級人民法院,スパイ罪に問われた台湾の出版社社長,寇健明被告に懲役4年の有罪判決。
DIA-105-1998-08-20-1台湾1998年08月20日1990年代行政院,1兆2955億元の内需拡大策を承認。
DIA-105-1998-08-24-1台湾1998年08月24日1990年代超党派立法委員訪日団(団長は王金平・立法院副院長)一行19人,台北を出発。
DIA-105-1998-08-25-1台湾1998年08月25日1990年代台湾初の商業通信衛星「中新1号」,仏領ギニアで打ち上げ。
DIA-105-1998-08-26-1台湾1998年08月26日1990年代章孝巌・国民党秘書長が訪日。
DIA-105-1998-08-27-1台湾1998年08月27日1990年代米国防総省,スティンガー地対空ミサイル,ハープーン空対艦ミサイルなど総額3億5000万ドルの武器の台湾への売却を発表。
DIA-105-1998-08-28-1台湾1998年08月28日1990年代蕭万長・行政院長,内需拡大を柱とする9項目の緊急対策を提示。
DIA-105-1998-08-29-1台湾1998年08月29日1990年代財政部証券管理委員会,投機家ジョージ・ソロスが率いるヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を市場から閉め出す方針を指示。
DIA-105-1998-09-06-1台湾1998年09月06日1990年代法務部と内政部,マフィアを一斉摘発,幹部や麻薬密売人など276人を検挙。
DIA-105-1998-09-09-1台湾1998年09月09日1990年代マダガスカル政府閣議,1990年に台湾と締結した「特別協定」(中華民国の名称で同国代表団設置を認める)の廃止を決定。
DIA-105-1998-09-10-1台湾1998年09月10日1990年代中国交通部,台湾の長栄海運と陽明海運から提出された第3地点を経由する定期航路拡大の申請を許可。
DIA-105-1998-09-11-1台湾1998年09月11日1990年代第53回国連総会一般委員会,中南米など15カ国が共同提案した台湾の国連加盟問題を正式議題としないことを決定。
DIA-105-1998-09-15-1台湾1998年09月15日1990年代蕭万長・行政院長,行政院は「農地農用」の原則のもとで,農地の自由売買を認める方針と述べる。
DIA-105-1998-09-17-1台湾1998年09月17日1990年代行政院大陸委員会の張京育主任委員,中台双方の直接交流を実施するため,情報,文化,思想の3分野の交流を呼びかけ。
DIA-105-1998-09-29-1台湾1998年09月29日1990年代中央銀行,公定歩合を0.125%引き下げ5.125%とし,同時に銀行預金準備率を0.2~0.5%引き下げることを実施。
DIA-105-1998-09-30-1台湾1998年09月30日1990年代台湾の農産品貿易友好訪米団,米議会で2000年から11億5000万ドル相当の農産品を買付ける契約に調印。
DIA-105-1998-10-01-1台湾1998年10月01日1990年代米上院,東アジアでのTMD構想に台湾も組み込むべきだとする国防関係法案を可決。下院では9月24日に同法を可決。
DIA-105-1998-10-09-1台湾1998年10月09日1990年代立法院,台湾省政府機能業務と組織調整暫定条例案を可決。
DIA-105-1998-10-09-2台湾1998年10月09日1990年代米国防総省,4億8600万ドル相当のChinook中型輸送ヘリコプター9機の台湾売却を発表。
DIA-105-1998-10-10-1台湾1998年10月10日1990年代米下院,台湾のWHO加盟を支持する決議案を可決。
DIA-105-1998-10-14-1台湾1998年10月14日1990年代海峡交流基金の辜振甫理事長,訪中(~19日)。中国の海峡両岸関係協会の汪道涵会長(14日),銭其・副首相および江沢民国家主席(18日)とそれぞれ会談。
DIA-105-1998-10-15-1台湾1998年10月15日1990年代立法院,現行の会計年度(7月~6月)を暦年制(1月~12月)に改める「予算法修正案」を可決。
DIA-105-1998-10-18-1台湾1998年10月18日1990年代辜振甫・海峡交流基金会理事長,台湾が朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)に参加する意向を中国側に通告。
DIA-105-1998-10-18-2台湾1998年10月18日1990年代ロシア自由民主党のジリノフスキー党首,モスクワからの直行便で来訪(~22日)。
DIA-105-1998-10-22-1台湾1998年10月22日1990年代スワジランド国王のムスワティ3世,来訪(~27日)。
DIA-105-1998-10-28-1台湾1998年10月28日1990年代北京から昆明に向かう中国国際航空の旅客機,同機を操縦していた袁斌・機長に乗っ取られ,台北国際空港に緊急着陸。
DIA-105-1998-10-31-1台湾1998年10月31日1990年代外交部,トンガ王国との断交を発表。
DIA-105-1998-11-02-1台湾1998年11月02日1990年代行政院,3年半ぶりに大陸工作会議を開き,今後の対中政策を検討。
DIA-105-1998-11-03-1台湾1998年11月03日1990年代新巨群(建設)と禾豊(自動車)の2企業グループの株式取引の決済不能が俵面化。また,ノンバンクの中央票券公司も決済資金の不足に陥る。
DIA-105-1998-11-04-1台湾1998年11月04日1990年代行政院,金融機関の流動性確保など5項目措置(11月3日)の強化のため,金融機関の監督強化など金融安定総合策を発表。
DIA-105-1998-11-06-1台湾1998年11月06日1990年代米オレゴン州の呉振偉(デービット・ウー)民主党候補,初の台湾生まれの米下院議員に当選。
DIA-105-1998-11-09-1台湾1998年11月09日1990年代米国エネルギー庁のリチャードソン長官,来訪(~11日)。
DIA-105-1998-11-11-1台湾1998年11月11日1990年代中央銀行,公定歩合を0.125%引き下げ5%にすることを実施。
DIA-105-1998-11-13-1台湾1998年11月13日1990年代財政部,2000億元の株価安定資金の投入など5項目の株価安定総合策を発表。
DIA-105-1998-11-14-1台湾1998年11月14日1990年代邱正雄財政部長と王志剛経済部長,マレーシアのクアラルンプールでのAPEC閣僚会議に出席。17日,江丙坤・経済建設委員会主任委員,李登輝総統の代表としてAPEC非公式首脳会議に出席。
DIA-105-1998-11-19-1台湾1998年11月19日1990年代ザンビアのジャメ大統領,来訪。
DIA-105-1998-11-20-1台湾1998年11月20日1990年代外交部,マーシャル諸島共和国との外交関係の樹立を発表。
DIA-105-1998-11-25-1台湾1998年11月25日1990年代財政部,自社株買いで決済不能に陥った台中区中小企業商業銀行を中央存款保険公司の管理下に置く,と発表。
DIA-105-1998-11-26-1台湾1998年11月26日1990年代フランスから購入したミラージュ2000-5型戦闘機60機の引き渡しと同戦闘機中隊結成点検式典,新竹空軍基地で挙行。
DIA-105-1998-11-26-2台湾1998年11月26日1990年代小渕首相,訪日した江沢民中国国家主席との会談で,台湾の独立を支持しないと言明。
DIA-105-1998-12-05-1台湾1998年12月05日1990年代立法委員,台北,高雄両市長,台北,高雄両市議会議員を選出するトリプル選挙の投開票,一斉に実施。台北市長に馬英九,高雄市長に謝長廷が当選。
DIA-105-1998-12-05-2台湾1998年12月05日1990年代連戦・副総統,ホンジュラス,ニカラグア,エルサルバドル,グアテマラ訪問のため,台北を出発(~15日)。
DIA-105-1998-12-08-1台湾1998年12月08日1990年代中央銀行,公定歩合を5%から0.25%下げ,4.75%とすることを実施。
DIA-105-1998-12-09-1台湾1998年12月09日1990年代中国共産党中央台湾工作弁公室と国務院台湾事務弁公室,12月5日の台南市の中国統一の是非を問う住民投票を非難。
DIA-105-1998-12-09-2台湾1998年12月09日1990年代米国際貿易委員会,台湾メーカーのDRAM対米輸出をダンピングと認定。
DIA-105-1998-12-18-1台湾1998年12月18日1990年代台湾省議会,最後の第231次大会を終え解散。19日,宋楚瑜・台湾省長,省長職の廃止に伴い退任。20日付けで民選の省長と省議会が正式に廃止。
DIA-105-1998-12-21-1台湾1998年12月21日1990年代行政院の任命で趙守博・台湾省主席が就任。台湾省議会に代わる台湾省諮議会が発足。
DIA-105-1998-12-21-2台湾1998年12月21日1990年代アメリカに亡命した中国の民主活動家,魏京生が物めて台湾を訪問。
DIA-105-1998-12-31-1台湾1998年12月31日1990年代行政院,台湾領海の基線およびその外側の接続水域の外界線を公告。
DIA-105-1999-01-03-1台湾1999年01月03日1990年代行政院労工委員会,労働基準法の適用枠を小売業,卸売業,飲食業の従業員まで拡大すると発表。
DIA-105-1999-01-09-1台湾1999年01月09日1990年代蕭万長・行政院長,ドミニカ共和国,ハイチ,ベリーズを歴訪(~18日)。
DIA-105-1999-01-11-1台湾1999年01月11日1990年代民進党の党章・党綱領修正検討小組,1991年10月に党綱領に付け加えられた「台湾独立条項」を修正しないことを決定。
DIA-105-1999-01-12-1台湾1999年01月12日1990年代立法院,1930年12月16日に公布施行された出版法の廃止および立法院議事規則修正案など5種類の国会改革法を通過。
DIA-105-1999-01-13-1台湾1999年01月13日1990年代国民大会,議長に蘇南成,副議長に陳金譲を選出。また,銭復・前国民大会議長が監察院長に就任することに同意。
DIA-105-1999-01-15-1台湾1999年01月15日1990年代中国の銭其・副首相,マカオ復帰後の7項目に及ぶ台湾・マカオ関係の基本原則と政策を発表。
DIA-105-1999-01-21-1台湾1999年01月21日1990年代蕭万長・行政院長,総辞職を提出。
DIA-105-1999-01-25-1台湾1999年01月25日1990年代国民大会,司法院長に翁岳生,同副院長に城仲模が就任することに同意。
DIA-105-1999-01-26-1台湾1999年01月26日1990年代台湾初の科学衛星「中華衛星1号」,米フロリダ州ケープカナベルラ基地から発射。
DIA-105-1999-01-27-1台湾1999年01月27日1990年代外交部,台湾とマケドニア政府との関係樹立を発表。マケドニアのグリゴロフ大統領は同日,これを否定する声明を発表。
DIA-105-1999-02-01-1台湾1999年02月01日1990年代第2次蕭万長内閣発足。
DIA-105-1999-02-01-2台湾1999年02月01日1990年代第4期立法院,院長に王金平,副院長に饒潁奇を選出。
DIA-105-1999-02-02-1台湾1999年02月02日1990年代中央銀行,公定歩合と担保貸出融通利率をそれぞれ0.25%引き下げ。
DIA-105-1999-02-03-1台湾1999年02月03日1990年代行政院経済建設委員会,淡水港を国際遠洋コンテナ国際港として台北港と改称。
DIA-105-1999-02-06-1台湾1999年02月06日1990年代マーシャル諸島共和国のカブア大統領,来訪(~11日)。
DIA-105-1999-02-08-1台湾1999年02月08日1990年代海峡交流基金会,台湾に渡った中国のハイジャック犯5人を中国に送還。
DIA-105-1999-02-08-2台湾1999年02月08日1990年代マケドニア政府,台湾との国交樹立を承認。9日,中国とマケドニアが国交断絶。
DIA-105-1999-02-19-1台湾1999年02月19日1990年代財政部と中央銀行,預金準備率の引き下げ,銀行営業税の減免,外資の持株比率の引き上げなどの措置を発表。
DIA-105-1999-02-26-1台湾1999年02月26日1990年代外交部,中国が国連安全保障理事会でマケドニア配備の国連予防展開軍の駐留延長決議案に拒否権を行使したことを非難。
DIA-105-1999-03-02-1台湾1999年03月02日1990年代立法院,民進党と新党が提出した台湾憲政史上初の内閣不信任案を反対142票,賛成83票で否決。
DIA-105-1999-03-02-2台湾1999年03月02日1990年代胡志強・外交部長,マケドニアを訪問。
DIA-105-1999-03-02-3台湾1999年03月02日1990年代中央銀行,2000年7月より台湾元を台湾銀行への委託発行から中央銀行の直接発行に切り替えると発表。
DIA-105-1999-03-04-1台湾1999年03月04日1990年代フィジーのマラ大統領,訪台。
DIA-105-1999-03-06-1台湾1999年03月06日1990年代アメリカのペリー調整官(前国防長官),TMD構想などを協議するため訪台。
DIA-105-1999-03-07-1台湾1999年03月07日1990年代マケドニアのクリモフスキ国会議長,来訪。
DIA-105-1999-03-11-1台湾1999年03月11日1990年代蕭万長・行政院長,長年欠損の公営企業の破産処理も検討すべきだと指示。
DIA-105-1999-03-17-1台湾1999年03月17日1990年代中国の海峡両岸関係協会の李亜飛・副秘書長,来訪。
DIA-105-1999-03-17-2台湾1999年03月17日1990年代行政院原子能(原子力)委員会,台湾電力に第4原発建設(発電量270万kW)のライセンスを発行。
DIA-105-1999-03-23-1台湾1999年03月23日1990年代コスタリカ共和国のロドリゲス大統領,来訪。
DIA-105-1999-03-23-2台湾1999年03月23日1990年代米下院,台湾関係法の順守を改めて政府に要求する第56号共同決議案を採択。
DIA-105-1999-03-26-1台湾1999年03月26日1990年代大学統一入試委員会,2000年より三民主義を大学入試科目から除外と決定。
DIA-105-1999-03-26-2台湾1999年03月26日1990年代台湾初の高速鉄道起工式,高雄県燕巣郷で挙行。
DIA-105-1999-03-27-1台湾1999年03月27日1990年代天安門事件の王丹・元学生指導者,来訪。
DIA-105-1999-03-27-2台湾1999年03月27日1990年代台湾訪問中のカーター米元大統領,1979年の米台断交について,謝罪を拒否。
DIA-105-1999-04-01-1台湾1999年04月01日1990年代司法院大法官会議,民間団体に「中華民国」などの名称をつける行政命令は違憲であり,「台湾」の呼称を認める解釈を示す。
DIA-105-1999-04-04-1台湾1999年04月04日1990年代林義雄・民進党主席,中国大陸政策では与野党一致との見解を表明。
DIA-105-1999-04-05-1台湾1999年04月05日1990年代1975年以降,毎年行われてきた総統府主催の介石追悼記念式典を廃止。
DIA-105-1999-04-08-1台湾1999年04月08日1990年代李登輝総統,国家統一委員会全体会議で,中台間の建設的対話を継続するものの,双方の関係改善は慎重にすべきだと強調。
DIA-105-1999-04-09-1台湾1999年04月09日1990年代訪中の柏村・元行政院長,中国の海峡両岸関係協会の汪道涵会長と会談。
DIA-105-1999-04-12-1台湾1999年04月12日1990年代米上院,台湾関係法順守決議案と台湾のWTO,WHOへの加盟支持決議案を採択。
DIA-105-1999-04-14-1台湾1999年04月14日1990年代李大維・外交部次長を団長とする人道救援団,マケドニアに到着。
DIA-105-1999-04-19-1台湾1999年04月19日1990年代蕭万長・行政院長,中央の直轄市に対する地方交付金は,原案どおり台北が831億元,高雄が293億元(両市合わせて全交付金額の47%に相当)と述べる。
DIA-105-1999-04-20-1台湾1999年04月20日1990年代比政府,李登輝総統から訪問の申し出があった場合,拒否すると発表。
DIA-105-1999-04-27-1台湾1999年04月27日1990年代外交部,日本のガイドライン関連法の衆議院通過について,アジア太平洋地域の和平と安定に有益であると評価。
DIA-105-1999-04-30-1台湾1999年04月30日1990年代米国通商代表部,台湾をスーパー301条の「監視リスト」に指定。
DIA-105-1999-05-02-1台湾1999年05月02日1990年代建国党,主席に鄭邦鎮を選出。
DIA-105-1999-05-04-1台湾1999年05月04日1990年代中央通信社,台湾は今年1月,北朝鮮との漁業協力覚書に調印したと報道。
DIA-105-1999-05-06-1台湾1999年05月06日1990年代台湾とベトナムの農業経済協力協定および労働協力協定,ハノイで調印。
DIA-105-1999-05-07-1台湾1999年05月07日1990年代民進党の許信良・前主席,離党声明を発表。
DIA-105-1999-05-08-1台湾1999年05月08日1990年代民進党第8回第2次全国党代表大会,「台湾の前途に関する決議文」を採択,初めて「中華民国」の呼称を承認。
DIA-105-1999-05-13-1台湾1999年05月13日1990年代長栄海運,中国遠洋運輸と極東-アフリカ-南米路線を中台共同運航と発表。
DIA-105-1999-05-14-1台湾1999年05月14日1990年代立法院,外国人の永住権や集団移民が初めて法律に盛り込まれた「出入国および移民法」を通過。
DIA-105-1999-05-19-1台湾1999年05月19日1990年代李登輝総統の『台湾の主張』出版。
DIA-105-1999-05-25-1台湾1999年05月25日1990年代宋楚瑜・前台湾省長,総統府資政の招聘状を,また,陳水扁・前台北市長,国策顧問の招聘状をそれぞれ総統府に返還。
DIA-105-1999-05-27-1台湾1999年05月27日1990年代蕭万長・行政院長,グアテマラ,エルサルバドル,セントクリストファーを訪問するため,台北を出発(~6月7日)。
DIA-105-1999-05-29-1台湾1999年05月29日1990年代経済部貿易調査委員会,米国製DRAMの台湾向け輸出について,ダンピングと認定。
DIA-105-1999-06-04-1台湾1999年06月04日1990年代50年間にわたるタバコや酒の専売制度を廃止する「タバコ・酒管理法」を可決。
DIA-105-1999-06-06-1台湾1999年06月06日1990年代マケドニアのゲオルギエフスキ首相,来訪(~11日)。
DIA-105-1999-06-07-1台湾1999年06月07日1990年代李登輝総統,コソボ難民救援と復興事業に3億ドル相当の無償援助を行うと発表。
DIA-105-1999-06-07-2台湾1999年06月07日1990年代林清江・教育部長,健康上の理由で辞任。15日,後任に楊朝祥・行政院研究発展考核委員会主任委員が就任。
DIA-105-1999-06-14-1台湾1999年06月14日1990年代謝長挺・高雄市長,中央の反対を押し切って高雄市主催の宝くじの発行を強行。
DIA-105-1999-06-16-1台湾1999年06月16日1990年代立法院,宝くじ発行権を中央が持つ「公益宝くじ発行条例修正案」を採択。
DIA-105-1999-06-28-1台湾1999年06月28日1990年代台湾の海峡交流基金会と中国の海峡両岸関係協会,北京での副秘書レベルの会談で,中国の汪道涵会長の訪台時期について,9月中旬か10月中旬とすることで合意。
DIA-105-1999-06-28-2台湾1999年06月28日1990年代台湾,WTO加盟についてカナダとの間で加盟議定書に正式調印。
DIA-105-1999-07-05-1台湾1999年07月05日1990年代外交部,パプアニューギニアと外交関係を樹立したと発表。
DIA-105-1999-07-09-1台湾1999年07月09日1990年代李登輝総統,ドイツの放送局ドイチェ・ウェレとのインタビューで,中国と台湾の関係を「国と国の関係」(二国論)と発言。
DIA-105-1999-07-10-1台湾1999年07月10日1990年代民進党臨時全国党代表大会,陳水扁・前台北市長を総統選候補として公認。
DIA-105-1999-07-12-1台湾1999年07月12日1990年代中国海峡両岸関係協会の汪道涵会長,李総統の「二国論」に対し,「中台の接触,交流,対話の基礎が成立たない」と批判。
DIA-105-1999-07-15-1台湾1999年07月15日1990年代聯華(UMC)グループ,台南科学園区に半導体工場を建設すると発表。
DIA-105-1999-07-17-1台湾1999年07月17日1990年代財政部,郵便貯金など公的資金による株式投資比率の上限を現行の約30%から50%に引き上げると発表。
DIA-105-1999-07-22-1台湾1999年07月22日1990年代パプアニューギニアのモラウタ首相,台湾との外交関係樹立の撤回を発表。
DIA-105-1999-07-23-1台湾1999年07月23日1990年代ブッシュ米特使(米国在台湾協会理事長),李登輝総統ら台湾首脳と相次ぎ会談。
DIA-105-1999-07-30-1台湾1999年07月30日1990年代高雄,屏東以外の地域で,過去最大規模の停電が発生。
DIA-105-1999-07-30-2台湾1999年07月30日1990年代米国防総省,E2T早期警戒機など(契約総額5.5億ドル)を台湾に売却する方針を発表。
DIA-105-1999-08-09-1台湾1999年08月09日1990年代ギルマン米下院外交委員長,李登輝総統と会談。
DIA-105-1999-08-11-1台湾1999年08月11日1990年代中華航空,ボーイング社と旅客機24機(約38億ドル)の購入契約に調印。12日,エアバス社と旅客機12機(約18億ドル)の購入契約に調印。
DIA-105-1999-08-11-2台湾1999年08月11日1990年代ガンビアなど11カ国,台湾の国連復帰案をアナン国連事務総長に提出。
DIA-105-1999-08-13-1台湾1999年08月13日1990年代国民大会憲法改正審査委員会,第14条の領土条項改正案を大会の正式議案とすることを否決。
DIA-105-1999-08-17-1台湾1999年08月17日1990年代行政院,金融機関の合併を奨励するよう指示。
DIA-105-1999-08-18-1台湾1999年08月18日1990年代日本企業との交流促進を目指す財界人組織「三三会」,第1回会議開催。
DIA-105-1999-08-19-1台湾1999年08月19日1990年代行政院,TMDの導入を目指す施政方針を閣議決定。
DIA-105-1999-08-22-1台湾1999年08月22日1990年代バンコク発台北行きの中華航空機,香港国際空港に着陸失敗,3人死亡。
DIA-105-1999-08-29-1台湾1999年08月29日1990年代国民党第15回中央委員会,総統選挙の党公認の正副総統候補に,連戦・副総統と蕭万長・行政院長を正式に指名。また,李登輝総統の「二国論」を盛り込んだ決議を採択。
DIA-105-1999-09-04-1台湾1999年09月04日1990年代国民大会,国民大会代表の任期(現在4年)を2年1カ月延長して2000年6月30日までとする憲法修正案を可決。
DIA-105-1999-09-07-1台湾1999年09月07日1990年代台湾とグアテマラなど中米7カ国による台湾・中米首脳会議,台北で開催。
DIA-105-1999-09-08-1台湾1999年09月08日1990年代国民党,党執行部の反対を無視し,国民大会代表の任期延長を通過させたことで,蘇南成,国民大会議長を党から除名処分。蘇議長が同日辞任。
DIA-105-1999-09-10-1台湾1999年09月10日1990年代中国の唐樹備・海峡両岸関係協会副会長,現状では汪道涵・同会長の今秋の台湾訪問は困難と表明。
DIA-105-1999-09-10-2台湾1999年09月10日1990年代台湾初の台湾工業銀行,正式に開業。
DIA-105-1999-09-12-1台湾1999年09月12日1990年代江丙坤・経済建設委員会主任委員,李登輝総統の代理としてニュージーランドでのAPEC首脳会議に出席。
DIA-105-1999-09-15-1台湾1999年09月15日1990年代第54回国連総会一般委員会,ニカラグアなど13カ国が提案した台湾の国連加盟問題を議題としないことを決定。
DIA-105-1999-09-21-1台湾1999年09月21日1990年代午前1時47分,台湾中部の南投県集集鎮を震源地にM7.6の大地震発生。日本の国際緊急援助隊が同日被災地で救助活動開始。
DIA-105-1999-09-25-1台湾1999年09月25日1990年代李登輝総統,震災対策のために超法規の「緊急命令」を発動。
DIA-105-1999-09-26-1台湾1999年09月26日1990年代台湾中部でM6.8の余震発生。
DIA-105-1999-09-26-2台湾1999年09月26日1990年代台湾大地震のため,21日から休場していた台湾の株式市場が再開。
DIA-105-1999-09-27-1台湾1999年09月27日1990年代ドミニカ共和国のフェルナンデス大統領,来訪(~29日)。
DIA-105-1999-10-02-1台湾1999年10月02日1990年代台湾とフィリピン,航空協定改定交渉の決裂により台比間の航空便運航停止。
DIA-105-1999-10-02-2台湾1999年10月02日1990年代法務部,台北大地震による犠牲者の検視数は10月末現在,2229人に上ったと発表。
DIA-105-1999-10-05-1台湾1999年10月05日1990年代行政院営建署,地震対策として断層の15メートル以内を建築物禁止区域,30メートル以内を建築物制限区域にすると発表。
DIA-105-1999-10-15-1台湾1999年10月15日1990年代米商務省,台湾の半導体メーカー12社のDRAM対米輸出について,平均21%のダンピングの事実があったと認定。
DIA-105-1999-10-21-1台湾1999年10月21日1990年代中国紅十字会,台湾大地震の救援として,50万ドルの追加義援金(すでに2回で計30万ドル)を提供すると発表。
DIA-105-1999-10-22-1台湾1999年10月22日1990年代立法院,電話会社の外国企業の持ち株比率を20%から60%まで引き上げることを主な内容とする電信法改正案を採択。
DIA-105-1999-10-26-1台湾1999年10月26日1990年代アメリカ下院外交委員会,台湾安全保障強化法案を可決。
DIA-105-1999-10-28-1台湾1999年10月28日1990年代行政院,マイクロン・テクノロジーの台湾へのDRAM輸出はダンピングと認定,4カ月間臨時に61%の関税を課すことを決定。
DIA-105-1999-11-06-1台湾1999年11月06日1990年代雲林県の県長補欠選挙で,無所属の張栄味候補が国民党と民進党候補らを破って当選。
DIA-105-1999-11-10-1台湾1999年11月10日1990年代民進党,「2000年政策網領」を発表。
DIA-105-1999-11-11-1台湾1999年11月11日1990年代7月16日に総統選挙に出馬表明した無所属の宋楚瑜候補,副総統候補に張昭雄・長庚大学学長を指名。
DIA-105-1999-11-11-2台湾1999年11月11日1990年代行政院,農地の自由売買を開放する「農業発展条例」修正案を可決。
DIA-105-1999-11-13-1台湾1999年11月13日1990年代石原慎太郎・東京都知事,大地震による被災地を視察するため,来訪(~15日)。
DIA-105-1999-11-15-1台湾1999年11月15日1990年代国民党,章孝巌・党秘書長と黄昆輝・総統府秘書長を交替させる人事を発表。
DIA-105-1999-11-15-2台湾1999年11月15日1990年代ベトナム人女性労働者の第1陣34人,台湾に到着。
DIA-105-1999-11-16-1台湾1999年11月16日1990年代国民党の党規律委員会,総統選独自出馬で党決議に従わない宋楚瑜・前台湾省長と宋派の台湾省政府幹部ら6人を除名処分。
DIA-105-1999-11-19-1台湾1999年11月19日1990年代財政部,単一外国投資家の株式市場への投資上限を6億ドルから12億ドルに引き上げると発表。
DIA-105-1999-11-20-1台湾1999年11月20日1990年代胡志強・外交部長辞任。後任に程建人・新聞局長(24日就任)。
DIA-105-1999-11-22-1台湾1999年11月22日1990年代アメリカ共和党のドール前上院院内総務,台北で李登輝総統と会見。
DIA-105-1999-11-26-1台湾1999年11月26日1990年代李登輝総統,ナウル共和国のハリス大統領と台北で友好増進の共同声明に調印。
DIA-105-1999-11-30-1台湾1999年11月30日1990年代黄信介・元民進党主席死去,71歳。
DIA-105-1999-12-06-1台湾1999年12月06日1990年代行政院農業委員会の彭作奎・主任委員辞任。後任に林享能・副主任委員昇格。
DIA-105-1999-12-09-1台湾1999年12月09日1990年代楊吉雄・立法委員,宋楚瑜・前台湾省長の長男の証券口座に1億4000万元を超す出所不明金が振り込まれたと指摘。
DIA-105-1999-12-10-1台湾1999年12月10日1990年代李登輝総統,緑島での「人権記念碑」の除幕式に出席。
DIA-105-1999-12-12-1台湾1999年12月12日1990年代中国「台湾同胞投資保護法実施細則」を公布。
DIA-105-1999-12-22-1台湾1999年12月22日1990年代章孝厳・総統府秘書長,女性問題で辞任。後任に丁懋時・総統府資政。
DIA-105-1999-12-23-1台湾1999年12月23日1990年代蕭万長・行政院長,台湾銀行,土地銀行,中央信託局の3公営金融機関の合併決定を発表。
DIA-105-1999-12-27-1台湾1999年12月27日1990年代事実上の駐マカオ代表機関「駐マカオ台北貿易旅遊弁事処(観光事務所)」の名称を「台北経済文化センター」に変更。
DIA-105-1999-12-28-1台湾1999年12月28日1990年代台湾高速鉄道公司,台湾初の高速鉄路建設で車両・電機システムに日本の新幹線技術を導入する意向を表明。
DIA-105-1999-12-28-2台湾1999年12月28日1990年代立法院,2009年まで10年間延長する「産業高度化促進条例修正案」を採択。
DIA-105-1999-12-29-1台湾1999年12月29日1990年代台湾,パラオ共和国と外交関係樹立。