DIA-204-1990-01-01-1 | タイ | 1990年01月01日 | 1990年代 | チャチャーイ首相,次期首相にはチャワリット陸軍司令官が適任と発言―タイ字紙のインタビューで。ただし,チャワリットはまず国防相(現在は首相が兼任)に就任し,その後タイ国民党から総選挙に出馬すべきだとした。首相はチャワリットに内相就任を打診したという噂もある。チャワリット自身はコメントを拒否。 |
DIA-204-1990-01-02-1 | タイ | 1990年01月02日 | 1990年代 | 中山外相来訪(~3日)―3日に首相,シッティ外相と会談。中山外相は,2月にカンボジアへ非公式現地視察団を派遣すると発表し,また日本が東欧への経済援助を拡大しても,アジア重視の援助政策に変更はないと発言。 |
DIA-204-1990-01-03-1 | タイ | 1990年01月03日 | 1990年代 | ミーチャイ総理府相,辞任―ミーチャイは法律専門家として第1次プレーム内閣発足時から入閣(80年3月,総理府相)し,現内閣にも唯一の非民選閣僚として引き続き入閣していた。辞任の理由は,10年間閣僚を務め政治に飽きたこととされた。 |
DIA-204-1990-01-04-1 | タイ | 1990年01月04日 | 1990年代 | プラパート副外相,国境画定協議でラオス訪問―ロムクラオ村地域の合同調査結果を相互確認。 |
DIA-204-1990-01-05-1 | タイ | 1990年01月05日 | 1990年代 | 南タイ漁業関係者が対ミャンマー仲買企業を設立―登録資本金2500万バーツで,株式は漁民に55%,漁船所有者,関係企業にそれぞれ22.5%割り当てられる。対ミャンマー交渉窓口を一本化し,過当競争,領海侵犯などを回避する狙い。 |
DIA-204-1990-01-07-1 | タイ | 1990年01月07日 | 1990年代 | バンコク都知事選でチャムロン再選―同日投票された選挙で,チャムロン前都知事(仏法の力党党首)が70万3671票(有効投票の61%)を獲得し圧勝した。投票率は35.85%。同時に行なわれた都議会議員選挙で,仏法の力党は全57議席中50議席を獲得(選挙前は56議席中9議席),タイ人民党は5議席,民主党は1議席。 |
DIA-204-1990-01-09-1 | タイ | 1990年01月09日 | 1990年代 | 首相,プラマーン内相(タイ国民党顧問)とバンハーン工業相(同幹事長)のポスト交換を決定―チャムロンのバンコク都知事再選を受け,政府とバンコク都庁の関係を改善するため。プラマーンは内相就任(88年8月)以来,都庁人事,ゴミ処理場建設などでチャムロンと対立していた。プラマーンは首相の義兄。 |
DIA-204-1990-01-09-2 | タイ | 1990年01月09日 | 1990年代 | 首相,チャワリットの即時入閣を断念―国防相就任を要請していたがチャワリットの態度表明がないため。首相は,チャワリットが態度を表明しないのは軍がまだ彼を必要としているからだとした。 |
DIA-204-1990-01-11-1 | タイ | 1990年01月11日 | 1990年代 | 首相,インドシナ諸国のASEAN加盟に前向きの発言―チェンマイで行なわれた国際会議で,カンボジア問題解決後にインドシナ諸国のASEAN加盟を認め,経済協力,軍備縮小を進めるべきだと主張した。 |
DIA-204-1990-01-14-1 | タイ | 1990年01月14日 | 1990年代 | バンコク区議会選挙で仏法の力党(党首=チャムロン都知事)圧勝―全36区のうち29区で区議会議員選挙が行なわれ,仏法の力党は改選議席総数220のうち184議席を獲得。タイ人民党は16議席,民主党は9議席,社会行動党は7議席,大衆党は4議席をそれぞれ獲得した。投票率は17.7%。 |
DIA-204-1990-01-14-2 | タイ | 1990年01月14日 | 1990年代 | ミャンマー政府,タイ企業への森林伐採許可量削減を発表―森林保護を理由として月5000トンから1000トンへ削減。現在40ほどのタイ企業が伐採許可を受けている。 |
DIA-204-1990-01-16-1 | タイ | 1990年01月16日 | 1990年代 | 閣議,輸出指向産業への電気料金割引廃止を決定―貿易相手国が電気料金割引を輸出補助とみなし,輸出製品に対して相殺関税をかける事態を回避するため。1日に遡って実施。 |
DIA-204-1990-01-17-1 | タイ | 1990年01月17日 | 1990年代 | 対インドシナ政策の変更を求める書簡に下院議員90名が署名―ヘン・サムリン政権に対する国際的評価が改善されていること,カンボジア問題解決のためのタイのコミットメントが成果をあげていないことを理由として。内容は,(1)カンボジア4派全てに対し,戦闘,潜伏,あるいは支援を得る目的でタイ領に侵入することを禁止する,(2)タイ領内にいる難民のカンボジア4派全てに対する支援活動を禁止する,(3)第3国が武器,人員,食料補給の中継地としてタイを利用することを禁止する(人道的援助は除く),(4)30万人に及ぶタイ領内カンボジア難民の早期送還に努力する,となっている。署名は89年9月に越軍のカンボジア撤兵を視察した外交委のメンバーを中心に与野党双方の議員から。 |
DIA-204-1990-01-19-1 | タイ | 1990年01月19日 | 1990年代 | 投資委員会(BoI),投資認可企業に対する機械輸入関税免除規定を改正―内容は,(1)認可がおりる以前の機械輸入に対しても,機械到着15日前までに申請があれば関税免除,(2)認可がおりる30日前以内に輸入機械が到着した場合,到着証明と機械利用計画の提出があれば関税免除,(3)投資申請を行なう以前の機械輸入に関しては関税免除を認めない,(4)申請書類中の輸入計画に含まれない機械輸入に関しては免除を認めない,(5)免除期間は最初の輸入から2年間とする。 |
DIA-204-1990-01-19-2 | タイ | 1990年01月19日 | 1990年代 | タイ,ラオス,オーストラリア,メコン川架橋了解覚書に調印―バンコクで。89年の基本的合意に基づき3国共同調査が進んでいた。オーストラリアの作業グループに対して所得税,自動車・生活用品などの輸入関税免除を決定。橋の完成は94年4月の予定。 |
DIA-204-1990-01-22-1 | タイ | 1990年01月22日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,公務員就業体系の見直しを決定―頭脳流出を防止する目的。給与引き上げ,福祉拡充を中心とし,ピラミッド型の官僚組織の改善,職場環境の改善を含む。 |
DIA-204-1990-01-22-2 | タイ | 1990年01月22日 | 1990年代 | 警察,森林違法侵入・伐採容疑でスアン・キティ社労働者156人を逮捕―チャチュンサオ県の商業再植林地域での違法伐採容疑。警察は丸太79本,トラクター20台などを押収。翌日,同グループ会長,同社社長のキティ・ダムナーンチャーンワニット(上院議員,首相経済顧問)は,同社は同地域の土地4万ライを1ライ当り年10バーツで借り受けユーカリの再植林をしていただけで,逮捕は何かの間違いだと主張。しかし森林局は25日,同社に対する再植林許可はまだ出していないと発表した。スアン・キティ社はBoIよりパルプ製造プロジェクトの投資認可を受けている。 |
DIA-204-1990-01-26-1 | タイ | 1990年01月26日 | 1990年代 | ピヤ・タイ国民党副党首,サナン農相,キティ上院議員の辞職を要求―これに対しチュアン民主党副党首(副首相)は,スアン・キティ社事件と民主党の関係を全面否定し,同事件が民主党を攻撃する政治目的に使われていると主張。 |
DIA-204-1990-01-29-1 | タイ | 1990年01月29日 | 1990年代 | 森林局,スアン・キティ社は1333ライに不法侵入していたと発表―調査によれば,同社に農業省から貸与された1831ライの他に,1333ライに侵入していることがわかった。農業省は森林局にスアン・キティ社との再植林契約の破棄を指示。 |
DIA-204-1990-01-29-2 | タイ | 1990年01月29日 | 1990年代 | キティ上院議員,首相経済顧問を辞任。 |
DIA-204-1990-01-30-1 | タイ | 1990年01月30日 | 1990年代 | 港湾公社(PAT)労組,レームチャバン深水港の管理権を求めてスト―PAT下の6労組は,前日までの対政府交渉で確約を得られなかったため,午後9時30分よりクロントイ港でスト突入,他の国営企業労組も合流した。労組要求の主な内容は以下のとおり。(1)レームチャバン深水港の管理・運営はPAT法に基づきPATが行なう,(2)政府は同港の管理・運営のために新しい組織を設立しない,(3)同港の運営方針は運輸・通信省とPAT理事会が決定する,(4)第1埠頭ともう一つの埠頭はPATが管理する,他の二つの埠頭には民間企業が参加してもよい,(5)PATの管理・運営で利潤がでた場合,全ての埠頭における管理をPATに任せる。31日,運輸省は労組代表との交渉を中断,労働局は労組に対してストを終結するよう警告を発した。 |
DIA-204-1990-01-30-2 | タイ | 1990年01月30日 | 1990年代 | 閣議,チュアン副首相(国家森林政策委委員長)を森林違法侵入・伐採問題責任者に指名。 |
DIA-204-1990-02-01-1 | タイ | 1990年02月01日 | 1990年代 | サウジアラビア外交官が射殺される―帰宅途中の外交官3人(領事,2等書記官,テレックス・オペレーター)がほぼ同時刻に射殺された。サウジ政府は翌2日,タイ政府に犯人逮捕を強く要請。 |
DIA-204-1990-02-01-2 | タイ | 1990年02月01日 | 1990年代 | 25国営企業労組が,PAT労組ストに関する対政府交渉期限を3日に設定―労組側は交渉決裂の場合ゼネスト突入も辞さない構えをみせた。一方運輸省は貿易業者の損害を抑えるため,クロントイ港周辺の私有埠頭における積載許可,PATの事前許可無しでの停泊許可,サタヒップ港の全ての埠頭の一時的利用などを実施。 |
DIA-204-1990-02-02-1 | タイ | 1990年02月02日 | 1990年代 | チャワリット陸軍司令官がPAT労組代表と協議,スト終結―チャワリットが首都治安作戦部隊司令官として仲介に入り,政府と組合側は89年9月13日の条件(政府がPATにレームチャバン深水港の管理を認めた)に戻って再協議を行なうことで合意。4日間におよんだストは午後11時すぎに終結。 |
DIA-204-1990-02-03-1 | タイ | 1990年02月03日 | 1990年代 | サウジアラビア政府,タイ人労働者へのビザ発給を停止―タイ政府がサウジ外交官殺害犯人を逮捕し処罰しない場合にバンコクから外交使節を引き上げる可能性も示唆。現在サウジ・タイ人労働者の約20万人とされ,年間100億バーツ以上がタイに送金されている。 |
DIA-204-1990-02-08-1 | タイ | 1990年02月08日 | 1990年代 | チャワリット陸軍司令官,陸軍の政府支持を確認―7日にピヤナート連帯党副党首が,最近の労働争議の背後には「強力なグループ」が存在し,政府に圧力をかけていると発言したことに対して。 |
DIA-204-1990-02-08-2 | タイ | 1990年02月08日 | 1990年代 | タイ・ミャンマー国境でミャンマー軍とカレン,モン族軍が衝突,地元住民約6000人がタイ領へ避難―カーンチャナブリ県スリー・パゴダ・パス付近で。9日,ミャンマー軍はスリー・パゴダ・パスを占拠,タイ軍は偵察機からロケット砲で威嚇爆撃を行なった。10日,タイ国境警備警察は,反政府ゲリラを追走しタイ領に侵入したミャンマー兵に発砲,21人射殺,3人拘留。 |
DIA-204-1990-02-09-1 | タイ | 1990年02月09日 | 1990年代 | チャチャーイ・シアヌーク会談―首相私邸で。首相は,2月末のジャカルタ非公式会議にカンボジア全4派出席を働きかけるよう要請,シアヌークは自分がタイ国境沿いの解放地区に居住する計画であり,タイの協力を要請すると発言。 |
DIA-204-1990-02-10-1 | タイ | 1990年02月10日 | 1990年代 | プラパート副外相,サウジアラビア訪問(~13日)―1日のサウジ外交官射殺事件後硬化したサウジ政府の態度の緩和が目的。11日,プラパートはサウド・アル・ファイサル外相と会談,タイ国王の親書を手渡し,事件に遺憾の意を表明。ファイサルは事件後サウジ国内の対タイ感情が悪化しているとし,犯人逮捕に全力を尽くすよう求めた。 |
DIA-204-1990-02-11-1 | タイ | 1990年02月11日 | 1990年代 | ルイシコフ・ソ連首相,来訪(~12日)―ルイシコフ首相はタイ・米合弁繊維工場などを見学,その後チャチャーイ首相,シッティ外相らと晩餐。12日の貿易委,タイ工業連盟,タイ銀行協会の代表との会談でルイシコフ首相は,タイ企業の積極的な対ソ投資(特に繊維,衣料などの消費財)を要請,またタイ国内のインフラ整備にソ連は協力できると発言した。同行のロガチョフ外務次官はシッティ外相と会談し,オーストラリアのカンボジア和平提案に両国が賛成することを確認。 |
DIA-204-1990-02-13-1 | タイ | 1990年02月13日 | 1990年代 | 閣議,外国5銀行に対する支店開設許可を延期―プラムアン蔵相が提案したウェストパック銀(豪),ソシエテ・ジェネラル銀(仏),住友銀,長銀,興銀に対する支店開設許可は,財政・金融政策への影響をさらに調査する必要があるとして延期。 |
DIA-204-1990-02-14-1 | タイ | 1990年02月14日 | 1990年代 | 日本,タイ,第15次円借款覚書交換―811億5400万円(約140億バーツ)の借款で,利子2.7%,返済期間30年。電話網拡張,電力供給システム設置,バンコク・チョンブリ間道路建設などのプロジェクトに使われる。 |
DIA-204-1990-02-15-1 | タイ | 1990年02月15日 | 1990年代 | 連帯党,王宮前広場で公開討議開催―約6万人が参加。私服を含む約1000人の警官が監視した。連帯党はサナン農相を初めとする閣僚の汚職疑惑を追及し,次期国会で内閣不信任動議を提出すると発表。 |
DIA-204-1990-02-17-1 | タイ | 1990年02月17日 | 1990年代 | チャワリット陸軍司令官,シアヌークとパタヤーで晩饗―ラナリット皇太子,スチンダー陸軍副司令官などが同席。フン・センPRK首相との会談,2月末のジャカルタ非公式会議の打ち合せをしたもよう。 |
DIA-204-1990-02-17-2 | タイ | 1990年02月17日 | 1990年代 | 中銀幹部職員がカムチョーン総裁を批判,辞任を要求―総裁は金融政策決定につき大蔵省の介入を許容し,中銀の独立性を阻害しているとして。批判の中心になったのは総裁補,局長クラスの幹部職員10名。カムチョーンは19日,辞任要求に対抗する旨を表明。 |
DIA-204-1990-02-19-1 | タイ | 1990年02月19日 | 1990年代 | サウジアラビア政府,同国民のタイ直接渡航を禁止。 |
DIA-204-1990-02-20-1 | タイ | 1990年02月20日 | 1990年代 | シィティ外相,シアヌークと会談―和平交渉からポル・ポト派を除外しないこと,反越3派が持つ国連の籍を維持することで一致。またタイ政府は,23日にカンボジアの「解放地区」入りする予定のシアヌークにスリン県の通過を認めた。 |
DIA-204-1990-02-21-1 | タイ | 1990年02月21日 | 1990年代 | フン・センPRK首相来訪,シアヌークと会談―会談後共同声明を発表。ヘン・サムリン政府と民主カンボジア連合政府は,(1)和平過程において国連のプレゼンスが不可欠であること,(2)カンボジアの独立・統合を象徴する最高機関の設置が不可欠であること,で合意。 |
DIA-204-1990-02-23-1 | タイ | 1990年02月23日 | 1990年代 | シアヌーク,タイ・カンボジア国境地域「解放地区」に移住―スリン県で帰国式を開催。 |
DIA-204-1990-02-23-2 | タイ | 1990年02月23日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,貿易・経常収支赤字削減策を決定―主な内容は以下のとおり。(1)輸出サイド:(a)導入予定の付加価値税を輸出に対してはゼロとする,(b)輸出加工区設置を促進,(c)原料輸入関税を一本化し輸出業者の税負担を軽減,(d)税金払い戻し規定・手続きの合理化,(e)輸出関税削減,(f)為替レートの安定化,(g)輸出品目・海外市場の多角化,など,(2)輸入サイド:(a)機械,原材料への輸入関税削減,(b)適正な商銀信用供与レベルの維持,(c)国内貯蓄の振興,など,(3)サービス:(a)観光促進,(b)コンテナ輸送システム導入による運輸業振興,など,(4)政策:(a)上限設定による政府対外借入のコントロール,(b)外資を活用する優先プロジェクトの選定,など。 |
DIA-204-1990-02-23-3 | タイ | 1990年02月23日 | 1990年代 | 国家エネルギー政策委,カルテックス社(米)に石油精製所建設を許可―タイ国内で5件目,入札過程を省いて許可をだすのは異例。 |
DIA-204-1990-02-27-1 | タイ | 1990年02月27日 | 1990年代 | キティ・スアンキティ社社長が警察に自首したと報道―警察の発表によれば,キティ社長は26日,サナムチャイケート警察に自首。当日夜保釈された。 |
DIA-204-1990-02-28-1 | タイ | 1990年02月28日 | 1990年代 | 首相,全省大臣・次官会議を開催―首相は,「最近次々と問題が表れて,政府の基本的な仕事ができていない」として,全省の大臣,次官を召集。会議では新規プロジェクトへの民間企業の参加を通して国営企業の効率化を進めることで一致。また政府,国営企業理事会,労組の3者からなる「国営企業労働関係振興委員会」の設置を決めた。 |
DIA-204-1990-02-28-2 | タイ | 1990年02月28日 | 1990年代 | 警察,1日のサウジアラビア大使館員の殺害は国際テロと断定。 |
DIA-204-1990-03-01-1 | タイ | 1990年03月01日 | 1990年代 | 首相,民営化計画延期を指示―私邸で国営企業労組代表と会談した後,民営化計画の一時延期を発表。またティエンチャイ副首相を国営企業労働関係振興委員長に任命し,今後の問題解決にあたるよう指示。 |
DIA-204-1990-03-03-1 | タイ | 1990年03月03日 | 1990年代 | チャワリット,3月27日以降に退役する意志を表明―スチンダー陸軍副司令官主催のレセプションで。 |
DIA-204-1990-03-04-1 | タイ | 1990年03月04日 | 1990年代 | 首相,退役後チャワリットを入閣させる意志を確認―チャワリットが27日以降に退役した場合,副首相と国防相の2ポストを用意すると発言。 |
DIA-204-1990-03-05-1 | タイ | 1990年03月05日 | 1990年代 | 首相,チャワリットと会談―チャワリットの退役・入閣についての確認が行なわれたもよう。 |
DIA-204-1990-03-05-2 | タイ | 1990年03月05日 | 1990年代 | 秦基偉・中国国防相,来訪(~7日)―5日チャワリット陸軍司令官と,6日チャチャーイ首相と,カンボジア問題について協議。 |
DIA-204-1990-03-06-1 | タイ | 1990年03月06日 | 1990年代 | 閣議,カムチョーン中銀総裁解任を決定―プラムアン蔵相が緊急議題として提案し,承認された。後任はチャワリット副総裁(12日就任)。カムチョーンは解任決定時に防衛大学で講義をしており,中銀に戻ってから決定を知らされた。 |
DIA-204-1990-03-06-2 | タイ | 1990年03月06日 | 1990年代 | 首相,カンボジア難民キャンプ(8カ所)の閉鎖と「中立キャンプ」の新設を提案―キャンプ内の治安悪化,人権侵害,派閥抗争,汚職などを理由として。難民約30万人を新しい中立キャンプに収容する計画。実行されればキャンプを拠点とした反越3派の活動は著しく困難になる。首相は,国防省,内務省,外務省,国家安全保障会議の各次官に計画の調査を指示。 |
DIA-204-1990-03-06-3 | タイ | 1990年03月06日 | 1990年代 | 閣議,国際会議場建設を承認―91年10月にバンコクで開催予定の世銀・IMF年次総会に向けて,25億8660万バーツを拠出して国際会議場を建設する。 |
DIA-204-1990-03-06-4 | タイ | 1990年03月06日 | 1990年代 | 閣議,建設資材不足解消策を策定―(1)セメント:(a)無制限のセメント輸入許可と商業省による国内価格統制,(b)輸入セメントに対する物品税(6%)の2年間停止,(c)ジャラプラターン・セメント社のクリンカー(セメント原料)輸入を許可,(d)サイアム・セメント社,公共倉庫機構に110万トンのセメント追加輸入許可,(2)棒鋼・ビレット:輸入関税削減(10%→5%)の1年間延長。 |
DIA-204-1990-03-07-1 | タイ | 1990年03月07日 | 1990年代 | 首相,欧州歴訪(デンマーク,ベルギー,イギリス)へ出発(~14日)。 |
DIA-204-1990-03-09-1 | タイ | 1990年03月09日 | 1990年代 | 警察,スアンキティ社事件の捜査を終了。 |
DIA-204-1990-03-13-1 | タイ | 1990年03月13日 | 1990年代 | SAP議員,自党閣僚の交代を要求―22名のSAP議員が,国会開会(5月)前にサンティ副内相,ピンヤー副商業相,プラパート副外相の交代を要求する文書に署名。署名したグループは,上記3名の閣僚は次期国会で不信任動議の標的にされる可能性が高いとした。15日のThe Nation紙によれば,党首の交代(現党首はシィティ外相)とスビン商業相の交代も要求している。 |
DIA-204-1990-03-13-2 | タイ | 1990年03月13日 | 1990年代 | チャワリット陸軍司令官,ミャンマー訪問―スチンダー陸軍副司令官,カセート空軍司令官,プラパート海軍司令官らが同行。チャワリットはミャンマー政府支持の姿勢を表明。一方ソウマウン将軍は予定通り5月27日に総選挙を実施すると発言。 |
DIA-204-1990-03-15-1 | タイ | 1990年03月15日 | 1990年代 | シリントーン王女,ラオス訪問(~22日)―当初訪問は1月に予定されていたが,タイ政府がラオスの王室接受,王女の安全を懸念し延期されていた。王女は15日プーミ・ラオス大統領代行と会談。 |
DIA-204-1990-03-16-1 | タイ | 1990年03月16日 | 1990年代 | 中銀,商銀貸出金利上限を引上げ―1.5%引上げ16.5%へ。同時に定期性預金金利の自由化を発表。 |
DIA-204-1990-03-16-2 | タイ | 1990年03月16日 | 1990年代 | 賃金委,最低賃金引上げを決定―以下の額で政労使の妥協が成立。(1)バンコク,サムトプラーカーン,ノンブリ,パトムターニー,ナコンパトム,サムトサーコン,プーケット=90バーツ,(2)ラノン,パンガー=84バーツ,(3)チョンブリ,サラブリ,ナコンラーチャシーマー,チェンマイ=79バーツ,(4)その他の県=74バーツ。引上げ率は全国平均14.3%となり過去最高。4月1日実施。 |
DIA-204-1990-03-17-1 | タイ | 1990年03月17日 | 1990年代 | 国家安全保障会議(NSC),カンボジア難民「中立キャンプ」新設を確認。中立キャンプ設置に関して国連,ECは賛意を表明しているが,アメリカ,反越3派は反対。 |
DIA-204-1990-03-19-1 | タイ | 1990年03月19日 | 1990年代 | シィティSAP党首,党内の辞任要求に対抗すると発言―91年の党首任期満了までは辞任しないと発言,翌日にはSAP議員のシィティに対する言動は鎮静化。 |
DIA-204-1990-03-20-1 | タイ | 1990年03月20日 | 1990年代 | 閣議,報道規制令の廃止で基本的に合意―76年10月の軍事クーデタ直後に施行された国家行政改革評議会令第42号(政府は,国家の安全を脅かすと判断した新聞・雑誌を一方的に発禁にできる)の廃止で合意。ただし正確で公正な報道を期すため,新しい法律が必要であるとした。 |
DIA-204-1990-03-20-2 | タイ | 1990年03月20日 | 1990年代 | 閣議,公務員給与引上げ勅令を承認―政治公務員,行政公務員,国営企業労働者,軍人,警察官など広範に及ぶ。引上げ率は上院議員16~21%,行政公務員(給与表B)13%など。引上げには総額82億バーツが必要で,準備基金から67億4500万バーツ支出。4月1日実施。 |
DIA-204-1990-03-21-1 | タイ | 1990年03月21日 | 1990年代 | 刑事裁判所,ミャンマー人学生ハイジャック犯に懲役6年判決―犯人2人は1月に行なわれた公判で罪状を認めていた。 |
DIA-204-1990-03-23-1 | タイ | 1990年03月23日 | 1990年代 | タイ国民党内で民主党を与党連合から放逐する動き―サナン農相(民主党幹事長)のスアンキティ社事件関与の疑いなど民主党は与党連合の不安定化要因であるとして,首相(タイ国民党党首),内相(同党幹事長)に民主党の与党連合からの放逐を要求する動きがタイ国民党内にあるという報道。(Bangkok Post,24日付) |
DIA-204-1990-03-24-1 | タイ | 1990年03月24日 | 1990年代 | マハティール・マレーシア首相来訪(~25日)―パタヤーでチャチャーイ首相と会談。チャチャーイは南部臨海開発計画へのマレーシアの積極的な参加を要請。25日,マレーシアは南シナ海上の「共同開発区域」(7300平方キロ,79年にクリアンサク・タイ首相とフセイン・マレーシア首相が合意覚書に調印)における領海主権の主張を取り下げ同区域における両国の平等な漁業権を認め,4月に再度行なわれる会談までに調査を実施して共同石油開発の合意に向け準備することとなった。 |
DIA-204-1990-03-26-1 | タイ | 1990年03月26日 | 1990年代 | チャワリット陸軍司令官,ベトナム訪問―ベトナム戦争終結後,タイ陸軍司令官の訪越は初。チャワリットはド・ムオイ首相,グエン・コ・タク外相,レ・ドック・アイン国防相,ドアン・クエ人民軍総参謀長と会談。タク外相は中国,ベトナム,タイによるカンボジア問題協議がバンコクで開かれれば出席する用意があると発言しタイ側に会議の主催を促した。 |
DIA-204-1990-03-26-2 | タイ | 1990年03月26日 | 1990年代 | 警察がサウジアラビア外交官殺害容疑者を逮捕したとの報道―事件容疑者の1人をパッタニー県で逮捕し,現在その他5人を追っている。(Bangkok Post,27日付) |
DIA-204-1990-03-27-1 | タイ | 1990年03月27日 | 1990年代 | チャワリット,辞表提出―チャワリット陸軍司令官(最高司令官代行)がチャチャーイ首相(国防相兼任)に辞表を提出。辞任の発効は29日。同時にチャルアイ陸軍参謀長も辞表を提出した。 |
DIA-204-1990-03-27-2 | タイ | 1990年03月27日 | 1990年代 | 閣議,ケーンクルン・ダム建設プロジェクト(スラーターニー県)を承認―発電公社(EGAT)の総工費31億1000万バーツの水力発電ダム建設プロジェクト。13億6200万バーツは外国からの借り入れ,政府支出が3億4500万バーツ,残りの14億300万バーツはEGATの収入および国内借入れで賄われる。 |
DIA-204-1990-03-27-3 | タイ | 1990年03月27日 | 1990年代 | サウジアラビア外交官殺害事件容疑者が自首との報道―サウェーン警察局長は,容疑者1人が22日パッタニー県で自首と発表。容疑者はタイ人イスラム教徒。 |
DIA-204-1990-03-28-1 | タイ | 1990年03月28日 | 1990年代 | チャワリット,入閣に合意―首相の入閣要請を受け入れると発表。 |
DIA-204-1990-03-28-2 | タイ | 1990年03月28日 | 1990年代 | 首相,2度目の全閣僚・次官会議を召集―89年の南タイ台風被害の復旧状況,干ばつの被害状況などをヒアリングし,対策を協議。 |
DIA-204-1990-03-30-1 | タイ | 1990年03月30日 | 1990年代 | チャワリット,副首相(安全保障担当),国防相に就任―勅令は29日に遡って発効。 |
DIA-204-1990-03-30-2 | タイ | 1990年03月30日 | 1990年代 | スチンダー陸軍副司令官が陸軍司令官に,スントーン最高司令部参謀長が最高司令官にそれぞれ就任―勅例は29日に遡って発効。スチンダーは陸軍は政治に介入しないと発言。 |
DIA-204-1990-03-30-3 | タイ | 1990年03月30日 | 1990年代 | プラムアン蔵相,商銀普通預金金利の上限引上げを承認―中銀の要請を受けて7.25%から9%への引上げを承認,即日実施。 |
DIA-204-1990-03-31-1 | タイ | 1990年03月31日 | 1990年代 | ククリット元首相,首相在任中に議員へ贈賄した事実を認める―首相在任中の75年に,予算案への賛成を得るため下院議員に総額350万バーツを自腹を切って渡したと発言,閣僚は誰でも投票の度に議員に金を渡さなくてはならない状況だったとした。また88年総選挙でも莫大な金額が票買収に使われ,次の総選挙ではさらに悪化するだろう,とも発言した。 |
DIA-204-1990-04-02-1 | タイ | 1990年04月02日 | 1990年代 | プラムアン蔵相,商銀に非生産的部門への貸出抑制を指示していると発表―最近数カ月で主要14商銀の代表に会い,土地・株式投機,コンドミニアム・ゴルフコース建設などの非生産的部門への貸出抑制を指示。 |
DIA-204-1990-04-04-1 | タイ | 1990年04月04日 | 1990年代 | 首相,チャワリット副首相兼国防相を汚職防止委担当に任命―そのほか安全保障担当,王室開発プロジェクト(東北タイ緑化計画,「新しい希望」プロジェクト)担当,中央情報局担当,国家安全保障会議(NSC)担当に任命した。 |
DIA-204-1990-04-04-2 | タイ | 1990年04月04日 | 1990年代 | 首相,チャワリット副首相,カンボジア問題協議を主催する時期だとの見解で一致―閣議でシィティ外相は,中国首脳はベトナムの姿勢に変化がないので協議を行なう段階ではないとしていると報告。しかし首相は,機は熟したとしてタイが協議を主催することを主張,チャワリットの賛成を得た。首相は外務省に中国,ベトナムと接触するよう指示。 |
DIA-204-1990-04-04-3 | タイ | 1990年04月04日 | 1990年代 | ソンタム議員(タイ国民党,チェンライ選出)がチャワリット国防相に軍部ラジオ放送について質問―内容は,(1)軍部は全国にいくつ放送局を持っていて,それは陸海空軍にどのように分けられているのか。(2)放送によってどれだけの収入を得,それを何に使っているのか,(3)国防省官僚は収入の30%を政府に送っているとしているが本当か,送っていないとすればなぜか,など。チャワリットに国会で回答するよう求めた。 |
DIA-204-1990-04-05-1 | タイ | 1990年04月05日 | 1990年代 | 中銀,公定歩合の引き上げを決定―8%→9.5%。インフレ圧力緩和が目的と発表。9日実施。 |
DIA-204-1990-04-05-2 | タイ | 1990年04月05日 | 1990年代 | 政府,南タイ台風被害(89年11月)救援資金に2億9200万バーツの追加を決定―昨年来の救援はチュムポン県を中心に行なわれていたため,今回はパンガー県に支給される。首相はチュムポン県救済資金10億バーツのうちまだ8.3%しか利用されていないとし,憂慮を表明。 |
DIA-204-1990-04-06-1 | タイ | 1990年04月06日 | 1990年代 | チャチャーイ首相,日本訪問(~14日)―シィティ外相,スビン商業相,モントリー運輸・通信相,アヌワット,スパトラ両総理府相,貿易局代表,タイ工業連盟代表,タイ銀行協会代表ら総勢82名が同行。プラマーン工業相は2日後に到着。チャチャーイ首相は7日海部首相と会談し,カンボジア4派協議を日本が主催するよう要請。またタイ製品の輸入拡大も要請した。会談後首相は,タイ政府のカンボジア難民「中立キャンプ」の設置につき日本の支持を得たと発言。9日には経団連主催の昼食会に出席し,東部臨海工業地域および計画中の南部臨海工業地域への日本企業の投資を求めた。同日の記者会見で首相は,日本が対越経済援助を再開することを希望すると発言。 |
DIA-204-1990-04-06-2 | タイ | 1990年04月06日 | 1990年代 | 首相,チャワリット副首相にカンボジア4派との接触を指示―日本に発つ直前の記者会見で,チャワリットに協議開催に関してカンボジア4派と接触するよう指示した旨を発表。 |
DIA-204-1990-04-06-3 | タイ | 1990年04月06日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,ソンタム議員のチャワリット国防相に対する質問を批判―4日にソンタム議員が軍部の専用ラジオ放送にかかわる問題についてチャワリットに質問したことに対し,チャワリットは国防相に就任してから日が浅く時期尚早である,政治家は兵隊が反感をもつような言動をすべきでない,と発言。 |
DIA-204-1990-04-07-1 | タイ | 1990年04月07日 | 1990年代 | シリントーン王女,中国訪問(~21日)。 |
DIA-204-1990-04-09-1 | タイ | 1990年04月09日 | 1990年代 | プラムアン蔵相,91年度予算案の内容を説明―初めての均衡予算とし,規模は3875億バーツ(前年度当初予算比歳出15.5%増,歳入25%増)を予定。経済成長,所得分配構造の改善,インフラ整備,人材開発,環境保護を重点とすると発表した。 |
DIA-204-1990-04-09-2 | タイ | 1990年04月09日 | 1990年代 | タイ,ミャンマー,国境問題関係2委員会の設置覚書に調印―地域国境委員会と町村国境委員会。 |
DIA-204-1990-04-09-3 | タイ | 1990年04月09日 | 1990年代 | ミャンマー,タイ・ミャンマー漁業社に領海内操業許可を与えることで合意の報道―トローラーの種類により一隻当り月3500~8000ドルを支払うことで合意。 |
DIA-204-1990-04-10-1 | タイ | 1990年04月10日 | 1990年代 | ソンタム議員,軍の汚職疑惑について国会外では発言しないと発表―陸軍から圧力を受けた同議員は記者会見で,今後マスメディアでは軍汚職について指摘しないと発表。国会が開会したら下院議長向けの質問として取り上げるとした。 |
DIA-204-1990-04-11-1 | タイ | 1990年04月11日 | 1990年代 | 南タイ分離主義者85名の投降式―3月中旬以降の投降者計85名の投降式がパッタニー県で開かれ,チャワリット国防相も出席。分離主義者はリビア,シリアでゲリラ戦訓練を受け,タイ・マレーシア国境で活動。 |
DIA-204-1990-04-12-1 | タイ | 1990年04月12日 | 1990年代 | アメリカが対タイ軍事援助大幅削減の報道―アメリカは今年度の対タイ軍事援助を777万8000ドル(前年度比74%減)に決定した(The Nation,12日)。 |
DIA-204-1990-04-14-1 | タイ | 1990年04月14日 | 1990年代 | 年度央軍人事異動発表―チャワリット陸軍司令官退役で大幅な人事異動となった。陸軍ではイサラポン副司令官(前司令官補),ウィモン司令官補(前第2軍区司令官),ウィロート参謀長(前副参謀長)など,スチンダー陸軍司令官の士官学校同期生(第5期生)がキーポストを握った。スチンダーは15日,第5期生の昇進は年齢と能力による正当なものとコメント。また空軍ではカセート空軍司令官がウォラナート前司令官の影響力を排除する人事を実施。 |
DIA-204-1990-04-14-2 | タイ | 1990年04月14日 | 1990年代 | 閣議,レームチャバン港の一部民営化を承認―国営企業労働関係振興委(委員長=ティエンチャイ副首相)の提案を受け,レームチャバン港4埠頭のうち二つを民間で,残りを港湾公社が管理・運営する方針を決定。 |
DIA-204-1990-04-14-3 | タイ | 1990年04月14日 | 1990年代 | 閣議,海軍の中国製対艦ミサイル購入要請を承認―約10億バーツでC-801地対地ミサイルを購入する。ミサイルは88年に中国と購入契約をしたフリゲート艦に装備される予定。 |
DIA-204-1990-04-18-1 | タイ | 1990年04月18日 | 1990年代 | 政府,港湾労働者のスト計画に対し実力行使を示唆―レームチャバン港の4埠頭全てを港湾公社(PAT)管理にせよと主張するPAT6労組は,19日に大規模なストを計画。18日夜,ティエンチャイ副首相,モントリー運輸相らはテレビで,「国営企業は国民のものであり労組のものではない。国営企業活動の被害は全国民が受ける」として,警察導入を含む法的措置の適用を示唆。 |
DIA-204-1990-04-18-2 | タイ | 1990年04月18日 | 1990年代 | チャワリット副首相,政府内汚職の追放に強い意志を表明―政治家を含む政府関係者の汚職に対し,汚職防止委(CCC)は無差別に対処すると発言し,もし成果が挙げられなかった場合にはCCCの管轄から退くとした。 |
DIA-204-1990-04-19-1 | タイ | 1990年04月19日 | 1990年代 | 政府,PAT労組の交渉要求を拒否―首相はこれ以上の妥協はしないと発言。PAT労組はデモを24日に延期。 |
DIA-204-1990-04-19-2 | タイ | 1990年04月19日 | 1990年代 | 検察,スアンキティ社事件関係の39人を起訴―キティ上院議員(スアンキティ社社長)は不起訴処分。 |
DIA-204-1990-04-19-3 | タイ | 1990年04月19日 | 1990年代 | 漁業合弁事業に関するタイ・ミャンマー合同委員会設置。 |
DIA-204-1990-04-20-1 | タイ | 1990年04月20日 | 1990年代 | タイ,マレーシア,「共同開発区域」に関する詳細に合意―南シナ海上の両国領海にまたがる区域(7300平方キロ)で共同で石油・天然ガス開発を行なうという内容。 |
DIA-204-1990-04-23-1 | タイ | 1990年04月23日 | 1990年代 | シアヌーク,チャチャーイ首相との晩餐でカンボジア和平東京会議に出席の意向を示す―シアヌークは6月初旬東京で開催予定の会議に出席し,フン・センPRK首相と会談すると発言。タイ側は5月中にカンボジア4派との準備会議を行なう意向を表明した。 |
DIA-204-1990-04-23-2 | タイ | 1990年04月23日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,軍の政治非介入を強調―チャワリット前司令官の政策を継承し軍は命令がない限り政治に介入しないと発言,同時に外部からの軍への介入も許さないとした。 |
DIA-204-1990-04-24-1 | タイ | 1990年04月24日 | 1990年代 | 閣議,91年度予算案を承認。 |
DIA-204-1990-04-25-1 | タイ | 1990年04月25日 | 1990年代 | 野党3党,内閣全体に対する不信任案提出で合意―連帯党(議席62),タイ全人民党(17),仏法の力党(14)が5月3日から始まる国会で内閣全体を対象とした不信任案提出で合意。翌26日,サマック・タイ人民党(31)党首も3党に合意の意思表明。 |
DIA-204-1990-04-30-1 | タイ | 1990年04月30日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,チュムポン県復興計画を承認―台風被害の復旧が遅れていることから,91年から5年計画で農地復旧,再植林,住宅建設,観光設備の新設などを行なう計画。閣議は5月1日,計画に59億バーツを支出することを承認。 |
DIA-204-1990-05-01-1 | タイ | 1990年05月01日 | 1990年代 | フン・センPRK首相来訪(~3日),チャワリット国防相と会談―カンボジア和平東京会議の事前協議のため。会談後フン・センは,カンボジア各派との事前協議が成功すれば東京行くと発言。また和平過程にはクメール・ルージュの参加が不可欠だが自国民を大量虐殺した勢力の復権はありえないとした。 |
DIA-204-1990-05-01-2 | タイ | 1990年05月01日 | 1990年代 | 首相,メーデー大会に出席―首相出席は2年連続。労組側は現在下院を通過して上院に送られている社会保障法案の早期成立を要求。これに対し首相は法案上院通過に楽観的観測を示し,また内務省労働局の省への格上げにも意欲を示した。 |
DIA-204-1990-05-02-1 | タイ | 1990年05月02日 | 1990年代 | 新報道法案作成委(委員長=サノー副首相),法案概要を発表―コラミストが実名を使う義務は外されたが,第42号令が定めている政府が新聞発行許可を取り消す権限については残す意向。 |
DIA-204-1990-05-02-2 | タイ | 1990年05月02日 | 1990年代 | 閣議,付加価値税(VAT)導入延期を決定―大蔵官僚からの説明があったが,閣僚はVATシステムは複雑で,広報活動が十分でないと判断した。 |
DIA-204-1990-05-03-1 | タイ | 1990年05月03日 | 1990年代 | 国会開会。 |
DIA-204-1990-05-03-2 | タイ | 1990年05月03日 | 1990年代 | 石川防衛庁長官来訪,首相を表敬訪問―石川長官は首相のカンボジア和平東京会議開催への働きかけに謝意を表明。一方首相は,タイ・日軍高級レベル会議の開催,南シナ海におけるタイ・日共同軍事演習を提案。石川長官は憲法規定により演習実施は難しいが,海部首相に報告すると答えた。日本政府は11日,正式に軍事演習要請を断わった。 |
DIA-204-1990-05-04-1 | タイ | 1990年05月04日 | 1990年代 | 社会保障法案,上院第1読会通過―89年国会で下院を通過した同法案は,政府から6年間で7億5000万バーツ,雇用者,労働者から賃金の6~9.5%を集めて保険基金をつくり,労働者に対して,(1)労働時間内外での病気・傷害,(2)出産,(3)死亡,(4)身体傷害,(5)子供の福祉,(6)老齢化,(7)失業,について保障を行なう内容。第1読会は125対11で通過し,特別調査委に送られた。 |
DIA-204-1990-05-04-2 | タイ | 1990年05月04日 | 1990年代 | 政府,ミャンマー人難民を送還―ラノン県から約60人(うち33人は学生)を送還。政府はこれまでに約3000人の難民を本国送還しているが,すべて自主的なものだと説明している。 |
DIA-204-1990-05-06-1 | タイ | 1990年05月06日 | 1990年代 | スビン商業相,ベトナム訪問(~8日)―金融,貿易,食料,観光産業の代表が同行し,二国間貿易の発展,経済協力について協議した。7日,スビン商業相と会談したタン・ベトナム農業・食品工業相は,低級米(25%精米)輸出価格の維持でタイと協力すると発言。 |
DIA-204-1990-05-06-2 | タイ | 1990年05月06日 | 1990年代 | 首相,VAT導入を92年に延期する意向を発表―閣僚でさえ理解していないVATシステムを国民が理解するのには時間がかかるとして。プランアン蔵相は広報局および国営チャンネル9に広報強化を指示。 |
DIA-204-1990-05-10-1 | タイ | 1990年05月10日 | 1990年代 | タイ・ミャンマー国境共同調整委,国境貿易管理の強化で合意―メーソット県で行なわれた会議で,購入者の名前,購入した場所・時間が明記されている財のみをミャンマーへ輸出することに合意。最近ミャンマーへ入る財の中に簡易爆弾が入っているケースが多く,ミャンマーへは国境通過地点9カ所のうち8カ所を閉鎖中。 |
DIA-204-1990-05-12-1 | タイ | 1990年05月12日 | 1990年代 | プラパート副外相,対ミャンマー外交の正当性を主張―ミャンマーは27年間も民主主義を知らなかったのだから一夜にして民主化するのは無理だとし,西側諸国のミャンマーへの圧力を批判。ミャンマー産原材料を使ったタイ製品の輸入を禁止するアメリカ上院の動きを牽制する意味があると思われる。 |
DIA-204-1990-05-13-1 | タイ | 1990年05月13日 | 1990年代 | 全国から約300人の新聞編集者,記者がバンコクに集まり,第42号令の即時廃止を要求―会合の後,(1)42号令の即時・無条件廃止を要求する。(2)3月20日閣議が了承した草案作成過程(新聞編集者を参加させる)を踏まない内務省の新報道法案に反対する,(3)報道に関する決定を行なう権利は裁判所のみが有する,(4)報道の権利・自由を侵害するいかなる法案に対しても反対するよう国会に要求する,(5)報道倫理を高めることを誓約する,の5点からなる首相宛公開書簡を発表。 |
DIA-204-1990-05-14-1 | タイ | 1990年05月14日 | 1990年代 | 発電公社(EGAT),住民の脅迫によりケーンクルン・ダムの建設工事を中断―スラーターニー県の現地で建設を開始したばかりだったが,地元住民が建設機械を破壊すると脅しているため県政府が中断を要請。 |
DIA-204-1990-05-14-2 | タイ | 1990年05月14日 | 1990年代 | 第9回タイ米共同軍事演習「コブラゴールド90」開始(~6月2日)。 |
DIA-204-1990-05-15-1 | タイ | 1990年05月15日 | 1990年代 | バンハーン内相,ケーンクルン・ダムが環境に与える影響を調査する委員会の設置を了承―建設反対運動グループの要求を受け,地元住民,EGAT,県政府からなる調査委の設置を決定。 |
DIA-204-1990-05-15-2 | タイ | 1990年05月15日 | 1990年代 | 閣議,パックムーン・ダム(ウボンラーチャターニー県)建設を承認―総額38億8000万バーツのプロジェクトで,第1段階完成後は毎時2億8000万kWの発電,3万5000ライの農地灌漑が可能になる。 |
DIA-204-1990-05-16-1 | タイ | 1990年05月16日 | 1990年代 | シアチーク,チャワリット副首相にヘン・サムリン政府とクメール・ルージュとの仲介を求める―上記2派の「名誉ある政治的妥協」が重要であるとし,チャワリットが仲介役を果たすことに期待を表明。 |
DIA-204-1990-05-18-1 | タイ | 1990年05月18日 | 1990年代 | 上院,社会補償修正案を可決―上院特別委が法案内容を変更して上院に提出,第2,第3読会を通過した。修正された内容は,(1)下院案で6年以内とした7項目の補償実施期限を削除,(2)補償の二重供与を防ぐため公的機関の臨時勤務者を補償から除外,(3)国営企業労働者はすでに広範囲な補償を得ているので対象から除外,(4)責任所在を明確にするため下請契約者は対象から除外,(5)自営業者は対象から除外および社会保険委はすでに相当の補償を行なっている企業を対象から除く権限を持つ,(6)社会保険委には顧問機関を置かない,の6点。修正案の可決により両院合同委が設置され審議に入る。 |
DIA-204-1990-05-20-1 | タイ | 1990年05月20日 | 1990年代 | チャワリット副首相兼国防相の仲介で,カンボジア3派が東京和平会議事前合意文書に署名していたことが判明―フン・センPRK首相は1日に来訪した際チャワリットが示した文書に署名。キュー・サムファン(ポル・ポト派)とシアヌーク(シアヌーク派)は17日に署名。ソン・サン(ソン・サン派)も近く署名すると報道された。合意の内容は,軍事行動の規制,国際的な査察,監視,外国勢力撤退の証明。(Bangkok Post,21日付) |
DIA-204-1990-05-21-1 | タイ | 1990年05月21日 | 1990年代 | 政府,外国為替規制の大幅緩和を発表,IMF8条国移行を宣言―規制緩和は22日から実施。プラムアン蔵相は同時に,5月末までにIMFからの借入れ(5390万SDR,約7158万ドル)を完済すると発表。 |
DIA-204-1990-05-22-1 | タイ | 1990年05月22日 | 1990年代 | 首相,内務省に新報道法案の書き直しを指示―法案が閣議に提出されたが,作成手続きを閣僚の多くが批判したため。3月13日の閣議決定通り,委員会に新聞関係者を参加させて法案を書き直すよう指示した。 |
DIA-204-1990-05-25-1 | タイ | 1990年05月25日 | 1990年代 | チャワリット副首相,ポル・ポト派も停戦に合意したと発言―チャワリットは,シアヌークの合意内容すべてにポル・ポト派も合意したと発言し,カンボジア和平東京会議で停戦協定が調印される見通しを述べた。 |
DIA-204-1990-05-25-2 | タイ | 1990年05月25日 | 1990年代 | タイ・ラオス地方会議(~26日)―会議後の共同覚書で,国境通過料の50バーツ統一(これまでは600~800バーツで統一されていなかった),両国への訪問者に対する移動制限の緩和(1943年タイ・フランス条約により訪問者の国境通過地点から25キロ以遠への移動は禁止),親類訪問期限延長(現在は最長3日間),などが合意された。両国政府の署名を得た後実施される。 |
DIA-204-1990-05-28-1 | タイ | 1990年05月28日 | 1990年代 | チャワリット副首相,汚職は国を滅ぼすと発言―タマサート大学のセミナーで,外国では誰もがタイで汚職が激しいことを知っていて恥ずかしい思いをすると発言。他国では首相の汚職が発覚すれば自ら辞職するが,タイでは上司が汚職した場合部下が代わりに辞職すると指摘。また汚職の蔓延は社会を破壊し国を滅ぼすと主張して汚職防止委(CCC)の権限強化を求め,汚職を抑止できなければ副首相を辞任すると明言。 |
DIA-204-1990-05-28-2 | タイ | 1990年05月28日 | 1990年代 | 国営企業労働関係振興委,国営企業労働者の賃上げを6.85%に決定,労組側はこれを拒否―労組側は公務員と同率の13.23%の賃上げを要求していた。労組側は要求を勝ち取るまで闘うと宣言,政府は労組側の抵抗が公共サービス,国内治安を損ねる場合には実力行使を示唆。 |
DIA-204-1990-05-28-3 | タイ | 1990年05月28日 | 1990年代 | クエ・ベトナム国防次官来訪(~30日)―28日,シィティ外相,チャワリット副首相兼国防相と会談。クエはタイ軍部が国家発展に果たしている役割を学びたいと表明。シィティ外相はクエの来訪はタイ・ベトナム関係の新しい時代の幕開けを意味するとし,軍同士の協力もカンボジア問題が解決すれば可能だと発言。 |
DIA-204-1990-05-29-1 | タイ | 1990年05月29日 | 1990年代 | 国営企業労働者賃上げにつき政府と労組の合意が成立―5000人デモおよび主要国営企業での怠業を背景に労組代表が政府との交渉に臨み,最低号級給与を2800バーツとして(現在2400バーツ)全体の賃金体系を改正することが合意された。政府支出増は11億バーツ,賃上げ平均は約600バーツ(9~10%)。4月1日に遡って実施。 |
DIA-204-1990-05-30-1 | タイ | 1990年05月30日 | 1990年代 | タイ,マレーシア,共同石油開発協定に調印―クアラルンプールで。先に合意した南シナ海「共同開発区域」の開発方法の詳細についての協定に両国外相が調印。両国議会で批准された後発効する。 |
DIA-204-1990-05-30-2 | タイ | 1990年05月30日 | 1990年代 | チャワリット副首相兼国防相,ミャンマーの総選挙を高く評価―チャワリットは27日に行なわれたミャンマー総選挙を評価し,今後形成される政府に対するタイの支持を表明。 |
DIA-204-1990-06-01-1 | タイ | 1990年06月01日 | 1990年代 | 首相,内閣改造と政府機構改革を示唆―不信任案討議後の内閣改造を示唆。また農協省(農業・農協省からの分離),鉱物省(工業省からの分離),労働省(内務省からの分離),警察省(同),運輸省(運輸・通信省からの分離)設置の憲法改正を検討中と発言。 |
DIA-204-1990-06-01-2 | タイ | 1990年06月01日 | 1990年代 | チャワリット副首相,東京到着―カンボジア和平東京会議の仲介役を務める。6日まで滞在。 |
DIA-204-1990-06-01-3 | タイ | 1990年06月01日 | 1990年代 | 内務省,ガラス工場建設禁止期間短縮を決定―94年5月までだった禁止期間を2年間短縮する。 |
DIA-204-1990-06-04-1 | タイ | 1990年06月04日 | 1990年代 | チャラーム総理府相,チャワリットの政治家汚職批判に反論―チャラーム(大衆党党首)は5月28日のチャワリット発言を非難し,政府が腐敗していると主張する者は政府に参加すべきではなく,すぐ辞任すべきだと発言。また批判者自信も腐敗していることを国民に暴露するとも発言。チャワリットは28日,マスコミ機溝(チャラーム管轄)と広告会社の契約に伴う汚職容疑でCCCがラチャンMOT理事長(大衆党幹事長)を有罪と判定したことを政府の「恥」であると発言していた。 |
DIA-204-1990-06-04-2 | タイ | 1990年06月04日 | 1990年代 | 対外債務政策委,公的対外債務上限引上げを決定―91年度(90年10月~91年9月)から上限を15億ドルに引上げる(90年度は12億ドル)。主要借入先である日本円のレートが下落し90年度借入総額が12億ドルを下回ることが確実となったため。引上げ分で4プロジェクト(タイ国鉄=ディーゼル車の改良,首都圏水事業公社=第3次拡張投資,発電公社=地熱発電所建設,など)を実施する。 |
DIA-204-1990-06-04-3 | タイ | 1990年06月04日 | 1990年代 | サマーン議員(連帯党,ランプーン県選出),辞任―タイ国鉄直営ホテル(在チェンマイ)の賃貸・経営にかかわる公文書偽造を疑われていたサマーンが,連帯党からの離籍,下院議員辞任を表明。90日以内に補欠選挙が行なわれる。 |
DIA-204-1990-06-06-1 | タイ | 1990年06月06日 | 1990年代 | 首相,南タイ・イスラム過激派への厳しい対応を指示―パッタニー県のイスラム過激派(シーア派)が,3日以降反政府行動(王制批判,パッタニー県独立を主張)を行ない,県警察副局長を殺害したため。 |
DIA-204-1990-06-06-2 | タイ | 1990年06月06日 | 1990年代 | チャワリット副首相,中国訪問―東京からの帰途に北京に立ち寄り,楊主席,銭外相にカンボジア和平東京会議の内容を説明。 |
DIA-204-1990-06-07-1 | タイ | 1990年06月07日 | 1990年代 | ミャンマー人不法入国者約2000人を強制送還―ターク県で。送還者の多くは88年以降に入国。 |
DIA-204-1990-06-07-2 | タイ | 1990年06月07日 | 1990年代 | 政府,新輸入関税を実施―エネルギー関連以外のほぼすべての財について0.5%の関税を徴収する。税収は輸出促進基金に利用される。 |
DIA-204-1990-06-07-3 | タイ | 1990年06月07日 | 1990年代 | 高速路・高速輸送公社,高架鉄道建設プロジェクトのラバリン社への落札を承認。 |
DIA-204-1990-06-08-1 | タイ | 1990年06月08日 | 1990年代 | スントーン最高司令官,チャラーム総理府相への圧力を示唆―4日のチャラーム発言はチャワリットに対する侮辱だと発言,事能がより深刻になれば軍部はなんらかの行動をとるとした。 |
DIA-204-1990-06-08-2 | タイ | 1990年06月08日 | 1990年代 | チャワリット副首相兼国防相,北京より帰国。 |
DIA-204-1990-06-08-3 | タイ | 1990年06月08日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,投資奨励政策見直しを承認―内容は,(1)プロジェクト規模が異なっても公平な奨励策をとる,(2)輸出中心の外国投資受入れによる利益を維持する,(3)貿易相手国の制裁措置を回避する,など。 |
DIA-204-1990-06-08-4 | タイ | 1990年06月08日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,コミュニティ・トレイン,首都圏高速道路システム建設計画を承認―ホープウェル社(香港)による総額800億バーツのプロジェクト。国家行政評議会第218号令(民間企業による鉄道経営禁止)廃止も決定。 |
DIA-204-1990-06-11-1 | タイ | 1990年06月11日 | 1990年代 | チャワリット副首相兼国防相,辞任―午前8時に辞表提出,首相の慰留は失敗した。第11歩兵連隊兵士1000人以上がバンコク司令部に集結したほか,チェンライ,ナコンラーチャシーマー,ナラティワット,スラーターニーなどの県でも陸軍兵士によるチャワリット支持の示威行動が行なわれた。シンガポール訪問中のスチンダー陸軍司令官は予定を早めて帰国,午後9時にスントーン最高司令官,カセート空軍司令官とともに首相私邸を訪れ事態を協議し,軍部は実力行使による政治介入は行なわず首相訪米中に事態の収拾に努めることで合意。 |
DIA-204-1990-06-11-2 | タイ | 1990年06月11日 | 1990年代 | チャチャーイ首相,訪米(~19日)―89年11月予定の訪米が南タイ台風災害のため延期されていた。 |
DIA-204-1990-06-12-1 | タイ | 1990年06月12日 | 1990年代 | 連帯党,チャワリット支持を表明―チャワリット辞任および陸軍の示威行動は,首相が事態収拾に努めなかったのが原因だとして首相を攻撃。またチャワリットの行動を賞賛し,彼を孤立化させないと表明。 |
DIA-204-1990-06-13-1 | タイ | 1990年06月13日 | 1990年代 | 両院合同委,上院が社会保障法案修正を撤回し下院法案を承認することで合意。 |
DIA-204-1990-06-13-2 | タイ | 1990年06月13日 | 1990年代 | 連帯党,チャワリットが同党からランプーン県補欠選挙に出馬するなら,彼を党首に迎えると発表。 |
DIA-204-1990-06-14-1 | タイ | 1990年06月14日 | 1990年代 | 首相,ブッシュ大統領と会談―大統領はカンボジア和平に対するタイの努力を賞賛。カンボジア和平,麻薬運搬取締りで協力を確認した。また貿易・投資協力,貿易摩擦回避のためのタイ・米経済協力委の設置で合意。 |
DIA-204-1990-06-15-1 | タイ | 1990年06月15日 | 1990年代 | スントーン最高司令官,チャワリットを軍特別顧問に指名―最高司令部および3軍の特別顧問に指名。 |
DIA-204-1990-06-15-2 | タイ | 1990年06月15日 | 1990年代 | 首相,デクエヤル国連事務総長と会談―国連本部で事務総長にカンボジア和平東京会議の内容を説明し,和平過程への国連の積極的関与と難民キャンプ運営のための協力を要請した。事務総長のタイのカンボジア難民「中立キャンプ」計画に全面的支持を表明。 |
DIA-204-1990-06-16-1 | タイ | 1990年06月16日 | 1990年代 | イスラム教徒過激派5人が投降。 |
DIA-204-1990-06-18-1 | タイ | 1990年06月18日 | 1990年代 | 軍首脳,チャワリット私邸を訪ね支持を確認―スントーン最高司令官,スチンダー陸軍司令官,カセート空軍司令官,イサラポン陸軍副司令官,ウィロート陸軍参謀長らが支持を再確認。首相は滞在中のロサンゼルスで,陸軍を無視することはできないとしチャワリットに閣僚復帰を要請する意向を表明。 |
DIA-204-1990-06-18-2 | タイ | 1990年06月18日 | 1990年代 | EC,タイ製ボールベアリングに反ダンピング関税―ペルメック・タイ社およびNMB・タイ社(両社ともミネベアの子会社)製のボールベアリングに6.7%の反ダンピング関税を発表。2年前にヨーロッパ・ベアリング製造者協会連盟が行なった申請を受けたもの。申請によれば85~88年にECのボールベアリング輸入は10倍増え,ECメーカーの域内シェアは33.6%から32.5%に減少している。 |
DIA-204-1990-06-19-1 | タイ | 1990年06月19日 | 1990年代 | シリントーン王女,日本訪問(~30日)―20日,花の万博を訪問。滞在中,礼宮の婚礼の儀にタイ王室を代表して出席。 |
DIA-204-1990-06-20-1 | タイ | 1990年06月20日 | 1990年代 | チャワリット,首相の閣僚復帰要請を拒否―首相は副首相兼国防相への復帰を要請したが拒否された。その後首相は政府顧問(安全保障,外交,麻薬取締担当)への就任を要請したが,チャワリットはスントーン最高司令官,スチンダー陸軍司令官との協議後,これも拒否。 |
DIA-204-1990-06-20-2 | タイ | 1990年06月20日 | 1990年代 | 閣議,報道関連法案を承認―印刷法案と報道協議会法案の二つ。印刷法案は第42号令廃止を定めているが,バンコク警察局長および各県知事に新聞発行停止権限を認めている。報道協議会法案は報道関係者全員が属する協議民を設置しそこで報道倫理基準を定め,基準に反した記者を免職する権限を持たせる。 |
DIA-204-1990-06-21-1 | タイ | 1990年06月21日 | 1990年代 | 首相,国防相を再兼任。 |
DIA-204-1990-06-21-2 | タイ | 1990年06月21日 | 1990年代 | 野党,下院に内閣不信任案を提出―内閣全体に対する不信任案を野党全党共同で提出。 |
DIA-204-1990-06-22-1 | タイ | 1990年06月22日 | 1990年代 | 国軍最高司令部,マスコミ機構(MOT)の移動放送車を押収―スントーン最高司令官(陸軍治安維持局長)は,放送車は17日からワット・パイリアン通りに設置され陸軍ラジオ放送を妨害していたとして押収を命令,同時にMOT技術者4人を拘留。放送車はクーデタなどで放送局が占拠された場合に使用するため,87年にアメリカから購入したもの。以前に局外で使用されたことはない。MOTは郵便・電信局から放送車使用許可を取っていなかったため,軍は政府が陸軍放送を傍受・妨害し,クーデタ等の動きを察知しようとしていたと判断した。 |
DIA-204-1990-06-22-2 | タイ | 1990年06月22日 | 1990年代 | プラマーン内相,ガラス工場新規建設許可を発表―1日にガラス工場建設・拡張禁止期間を5年から3年に短縮する決定を行なったぼかりだが,首相が訪米前に完全自由化を指示したため。 |
DIA-204-1990-06-25-1 | タイ | 1990年06月25日 | 1990年代 | BoI,ガーディアン社(米)とサイアム・セメント社の合弁ガラス工場建設を承認―投資総額30億バーツ。首相訪米中にアメリカ側から強い圧力があったもようで,BoIは同産業への投資契励は他に行なわないと発表。 |
DIA-204-1990-06-26-1 | タイ | 1990年06月26日 | 1990年代 | 閣議,化学肥料生産計画凍結解除を決定―原油・天然ガス価格の低下・円高による借入れ支払い額の増加などで凍結していた国家肥料会社計画の復活を決定,農産物輸出競争力強化を目指す。NESDB,大蔵省,農業省による合同調査が60日以内に提出される。 |
DIA-204-1990-06-26-2 | タイ | 1990年06月26日 | 1990年代 | 閣議,たばこ物品税改革を承認―国産たばこと輸入たばこの物品税一本化。アメリカの要請を受けた形。 |
DIA-204-1990-06-26-3 | タイ | 1990年06月26日 | 1990年代 | BoI,地方への投資促進策を承認―地方へ投資する企業に対し,(1)製品輸出比率の引き下げ,(2)中小企業優遇,(2)投資奨励産業の拡大(新たに皮革製品,ゴム製品,アルミ製品など),(4)投資者の個人所得税減税,(5)投資関連規制の簡素化,(6)関連サービスの充実,などが内容。 |
DIA-204-1990-06-28-1 | タイ | 1990年06月28日 | 1990年代 | 91年度予算案,下院第1読会通過―27,28日の計25時間の討議の後,219対113で通過。第2,第3読会に向け予算案を検討する特別委が設置された。 |
DIA-204-1990-06-29-1 | タイ | 1990年06月29日 | 1990年代 | タイ・マレーシア合同委開会(~30日,於ペナン)―(1)タイ・マレーシア合併企業がタイ国内で生産したオートバイ部品に対するマレーシアの特恵関税,(2)マレーシアでの家具部品産業に対するタイ企業の積極投資,(3)タイからマレーシアへの政府間コメ輸出,(4)自動車部品産業での合併,(5)科学技術協力,が合意された。 |
DIA-204-1990-07-02-1 | タイ | 1990年07月02日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,カンボジア4派会議のバンコク開催を支持―同時にソン・サンCGDK首相が,閣僚を辞任したチャワリットに対し会議のアレンジを要請したことを擁護。 |
DIA-204-1990-07-03-1 | タイ | 1990年07月03日 | 1990年代 | 閣議,機密扱い情報をリークし政府に損害を与えた新聞に対する法的措置実施を承認―中央情報局がリーク源を調査し,実際に損害があったとされる政府機関が法的措置の手続きをとる。首相は,新聞は真実を報道せず噂を流し,国民を混乱させていると発言。 |
DIA-204-1990-07-04-1 | タイ | 1990年07月04日 | 1990年代 | 新報道法案,下院第1読会通過。 |
DIA-204-1990-07-04-2 | タイ | 1990年07月04日 | 1990年代 | タイ・ラオス軍首脳会談―スントーン最高司令官(タイ・ラオス国境政策実施委員長)が日帰りでビエンチャンを訪問,シサワット・ラオス人民軍総参謀長と会談。プラパード海軍司令官,イサラポン陸軍副司令官などの軍首脳が同行した。シサワットは,両国の経済関係は進展しているが,タイ領を拠点とする反政府勢力の活動は関係に影響しかねないとして反政府勢力武装解除への協力を要請。 |
DIA-204-1990-07-04-3 | タイ | 1990年07月04日 | 1990年代 | 国会,タイ・マレーシア共同開発地域協定を批准。 |
DIA-204-1990-07-05-1 | タイ | 1990年07月05日 | 1990年代 | 報道評議会法案,下院第1読会通過。 |
DIA-204-1990-07-05-2 | タイ | 1990年07月05日 | 1990年代 | チャワリット,カンボジア和平問題について提案を行なわない旨を表明―ソン・サン,キュー・サムファンらとの会談は友人としての意見交換だと語り,民間人なので首相への助言・提案は行なわないと発言。 |
DIA-204-1990-07-06-1 | タイ | 1990年07月06日 | 1990年代 | 上院,下院通過の社会保障法案を否決―上院が修正案を可決した後の両院合同委では元の下院案を再度上院へ提出することで合意ができていたが,保障が既に好条件を得ている国営企業労働者と自営業者にも適用される点が問題となり,105対56で否決された。 |
DIA-204-1990-07-06-2 | タイ | 1990年07月06日 | 1990年代 | スハルト・インドネシア大統領,来訪(~7日)―7日の首脳会談の主な議題はカンボジア問題。チャチャーイはカンボジア4派会議のジャカルタ開催を要請したが,スハルトは言質を与えなかった。経済関係では,貿易,投資,漁業に関する合同経済委員会の設置で合意。 |
DIA-204-1990-07-09-1 | タイ | 1990年07月09日 | 1990年代 | ワン上院議長,上院の社会保障法案否決を擁護―民主制では下院通過法案を上院が否決することは特別なことではないとし,上院は提出された法案をすべて可決する「ゴム印」のイメージを払拭したと発言。また法案否決にチャワリットの影響があるという噂を否定。 |
DIA-204-1990-07-09-2 | タイ | 1990年07月09日 | 1990年代 | 閣議,BoIの投資奨励対象産業の削減を承認―対象から外される産業は,農産品加工(タピオカ粉,果実ジュース,ゴム手袋,畜産など),金属加工(ボルト,ナットなど),化学・化学製品(石油化学,プラスチックなど),窯業,鉱業など25産業。充分に競争力がある,すでに国内需要を満たしている,国内外で全く競争力がない,という三つの視点から削除された。 |
DIA-204-1990-07-10-1 | タイ | 1990年07月10日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官(上院議員),社会保障法案内容の実施は不可能と発言―上院の法案否決は政府を動揺させるためとか,陸軍が背後にあるということはなく,法案自体に問題点が多く実施不可能と議員が判断したためだと発言。また法案可決を望む下院議員は労働界からの得票を期待しているとも発言した。 |
DIA-204-1990-07-10-2 | タイ | 1990年07月10日 | 1990年代 | 閣議,連合与党議員全員の社会保障法案賛成投票で合意―11日に行なわれる下院本会議に,各与党は全議員出席・賛成投票を行なうことで合意。同法案はもともと内閣提出。野党の連帯党,タイ人民党も法案の支持を確認した。上院で否決された法案は,下院過半数で再可決すれば法律となる(憲法第129条)。 |
DIA-204-1990-07-11-1 | タイ | 1990年07月11日 | 1990年代 | 下院,社会保障法案を330対0で再可決―同法案は成立,官報に掲載された時点で発効する。 |
DIA-204-1990-07-11-2 | タイ | 1990年07月11日 | 1990年代 | 閣議,社会主義諸国との交流規制撤廃を決定―78年の政府・国営企業の社会主義国との接触規制,援助規制,85年の社会主義国からの招待受け入れに関する規制,87年のタイ・中国科学技術協力における規制の撤廃を決定。ただしカンボジアのヘン・サムリン政権およびベトナム政府との接触は現状のままとした。規制撤廃により政府各省庁は,外務省,NSCの許可なしで社会主義国の関係省庁と接触する権限を得る。 |
DIA-204-1990-07-12-1 | タイ | 1990年07月12日 | 1990年代 | アメリカ,対タイ経済援助大幅削減を計画―アメリカは現行援助プロジェクトを95年までに実行・終了することを要請し,90年分の無償援助を1050万ドル(前年比55%減)とすることを通告。USAIDバンコク事務所職員を半減し,アメリカ・タイ商業協会に合併する計画も発表。民間中心の経済協力への移行を指向している。 |
DIA-204-1990-07-16-1 | タイ | 1990年07月16日 | 1990年代 | スントーン最高司令官,フィリピン訪問(~18日)―ASEAN域内での武器生産,軍事協力を強化し,自立性を確保する必要性を主張。 |
DIA-204-1990-07-17-1 | タイ | 1990年07月17日 | 1990年代 | 閣議,社会保障事務所設置法案を承認―また倹約基金および倹約基金事務所を労働局から分離し,社会保障局に移す法案も承認。 |
DIA-204-1990-07-17-2 | タイ | 1990年07月17日 | 1990年代 | 自動車産業開発委,小型自動車輸入解禁で合意―2300cc以下の自動車の輸入について。国内生産についても,組立ライン数の制限(現在全国で42ライン)撤廃で合意した。 |
DIA-204-1990-07-18-1 | タイ | 1990年07月18日 | 1990年代 | 下院で内閣不信任討議―(~21日)野党側は汚職の疑い,凶悪犯罪防止の失敗,報道の自由を擁護していないこと(報道法案への反対),南タイ分離主義者の王制批判を野放しにしたこと,などで閣僚を攻撃。19日,野党の要求により当初2日間の討議予定を3日間に延長。20日,チャラームパン議員(連帯党幹事長)がチャラーム総理府相の汚職容疑を追放したところ,チャラームはチャラームパンの脱税を指摘し返した。パンジャー下院議長は発言撤回を求めたがチャラームは応じず議場は混乱,午後8時50分,連帯党,仏法の力党,タイ人民党の議員が退席し,議決は21日に延期された。21日の決議には連帯党,仏法の力党議員は欠席し,タイ人民党(サマック党首は欠席),タイ全人民党議員が出席。結局220対38で不信任案は否決された。 |
DIA-204-1990-07-19-1 | タイ | 1990年07月19日 | 1990年代 | 首相,アメリカのカンボジア政策変更はタイの政策支持であると発言―18日にアメリカがカンボジア反越3派の承認を撤回したのは,カンボジア和平のためには4派全部と接触する必要があるというタイの政策を支持したものだと発言。 |
DIA-204-1990-07-23-1 | タイ | 1990年07月23日 | 1990年代 | シッティ外相,国連のカンボジア議席に関するASEANの共同歩調を確認―ASEAN外相会議出席のためドンムアン空港を発った外相は,カンボジアの国連議席は空席とすべきでないという従来のASEANの主張を強調。 |
DIA-204-1990-07-23-2 | タイ | 1990年07月23日 | 1990年代 | スントーン最高司令官,インドネシア,ブルネイ,マレーシア歴訪へ出発(~29日)。 |
DIA-204-1990-07-24-1 | タイ | 1990年07月24日 | 1990年代 | 第23回ASEAN外相会議,拡大外相会議,ジャカルタで開催(~29日)―カンボジア問題に関して,89年8月のパリ国際会議の枠組みで和平を進めること,最高国民評議会(SNC)の早期設置を求めることで一致。アメリカの反越3派政府承認撤回について,SNCが設置されていない現役階では和平を遅らせる可能性があるとした。拡大外相会議でもSNCの早期設置の重要性が確認され,中国,ベトナムに早期和平に向けた影響力行使を要請することで合意されたが,アメリカ,カナダ,ECはASEANの反越3派国連議席支持の要請を受け入れなかった。 |
DIA-204-1990-07-24-2 | タイ | 1990年07月24日 | 1990年代 | 閣議,公的対外借入上限の引き上げを承認―対外債務政策委の決定を承認。 |
DIA-204-1990-07-26-1 | タイ | 1990年07月26日 | 1990年代 | 国会閉会―連帯党,タイ国民党は,不信任討議の際のチャラーム総理府相の発言およびそれを撤回させなかったパンジャー下院議長に抗議して最終日の会議を欠席。タイ全人民党,仏法の力党は出席した。同日下院は社会保障事務所設立関連3法案の第1~3読会を開催し,同法案は下院を通過。 |
DIA-204-1990-07-26-2 | タイ | 1990年07月26日 | 1990年代 | アーティット・タイ全人民党党首,連合与党参加の可能性を示唆―首相から正式な要請は受けていないとしながら,国防相になったとしても軍との関係に問題はないと発言。アーティットは82年10月から86年5月まで陸軍司令官。 |
DIA-204-1990-07-26-3 | タイ | 1990年07月26日 | 1990年代 | タイ国民党南タイ選出議員が首相にケーンクルン・ダム建設計画撤回を要請―ハーン議員(ナコンシータマラート県選出)を中心とするグループが,ダム建設は生態バランスを崩し地元住民の生活を脅かすとして計画の白紙撤回を要請,発電にはマレーシアと共同開発する天然ガスを利用すればよいとした。民主党からは,一度閣議で承認した計画を簡単に撤回すると今後の政策決定に重大な影響を扱ぼすとの意見が出ている。 |
DIA-204-1990-07-28-1 | タイ | 1990年07月28日 | 1990年代 | 警察,ナラティワット県でイスラム過激派指導者を逮捕―6月初めに行なわれた反政府行動指導者,アブダル・ラーマン・ユソを逮捕。 |
DIA-204-1990-07-31-1 | タイ | 1990年07月31日 | 1990年代 | 閣議,ケーンクルン・ダム建設の6カ月延期を決定―閣議内でも意見が割れ,結局さらに詳しい調査が必要としてプロジェクトの延期を決定,灌漑局および国家環境委に調査を指示。 |
DIA-204-1990-07-31-2 | タイ | 1990年07月31日 | 1990年代 | 閣議,小型自動車輸入解禁を決定―国内の自動車,需要急増に対処する目的で,2300cc以下の小型自動車,トラック,クレーン,農業用機械などの輸入を解禁,同時に国内生産の車種,モデル規制を撤廃する。閣議は大蔵省,工業省,商業省,NESDBに適正輸入関税率を調査するよう指示。 |
DIA-204-1990-08-02-1 | タイ | 1990年08月02日 | 1990年代 | イラク,クウェートに侵攻。首相はタイへの原油供給に影響はないと発言―クウェートとは長期契約をしていないこと,ASEAN産油国からの供給が期待できることなどをあげ,近い将来に原油不足が起こることはないと発言。またタイはイラク,クウェート両国と良好な関係を持っているので,態度を決定する前に十分に事態を観察しなければならないとした。内務省はイラク,クウェートへの労働者の出国を禁止。 |
DIA-204-1990-08-02-2 | タイ | 1990年08月02日 | 1990年代 | タイ・アメリカ合同商業委員会設置協定,調印―タイ側はスビン商業相,アメリカ側はモスバッカー商務長官が調印。年1回の定例会議をバンコク,ワシントンで相互に開催する。 |
DIA-204-1990-08-03-1 | タイ | 1990年08月03日 | 1990年代 | シッティ外相,イラク,クウェート両国に紛争の平和的解決を呼びかけ―同時に,タイ政府は国連安保理決議660号(イラクの侵攻を非難し,即時・無条件撤兵を求める)を支持する旨を発表。 |
DIA-204-1990-08-03-2 | タイ | 1990年08月03日 | 1990年代 | 労働局,在クウェート・タイ人労働者救援に300万バーツの支出を決定。 |
DIA-204-1990-08-03-3 | タイ | 1990年08月03日 | 1990年代 | 国家エネルギー政策委,石油製品小売価格決定方法の変更を承認―石油基金(石油物品税が財源)の上限を15億バーツ,下限を3億バーツに設定し,基金残高がそれ以上(以下)になったら価格を改訂する。これにより小売価格は実勢価値をより反映して決まる。ただし1回に1リットル30サタン以上の価格改訂は行なわない。 |
DIA-204-1990-08-04-1 | タイ | 1990年08月04日 | 1990年代 | 商業省,輸入自由化した小型自動車の関税率を400%に設定。 |
DIA-204-1990-08-06-1 | タイ | 1990年08月06日 | 1990年代 | 政府,イラク大使館に在クウェート・タイ人の安否確認を要請―クウェート侵攻時に射殺されたと報告されているタイ人男性の生死およびイラク軍に拘留されているとされるタイ人約250人の安否を確認するようイラク大使館に申し入れた。 |
DIA-204-1990-08-06-2 | タイ | 1990年08月06日 | 1990年代 | 閣議,第7次経済社会開発計画(92~96年)骨子案を承認―主要目標は,(1)持続的・安定的経済成長,(2)公正な所得再分配,(3)生活の質の向上,(4)環境,天然資源の保護,となっており,具体的には,期間中年平均経済成長率9%,1人当り年所得を96年までに7万5000バーツ(約3000ドル),期間中消費者物価上昇率5.5%以下,96年までに貿易収支均衡達成,などを上げている。 |
DIA-204-1990-08-06-3 | タイ | 1990年08月06日 | 1990年代 | バンコク北地区裁判所,NESDB職員に対する名誉毀損でサマック・タイ人民党党首に有罪判決―サマックは88年の総選挙運動中に,サウィットNESDB政策施行統合計画センター長がプレーム前首相に近い関係を利用して所有地に道路を建設させたと発言していた。裁判所は,証拠不十分かつ当該発言は政治運動の限界を超えているとして4000バーツの罰金,懲役6カ月(執行猶予2年)の実刑判決,サマックにタイ字紙4紙に判決掲載を命令。 |
DIA-204-1990-08-06-4 | タイ | 1990年08月06日 | 1990年代 | タイ,オーストラリア,経済協力協定に調印―エバンス・オーストラリア外務・貿易相が来訪し,シッティ外相と調印。貿易,工業,農業,科学,環境等の経済協力を進める。また相互に最恵国待遇を認める。 |
DIA-204-1990-08-07-1 | タイ | 1990年08月07日 | 1990年代 | 政府,イラク,クウェート向けコメ輸出を禁止―6日の国連安保理決議661号(イラク,クウェートとの貿易禁止)を受けた措置。 |
DIA-204-1990-08-07-2 | タイ | 1990年08月07日 | 1990年代 | 閣議,石油製品小売価格決定方法の変更を決定―即日実施。 |
DIA-204-1990-08-07-3 | タイ | 1990年08月07日 | 1990年代 | 閣議,労働省設置法案を承認―法案では省内部に労働保護,労使関係,社会保障,雇用促進など九つの局が設置されることになっている。 |
DIA-204-1990-08-08-1 | タイ | 1990年08月08日 | 1990年代 | プラパート副外相,イラン,アラブ首長国連邦,サウジアラビアへ出発(~19日)―訪問はイラクのクウェート侵攻以前に予定されていた。プラパートは当初の予定を延長し15日からはサウジアラビアを訪問,サウジにタイ人保護の確約を得た。 |
DIA-204-1990-08-09-1 | タイ | 1990年08月09日 | 1990年代 | サマック・タイ人民党党首,バンハーン内相に対する名誉棄損で有罪判決―バンコク北地区裁判所は,88年10月のバンハーン(当時工業相)に対する主張(私利のための権力濫用)には根拠がなく,バンハーンの名誉を著しく損ねたとして,サマックに罰金3000バーツ,懲役6カ月(執行猶予2年)の実刑判決を下し,タイ字紙2紙に判決掲載を命令。 |
DIA-204-1990-08-10-1 | タイ | 1990年08月10日 | 1990年代 | 政府,イラクの在クウェート大使館員バグダッド移動要請を拒否―24日までに在クウェート大使館員をバグダッドへ移動せよというイラクの「要請」に対し,タイ大使館員は在クウェート・タイ人全員の出国を確認した後,本国へ帰国すると答えた。 |
DIA-204-1990-08-13-1 | タイ | 1990年08月13日 | 1990年代 | 李鵬・中国首相,インドネシアからの帰途に来訪(~14日),チャチャーイ首相とカンボジア問題について協議。 |
DIA-204-1990-08-13-2 | タイ | 1990年08月13日 | 1990年代 | タイ,イラン,経済・商業・工業・術技・農業・科学協力合同委員会設置覚書に調印―イラン訪問中のプラパート副外相が調印。 |
DIA-204-1990-08-14-1 | タイ | 1990年08月14日 | 1990年代 | シッティ外相(SAP党首),サンティ副内相(SAP)の解任を首相に要請―サンティには内務省のLPGステーション設置基準を緩め経営者から報酬を得たという疑惑があり,すでに88年の不信任動議でも問題にされている。SAPは14日までに辞表提出を要求していたがサンティが応じなかったため,首相に解任要請することを決めた。サンティは,SAP幹部は数カ月前に同党閣僚に総額5億バーツの資金を集めるよう要求したが,自分は割り当てられた資金を集められなかったので党から排除されようとしていると発言,副内相を解任されたら汚職をしている閣僚は自分だけでないことを暴露するとも発言。 |
DIA-204-1990-08-14-2 | タイ | 1990年08月14日 | 1990年代 | イラク,在イラク・クウェート・タイ人全員の出国を許可すると発表―閣議は救援資金として9500万バーツの追加支出を決定。 |
DIA-204-1990-08-14-3 | タイ | 1990年08月14日 | 1990年代 | クウェートからの帰国者28人がドンムアン空港に到着―イラク,クウェートからの帰国第1陣。 |
DIA-204-1990-08-14-4 | タイ | 1990年08月14日 | 1990年代 | 閣議,対カンボジア禁輸品目の削減を決定―品目を4から1に消滅。残されるのは軍事用品(軍用レインコート,ヘルメット,タイの地図,軍靴など)のみ。 |
DIA-204-1990-08-15-1 | タイ | 1990年08月15日 | 1990年代 | 首相,サンティ副内相を解任,SAPはサンティ除名を決定―同時にSAPは同党に対する中傷でサンティを告訴する検討に入った。 |
DIA-204-1990-08-15-2 | タイ | 1990年08月15日 | 1990年代 | シサワット・ラオス人民軍総参誕長,来訪(~18日)―17日,タイ・ラオス共同タスクフォース設置の共同声明を発表。また貿易,投資,通信,保険,教育,文化,観光などの分野でも協力を拡大することで合意した。 |
DIA-204-1990-08-15-3 | タイ | 1990年08月15日 | 1990年代 | 中銀,商銀の国債保有率を引き下げ―預金総額の12%から10%へ。イラクのクウェート侵攻後,商銀が米ドル買いに走り,資金が逼迫しているのを緩和する措置。 |
DIA-204-1990-08-16-1 | タイ | 1990年08月16日 | 1990年代 | ポン副首相,イラン訪問(~20日)。 |
DIA-204-1990-08-16-2 | タイ | 1990年08月16日 | 1990年代 | サウジからタイ人15人が帰国―この他564人がクウェートからサウジへ出国し,140人がヨルダンに出国。 |
DIA-204-1990-08-17-1 | タイ | 1990年08月17日 | 1990年代 | 大蔵省,工業省,商業省,総理府,2300cc以下の自動車輸入関税引き下げで合意―400%から330%へ。 |
DIA-204-1990-08-18-1 | タイ | 1990年08月18日 | 1990年代 | 政府,国連の対イラク経済封鎖への参加を正式決定―外務省特別委の会合でイラク,クウェートとの貿易凍結を決定。 |
DIA-204-1990-08-19-1 | タイ | 1990年08月19日 | 1990年代 | ランプーン県下院議員補欠選挙で連帯党候補が勝利―サマーン前議員(連帯党)の汚職容疑による辞任を受けて行なわれた選挙で,アヌソーン候補(連帯党)が有効投票の70%を集め圧勝。投票率は48%。 |
DIA-204-1990-08-20-1 | タイ | 1990年08月20日 | 1990年代 | 首相,競馬ゲーム機部品の輸入に関する調査を指示―首相は14日に押収されたゲーム機部品の輸入を許可したピンヤー副商業相(SAP)の責任に言及。これらの機械が賭博に使われると犯罪となる。タイ国民党・南タイ選出議員グループは,早急にSAPを与党連合から排除して内閣改造を行なうよう,首相に要請。 |
DIA-204-1990-08-20-2 | タイ | 1990年08月20日 | 1990年代 | 首相,タイ・ラオス国境タスクフォース設置について陸軍を批判―17日の両軍首脳合意はタイ政府との協議なしで行なわれたとして。1年以上前から政府のタイ・ラオス共同国境委が協議を続けていること,合意によればタスクフォース運営資金はタイ側が支出することになっていることも反対理由。 |
DIA-204-1990-08-21-1 | タイ | 1990年08月21日 | 1990年代 | ポン副首相,イランとの原油購入契約を発表―イラン訪問時に195万バレル(日量1万5000バレル)の原油を友好価格で購入する契約を取り交わしたと発表。9月から12月の間に3回に分けて輸入する。石油公社も,シェル・イースタン・ペトロリアム社(シンガポール)と今後1年間に4億1000万リットル(約20億バーツ相当)の軽油購入契約を取り交わしたと発表。 |
DIA-204-1990-08-21-2 | タイ | 1990年08月21日 | 1990年代 | 閣議,賭博に利用可能なゲーム機・部品の輸入禁止を決定。 |
DIA-204-1990-08-22-1 | タイ | 1990年08月22日 | 1990年代 | シッティSAP党首(外相)辞任,後任にククリット元首相―SAP幹部会はサンティ前副内相,ピンヤー副商業相の汚職疑惑の責任をとり全員党職を辞任し,党首後任をククリット(SAP創設者,元党首)に要請,ククリットは承諾。 |
DIA-204-1990-08-22-2 | タイ | 1990年08月22日 | 1990年代 | タイ,ラオス,投資促進・保護協定に調印―プラパート副首相のラオス訪問(2月)後,外務省が草案を作成していた。両国間の資本移動の自由,公正な待遇,国有化の際の正当な補賞などを規定。 |
DIA-204-1990-08-23-1 | タイ | 1990年08月23日 | 1990年代 | プラパート副外相,ヨルダン訪問(~26日)―ヨルダンに避難しているタイ人を円滑に本国移送するため。24日,アラファトPLO議長と会談し,タイ人のクウェート出国・ヨルダン移送に協力すると確約を得た。 |
DIA-204-1990-08-26-1 | タイ | 1990年08月26日 | 1990年代 | 首相,ピンヤー副商業相を解任,27日の内閣改造を発表。 |
DIA-204-1990-08-26-2 | タイ | 1990年08月26日 | 1990年代 | ベトナムへの自動車輸出開始―MMCシッティポン社が「チャンプ」を初めてベトナム向けに出荷。同社の自動車輸出はカナダ,ポルトガル,キプロスに次いで4カ国目で,ベトナム向けは年間1000台を目標とする。 |
DIA-204-1990-08-27-1 | タイ | 1990年08月27日 | 1990年代 | 大幅な内閣改造実施―シッティ外相(SAP),ポン副首相(SAP),プラパート副外相(SAP),タウィット大学相(タイ国民党)ら9人が閣外へ。ウィーラポン蔵相,アマレート商業相,ワシット副内相の3人の民間人を含む12人が新人閣。またタイ全人民党が連合与党に加わり,アーティット党首は副首相に就任。与党は7党となった。発効は26日。 |
DIA-204-1990-08-28-1 | タイ | 1990年08月28日 | 1990年代 | プラムアン副首相(前蔵相,タイ国民党副党首),内閣改造に不満を表明―自分の蔵相解任,副首相就任人事について事前に何も聞いていなかったと発言,タイ国民党からの離党までも示唆した。一方,サノー副内相(タイ国民党)もSAPを与党に残したことに不満を発表。 |
DIA-204-1990-08-31-1 | タイ | 1990年08月31日 | 1990年代 | チャワリット,政界復帰の意志を表明―午前中に上院議員,国内治安作戦司令部(ISOC)副司令官の辞表を提出した後,新党を結成し政界に復帰する意志を表明。 |
DIA-204-1990-09-02-1 | タイ | 1990年09月02日 | 1990年代 | SAP党大会開催,新幹部を選出―正式に党首に選出されたククリットはサンティ前副内相の党籍復帰を提案。大会はこれを受け入れ,サンティは党副幹事長に就任。副党首にはトンヨット副首相,カセーム議員,スラート議員が就任,幹事長はモントリー運輸相。同時にシッティ前党首(前外相),ポン前副党首(前副首相)の党顧問就任も承認された。 |
DIA-204-1990-09-04-1 | タイ | 1990年09月04日 | 1990年代 | 閣議,海外商業参事官事務所8カ所の新設を承認―アテネ,ブダペスト,モスクワ,ベルリン,マドリード,リスボン,プラハ,ダブリンの8カ所。 |
DIA-204-1990-09-05-1 | タイ | 1990年09月05日 | 1990年代 | 特別国会開会。 |
DIA-204-1990-09-05-2 | タイ | 1990年09月05日 | 1990年代 | チャワリット,タイ国民党が自分の下院議員への道を妨害していると発言―タイ国民党は自分が東北タイから出馬すると考え,同党東北タイ選挙運動責任者にバンハーン内相(同党幹事長)を任命したと発言。バンハーンの任命は,タイ国民党東北タイ選出議員の寝返りを防ぐなど,選挙対策強化とみられる。 |
DIA-204-1990-09-06-1 | タイ | 1990年09月06日 | 1990年代 | 91年度予算案,下院通過。 |
DIA-204-1990-09-07-1 | タイ | 1990年09月07日 | 1990年代 | 91年度予算案,上院通過,可決。 |
DIA-204-1990-09-07-2 | タイ | 1990年09月07日 | 1990年代 | 労働局,6日までにイラク,クウェートから帰国したタイ人は5728人と発表。 |
DIA-204-1990-09-08-1 | タイ | 1990年09月08日 | 1990年代 | 在クウェート・タイ人140人が帰国―タイ航空特別機で。政府はクウェート,ヨルダンからのタイ人本国移送はひとまず終了と発表。8日現在,クウェートに27人,イラクに約2100人のタイ人が本人の意志により残留している。 |
DIA-204-1990-09-10-1 | タイ | 1990年09月10日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,バンコク高架鉄道建設プロジェクトのラバリン社落札を承認―同時に用地確保のため92年度までに政府予算50億バーツを用意することを決定。 |
DIA-204-1990-09-11-1 | タイ | 1990年09月11日 | 1990年代 | 閣議,高架鉄道建設への外国融資に利子源泉課税免除をしないと決定―経済閣僚会議は免除を認めていたが,蔵相の強い反対により撤回。計画では投資総額の約60%(約3600億バーツ)を外国から借入れる。 |
DIA-204-1990-09-11-2 | タイ | 1990年09月11日 | 1990年代 | タイ国際航空,サウジアラビアへの乗り入れ停止―乗客の安全確保のためダーラン(週3便),リャド(週1便)への定期便停止を発表。 |
DIA-204-1990-09-12-1 | タイ | 1990年09月12日 | 1990年代 | 政府,石油製品小売原価の引上げを決定―ガソリン,重油,軽油,燃料油は1リットルあたり30サタン,LPGは1キロ当り55サタンの値上げ。13日実施。 |
DIA-204-1990-09-12-2 | タイ | 1990年09月12日 | 1990年代 | フン・センPRK首相来訪,チャチャーイ首相と会談―首相私邸で,スントーン最高司令官,スチンダー陸軍司令官,首相政策顧問らが出席。カンボジア最高国民評議会第1回会合を在タイ・カンボジア大使館で開催することで基本的に合意。 |
DIA-204-1990-09-12-3 | タイ | 1990年09月12日 | 1990年代 | チャワリット,次期総選挙に東北タイから出馬すると言明。 |
DIA-204-1990-09-13-1 | タイ | 1990年09月13日 | 1990年代 | 電話公社(TOT),電話回線拡張プロジェクトにCPテレコム社を選定―同社はCPグループとブリティッシュ・テレコム社の合弁企業。プロジェクトは第7次5カ年計画期間内(92~96年)にバンコクに200万回線,その他に100万回線を付設するもので,投資総額は1500億バーツ。CPテレコム社は付設した回線があげた収益のうちバンコクで16%,その他で22%を受け取る。TOTの選定はまず運輸・通信省へ送られ,その後閣議が承認する予定。 |
DIA-204-1990-09-14-1 | タイ | 1990年09月14日 | 1990年代 | シッティ前外相,下院議員を辞任―シッティ(前SAP党首,71歳)はSAPも離脱し,政界から引退する。引退理由は個人的なこととして党内の軋轢を否定した。バンコク2区補欠選挙は90日以内に実施される。 |
DIA-204-1990-09-15-1 | タイ | 1990年09月15日 | 1990年代 | 民主党,自党内閣僚の交替で合意―同党閣僚割当枠内で,プラチュアップ科学・技術・エネルギー相を保健相に,スタット副保健相を副農業相に据えることで合意した。次期総選挙に向け東北タイ地盤を強化するのがねらい。これに伴いチャルーン現副農相は科学相へ,マルート現保健相は閣外へ,アネック議員が副保健相へ異動する。10月以降に首相に要請する予定。 |
DIA-204-1990-09-17-1 | タイ | 1990年09月17日 | 1990年代 | チャラーム総理府相(大衆党党首),バンハーン内相(タイ国民党幹事長)の選挙運動員を交通事故で負傷させた警官に対する殺人未遂容疑を強く批判―事故当初(2日,スパンブリー県),当該警官は無謀運転で逮捕されたが,その後殺人未遂容疑で拘留された(18日保釈)。また容疑変更に反対した地区警察長は他地区へ異動させられている。チャラームは,この件の背後にバンハーン(スパンブリー県選出(がいることを示唆し,閣僚ポストを賭けても不正を正すと発言。 |
DIA-204-1990-09-17-2 | タイ | 1990年09月17日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,輸入機械に一律5%関税の適用を承認―BoIの投資優遇認可の有無にかかわらず適用される。コーン総理府相(BoI担当),チラBoI書記長は地方への投資拡散に支障をきたすとして反対した。 |
DIA-204-1990-09-17-3 | タイ | 1990年09月17日 | 1990年代 | 首相,石油製品小売価格引上げ上限を撤廃―引上げは,1回30サタンを上限としていたが,これを撤廃。 |
DIA-204-1990-09-17-4 | タイ | 1990年09月17日 | 1990年代 | 第1回カンボジア最高評議会(SNC),バンコクで開催(~19日)―議長をシアヌークにすることで合意ができたが,シアヌークを12人のSNCメンバーに含めるか,13人目のメンバーとするかで合意ができず決裂。19日チャチャーイ首相は,今後カンボジア和平交渉の仲介から手を引くと発言。 |
DIA-204-1990-09-18-1 | タイ | 1990年09月18日 | 1990年代 | 定例軍人事異動発表―各軍の主要ポストに大きな異動はなし。陸軍士官学校11期生の昇進が目立つ。10月1日実施。 |
DIA-204-1990-09-18-2 | タイ | 1990年09月18日 | 1990年代 | チャラーム総理府相,高架鉄道建設プロジェクトの内閣提出手続きにつき,バンハーン内相を批判―プロジェクト審議が18日の閣議議題に決定された資料を渡されたのは17日の夜であり,検討する時間が短すぎるとしてバンハーン(同プロジェクト担当)を批判。その後チャラームは,現政権はすぐに崩壊するので総理府相を更迭されてもかまわないと発言。首相は審議を翌週に延期。 |
DIA-204-1990-09-18-3 | タイ | 1990年09月18日 | 1990年代 | 閣議,TOT電話回線拡張プロジェクトのCPテレコム社への落札を承認―モントリー運輸相の提案で13日のTOTの決定を承認。 |
DIA-204-1990-09-18-4 | タイ | 1990年09月18日 | 1990年代 | 閣議,次期中銀総裁にウィジット副総裁を任命―9月末で定年となるチャワリット現総裁の後任。 |
DIA-204-1990-09-20-1 | タイ | 1990年09月20日 | 1990年代 | バンハーン内相,電話回線拡張プロジェクト承認につきモントリー運輸相(SAP幹事長)を批判―18日に閣議承認を受けた同プロジェクトは早急に決定され過ぎ,より綿密な検討が必要だと発言,翌週の閣議で再検討するよう求めた。サノー副内相(タイ国民党副党首)も同様の意見を述べ,モントリーは同プロジェクトの実施で私的利益を受けていると発言。 |
DIA-204-1990-09-20-2 | タイ | 1990年09月20日 | 1990年代 | 首相,チャラームとバンハーンの軋轢を仲裁―午後10時に両者を私邸に招き話し合わせた。バンハーンは2日の交通事故,その後の警官の容疑変更,地区警察署長の異動について直接関与していないとしながらも,管理不足の責任を認めた。チャラームは,バンハーン自身に悪意がないことを認め,両者は政局安定化に協力すると合意。 |
DIA-204-1990-09-22-1 | タイ | 1990年09月22日 | 1990年代 | チャワリット,新党の顧問会議メンバーを発表―発表されたのは,タナット・コーマン元外相,サウェート・ピアムポンサーン元蔵相,パイチット・ウアタウィークン元副蔵相,カウ・サワッディーパニット元教育相,プアン・スワナラット元内務次官,プリーダ・カーナスット元農業次官,スワン・ラッタナチュエン元副警察局長,シリ・アティポ元汚職防止委(CCC)委員長,スティー・アーガサラー元CCC議長,の9人。 |
DIA-204-1990-09-23-1 | タイ | 1990年09月23日 | 1990年代 | 首相,国連,カナダ訪問を延期―訪問(9月27日~10月9日予定)を国内石油価格問題に対処するため延期すると発表。 |
DIA-204-1990-09-24-1 | タイ | 1990年09月24日 | 1990年代 | バンコク・ペブリ通りでLPG輸送トラックが横転・炎上,死傷者多数―27日の発表では死者は60人。25日,バンハーン内相はLPG輸送の無免許操業,安全基準違反を厳しく調査するよう警察に指示。10月2日,政府は被災者救済のため5000万バーツの基金を設置した。 |
DIA-204-1990-09-24-2 | タイ | 1990年09月24日 | 1990年代 | スビン外相,カナダ,アメリカ訪問へ出発。 |
DIA-204-1990-09-25-1 | タイ | 1990年09月25日 | 1990年代 | 政府,2度目の石油製品小売価格引上げを発表―品目別に5.5%~35.8%の引き上げで,平均21%。26日から実施。同時に,(1)ゴム輸出への課税停止,(2)肥料輸入関税免除,(3)メイズ,タピオカ,ケナフなどの生産に対する事業税・地方税の停止,(4)公共輸送運賃引き上げ延期,などからなる農民・低所得者救済政策パッケージを打ち出した。 |
DIA-204-1990-09-25-2 | タイ | 1990年09月25日 | 1990年代 | 閣議,ラバリン社に落札した高架鉄道プロジェクトを最終承認。 |
DIA-204-1990-09-26-1 | タイ | 1990年09月26日 | 1990年代 | 政府,消費財,サービス価格を監視する2委員会を設置―不当値上げ業者を摘発する委員会(委員長=アーティット副首相)と,安く商品を購入できる場所を発表して便乗値上げ防止のキャンペーンを行なう委員会(委員長=スウィット政府報道官)。 |
DIA-204-1990-09-26-2 | タイ | 1990年09月26日 | 1990年代 | 関税局,機械関税5%一律化を発表―関税コード84,85の機械に対して。即日実施。 |
DIA-204-1990-09-27-1 | タイ | 1990年09月27日 | 1990年代 | 商業省,セメント輸入補助金引上げを決定―急増する需要を満たし内外価格差を埋めるため,現在の1トン当り144バーツから371.5バーツに引き上げる。 |
DIA-204-1990-09-28-1 | タイ | 1990年09月28日 | 1990年代 | タイ国民党・プラマーン派が内閣改造を要求―プラマーン同党顧問(工業相)は,党のイメージを損なったとしてバンハーン幹事長(内相)を非難し,速やかに内閣改造し政府を建て直すべきだと発言。プラマーン派議員もこれに同調。 |
DIA-204-1990-09-28-2 | タイ | 1990年09月28日 | 1990年代 | アマレート商業相,消費財価格凍結をメーカー,流通業者に要請―アマレートは主要消費財メーカー6社,養禽業者3社,流通業者と個別に会談し消費財価格凍結を要請。最低3ケ月は値上げしないことで合意。 |
DIA-204-1990-09-30-1 | タイ | 1990年09月30日 | 1990年代 | 国軍最高司令部,内務省,カンボジア難民「中立キャンプ」設置計画の詳細を発表―カオイダン難民センターを中立キャンプとし,タイ・カンボジア国境にあるキャンプ(8カ所,難民合計約30万人)から約10万人を移送する。内訳はポル・ポト派3万1517人,ソン・サン派8838人,シアヌーク派6万793人で,移送後は外部から隔離される。また既存難民キャンプは新規難民を受け入れない。移送には6億5000万バーツが必要とされ,国連の支出を予定。 |
DIA-204-1990-10-01-1 | タイ | 1990年10月01日 | 1990年代 | GATTパネルがタイの外国製たばこ輸入禁止にクロ裁定,との報道―アメリカ通商代表部(USTR)の提訴により4月に設置されたパネルは,9月21日,タイの輸入禁止措置はGATT規定違反の疑いがあると裁定。USTRの提訴は,米たばこ輸出協会が88年通商法301条に基づいてタイ政府,タイたばこ専売公社をUSTRに提訴したために行なわれた。(Bangkok Post,1日付) |
DIA-204-1990-10-01-2 | タイ | 1990年10月01日 | 1990年代 | 商業省と乳製品メーカー・輸入業者が3カ月間の価格凍結で合意。 |
DIA-204-1990-10-02-1 | タイ | 1990年10月02日 | 1990年代 | 閣議,TOTプロジェクトの再検討を決定―モントリー運輸相はTOTの決定を閣議に告知する必要はあるが検討する必要はないとしていたが,バンハーン内相,サノー副内相らがこれに反対。閣議は9日の再検討を決定した。閣議中運輸相は,自分が不正を行なっていると疑うなら他のSAP議員とともに罷免せよと発言。 |
DIA-204-1990-10-02-2 | タイ | 1990年10月02日 | 1990年代 | 商業省とプラスチック製品輸入業者が3カ月間の価格凍結で合意 |
DIA-204-1990-10-04-1 | タイ | 1990年10月04日 | 1990年代 | 首相,与党各党首脳と緊急会談―バンハーン・タイ国民党幹事長(内相),チャラーム大衆党党首(総理府相),ビチャイ民主党党首,サナン民主党幹事長(副首相),モントリーSAP幹事長(運輸・通信相),ティエンチャイ民衆党党首(教育相),マナ民衆党幹事長(副首相),アーティット・タイ全人民党党首(副首相),ポン統一民主党党首(総理府相)が出席。会談内容は公表されなかった。 |
DIA-204-1990-10-04-2 | タイ | 1990年10月04日 | 1990年代 | 連帯党,政府追及のため特別国会開催を要求すると発表―ナロン党首は,仏法の力党,タイ国民党もこの動きに同調しており111の要求書署名は確実と語った。必要署名数は208(両院議員総数の1/3)なので,上院議員,与党下院議員にも署名を募ると発言。 |
DIA-204-1990-10-04-3 | タイ | 1990年10月04日 | 1990年代 | スビン外相,国連総会で演説―カンボジア和平努力の継続を訴え,またインドシナ3国,ミャンマーのASEAN加盟について前向きの姿勢を示した。 |
DIA-204-1990-10-04-4 | タイ | 1990年10月04日 | 1990年代 | 商業省とタイ・デパート協会が3カ月間の価格凍結で合意。 |
DIA-204-1990-10-04-5 | タイ | 1990年10月04日 | 1990年代 | 運輸相,TOTプロジェクト詳細を発表―TOTの年度別収入,プロジェクトの投資額,予想収益,TOTの取り分などを図表入りで説明。 |
DIA-204-1990-10-05-1 | タイ | 1990年10月05日 | 1990年代 | 首相の仲介で運輸相と内相,サノー副内相が妥協―TOTプロジェクトはNESDBがフィージビリティ・スタディーを行ない。プロジェクト閣議提出の方法については司法委が意見をのべることで妥協が成立。 |
DIA-204-1990-10-06-1 | タイ | 1990年10月06日 | 1990年代 | 首相,ナラティワート県で国王に謁見―タイ最南端の同県へ飛び国王に謁見,すぐにサタヒープ空軍基地へ戻った。予定外の行動は国王と内閣改造について協議するためと噂されたが,首相はこれを否定,国王に経済状況を説明したと発言。 |
DIA-204-1990-10-08-1 | タイ | 1990年10月08日 | 1990年代 | 政府エネルギー政策委,カルテックス社精油所のマプタプットでの建設を承認―政府は南タイへの立地を要求していたが,カルテックス社はこれを拒否し,外交ルートを使って政府に圧力をかけていた。同時にシェル社に許可した精油所についても,タイ側(タイ石油公社)49%出資で承認することを決定。 |
DIA-204-1990-10-09-1 | タイ | 1990年10月09日 | 1990年代 | 閣議,TOTプロジェクトを承認―TOTが当初に決定した内容で承認。また当初の議題に上っていない問題を討議しないことで基本的に合意。 |
DIA-204-1990-10-09-2 | タイ | 1990年10月09日 | 1990年代 | 閣議,外国製たばこ輸入解禁を決定―商業省,大蔵相に関税などの詳細を検討するよう指示。 |
DIA-204-1990-10-10-1 | タイ | 1990年10月10日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,軍が立ち上がり政治問題解決を助ける時は近いかもしれない,と発言。 |
DIA-204-1990-10-11-1 | タイ | 1990年10月11日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,政府が国民の支持を失い続けるなら,軍も政府を支持できなくなると発言。 |
DIA-204-1990-10-13-1 | タイ | 1990年10月13日 | 1990年代 | イサラポン陸軍副司令官,反政府デモが過激になれば鎮圧に乗り出す準備があると発言―9月末から続いている内閣総辞職要求デモが,法を犯し秩序を乱すまで過激になれば,鎮圧する準備があると発言。一方タイ学生連盟(SFT)は,デモの中心のラームカムヘーン大学生とSFTとの直接的関係を否定。 |
DIA-204-1990-10-14-1 | タイ | 1990年10月14日 | 1990年代 | 警察,デモのラームカムヘーン大学生を逮捕,学生1人が抗議の焼身自殺―警察は午前7時,大学生9人を逮捕。午後1時,これに抗議してラームカムヘーン大学生1人がガソリンをかぶって焼身自殺した。学生は18日に死亡。朝のデモには89年に逮捕され保釈されていた「革命評議会」のプラサート・サプスントーン,ライナート・アルーンランスリが参加していたとみられ,今回のデモは「革命評議会」の扇動によるものとされている。 |
DIA-204-1990-10-15-1 | タイ | 1990年10月15日 | 1990年代 | チャワリット,新政党を正式旗揚げ―旗揚げされた「新希望党」のスローガンは「全安保障と国民繁栄を創出する」というもの。16日から活動開始。 |
DIA-204-1990-10-15-2 | タイ | 1990年10月15日 | 1990年代 | バンコク2区補欠選挙に3政党から立候補者―シッティ引退に伴う補欠選。15日から立候補受付けが始まり,カセーム・シリサムパン(SAP副党首),ステープ・アタコーン(仏法の力党副党首),カナラ・スカパニット(タイ人民党,大学講師)の3人が届け出た。 |
DIA-204-1990-10-15-3 | タイ | 1990年10月15日 | 1990年代 | 閣議,第42号令廃止と新報道法案の撤回で合意―第42号令廃止勅令草案の承認に加え,審議中の新報道法案についても次期国会での撤回で合意。 |
DIA-204-1990-10-15-4 | タイ | 1990年10月15日 | 1990年代 | 閣議,たばこ規制法案を承認―保健省の提案。内容は,(1)16歳未満の者へのたばこ販売に関する罰則規定,(2)たばこ広告完全禁止,(3)たばこ製造者にたばこの含有物,人体への警告をパッケージに印刷させる,などで,違反者は2年以下の懲役および2000バーツの罰金。 |
DIA-204-1990-10-15-5 | タイ | 1990年10月15日 | 1990年代 | アマレート商業相,91年タピオカ輸出政策を発表―EC向け輸出割当の最低50%(435万トン)をボーナス割当に振り当て,輸出促進のインセンティブとする。輸出は11月から91年7月の間の5回に分けて行なわれる予定。 |
DIA-204-1990-10-15-6 | タイ | 1990年10月15日 | 1990年代 | 首相,イギリス,スイス訪問へ出発(~23日)―17日,サッチャー・イギリス首相,イギリス財界代表と会談し,タイへの投資促進を要請。19日,スイスに入りGATT,UNCTAD関係者と会談。 |
DIA-204-1990-10-18-1 | タイ | 1990年10月18日 | 1990年代 | 警察,反政府集会の学生リーダーを逮捕―ラームカムヘーン大学で行なわれた集会の後,学生リーダー多数を逮捕(人数は不明)。また「革命評議会」メンバーに対する保釈撤回を刑事裁判所に要請した。 |
DIA-204-1990-10-19-1 | タイ | 1990年10月19日 | 1990年代 | 警察,反政府集会リーダー6人を逮捕―うち5人はラームカムヘーン大学生。刑事裁判所は「革命評議会」メンバー12人に対する保釈を撤回。 |
DIA-204-1990-10-19-2 | タイ | 1990年10月19日 | 1990年代 | 対外債務政策委,91年度政府対外借り入れを13億ドルに設定―エネルギー関連プロジェクト7件(2億4900万ドル),農業・灌漑プロジェクト3件(4744万ドル),運輸関連プロジェクト9件(7億3438万ドル),電話回線プロジェクト2件(1億4163万ドル),インフラ関連プロジェクト2件(6592万ドル)などに振り分けられる。 |
DIA-204-1990-10-19-3 | タイ | 1990年10月19日 | 1990年代 | ウイジット中銀総裁,91年2月に貸出金利上限を引上げると発言―インフレ抑制のため貸出金利を1%引き上げる(16.5→17.5%)と発言。実施まで時間があるのは,これから農産物の収穫期に入り農民の資金需要が多くなるためとした。 |
DIA-204-1990-10-19-4 | タイ | 1990年10月19日 | 1990年代 | 外務省,東欧諸国からの入国ビザ発給規制緩和を発表―ソ連,アルバニア,ブルガリア,チェコスロバキア,ハンガリー,ルーマニア,ユーゴスラビアの各国からのビザを90日間まで認める。また本省のビザ発給前調査は廃止される。 |
DIA-204-1990-10-19-5 | タイ | 1990年10月19日 | 1990年代 | LPG輸送トラックのバンコク中心部進入禁止を決定―午前6時から午後10時まで,バンナートラート通り,ラマⅡ世通りなど指定された区域への進入を禁止。 |
DIA-204-1990-10-21-1 | タイ | 1990年10月21日 | 1990年代 | プラサート「革命評議会」議長,国民に反政府デモを呼びかけ―報道機関に書簡を配り,タイ政治は独裁に陥っているとして平和的反政府デモを呼びかけた。 |
DIA-204-1990-10-21-2 | タイ | 1990年10月21日 | 1990年代 | 森林局,森林伐採禁止の成果を発表―伐採禁止前の85~88年は年平均147万1389ライ(約2354.2平方キロ)の森林が失われていたが,88~89年には年平均24万1390ライ(約386.2平方キロ)に減少したと発表。 |
DIA-204-1990-10-23-1 | タイ | 1990年10月23日 | 1990年代 | 首相,「革命評議会」を無視するよう国民に告げる。―国民が注意を払わなければ「革命評議会」など消えてしまうと発言。 |
DIA-204-1990-10-24-1 | タイ | 1990年10月24日 | 1990年代 | 首相,軍首脳と内閣改造を協議―恒例の首相私邸朝食会でスチンダー陸軍司令官,カセート空軍司令官と会談し,政府のイメージを改善するため近く内閣改造を行なう意向を告げた。 |
DIA-204-1990-10-25-1 | タイ | 1990年10月25日 | 1990年代 | 焼身自殺大学生の葬儀で反政府デモが激化―焼身自殺した大学生の葬儀(於ナコンシータマラート県)で,同大学学生を中心とする反政府デモが激化し県知事宅に集結,警察官200人以上が導入された。 |
DIA-204-1990-10-26-1 | タイ | 1990年10月26日 | 1990年代 | タイ国際航空,バンコク・プノンペン間の定期便を設置したと発表―乗員37人のプロペラ機を月曜,木曜の週2回就航させる。 |
DIA-204-1990-10-29-1 | タイ | 1990年10月29日 | 1990年代 | タク・ベトナム外相来訪(~10月1日),タイ・ベトナム首脳会談を提案―両国首脳の会談は78年を最後に行なわれていない。首相は会談出席に基本的に合意した。タクはまた,78年に設立されたが廃止状態となっているタイ・ベトナム共同委員会(貿易,投資,文化交流促進をめざす)の再建を提案。外務省は31日,ベトナム側に共同経済委員会設置協定,2国間投資促進・保護協定の草案を手渡し,検討を促した。 |
DIA-204-1990-10-30-1 | タイ | 1990年10月30日 | 1990年代 | 最高司令部,6月に押収した移動放送車をMOTに返還しない意向を発表―スントーン最高司令官とラチャンMOT理事長との協議が不調に終わり,スントーンは,首相命令がない限り移動放送車はMOTに返還しないと発言。 |
DIA-204-1990-10-30-2 | タイ | 1990年10月30日 | 1990年代 | 閣議,国際女性差別撤廃条約に対する留保の一部撤回を決定―7カ所の留保のうち,同種業務就業の男女機会均等の権利,女性の就業契約について留保撤回。 |
DIA-204-1990-10-30-3 | タイ | 1990年10月30日 | 1990年代 | 閣議,マラヤ共産党(CPM)投降者の法的身分を決定―89年12月の平和協定締結以降タイに投降した約1700人の元CPM党員に対し,タイ人にはタイ市民権を,マレーシア人には帰国を認めるか移民として国内残留を認める。 |
DIA-204-1990-10-31-1 | タイ | 1990年10月31日 | 1990年代 | 野党議員全員の特別国会開催要求署名が完了。 |
DIA-204-1990-10-31-2 | タイ | 1990年10月31日 | 1990年代 | プラサート「革命評議会」議長,89年の暴動扇動に関する公聴会出席のため刑事裁判所に出頭,警察は再逮捕―プラサートは大学生の反政府デモを煽ったとして行方を追われていた。警察は裁判所前でプラサートを逮捕し,バンコク特別刑務所に拘留。 |
DIA-204-1990-11-02-1 | タイ | 1990年11月02日 | 1990年代 | 首相,ラオス訪問―カイソン首相と会談。メコン川架橋,ラオス難民問題カンボシア問題などについて話し合った。チャチャーイ首相は両国国境の通過地点の増設,ラオス領内に合弁で水力発電ダム建設を提案。 |
DIA-204-1990-11-02-2 | タイ | 1990年11月02日 | 1990年代 | 交渉不調でタイ・アメリカ民間航空協定が失効―ワシントンで行なわれた交渉でタイ側が従来のオープンスカイ方式の協定を拒否し協定は失効。91年3月末までは現状通り民間航空機の運行を認めることで合意。 |
DIA-204-1990-11-03-1 | タイ | 1990年11月03日 | 1990年代 | スントーン最高司令官(上院議員),特別国会開催に反対を表明。 |
DIA-204-1990-11-03-2 | タイ | 1990年11月03日 | 1990年代 | サナン民主党幹事長(副首相),民主党閣僚3人の交替につき首相の承認を要請したと発表。 |
DIA-204-1990-11-03-3 | タイ | 1990年11月03日 | 1990年代 | スビン外相,中国訪問(~5日)。 |
DIA-204-1990-11-04-1 | タイ | 1990年11月04日 | 1990年代 | チャラーム総理府相,MOT放送車に関する最高司令部の態度を非難―チャンネル9の政治広告という形で記者会見し,最高司令官に押収された放送車は郵政局から高出力放送許可を受けていることを強調,放送車を返還しないというスントーン最高司令官の態度を非難。 |
DIA-204-1990-11-05-1 | タイ | 1990年11月05日 | 1990年代 | 最高司令部,チャラームのスントーン非難を攻撃―首相は,放送車を総理府へ返還し自らの管理下におくことを提案しているが,スントーンはこれを拒否。ナルードン最高司令官報道官は,軍はチャラームに対し適切で断固とした処置をすると発表。 |
DIA-204-1990-11-05-2 | タイ | 1990年11月05日 | 1990年代 | 蔵相,金融逼迫対応策を発表―農産物収穫期を前に資金逼迫状況を緩和するため,商銀の国積保有率引下げ(16→9.5%)などの短期策を発表。 |
DIA-204-1990-11-06-1 | タイ | 1990年11月06日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,スントーン最高司令官全面支持を表明,首相に問題解決をせまる―MOT放送車問題についてスントーン支持を表明,政府は軍の信頼を失いつつあるとして首相に問題解決を強く迫った。 |
DIA-204-1990-11-06-2 | タイ | 1990年11月06日 | 1990年代 | 閣議,カルテックス社精油所建設を最終的に承認―カルテックス社の当初要請通り,東部臨海工業地域に日量12万バレル規模の精油所建設を承認。 |
DIA-204-1990-11-06-3 | タイ | 1990年11月06日 | 1990年代 | 閣議,NSC提案のカンボジア難民送還計画を承認―(1)アランヤプラテートに移送センターを設置する,(2)移送にはカンボシア第5高速道路,アランヤプラテート・プノンペン間鉄道,プラーチーンブリ・プノンペン空路の3ルートを使用する,(3)カンボジア内に送還難民受け入れセンター6カ所を設置する,という内容。閣議は第5高速道路補修に2700万バーツの支出を承認。 |
DIA-204-1990-11-06-4 | タイ | 1990年11月06日 | 1990年代 | 第3回タイ・ラオス共同国境委開催(~7日,於バンコク)。 |
DIA-204-1990-11-07-1 | タイ | 1990年11月07日 | 1990年代 | 首相,内閣改造の意志を表明―首相と軍首脳の定例朝食会で軍は内閣改造を要求。スントーン最高司令官は記者団に対し,首相は日本・中国訪問後に内閣を改造する約束をしたと発表。軍はバンハーン内相,モントリー運輸相の副首相への異動も要求したもよう。陸軍ラジオ放送は,チャラーム総理府相に対する攻撃を継続。 |
DIA-204-1990-11-07-2 | タイ | 1990年11月07日 | 1990年代 | 首相,MOT放送車を王宮へ移送―首相は放送車を王宮に移送して事態の解決を図った。 |
DIA-204-1990-11-08-1 | タイ | 1990年11月08日 | 1990年代 | 首相,次期内閣からチャラーム総理府相を外すと言明―7日夜にチャラームと会談した際,チャラームは大衆党(党首=チャラーム)は次期内閣に加わらないと発言したことを明らかにした。 |
DIA-204-1990-11-08-2 | タイ | 1990年11月08日 | 1990年代 | 首相,日本,中国訪問(~17日)―11日海部首相と会談し,カンボシア和平への協力を確認した。12日,平成天皇即位の礼に出席。14日,北京入りし李鵬首相と会談。15日にはシアヌークと会談。 |
DIA-204-1990-11-09-1 | タイ | 1990年11月09日 | 1990年代 | 運輸省,タイ国鉄,タイ・ホープウェル社(香港ホープウェル社の100%子会社)が高架鉄道・道路建設プロジェクト(於バンコク)に契約―4階に高速道路,3階に鉄道,1・2階に駅,小売店舗のコンコースを建設する計画(コミュニティ・トレイン計画)で,総延長は約60キロ。投資総額は800億バーツ。 |
DIA-204-1990-11-10-1 | タイ | 1990年11月10日 | 1990年代 | ミャンマー人学生がバンコク発ヤンゴン行タイ国際航空(THAI)機をハイジャック,カルカッタに緊急着陸―犯人はミャンマー政府への7項目要求の他にタイ政府に対して,(1)対ミャンマー投資の即時停止,(2)89年10月にTHAI機をハイジャックし服役中のミャンマー人学生2人の解放,(3)不法入国したミャンマー人学生を逮捕しないこと,(4)ミャンマー人の政治亡命許可,を要求。8時間後,乗客全員は解放され,犯人は投降した。 |
DIA-204-1990-11-12-1 | タイ | 1990年11月12日 | 1990年代 | 皇太子日本訪問。平成天皇即位の礼に出席。 |
DIA-204-1990-11-12-2 | タイ | 1990年11月12日 | 1990年代 | 陸軍代表団,ミャンマー訪問(~16日)―パット将軍を団長とする24人。 |
DIA-204-1990-11-13-1 | タイ | 1990年11月13日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,政府庁舎およびその周辺での集会を禁止―首都治安維持部隊司令官として政府庁舎前および周辺での10人以上の集会を禁止。首相帰国まで継続される。違反者は拘留され刑法368条に基づいて罰金刑。チャラーム支持の大衆行動を事前に封じ込めるのが目的とみられる。 |
DIA-204-1990-11-13-2 | タイ | 1990年11月13日 | 1990年代 | 中銀,公定歩合引上げ―9.5→12%,即日実施。同時に商銀貸出限度を59億8500万バーツから133億2000万バーツへ引上げ,新規支店開設を行なう商銀の国債保有率引下げ(預金総額の16→9.5%)などの措置を実施。 |
DIA-204-1990-11-14-1 | タイ | 1990年11月14日 | 1990年代 | 与野党議員,労働組合,学生などが集会禁止令を批判―ウタイ議員(連帯党)は,集会禁止は限定的な政権奪取であると主張,チャトゥロン議員(タイ国民党)は,軍は集会禁止で国民の反応を確かめ,次にはクーデタを企てるだろうと発言し,スチンダーを非難。 |
DIA-204-1990-11-14-2 | タイ | 1990年11月14日 | 1990年代 | コーン総理府相,ベトナム訪問(~17日)―タク副首相(外相)との会談で,タイ湾ベトナム領海内の油田開発のため早期に合同委員会を設置することで合意。 |
DIA-204-1990-11-15-1 | タイ | 1990年11月15日 | 1990年代 | アメリカの業界団体が,タイの海賊盤制作・販売が知的所有権侵害であるとUSTRに申し立て―国際知的所有権同盟(IIPA),アメリカレコード産業協会(RIAA),アメリカ映画輸出協会(MPEAA)の3団体は,10月26日に駐米タイ大使に書簡で行なった改善要求後も改善がみられないとしてUSTRに申し立て。USTRは45日以内に調査を開始するか否かを決定する。 |
DIA-204-1990-11-16-1 | タイ | 1990年11月16日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,集会禁止令を解除。 |
DIA-204-1990-11-18-1 | タイ | 1990年11月18日 | 1990年代 | 首相,第42号令廃止勅令に署名―同令は即日廃止。今後,発行停止は裁判所命令でのみ可能となる。新聞発行免許制も廃止され,警察局に申請すれば新規発行が可能。 |
DIA-204-1990-11-18-2 | タイ | 1990年11月18日 | 1990年代 | スビン外相,ラオス訪問(~49日)―ラオス外相,大統領代行らと会談し,ラオスの外貨獲得に協力するため電力購入を増やすこと,両国間定期航空便を増設すること,合弁事業を行なうことで合意。 |
DIA-204-1990-11-19-1 | タイ | 1990年11月19日 | 1990年代 | 首相,与党連合首脳と内閣改造について協議。 |
DIA-204-1990-11-20-1 | タイ | 1990年11月20日 | 1990年代 | 閣議,外貨取引規制,海外投資規制,バーツ海外持出し規制の緩和を決定―(1)例外的ケースを除く外貨取引完全自由化,(2)商銀外貨保有率引上げ(資本金の20%→25%),(3)500万ドル以下の個人外国投資自由化,(4)個人の外貨持ち出し自由化,の4点。 |
DIA-204-1990-11-20-2 | タイ | 1990年11月20日 | 1990年代 | 閣議,シェル社への精油所建設許可見直しを決定―プラチュァップ科学相が,契約ではタイ政府が10億バーツ以上を支出してマプタプット港沖の埋立を行なうとされているが,カルテックス社とは同様の契約がされていないと指摘。閣議は契約の見直しを工業省などに指示。 |
DIA-204-1990-11-21-1 | タイ | 1990年11月21日 | 1990年代 | 首相,国王に謁見するためサコンナコン県へ。首相辞任の噂が広がる―日帰りで国王に謁見したため,辞任を伝えたのではないかという噂が一気に広まった。首相はコメントを拒否。夜,首相と会談したバンハーン内相は噂を否定。 |
DIA-204-1990-11-21-2 | タイ | 1990年11月21日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,国王に謁見―夜にスチンダーも謁見。スチンダーは謁見内容については沈黙。 |
DIA-204-1990-11-22-1 | タイ | 1990年11月22日 | 1990年代 | 内閣改造実施―チャラーム総理府相とソラート副教育相(タイ国民党)のポスト交換と,民主党が要請していた同党枠閣僚の異動のみの小規模な改造。チャラームの内閣残留についてスントーン最高司令官,スチンダー陸軍司令官は強い不満を表明。 |
DIA-204-1990-11-22-2 | タイ | 1990年11月22日 | 1990年代 | 内務省,不法入国ミャンマー人対策を発表―ハイジャック,政治デモなどの活動はタイ政府・国民・在留外国人の安全,財産に損害を与えるとして,(1)在留ミャンマー人学生・僧侶の政治活動を厳しく取り締まる,(2)ミャンマー人不法入国監視を強化する,(3)反ミャンマー政府活動を監視する,などの対策を発表。 |
DIA-204-1990-11-23-1 | タイ | 1990年11月23日 | 1990年代 | 軍首脳が定例国防会議をボイコット,同会議は取りやめ―スントーン最高司令官,スチンダー陸軍司令官ら軍首脳は「他の仕事で忙しい」ため同会議〔議長=国防相(首相兼任)〕を欠席すると連絡,首相は会議を取りやめた。首相は,「自分は国防相も兼任しているが軍の人事に介入したことはない。軍も内閣人事を理解すべきだ」と発言。 |
DIA-204-1990-11-23-2 | タイ | 1990年11月23日 | 1990年代 | 中銀,貸出・預金金利上限引上げを発表―26日から商銀貸出金利上限16.5%→19%,普通預金金利上限9%→12%への引上げを発表。蔵相は,投資・貯蓄インバランス拡大のため早期引上げに踏み切ったと発言。蔵相,中銀総裁,商銀代表との協議では,急激な投資減少を避けるため商銀は期間をおいて0.5%ずつ貸出金利を引上げることが合意された。 |
DIA-204-1990-11-25-1 | タイ | 1990年11月25日 | 1990年代 | 下院バンコク2区補欠選挙でステープ候補(仏法の力党副党首)が当選―ステープ候補は2万6792票(有効投票の47%)を獲得し,他の2候補に圧勝。仏法の力党の下院議席は15となり,SAPは4期維持してきたバンコク唯一の地盤を喪失。投票率は26.8%。 |
DIA-204-1990-11-28-1 | タイ | 1990年11月28日 | 1990年代 | 首相との定例朝食会に軍首脳が全員欠席。 |
DIA-204-1990-11-30-1 | タイ | 1990年11月30日 | 1990年代 | タイ国民党幹部会,内閣改造のフリーハンドを首相に与えることで一致―改造の規模,時期などすべてを首相に一任することで一致。バンハーン内相は連合与党構成に変化がある可能性を示唆。 |
DIA-204-1990-12-01-1 | タイ | 1990年12月01日 | 1990年代 | バンハーン内相,内務官僚に総選挙準備にはいるよう指示したことを確認。 |
DIA-204-1990-12-02-1 | タイ | 1990年12月02日 | 1990年代 | プミポン国王,対話で問題を解決するよう演説―サコンナコン県からバンコクへ戻った国王は出迎えたヴィレッジ・スカウト約400人を前に,「すべての党派は国家の利益を考えて団結し,相互理解,対話によって問題を解決しなければならない」とする演説を予定外に行なった。出迎えには首相以下全閣僚,軍首脳も参加。 |
DIA-204-1990-12-03-1 | タイ | 1990年12月03日 | 1990年代 | スイット政府報道官,2日の国王演説は政府への助言であると発言―国民が国王の助言を実行すれば政治的安定を獲得でき,経済発展も可能になるとした。 |
DIA-204-1990-12-04-1 | タイ | 1990年12月04日 | 1990年代 | 閣議,対ソ政策規制の緩和を決定―ソ連国内の政治変化を受けて。民間企業の対ソ取引規制,社会科学系学生のソ連留学禁止,政府職員のソ連旅行規制などを廃止・緩和する。 |
DIA-204-1990-12-04-2 | タイ | 1990年12月04日 | 1990年代 | 閣議,シェル社,カルテックス社の精油所建設について妥協案を提示―建設許可と政府の援助内容が異なるため問題となっていた。シェル社に対してはマプタプット港沖を埋め立てる費用7億5000円バーツを工業団地公社が負担し,カルテックス社に対してはマプタプット工業団地内の土地費用を負担しない代わりにシェル社より安い借地料を提供する。 |
DIA-204-1990-12-04-3 | タイ | 1990年12月04日 | 1990年代 | モントリー運輸相,ホープウェル社に対する対外借入利子源泉課税免除提案を撤回―ホープウェル社は11月にコミュニティトレイン建設事業を運輸省,タイ国鉄と契約している。 |
DIA-204-1990-12-06-1 | タイ | 1990年12月06日 | 1990年代 | サマック・タイ人民党党首,首相の連合与党入り要請を拒否―首相の要請は野党を分裂させ特別国会開催要求を葬る戦略だとし,問題解決の唯一の方法は国会解散であると発言。 |
DIA-204-1990-12-06-2 | タイ | 1990年12月06日 | 1990年代 | ククリットSAP党首,同党閣僚枠に影響する内閣改造を行なった場合,与党連合を離脱する可能性を示唆。 |
DIA-204-1990-12-06-3 | タイ | 1990年12月06日 | 1990年代 | BoI,ホープウェル社の法人税免除申請を受諾せず―コミュニティ・トレイン事業すべてに関する法人税免除申請は受諾されなかったが,計画の一部である高架鉄道・高速道路建設については免除を認める方向に合意。 |
DIA-204-1990-12-08-1 | タイ | 1990年12月08日 | 1990年代 | チャチャーイ首相辞任―「国内の望ましくない状況を憲法に従って解決しようと試みたが,改善されなかった。この状況を放置すれば国王を元首とする民主制度に悪影響を与えるばかりでなく,長期的にはタイ国の国際的信用を傷つけ経済発展をも阻害する」という内容の辞表を国王に提出,受理された。チャチャーイはすでにタイ国民党,民主党,SAP,民衆党,タイ全人民党,連帯党などから首相再指名を支持されている。ククリットSAP党首は,連帯党が与党入りすれば自党は野に下ると発言。 |
DIA-204-1990-12-09-1 | タイ | 1990年12月09日 | 1990年代 | チャチャーイ,首相に再指名される―組閣には数日かかると発言。チャチャーイらタイ国民党幹部は連帯党幹部に,次期与党連合に連帯党が入ることを保証。またチャチャーイは与党連合から大衆党(党首=チャラーム)を外すことを明言。 |
DIA-204-1990-12-10-1 | タイ | 1990年12月10日 | 1990年代 | 首相,6党連立内閣を画策―タイ国民党,SAP,民主党,民衆党,タイ全人民党,連帯党の6党連立内閣を画策。成立すれば与党下院議席数は297(総数の83%),野党60となる。 |
DIA-204-1990-12-12-1 | タイ | 1990年12月12日 | 1990年代 | 民主党,6党連立に不参加を決定―幹部会で決定。野党議席60では内閣不信任案も提出できず(議員総数の20%=72名以上の署名が必要),政府が独裁的になるとの理由。ただし与党構成が変わった場合の参加の可能性は留保した。 |
DIA-204-1990-12-13-1 | タイ | 1990年12月13日 | 1990年代 | 5党連立で組閣が進展―タイ国民党,連帯党,タイ人民党,民衆党,タイ全人民党からなる連立が進展,閣僚ポスト配分が進行した。成立すれば与党下院議席数は227(総数の63%),野党は130となる。 |
DIA-204-1990-12-14-1 | タイ | 1990年12月14日 | 1990年代 | 第2次チャチャーイ内閣成立―5党連立内閣が成立し,SAP,民主党は野党に回った。民間からアマレート(商業相,再任),チャワリット(副蔵相,前中銀総裁)の2人を登用,政府報道官にはプリディーヤートンを任命。首相はできるだけ早い時期に国会を開き施政方針を発表したいと表明。 |
DIA-204-1990-12-16-1 | タイ | 1990年12月16日 | 1990年代 | 野党3党,サマック運輸相は閣僚不適格であると主張―モントリーSAP幹事長,サナン民主党幹事長,チャラーム大衆党党首が会談し,サマックは89年2月にダムロン元科学相に対する名誉棄損で最高裁から懲役6カ月,罰金4000バーツの実刑判決(執行猶予2年),また90年8月にもバンハーン・タイ国民党幹事長,NESDB職員に対する名誉棄損で実刑判決(それぞれ執行猶予2年,6カ月)を受けており,閣僚不適格と主張。 |
DIA-204-1990-12-18-1 | タイ | 1990年12月18日 | 1990年代 | 閣議,91年1月に特別国会開催を決定―施政方針演説を行なうため。ブーンウア副首相を長とする演説草稿作成委を設置,各省にそれぞれの政策を25日までに提出するよう指示した。 |
DIA-204-1990-12-18-2 | タイ | 1990年12月18日 | 1990年代 | 政府,サマックの閣僚就任は合憲と主張―サマックは執行猶予期間中だが実際に拘禁されたことはなく,憲法155条(3),(4)の不適格要件に該当しないとして。 |
DIA-204-1990-12-18-3 | タイ | 1990年12月18日 | 1990年代 | プラマーン内相,パキット副内相(タイ人民党)をバンコク都庁((BMA)担当に任命―タイ人民党は,仏教の力党(党首=チャムロン都知事)とバンコクで勢力を争っている。またプラマーンは89年の内相時代にチャムロンと軋轢があり,それが原因で90年1月,工業相に転任している。 |
DIA-204-1990-12-18-4 | タイ | 1990年12月18日 | 1990年代 | 閣議,米価支持に15億バーツ支出と米価問題特別委の設置を決定―15億バーツは90/91年収穫の100%精米20万トンの買上げに支出される。 |
DIA-204-1990-12-20-1 | タイ | 1990年12月20日 | 1990年代 | プラマーン内相,BMAのゴミ処理場建設,下水処理システム建設の2事業を内務省管轄へ移すと発表―事業の進展が大幅に遅れており,これ以上バンコク市民に負担はかけられないとして。 |
DIA-204-1990-12-21-1 | タイ | 1990年12月21日 | 1990年代 | 賃金委,最低賃金引上げ額を決定―バンコクおよび近郊5県,プーケットは,90→100バーツ,ラノン,パンガーは84→93バーツ,チョンブリ,サラブリ,ナコンラーチャシーマー,コーンケーン,チェンマイは79→88バーツ,その他の県は。74→82バーツ。91年4月実施予定。 |
DIA-204-1990-12-21-2 | タイ | 1990年12月21日 | 1990年代 | The Naton紙,ハノイに事務所開設と発表。 |
DIA-204-1990-12-24-1 | タイ | 1990年12月24日 | 1990年代 | 政府,中東在留タイ人労働者に帰国を呼びかけ―91年1月15日(国連安保理が決定したイラクのクウェート撤退期限)を待たずに帰国するよう呼びかけ。外務省によれば,サウジを中心に約13万人のタイ人が中東地域に残っている(イラク約200人,クウェート約400人)。 |
DIA-204-1990-12-24-2 | タイ | 1990年12月24日 | 1990年代 | USTR,タイの知的所有権侵害調査を開始したと発表―レコード,映画,コンピュータソフトなどの海賊盤制作・販売について再三警告したが改善がみられないため,21日から調査に入ったと発表。USTRは11月15日,業界団体からの調査申請を受けていた。 |
DIA-204-1990-12-28-1 | タイ | 1990年12月28日 | 1990年代 | 首相,チャイアナン・チュラー大教授(政治学)とターリン・サイアム商銀頭取を政策顧問に任命―それぞれ行政,財政・金融政策の政策顧問に任命。顧問チームはクライサック(労働・環境問題担当),パンサック(外交政策担当),スラキアット(経済問題担当),バウォンサック(法制担当)に加えて6人となった。 |
DIA-204-1990-12-28-2 | タイ | 1990年12月28日 | 1990年代 | カセート・タイ国際航空(THAI)会長,タイ証券取引所がTHAIの株式上場申請を承認と発表―第1段階として91年半ばまでに10億バーツ相当の株式を上場する計画。 |
DIA-204-1990-12-29-1 | タイ | 1990年12月29日 | 1990年代 | アーティット外相,サウジアラビア訪問(~1月2日)―サウジ在留タイ人労働者約8万人の安全確保が目的。30日,サウド・サウジ外相は,タイ人をサウジ国民と同様に扱い安全を確保すると保証。アーティットはこれを受け,航空機整備士(F5戦闘機整備)と医療団35人の派遣を申し出た。またアーティットは31日,タイ人記者に対して,国連安保理が決定した撤退期限(1月15日)が迫っている状況で,タイ政府は静観をやめて積極的にサウジ支援を行なうべきだと発言した。 |
DIA-204-1991-01-02-1 | タイ | 1991年01月02日 | 1990年代 | 首相と軍部の溝広がる―スチンダー陸軍司令官,カセート空軍司令官らは,首相との定例朝食会に参加せず,プレーム元首相宅を訪問した。 |
DIA-204-1991-01-02-2 | タイ | 1991年01月02日 | 1990年代 | 首相,湾岸戦争における多国籍軍支持の立場を正式に表明。 |
DIA-204-1991-01-04-1 | タイ | 1991年01月04日 | 1990年代 | スパチャイ・タイ軍人銀行頭取,政府大型プロジェクトの凍結を提唱―大型プロジェクト実施によるクラウディング・アウトとそれによる金利上昇は,景気の急激な悪化をもたらすので好ましくなく,100億=以上のプロジェクトは凍結すべきであるとの意見を述べた。 |
DIA-204-1991-01-04-2 | タイ | 1991年01月04日 | 1990年代 | ニポン・タイ精米業者協会会長,ベトナム訪問。 |
DIA-204-1991-01-07-1 | タイ | 1991年01月07日 | 1990年代 | 首相,スントン国軍司令官と昼食会―スチンダー陸軍司令官はこれに欠席した。 |
DIA-204-1991-01-07-2 | タイ | 1991年01月07日 | 1990年代 | タイ産業連盟家電部会,機械輸入税問題で政府に意見提出―政府はすでに機械輸入税を一律5%にまで軽減する措置をとっているが,これは主に重工業を対象としており,家電部門はカバーされていないので,同部門も対象にしてほしいというもの。 |
DIA-204-1991-01-08-1 | タイ | 1991年01月08日 | 1990年代 | セーリー犯罪防止部長の執務室が爆破される―同部長はかねてからブンチュー中央調査部長との確執が噂されており,今回の事件との関係が取り沙汰されている。 |
DIA-204-1991-01-09-1 | タイ | 1991年01月09日 | 1990年代 | 首相,投資委員会を廃止したいとの意向を発表―これまでの投資奨励措置は民間部門にアンフェアな競争を強いてきたとの判断によるもの。 |
DIA-204-1991-01-11-1 | タイ | 1991年01月11日 | 1990年代 | ゴン首相府相,投資委員会廃止案について発言―最終判断の際には民間,とりわけタイ産業連盟の意見が尊重されるべきだと発言した。 |
DIA-204-1991-01-11-2 | タイ | 1991年01月11日 | 1990年代 | 第3軍区司令官,チェンマイのタイ=ミャンマー国境閉鎖。 |
DIA-204-1991-01-13-1 | タイ | 1991年01月13日 | 1990年代 | 1000人の労働者が最低賃金引き上げ要求デモ―最低賃金を現行の100バーツから112バーツに引き上げるよう要求してデモを行なった。 |
DIA-204-1991-01-15-1 | タイ | 1991年01月15日 | 1990年代 | 首相ら43閣僚,スントン国軍司令官主催の昼食会に参加―閣僚のうちウタイ法相のみが軍部に反発して参加しなかった。 |
DIA-204-1991-01-15-2 | タイ | 1991年01月15日 | 1990年代 | 首相,施政方針演説―官僚の果たす役割を政策の執行者から監督者に変えることなどを発表。 |
DIA-204-1991-01-16-1 | タイ | 1991年01月16日 | 1990年代 | 砂糖きび生産連盟,製糖工場代表らが首相に陳情―現行1.5%の事業税の引き下げと輸出税の免除を要請した。 |
DIA-204-1991-01-16-2 | タイ | 1991年01月16日 | 1990年代 | タイの医師団がサウジアラビアに派遣される。 |
DIA-204-1991-01-16-3 | タイ | 1991年01月16日 | 1990年代 | アティット外相,マレーシア訪問。 |
DIA-204-1991-01-17-1 | タイ | 1991年01月17日 | 1990年代 | タイ産業金融公社,公害防止設備設置用に総額3億バーツの融資を供与と発表。 |
DIA-204-1991-01-19-1 | タイ | 1991年01月19日 | 1990年代 | 軍部,アメリカ等の在タイ公館に厳戒体制を敷く―アメリカ国務省に48時間以内にバンコクにてテロ行動に入るとの文書が送付されたのを受けて,アメリカ,イスラエル,イギリス,オーストラリアの在タイ公館の警備を強化することになった。 |
DIA-204-1991-01-21-1 | タイ | 1991年01月21日 | 1990年代 | レームチヤバン深海港開港式。 |
DIA-204-1991-01-22-1 | タイ | 1991年01月22日 | 1990年代 | 警察局長交替―サウェーン局長が突然内相に辞表を提出,後任にサワット・アモーウィワット副局長が昇格した。 |
DIA-204-1991-01-25-1 | タイ | 1991年01月25日 | 1990年代 | プラマーン内相,米国紙のテロリスト報道を否定―24日に『ロサンゼルス・タイムス』に掲載された,バンコクがイラクのテロリストの活動拠点となっているとの報道を否定した。 |
DIA-204-1991-01-25-2 | タイ | 1991年01月25日 | 1990年代 | 首相,91年経済見通し発表―湾岸戦争後に原油価格,金利が低下し,GDP成長率は7.5%以上になろうと発表。 |
DIA-204-1991-01-26-1 | タイ | 1991年01月26日 | 1990年代 | 民主党新党首にチュアン・リークパイ副党首が選出される。 |
DIA-204-1991-01-26-2 | タイ | 1991年01月26日 | 1990年代 | アティット外相,シンガポール訪問。 |
DIA-204-1991-01-26-3 | タイ | 1991年01月26日 | 1990年代 | ククリット社会行動党党首,党首ポストを後任に譲る用意があると発言。 |
DIA-204-1991-01-26-4 | タイ | 1991年01月26日 | 1990年代 | キッティ第4軍区司令官,湾岸戦争に関し南部5県のムスリムを説得―タイ政府が医療チームを送ったのはアメリカを援助するためでなく,タイ人労働者を守るためであったと発言。また同地区のムスリムがマレーシアのムスリムに賛同してイラク支持にまわったとの報道を否定した。 |
DIA-204-1991-01-27-1 | タイ | 1991年01月27日 | 1990年代 | 法の力党,党大会―90年8月に同党の与党入りを強く主張して,チャムロン党首らと対立したウドムシン書記長らは役員から外されることになった。新書記長にはチナウット氏。 |
DIA-204-1991-01-28-1 | タイ | 1991年01月28日 | 1990年代 | ククリット元首相,次期首相にはティエンチャイ民衆党党首が相応しいと発言。 |
DIA-204-1991-01-28-2 | タイ | 1991年01月28日 | 1990年代 | 賃金委員会,最低賃金引き上げ要求を却下―労組側から出ていた最低賃金を100バーツから112バーツに引きあげよとの要求に対し,最近の物価上昇はそれほど深刻ではないとの判断から却下した。 |
DIA-204-1991-01-28-3 | タイ | 1991年01月28日 | 1990年代 | アティット外相,ラオス訪問―ラオス外相との会見で,現在オーストラリアの援助によって建設が予定されているノンカイ―ビエンチャン間の橋のほか,ムクダハーンースワンナケート間の橋も建設されるべきだなどと発言した。 |
DIA-204-1991-01-28-4 | タイ | 1991年01月28日 | 1990年代 | 投資委員会,ホープウェル社の高架鉄道沿線不動産開発に対し,条件付で投資奨励恩典を与える決定行なう。 |
DIA-204-1991-01-28-5 | タイ | 1991年01月28日 | 1990年代 | 政府住宅銀行,住宅の過剰供給を予測―過去2年間の投機的な投資の結果,91年中に2万戸の供給過剰が発生すると予測した。 |
DIA-204-1991-01-29-1 | タイ | 1991年01月29日 | 1990年代 | ティエンチャイ民衆党党首,自分は首相の器ではないと発言。 |
DIA-204-1991-01-29-2 | タイ | 1991年01月29日 | 1990年代 | 政府,農産物の価格支持のために国家予算の2%を計上することを決定―情報筋。 |
DIA-204-1991-01-29-3 | タイ | 1991年01月29日 | 1990年代 | バンハーン蔵相,コンピュータの輸入税の削減を示唆―タイ産業連盟などの強い圧力から,コンピュータの輸入税を現行の20%から10%ないし5%に引き下げるとの考えを示唆。 |
DIA-204-1991-01-29-4 | タイ | 1991年01月29日 | 1990年代 | 閣議,内務省労働局の省昇格に関する法案を承認―大臣官房,次官室,労働保護局,熟練労働開発局,労働関係局,雇用促進局,労働政策室,社会保険室の八つの部局からなる予定。 |
DIA-204-1991-01-29-5 | タイ | 1991年01月29日 | 1990年代 | サマック運輸通信相,同省を二つの省に分割したいとの意向表明―運輸を担当する省と通信を担当する省の二つに分割したい意向を表明した。 |
DIA-204-1991-01-30-1 | タイ | 1991年01月30日 | 1990年代 | 社会行動党の内紛激化―スビン副首相ら21人が辞表を提出するためにククリット党首の私邸を訪ねたがククリットはこれを拒否した。 |
DIA-204-1991-01-30-2 | タイ | 1991年01月30日 | 1990年代 | 政府,国家予算の5%を使途自由となる資金として地方政府に配分すると発表―200億バーツを1人当り所得,税収などの要素を考慮して72県全県に配分することになっている。 |
DIA-204-1991-02-01-1 | タイ | 1991年02月01日 | 1990年代 | ゴン首相府相,アメリカ大使館を批判―タイを訪れるアメリカ人観光客にテロの脅威を伝える文書を配布していることを非難した。 |
DIA-204-1991-02-01-2 | タイ | 1991年02月01日 | 1990年代 | 通商政策を包括的に審議する新機関設立の動き―アラキアット首相顧問は,縦割り行政の幣害をなくすため政府は国際通商委員会の設置を検討中と発言した。 |
DIA-204-1991-02-02-1 | タイ | 1991年02月02日 | 1990年代 | 首相,国内での木材伐採禁止措置は継続すると強調。 |
DIA-204-1991-02-02-2 | タイ | 1991年02月02日 | 1990年代 | 首相,南部臨海工業地域の開発促進を強調―南部地域での石化プロジェクトの推進と,同地域とマレーシアのペナン,インドネシアのメダンを結んだ三角地帯の開発の必要性を力説した。 |
DIA-204-1991-02-04-1 | タイ | 1991年02月04日 | 1990年代 | 中銀,輸出信用利率引き上げ認めず―商業銀行からの現行10%の利率を引き上げるようにとの要求を拒否した。 |
DIA-204-1991-02-04-2 | タイ | 1991年02月04日 | 1990年代 | バンハーン蔵相,公務員給与引き上げ推進の動きを非難―サアート首相府相らが公務員給与を4月から引き上げるよう提案していることに反対するもの。 |
DIA-204-1991-02-05-1 | タイ | 1991年02月05日 | 1990年代 | クライサク首相顧問とマヌーン国防相顧問が要人暗殺計画関与を否定―82年のプレーム元首相,アティット元国軍司令官および王妃の暗殺計画に両者が関与していたという怪文書が市内で出回った事件について,これを事実無根であると否定,犯罪抑止部に捜査を依頼した。 |
DIA-204-1991-02-05-2 | タイ | 1991年02月05日 | 1990年代 | 警察局で怪文書出回る―1月22日にサウェーン前警察局長が辞任に追い込まれたのは,同局長が82年要人暗殺計画の捜査報告の隠滅を拒否したためであるとの文書が各高官に届いた。 |
DIA-204-1991-02-05-3 | タイ | 1991年02月05日 | 1990年代 | 閣議,社会保険基金の運用をグルンタイ銀行に一任することを決定。 |
DIA-204-1991-02-05-4 | タイ | 1991年02月05日 | 1990年代 | 400人の鉄道労働者が給与引き上げを要請するデモを行なう。 |
DIA-204-1991-02-06-1 | タイ | 1991年02月06日 | 1990年代 | 下院外交委員会,アメリカを非難―アメリカが,湾岸戦争を機会にタイでテロが発生する恐れがあることを宣言したことについて,外務省がアメリカに抗議するよう決議した。 |
DIA-204-1991-02-06-2 | タイ | 1991年02月06日 | 1990年代 | 首相,8人からなる金融顧問委員会を設置―中央銀行のシーリー氏およびサイアム商業銀行のオラーン氏ら商業銀行,金融会社の代表者からなる委員会を設置した。 |
DIA-204-1991-02-06-3 | タイ | 1991年02月06日 | 1990年代 | スン・ファ・セン社,中国広東省でユーカリ植林プロジェクト実施―キッティ社長は当局と基本合意に達し,近く調印が行なわれると語った。 |
DIA-204-1991-02-07-1 | タイ | 1991年02月07日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,警察当局に82年の要人暗殺計画の早期解明を促す。 |
DIA-204-1991-02-08-1 | タイ | 1991年02月08日 | 1990年代 | 外務省,地域担当課を設置すると発表―アティット外相は,3月から政治局にヨーロッパ課,アメリカ・太平洋州課,東アジア課,南アジア・中東・アフリカ課を設置すると発言した。 |
DIA-204-1991-02-08-2 | タイ | 1991年02月08日 | 1990年代 | プラムアン工業相,製糖工場の東北タイへの移転許可―イースタン・シュガー・ミル社がラヨンからプラチンブリに,アングウィアン・シュガー・インダストリー社がチョンブリからナコンラーチャシーマーに移転することを許可した。 |
DIA-204-1991-02-08-3 | タイ | 1991年02月08日 | 1990年代 | タイ・ペトロケミカル・インダストリー社,原材料の輸入税の引き下げを政府に要請―マレーシアは化学品の原材料の輸入税がゼロなのに対して,タイは20%となっている,マレーシアのプラスチック・メーカーは1~2%の税金を支払うだけで南タイに製品を入れているなどと発言した。 |
DIA-204-1991-02-10-1 | タイ | 1991年02月10日 | 1990年代 | 国家肥料会社,肥料プラント建設実施の最終決定を政府に促す―第11次円借款による同プロジェクトの契約(1986年)中に,86年6月に政府保証によってタイ産業金融公社が借り入れた202億円余りの資金は,プロジェクトが実施されなければ5年以内に引き揚げられる,との条項があるため,早期の決定を政府に促したもの。 |
DIA-204-1991-02-11-1 | タイ | 1991年02月11日 | 1990年代 | 国家エネルギー委員会,電力部門の民営化計画発表―第7次計画中の59の発電所建設計画のうちの12について,民間企業が各計画の49%を出資,政府および王室財産管理局がそれぞれ49%,2%を出資することを決めた。 |
DIA-204-1991-02-11-2 | タイ | 1991年02月11日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,インドネシア,マレーシア歴訪(~14日)。 |
DIA-204-1991-02-12-1 | タイ | 1991年02月12日 | 1990年代 | 首相がスチンダー陸軍司令官を解任しようとしているとの噂流れる―首相は国防相を兼任しており,国防相は軍人の任免権をもつ。 |
DIA-204-1991-02-13-1 | タイ | 1991年02月13日 | 1990年代 | アティット外相,ブルネイ訪問。 |
DIA-204-1991-02-15-1 | タイ | 1991年02月15日 | 1990年代 | 軍部,82年の要人暗殺報告書が改ざんされれば法的処置をとると発表―ブンチュー警察局長補とルンロート中央調査室室長補らをリーダーとする旧調査委員会からセーリー犯罪防止部長を委員長とする新委員会への報告書の引継ぎが14日に予定されていた。しかしスントン国軍司令官がブンチュー局長補に対して手渡しを遅らすよう指示したといわれている。 |
DIA-204-1991-02-15-2 | タイ | 1991年02月15日 | 1990年代 | 内務省,旱魃の被害発表―東北,中部,南の20県で74万ライに被害が及んでいると発表。 |
DIA-204-1991-02-16-1 | タイ | 1991年02月16日 | 1990年代 | 石油公社,電力公社向け天然ガスの価格引き上げの意向を伝える―電力公社に対し,6月にも天然ガスの価格を約16%引き上げたいとの意向を伝えた。 |
DIA-204-1991-02-17-1 | タイ | 1991年02月17日 | 1990年代 | アティット外相,インドネシア訪問。 |
DIA-204-1991-02-19-1 | タイ | 1991年02月19日 | 1990年代 | サナン警察局長補,ブンチュー局長補追及チームの委員長となる―ブンチューが要人暗殺計画の報告書を新委員会に渡さなかったことを追及するもの。 |
DIA-204-1991-02-19-2 | タイ | 1991年02月19日 | 1990年代 | 首相,27日の下院行政委員会での要人暗殺計画に関する公聴会をテレビ中継することを許可。 |
DIA-204-1991-02-20-1 | タイ | 1991年02月20日 | 1990年代 | 首相,アティット副首相の副国防相の兼任を発表。 |
DIA-204-1991-02-21-1 | タイ | 1991年02月21日 | 1990年代 | 大蔵省と工業省,今期に砂糖の事業税の軽減と輸出税を免除することで合意。 |
DIA-204-1991-02-21-2 | タイ | 1991年02月21日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,ブンチュー警察局長補は軍の影響下にはないと発言。 |
DIA-204-1991-02-21-3 | タイ | 1991年02月21日 | 1990年代 | バンハーン蔵相,貸出金利上限撤廃案に反対であると発言。 |
DIA-204-1991-02-22-1 | タイ | 1991年02月22日 | 1990年代 | セーリー犯罪防止部部長,82年の要人暗殺計画の対象に王妃は含まれていなかったと発言。 |
DIA-204-1991-02-23-1 | タイ | 1991年02月23日 | 1990年代 | 陸・海・空軍および警察によるクーデタ発生―チェンマイ滞在中の国王のもとでのアティット新副国防相の認証式に出席する予定で,ドソムアン空港から空軍機で離陸しようとしていた首相の身柄を空軍兵士が拘束した。また国会,首相官邸,テレビ・ラジオ局は軍におさえられた。スントン国軍司令官を議長とする国家秩序維持評議会(NPKC)は夕方からテレビでクーデタの理由および布告を発表しはじめた。副議長には陸海空3軍の司令官が任命された。 |
DIA-204-1991-02-24-1 | タイ | 1991年02月24日 | 1990年代 | アメリカ国務省,対タイ軍事・経済援助凍結を発表。 |
DIA-204-1991-02-25-1 | タイ | 1991年02月25日 | 1990年代 | 閣僚の不正蓄財究明委員会の委員長にシッ元内相が選出される。 |
DIA-204-1991-02-25-2 | タイ | 1991年02月25日 | 1990年代 | NPKCスチンダー副議長,各商銀に金融自由化は継続すると伝える。 |
DIA-204-1991-02-25-3 | タイ | 1991年02月25日 | 1990年代 | 坂本官房長官,対タイ経済援助凍結の予定は今のところないと発言。 |
DIA-204-1991-02-25-4 | タイ | 1991年02月25日 | 1990年代 | 世銀,対タイ援助政策に変更はないと発表。 |
DIA-204-1991-02-27-1 | タイ | 1991年02月27日 | 1990年代 | 日本政府,対タイ援助の見直しを行なうと決定。 |
DIA-204-1991-03-01-1 | タイ | 1991年03月01日 | 1990年代 | 暫定憲法発布。 |
DIA-204-1991-03-02-1 | タイ | 1991年03月02日 | 1990年代 | 暫定首相にアナン・パンヤラチュン・前サハ・ユニオン社長―同氏はサハ・ユニオン・グループ各社における役職を全て辞任した。 |
DIA-204-1991-03-02-2 | タイ | 1991年03月02日 | 1990年代 | クロントイで化学薬品倉庫が爆発炎上―周辺の1000戸に延焼。 |
DIA-204-1991-03-06-1 | タイ | 1991年03月06日 | 1990年代 | 世銀ミッション,高金利政策の継続を政府に勧告。 |
DIA-204-1991-03-06-2 | タイ | 1991年03月06日 | 1990年代 | タイ銀行協会会長にタリン・サイアム商業銀行頭取が選出される。 |
DIA-204-1991-03-06-3 | タイ | 1991年03月06日 | 1990年代 | 投資委員会,石化関連プロジェクトの自由化を推進すると発表。 |
DIA-204-1991-03-07-1 | タイ | 1991年03月07日 | 1990年代 | 35人からなる暫定内閣発足。 |
DIA-204-1991-03-09-1 | タイ | 1991年03月09日 | 1990年代 | NPKCに拘束されていたチャーチャーイ前首相解放される。 |
DIA-204-1991-03-10-1 | タイ | 1991年03月10日 | 1990年代 | サノ・タイ国民党副党首,同党次期党首にはプラマーン顧問が相応しいと発言。 |
DIA-204-1991-03-10-2 | タイ | 1991年03月10日 | 1990年代 | スティー蔵相,外国銀行参入の推進を支持。 |
DIA-204-1991-03-10-3 | タイ | 1991年03月10日 | 1990年代 | アナット農相,農産物の価格支持を推進していくと発言。 |
DIA-204-1991-03-11-1 | タイ | 1991年03月11日 | 1990年代 | 国家経済社会開発庁,91年の成長率を9%と予測。 |
DIA-204-1991-03-11-2 | タイ | 1991年03月11日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,ラオス訪問(~12日)。 |
DIA-204-1991-03-12-1 | タイ | 1991年03月12日 | 1990年代 | チャーチャーイ前首相,イギリスに向け出国。 |
DIA-204-1991-03-12-2 | タイ | 1991年03月12日 | 1990年代 | タイ・ラオス両軍兵力引き離しで合意―ラオスから帰国したスチンダー陸軍司令官は,係争中のピサヌローク県バーソロムクラオ付近の国境線の兵力を引き離すことで合意したと発言した。 |
DIA-204-1991-03-13-1 | タイ | 1991年03月13日 | 1990年代 | スントンNPKC議長とスチンダー副議長,立法府と行政府の分離を主張。 |
DIA-204-1991-03-14-1 | タイ | 1991年03月14日 | 1990年代 | カセートNPKC副議長,立法府と行政府の分離を主張。 |
DIA-204-1991-03-14-2 | タイ | 1991年03月14日 | 1990年代 | ウィラ副工業相,自動車組立工場新設禁止措置を解除することに賛成と発言―現在組立工場は12ある。 |
DIA-204-1991-03-15-1 | タイ | 1991年03月15日 | 1990年代 | 292人の暫定議会議員が任命される―うち,149人は軍人である。 |
DIA-204-1991-03-15-2 | タイ | 1991年03月15日 | 1990年代 | 鉱業委員会,工業省に要求―タム委員長は,鉱業を政治家の影響下から官僚の影響下におくよう要請すると発言した。 |
DIA-204-1991-03-16-1 | タイ | 1991年03月16日 | 1990年代 | 来訪したソロモン米国務次官補,首相とは会うがNPKCのメンバーとは会わないと発言。 |
DIA-204-1991-03-16-2 | タイ | 1991年03月16日 | 1990年代 | アティット前副首相,出国。 |
DIA-204-1991-03-17-1 | タイ | 1991年03月17日 | 1990年代 | クルーキアット・タマサート大学長,国営企業労組の解散は国益につながると発言。 |
DIA-204-1991-03-17-2 | タイ | 1991年03月17日 | 1990年代 | 中銀,輸出向けパッキング信用の廃止を示唆―ルーンチャイ副総裁は,ガットからの圧力がつよく停止を余儀なくされるかもしれないと発言。 |
DIA-204-1991-03-18-1 | タイ | 1991年03月18日 | 1990年代 | サンガ法廷,ニコン師の僧籍剥奪を宣言―チェンマイ県のサンポン寺を開いた同師は,女性と関係をもったことが発覚し,サンガ法廷の取り調べを受けていた。 |
DIA-204-1991-03-18-2 | タイ | 1991年03月18日 | 1990年代 | タイ工業連盟の新会長にチョークチャイ・アカラナンCP副社長が選出される―アナン前会長の首相就任に伴うもの。 |
DIA-204-1991-03-18-3 | タイ | 1991年03月18日 | 1990年代 | シリントン王女,韓国,北朝鮮,中国歴訪に出発。 |
DIA-204-1991-03-18-4 | タイ | 1991年03月18日 | 1990年代 | タイ産業金融公社総裁にチャワリット前中銀総裁が就任。 |
DIA-204-1991-03-19-1 | タイ | 1991年03月19日 | 1990年代 | 学界ではチャーチャーイ前政権に肯定的評価―タマサート大学主催の「タイ社会の回顧と展望」と題するセミナーで,金融・為替の自由化,種々の補助金の削減などを実行に移したことなどの点で評価できる,など概ね肯定的評価がなされた。 |
DIA-204-1991-03-19-2 | タイ | 1991年03月19日 | 1990年代 | 首相,民間企業の活動を阻害する法律を改正すると発言―民商法などを改正する。 |
DIA-204-1991-03-19-3 | タイ | 1991年03月19日 | 1990年代 | サハウィリヤー社,鉄鋼産業の自由化後も同社のプロジェクトは影響を受けないと発言―ウィット・ウィリヤプラパイキット社長は,工業省は,鉄鋼を含む23業種の自由化政策を発表したが,すでにBOIの投資奨励を受けた同社の鉄鋼一貫生産プロジェクトは10年間の保護を受けているのでその影響を受ける心配はないと発言した。 |
DIA-204-1991-03-19-4 | タイ | 1991年03月19日 | 1990年代 | スチンダー,NPKC副議長,国営企業労組を近く解散させると発言―国営企業労組を労働関係法の対象外とする予定である,国営企業の労働者に労組を結成する権利を与えたのがそもそもの間違いであった,などと語った。 |
DIA-204-1991-03-20-1 | タイ | 1991年03月20日 | 1990年代 | 首相,投資委員会の新役員会メンバー10人を任命―タイ産業連盟など三つの民間団体の会長が顧問から役員会メンバーに格上げされた。 |
DIA-204-1991-03-20-2 | タイ | 1991年03月20日 | 1990年代 | ウォラウィー・ワンリー・ナコントーン銀行頭取,中小銀行,金融会社の合併が今後不可避と発言。 |
DIA-204-1991-03-20-3 | タイ | 1991年03月20日 | 1990年代 | ヌクン運輸通信相,タイ航空の株式公開を支持すると発言。 |
DIA-204-1991-03-21-1 | タイ | 1991年03月21日 | 1990年代 | マヌーン少将,ドイツに亡命した模様―情報筋。マヌーン少将はかつて1985年のクーデタ画策後(未遂),ドイツに88年まで亡命していた経緯がある。 |
DIA-204-1991-03-21-2 | タイ | 1991年03月21日 | 1990年代 | 17の国営企業労組が,NPKCの労組解散の動きに反対する会合。 |
DIA-204-1991-03-25-1 | タイ | 1991年03月25日 | 1990年代 | 工業省,10業種に対する保護政策を緩和すると発表―精米,マッチ,電線などの10業種。 |
DIA-204-1991-03-26-1 | タイ | 1991年03月26日 | 1990年代 | 中銀,金利引き下げを当分見合わせるよう非公式に指導。 |
DIA-204-1991-03-26-2 | タイ | 1991年03月26日 | 1990年代 | 電話公社総裁に,イサラポン陸軍副司令官が就任。 |
DIA-204-1991-04-01-1 | タイ | 1991年04月01日 | 1990年代 | 国家立法議会開会。 |
DIA-204-1991-04-02-1 | タイ | 1991年04月02日 | 1990年代 | 閣議,4604億バーツの92年度予算承認。 |
DIA-204-1991-04-04-1 | タイ | 1991年04月04日 | 1990年代 | 国家立法議会,憲法起草委員会メンバーを任命―委員長にはミーチャイ副首相,副委員長にアルン・パーヌポン,事務局長にタカサポン・チアムウィチット,報道官にアドゥン・ウィチアンチャルーンが任命された。 |
DIA-204-1991-04-04-2 | タイ | 1991年04月04日 | 1990年代 | 投資委員会,六つの小委員会設置―基幹産業委員会,輸入関税委員会などの六つ。 |
DIA-204-1991-04-05-1 | タイ | 1991年04月05日 | 1990年代 | 地方マフィアのクレウ・タニクン暗殺される―これについて軍の関与が噂されている。 |
DIA-204-1991-04-08-1 | タイ | 1991年04月08日 | 1990年代 | ウィラポン副蔵相,新機関設立を予定と発表―輸出入銀行,預金保証機関,中小企業金融公社の三つの機関。 |
DIA-204-1991-04-09-1 | タイ | 1991年04月09日 | 1990年代 | 閣議,2300cc以下の完成車の輸入解禁を決定。 |
DIA-204-1991-04-09-2 | タイ | 1991年04月09日 | 1990年代 | 内閣,国営企業労働者関係法案承認―これにより,国営企業労組が事実上,解散に追い込まれることになった。 |
DIA-204-1991-04-09-3 | タイ | 1991年04月09日 | 1990年代 | 石油化学問題小委員会,精製工場の設立を自由化することを確認―パイチット委員長は,石油公社はこれまでプロジェクトに資本参加しようとしてきたが,このことは絶えず同公社の財政難の問題を露呈させた,また同公社は精製に関する技術移転は必要としていないとした。前政権下で承認されたシェルとカルテックスの精製工場建設には石油公社がそれぞれ36%資本参加することになり,財政問題を引き起こした。 |
DIA-204-1991-04-09-4 | タイ | 1991年04月09日 | 1990年代 | カセート・タイ国際航空会長,30億バーツ分を一挙に株式公開すると発表―大蔵省はこれまで段階的な公開を主張し,最初は10億バーツとすることが望ましいとしていた。 |
DIA-204-1991-04-10-1 | タイ | 1991年04月10日 | 1990年代 | 政府,環境基金の設置発表―当初は20億バーツを石油基金から引き出して財源とする予定。 |
DIA-204-1991-04-11-1 | タイ | 1991年04月11日 | 1990年代 | チャーチャーイ前首相,イギリスから一時帰国―ラッタナポーン勲章を受けるため。 |
DIA-204-1991-04-14-1 | タイ | 1991年04月14日 | 1990年代 | 自動車部品製造者協会,国内産業保護の継続主張―政府がローカル・コンテント規制を緩和しようとしていることについて,輸入自由化するまでに7年間の猶予期間が欲しいと発言。 |
DIA-204-1991-04-14-2 | タイ | 1991年04月14日 | 1990年代 | 内務省,労働局の省昇格を承認。 |
DIA-204-1991-04-15-1 | タイ | 1991年04月15日 | 1990年代 | 国家立法委員会,国営企業雇用関係法案承認―国営企業労働者を労働関係法の対象外とすることによって労働者はストライキ権などを剥奪されることになる。国営企業労働者は新法の下では,「組合」ではなく「協会」を結成することが認められることになる。 |
DIA-204-1991-04-15-2 | タイ | 1991年04月15日 | 1990年代 | 大蔵省,法人税率を一律35%とすることを検討中―情報筋。 |
DIA-204-1991-04-16-1 | タイ | 1991年04月16日 | 1990年代 | 首相,6カ月以内に大幅な税制改革を実施すると発表―付加価値税導入以外に,関税率見直しによる産業構造改革を行なうとした。 |
DIA-204-1991-04-16-2 | タイ | 1991年04月16日 | 1990年代 | 商業相,2300cc以下の完成車の輸入解禁。 |
DIA-204-1991-04-16-3 | タイ | 1991年04月16日 | 1990年代 | タイ政府,在外公館に対し国営企業雇用関係法等政府の労働政策について各国の理解を求めるよう指示。 |
DIA-204-1991-04-16-4 | タイ | 1991年04月16日 | 1990年代 | 陸軍ラジオ局,警察を批判―地方マフィアの取締りが不十分であると警察の対応を批判した。 |
DIA-204-1991-04-16-5 | タイ | 1991年04月16日 | 1990年代 | 金丸元副首相,タイ訪問(~18日)。 |
DIA-204-1991-04-18-1 | タイ | 1991年04月18日 | 1990年代 | 国際自由労働組合連盟,最近の労働政策に対する抗議文を首相に送付。 |
DIA-204-1991-04-18-2 | タイ | 1991年04月18日 | 1990年代 | 国家エネルギー政策審議会の格上げの動き―石油・エネルギー政策小委員会(座長パイチット総理府相)は,国家エネルギー政策審議会を局に昇格させ,総理府に所属させるよう推進することを決定した。 |
DIA-204-1991-04-19-1 | タイ | 1991年04月19日 | 1990年代 | 電話公社の300万回線計画検討委員会の委員長に軍人が任命される―イサラポン電話公社会長は,チャトモンコン主計局長に代えてチャチョム陸軍司令官補を委員長に任命した。 |
DIA-204-1991-04-20-1 | タイ | 1991年04月20日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,ASEAN歴訪に出発―インドネシア,ブルネイ,フィリピンの3カ国。 |
DIA-204-1991-04-20-2 | タイ | 1991年04月20日 | 1990年代 | 投資委員会の経済ミッション,ベトナム訪問(~24日)。 |
DIA-204-1991-04-20-3 | タイ | 1991年04月20日 | 1990年代 | 資産調査委員会,最初の不正蓄財容疑者を決定―バンハーン前蔵相とチャルーム前総理府相の2人。 |
DIA-204-1991-04-22-1 | タイ | 1991年04月22日 | 1990年代 | パオパット電力公社総裁,電力料金の自由化が民営化の大前提であると発言。 |
DIA-204-1991-04-22-2 | タイ | 1991年04月22日 | 1990年代 | タイ・カンボジア貿易会議開催―ポイペット―アランヤプラテートの間の国境地点に交易点を開くことを決定。 |
DIA-204-1991-04-24-1 | タイ | 1991年04月24日 | 1990年代 | 著作権等に関する米・タイ通商交渉(アムステルダム)決裂。 |
DIA-204-1991-04-25-1 | タイ | 1991年04月25日 | 1990年代 | 石油エネルギー政策委員会,6月1日より石油価格を変動制に変更すると発表。 |
DIA-204-1991-04-25-2 | タイ | 1991年04月25日 | 1990年代 | タイ国際航空役員会,株式公開の日程決定―10月に額面10バーツで10億バーツ相当を公開し,うち5%は従業員の持ち株とすることを決定した。 |
DIA-204-1991-04-26-1 | タイ | 1991年04月26日 | 1990年代 | 国家経済社会開発庁,資産税導入を推進していくと発表―所得分配に関する同庁のセミナーで同庁高官が発表したもの。 |
DIA-204-1991-04-27-1 | タイ | 1991年04月27日 | 1990年代 | アメリカ,著作権問題で態度を硬化―通商代表部は,コンピュータ・ソフトなどのアメリカ製品に関する著作権問題が6カ月以内に解決されなければ,一部のタイ製品輸入に対して最高100%の関税をかけると発表。 |
DIA-204-1991-04-27-2 | タイ | 1991年04月27日 | 1990年代 | 海外経済協力基金,対タイ援助4億8000万㌦供与を決定。 |
DIA-204-1991-04-29-1 | タイ | 1991年04月29日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,有権者年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げることを決定。 |
DIA-204-1991-04-29-2 | タイ | 1991年04月29日 | 1990年代 | アーサ外相,タイ輸送公社の独占体制を改革すると発言―パオ・ブンナポン・ラオス対外経済相に対し,ラオスからタイへの輸送を独占していた同公社の独占体制を改め,新会社の設立を認める方針を伝えた。 |
DIA-204-1991-04-29-3 | タイ | 1991年04月29日 | 1990年代 | ウィラ副工業相,ローカル・コンテント規制の緩和の意向を表明―これまでの規制は技術移転と自動車の価格低下をもたらさなかったとして,ローカル・コンテント比率を下げていく意向を示唆した。 |
DIA-204-1991-04-30-1 | タイ | 1991年04月30日 | 1990年代 | 海部首相,タイ訪問―海部首相は,2・23クーデタによって凍結されていた第16次円借款交渉を再開するとの意向を表明した。 |
DIA-204-1991-04-30-2 | タイ | 1991年04月30日 | 1990年代 | 92年度対外援助予算上限承認―周辺社会主義国を中心とする92年度の援助額は2億バーツ程度とすることになった。 |
DIA-204-1991-05-02-1 | タイ | 1991年05月02日 | 1990年代 | 戒厳令,一部国境付近を除いて解除される。 |
DIA-204-1991-05-02-2 | タイ | 1991年05月02日 | 1990年代 | 対外債務管理委員会,対外債務上限を15億㌦から20億㌦に引き上げ決定。 |
DIA-204-1991-05-04-1 | タイ | 1991年05月04日 | 1990年代 | 資産審査委員会,4人の前閣僚を不正蓄財者と判定―プラマーン元内相,プラムアン元蔵相,モントリー前運輸相,チャルーム前首相府相を不正蓄財者と認定。 |
DIA-204-1991-05-06-1 | タイ | 1991年05月06日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,上院議員定数を270,下院定数を360とすることを決定した。 |
DIA-204-1991-05-07-1 | タイ | 1991年05月07日 | 1990年代 | 閣議,新国際空港建設計画承認―サムットプラカーン県ノングーハオ郡に総工費620億バーツをかけて建設される。10年以内に完成の予定。 |
DIA-204-1991-05-07-2 | タイ | 1991年05月07日 | 1990年代 | 閣議,民主主義宣伝キャンペーンのために2億バーツ程度の予算を計上することを承認―選挙の際の票買収などの不正行為をなくすため内務省が宣伝員を各地に派遣する。 |
DIA-204-1991-05-08-1 | タイ | 1991年05月08日 | 1990年代 | 外相,ラオス訪問(~9日)―現在活動を停止しているタイ=ラオス協力委員会およびタイ=ラオス国境委員会の再開で合意した。 |
DIA-204-1991-05-08-2 | タイ | 1991年05月08日 | 1990年代 | 政府,外国人に対するタックス・クリアランス規定を基本的に撤廃。 |
DIA-204-1991-05-13-1 | タイ | 1991年05月13日 | 1990年代 | ワチラロンコン皇太子,ブルネイ訪問。 |
DIA-204-1991-05-13-2 | タイ | 1991年05月13日 | 1990年代 | 外相,中国訪問(~15日)。 |
DIA-204-1991-05-13-3 | タイ | 1991年05月13日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,両院会議の議長を下院議長とする決定を行なった。 |
DIA-204-1991-05-13-4 | タイ | 1991年05月13日 | 1990年代 | アノタイ・バンコク・バス公社総裁,同公社の株式公開を検討中であると発言。 |
DIA-204-1991-05-14-1 | タイ | 1991年05月14日 | 1990年代 | ポンポン・タイ輸送公社総裁,同公社の民営化を支持すると発言。 |
DIA-204-1991-05-15-1 | タイ | 1991年05月15日 | 1990年代 | ククリット元首相,次期首相にはスチンダー陸軍司令官が好ましいと述べる。 |
DIA-204-1991-05-18-1 | タイ | 1991年05月18日 | 1990年代 | 新希望党のプラソン・スーンシリ,100人以上の元議員が入党に合意と発表。 |
DIA-204-1991-05-18-2 | タイ | 1991年05月18日 | 1990年代 | 中銀,外貨持ち込み規制を緩和―入国者1人当りの限度額を1000㌦から2000㌦に引き上げることを決定した。 |
DIA-204-1991-05-20-1 | タイ | 1991年05月20日 | 1990年代 | 連帯党のナロン党首とチャルームパン書記長,同党を離党すると発表。 |
DIA-204-1991-05-21-1 | タイ | 1991年05月21日 | 1990年代 | カセート・タイ国際航空会長,今後5年間に40機を新規購入すると発表―総額1070億バーツ。 |
DIA-204-1991-05-21-2 | タイ | 1991年05月21日 | 1990年代 | 農業専門家,農業評議会法案に反対を表明―アマーン・タイ開発調査研究所所長,チアムサック・タマサート大講師らは,原案では同評議会が農民の利益を保証していないとして反対の意向を示した。 |
DIA-204-1991-05-21-3 | タイ | 1991年05月21日 | 1990年代 | 国際自由労働組合連盟(ICFTU),政府の国営企業労組対策に抗議―タイ政府が国営企業労組を解散し団結権のない団体に改組させたことについて抗議の姿勢を示すため,ILO事務局長に書簡を送付した。 |
DIA-204-1991-05-22-1 | タイ | 1991年05月22日 | 1990年代 | 内務省,コンドミニアムの総ユニット数の40%までを外国人所有としてよいとの決定を下す。 |
DIA-204-1991-05-22-2 | タイ | 1991年05月22日 | 1990年代 | 民衆党役員会開催―ティエンチャイ党首の辞任,マーナ書記長の党首代行,ワッタナー副党首の書記長代行就任を決定した。 |
DIA-204-1991-05-23-1 | タイ | 1991年05月23日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,閣僚の株式投資を規制すべきでないと発表。 |
DIA-204-1991-05-24-1 | タイ | 1991年05月24日 | 1990年代 | 首相,インドネシア訪問(~25日)。 |
DIA-204-1991-05-24-2 | タイ | 1991年05月24日 | 1990年代 | 8人の元連帯党議員,サマキータム党に移籍。 |
DIA-204-1991-05-25-1 | タイ | 1991年05月25日 | 1990年代 | 資産審査委員会,2人の前閣僚をシロと判定―ナロン前連帯党党首,ティエンチャイ前民衆党党首を調査の結果,不正蓄財者ではないと判定した。 |
DIA-204-1991-05-25-2 | タイ | 1991年05月25日 | 1990年代 | 三軍の上層部,次期国軍司令官にはスチンダー陸軍司令官が適当と発表―ウィモン陸軍司令官補,カセート空軍司令官らは,9月に退役となるスントン国軍司令官の後任にはスチンダー陸軍司令官が相応しいと発言した。 |
DIA-204-1991-05-25-3 | タイ | 1991年05月25日 | 1990年代 | タイ国際航空,株式公開のコンサルタント会社に4社を指名―海外ではS・G・ウォーバーグ,モルガン・スタンレー,国内ではファイナンス・ワン,パット・タナキットが選ばれた。 |
DIA-204-1991-05-27-1 | タイ | 1991年05月27日 | 1990年代 | オーストリアのラウダ航空機,スパンブリー県ダンチャン郡に墜落―223人が死亡し,その中にはチェンマイ県知事も含まれていた。 |
DIA-204-1991-05-27-2 | タイ | 1991年05月27日 | 1990年代 | 社会行動党反主流派が内務省に新党結成申請を提出―反主流派15人のなかには,スラット・オサタヌクロ,スビン・ピンカヤン,ポン・サラシン,プラパート・リムパパン,ニコム・セーンチャルーンなどの党役員が含まれていた。 |
DIA-204-1991-05-29-1 | タイ | 1991年05月29日 | 1990年代 | 運輸通信省,バンコクの電話回線拡張計画のコンセッションを2分すると発表―その一方をCPテレコムに与え,もう一方については新たに入札を行なうと発表した。 |
DIA-204-1991-05-29-2 | タイ | 1991年05月29日 | 1990年代 | 経済問題審査委員会,チナワット・グループに商業衛星計画のコンセッション(40億バーツ)を与えることを承認。 |
DIA-204-1991-05-29-3 | タイ | 1991年05月29日 | 1990年代 | 閣議,繊維産業の自由化を承認―紡績・織布工場の新設と設備拡張を自由化するというもの。 |
DIA-204-1991-05-29-4 | タイ | 1991年05月29日 | 1990年代 | 経済問題審議会,中小企業関係2機関を独立機関とすべきとの見解示す―産業金融公社の中小企業信用保証基金と工業省の中小企業信用室を二つの独立機関とすべきとの見解を示した。 |
DIA-204-1991-05-29-5 | タイ | 1991年05月29日 | 1990年代 | 大蔵省,92年度地方開発財源60億バーツ承認―使途は地方政府の裁量に任される。 |
DIA-204-1991-05-29-6 | タイ | 1991年05月29日 | 1990年代 | 首相,マレーシア,シンガポール歴訪(~30日)―マレーシア訪問中に,インドシナ3国とミャンマーがASEANに加盟することに何ら問題はないと発言した。 |
DIA-204-1991-05-30-1 | タイ | 1991年05月30日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,憲法委員会の設置を決定―選挙実施の際の不正を監視するのが主な任務。 |
DIA-204-1991-05-30-2 | タイ | 1991年05月30日 | 1990年代 | 資産審査委員会,サマック・タイ人民党党首をシロと判定。 |
DIA-204-1991-06-03-1 | タイ | 1991年06月03日 | 1990年代 | 資産審査委員会,3人の政治家をシロと判断,―ナロン前連帯党党首,サマック・タイ人民党党首,ティエンチャイ前民衆党党首は閣僚在任時の不正蓄財の証拠はないとした。 |
DIA-204-1991-06-03-2 | タイ | 1991年06月03日 | 1990年代 | 経済問題審議会,農業評議会法案を基本的に承認―しかし,農産物取引の際の手数料徴収,国による作付けゾーンの決定の規定は除外された。 |
DIA-204-1991-06-04-1 | タイ | 1991年06月04日 | 1990年代 | 閣議,タイ人の出国税1000バーツの廃止を決定―7月1日実施。 |
DIA-204-1991-06-07-1 | タイ | 1991年06月07日 | 1990年代 | スントン国軍最高司令官,ベトナム訪問。 |
DIA-204-1991-06-07-2 | タイ | 1991年06月07日 | 1990年代 | 首相,宮沢元副首相と会談―9月に訪日の意向を示した。 |
DIA-204-1991-06-08-1 | タイ | 1991年06月08日 | 1990年代 | 資産審査委員会,2人の政治家をクロと判断―バンハーン・元タイ国民党書記長,サノ・同副党首を不正蓄財者と判断した。 |
DIA-204-1991-06-09-1 | タイ | 1991年06月09日 | 1990年代 | 社会行動党役員選挙実施―党首にはモントリー前書記長が選出された。 |
DIA-204-1991-06-09-2 | タイ | 1991年06月09日 | 1990年代 | 連帯党役員選挙実施―党首にはブンチュー前副党首が選出された。 |
DIA-204-1991-06-10-1 | タイ | 1991年06月10日 | 1990年代 | 中国の楊尚昆国家主席,来訪(~15日)。 |
DIA-204-1991-06-11-1 | タイ | 1991年06月11日 | 1990年代 | 技術経済協力局,92年度外国援助予算を発表―1億7500万バーツで最重点国はラオス。 |
DIA-204-1991-06-13-1 | タイ | 1991年06月13日 | 1990年代 | 憲法起草委員会報道官,新憲法では政府の営利活動を制限し,経済開発における民間部門の役割を重視すると発言。 |
DIA-204-1991-06-14-1 | タイ | 1991年06月14日 | 1990年代 | 法制改革審議会法案,第一読会通過。 |
DIA-204-1991-06-16-1 | タイ | 1991年06月16日 | 1990年代 | チャルーム前首相府相がデンマークに亡命していることが判明。 |
DIA-204-1991-06-16-2 | タイ | 1991年06月16日 | 1990年代 | 政府とCPテレコム社,バンコクの電話回線拡張計画(200万回線)で合意―25年間のコンセッションとし,最初の5年間はCPの独占を保証する,基本的には収益の16%を電話公社に納入する,地方の電話回線拡張計画の入札には参加しないなどの点で合意をみた。 |
DIA-204-1991-06-18-1 | タイ | 1991年06月18日 | 1990年代 | 民主主義党党大会実施―党首にスラット前社会行動党副党首,書記長にスビン前社会行動党副党首が選出された。 |
DIA-204-1991-06-18-2 | タイ | 1991年06月18日 | 1990年代 | タノン・タイ労働会議議長が行方不明―家族の届け出によって捜査が開始されることになった。 |
DIA-204-1991-06-18-3 | タイ | 1991年06月18日 | 1990年代 | 運輸通信相,地方の電話回線敷設計画(100万回線)の入札を6カ月以内に行なうと発表―地方をいくつかのゾーンに分割し,複数の企業が請負うことになろうと述べた。 |
DIA-204-1991-06-19-1 | タイ | 1991年06月19日 | 1990年代 | バンコクでバーツ切り下げの噂流れる―首相はこれを否定。 |
DIA-204-1991-06-19-2 | タイ | 1991年06月19日 | 1990年代 | 森林政策委員会,民間企業による植林を認めることで合意。 |
DIA-204-1991-06-20-1 | タイ | 1991年06月20日 | 1990年代 | サマキータム党,内務省に登録申請―ナロン前連帯党が党首。メンバーにはブンテーン前連帯党議員(北タイ),サアート前タイ国民党副党首(東北タイ)などがいる。 |
DIA-204-1991-06-20-2 | タイ | 1991年06月20日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,新憲法では,票買収によって当選した議員は議席を失うとの条項を加えると発表。 |
DIA-204-1991-06-20-3 | タイ | 1991年06月20日 | 1990年代 | 国家エネルギー政策審議会,電気料金の変動制導入決定。 |
DIA-204-1991-06-20-4 | タイ | 1991年06月20日 | 1990年代 | セメント政策審議会,セメント価格の変動制導入決定。 |
DIA-204-1991-06-20-5 | タイ | 1991年06月20日 | 1990年代 | ウィパワディー・ランシット道路の高架工事が開始される。 |
DIA-204-1991-06-22-1 | タイ | 1991年06月22日 | 1990年代 | 資産審査委員会,ワッタナー前副内相をクロと判断。 |
DIA-204-1991-06-24-1 | タイ | 1991年06月24日 | 1990年代 | ゴー・チョクトン・シンガポール首相,来訪(~25日)。 |
DIA-204-1991-06-24-2 | タイ | 1991年06月24日 | 1990年代 | パタヤでカンボジア最高国民評議会開催。 |
DIA-204-1991-06-25-1 | タイ | 1991年06月25日 | 1990年代 | 新希望党本部開所式。 |
DIA-204-1991-06-25-2 | タイ | 1991年06月25日 | 1990年代 | 閣議,理工系エンジニアの公務員給与引き上げ決定―10億バーツの予算をつけ,現行の給与を倍増することを決定した。 |
DIA-204-1991-06-28-1 | タイ | 1991年06月28日 | 1990年代 | コンドミニアム法案,第一読会通過―外国人による床面積の40%までの所有をみとめるもの。 |
DIA-204-1991-06-28-2 | タイ | 1991年06月28日 | 1990年代 | 91~93年タイ・米繊維協定調印。 |
DIA-204-1991-07-02-1 | タイ | 1991年07月02日 | 1990年代 | 閣議,公的部門の年間対外借入上限を15億バーツから20億バーツに引き上げることを決定。 |
DIA-204-1991-07-02-2 | タイ | 1991年07月02日 | 1990年代 | 自動車関連税制変更―国内自動車産業改善のためで,これにより,税率(輸入税+事業税)は輸入完成車(CBU,2300cc以下)が402%から137%に,国内組立車が125%から66%になる。 |
DIA-204-1991-07-02-3 | タイ | 1991年07月02日 | 1990年代 | 電話公社会長のイサラポン陸軍副司令官,同公社役員を11人から15人にするよう運輸通信省に要請した。 |
DIA-204-1991-07-04-1 | タイ | 1991年07月04日 | 1990年代 | 経済問題審議会,電力公社の民営化承認―新規プロジェクトについて国策企業(リミテッド・カンパニー)を設立する方式を採用することになった。 |
DIA-204-1991-07-05-1 | タイ | 1991年07月05日 | 1990年代 | ウィラ副工業相,三つの国営精糖工場の民営化提案。 |
DIA-204-1991-07-08-1 | タイ | 1991年07月08日 | 1990年代 | チアムサック・タマサート大講師,政府の経済政策の非一貫性を指摘―工業政策は自由化しているのに対し,農政は国家の介入が強化されつつあると指摘。国家による作物の種類,面積などの決定を可能とする農業評議会構想に反対するもの。 |
DIA-204-1991-07-08-2 | タイ | 1991年07月08日 | 1990年代 | スントン国家秩序維持評議会議長,タノン前タイ労働会議議長失踪事件に軍は関与していないと強調。 |
DIA-204-1991-07-09-1 | タイ | 1991年07月09日 | 1990年代 | 閣議,電話公社と通信公社の合併を検討するよう運輸通信省に指示。 |
DIA-204-1991-07-09-2 | タイ | 1991年07月09日 | 1990年代 | ワチラロンコン皇太子,パキスタンを公式訪問(~14日)。 |
DIA-204-1991-07-10-1 | タイ | 1991年07月10日 | 1990年代 | 副商相にプリディヤトーン・テワクン氏が任命される―同氏は前チャーチャーイ内閣のスポークスマンだった。 |
DIA-204-1991-07-11-1 | タイ | 1991年07月11日 | 1990年代 | ヌクン運輸通信相,電話公社と通信公社の合併に向け作業委員会を組織するよう指示したと発表。 |
DIA-204-1991-07-12-1 | タイ | 1991年07月12日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,中国軍の招聘により訪中。 |
DIA-204-1991-07-17-1 | タイ | 1991年07月17日 | 1990年代 | ソムチャイ・クンプルーム・チョンブリ県バンセーン市長,サマキータム党を支持―社会行動党を資金的に援助してきた同氏はスチンダー陸軍司令官の同党に鞍替えすることを示唆した。 |
DIA-204-1991-07-19-1 | タイ | 1991年07月19日 | 1990年代 | 六つの企業が工業省に砂糖工場設立申請。 |
DIA-204-1991-07-20-1 | タイ | 1991年07月20日 | 1990年代 | スントン国軍司令官訪中。 |
DIA-204-1991-07-22-1 | タイ | 1991年07月22日 | 1990年代 | アドゥン憲法起草委員会報道官,第27条について発言―第27条によって,国家秩序維持委員会議長ないし首相が非常大権を持つことを認め,選挙により新議会ができるまで権限を維持するものとすると発言。 |
DIA-204-1991-07-23-1 | タイ | 1991年07月23日 | 1990年代 | 閣議,付加価値税法案承認。 |
DIA-204-1991-07-23-2 | タイ | 1991年07月23日 | 1990年代 | チュアン民主党党首,第27条は国家秩序維持委員会の延命策だとして批判。 |
DIA-204-1991-07-23-3 | タイ | 1991年07月23日 | 1990年代 | サハウィリア・グループとSSPグループがイタリアDuferco社と合弁会社設立を発表―投資総額3億㌦でステンレス・スティールなどを生産する。 |
DIA-204-1991-07-25-1 | タイ | 1991年07月25日 | 1990年代 | チャワリット新希望党党首,第27条規定に反対を表明。 |
DIA-204-1991-07-26-1 | タイ | 1991年07月26日 | 1990年代 | 資産審査委員会,チャーチャーイ前首相を不正蓄財者と判断―また,前首相の私設秘書ピタック・イントラウィリヤノンも不正蓄財者とした。 |
DIA-204-1991-07-26-2 | タイ | 1991年07月26日 | 1990年代 | サマック・タイ人民党党首,第27条規定に反対を表明。 |
DIA-204-1991-07-27-1 | タイ | 1991年07月27日 | 1990年代 | スクムパン前チャーチャーイ首相政策顧問,資産審査委員会の審査は公平でないと発言―国家秩序維持評議会への協力者は不正蓄財容疑リストには入っていないと批判した。 |
DIA-204-1991-07-29-1 | タイ | 1991年07月29日 | 1990年代 | ウィチェン副外相,ラオス訪問から帰国―ラオスのルアンプラバン空港の拡張計画にタイが協力することで合意したと発表。 |
DIA-204-1991-07-29-2 | タイ | 1991年07月29日 | 1990年代 | ソロモン米国務次官補訪タイ。 |
DIA-204-1991-07-30-1 | タイ | 1991年07月30日 | 1990年代 | シッパノン工業相,工業省は砂糖産業の自由化の意思はないと発言―1984年砂糖きび・砂糖関係法の変更はなく,砂糖きび生産者と工場との間の収益分配制度(70/30システム)も維持すると発言。 |
DIA-204-1991-07-31-1 | タイ | 1991年07月31日 | 1990年代 | 経済問題審議会,農業評議会の設立に合意。 |
DIA-204-1991-07-31-2 | タイ | 1991年07月31日 | 1990年代 | 国家秩序維持評議会内部で意見の相違発覚―スチンダー陸軍司令官が同評議会の目的は満足に達成されつつあると述べたのに対し,ウィロート陸軍参謀長は別のインタビューで目的は何ら達成されていないと述べたもの。 |
DIA-204-1991-08-02-1 | タイ | 1991年08月02日 | 1990年代 | 運輸通信省とCPグループ,バンコク電話回線拡張工事契約に調印。 |
DIA-204-1991-08-05-1 | タイ | 1991年08月05日 | 1990年代 | 国家経済社会開発庁,長期民営化計画を首相に提出。 |
DIA-204-1991-08-06-1 | タイ | 1991年08月06日 | 1990年代 | 内務次官にアナン・アナンタクーン氏。 |
DIA-204-1991-08-08-1 | タイ | 1991年08月08日 | 1990年代 | 警察局,全国のチャオポー(マフィア)をリストアップ―タイ国民党議員を含む174人。 |
DIA-204-1991-08-09-1 | タイ | 1991年08月09日 | 1990年代 | 付加価値税法案,第一読会を通過。 |
DIA-204-1991-08-13-1 | タイ | 1991年08月13日 | 1990年代 | 首相,長期農業振興政策発表―土地銀行の設立,アグロインダストリーよりも基本的な農業生産を振興することなどを明言。また政府貯蓄銀行と農業農協銀行の改革の意思を示唆し,単なる預金獲得ではなく,農業部門に積極的に貸し付けていくことによって所得格差を是正していく手段としていかねばならないと語った。 |
DIA-204-1991-08-13-2 | タイ | 1991年08月13日 | 1990年代 | 閣議,優良国営企業について経営の自由を保証することで合意。 |
DIA-204-1991-08-14-1 | タイ | 1991年08月14日 | 1990年代 | 経済問題審議会,精糖工場新設の申請拒否―工業省の申請に対し,軍が反対したものとみられる。 |
DIA-204-1991-08-16-1 | タイ | 1991年08月16日 | 1990年代 | 土地銀行設立に関する小委員会,青写真発表―1996年を目処に60億バーツの資本金で設立し,55万ライの私有地を農民に取得させるために融資を行なうもの。 |
DIA-204-1991-08-19-1 | タイ | 1991年08月19日 | 1990年代 | 政府,原油価格政策の自由化実施―卸売価格,輸入価格に対する政府介入を廃止。ただし天然ガスについては介入を継続する。 |
DIA-204-1991-08-19-2 | タイ | 1991年08月19日 | 1990年代 | 政府,電気通信事業の実施と政策形成に関する二つの審議会を設立する案を検討中―1989年にモントリー運輸通信相が提出した案を復活しようというもの。 |
DIA-204-1991-08-20-1 | タイ | 1991年08月20日 | 1990年代 | タイ銀行協会,歳入法改正案に反対の意見書を国家秩序維持司令部に送付―15%の預金利子課税に反対するもの。 |
DIA-204-1991-08-20-2 | タイ | 1991年08月20日 | 1990年代 | 陸軍,バンコク市内の軍用施設をサラブリ県に移すと発表―パホンヨティン,ウィパワディ・ランシット道路沿いの第2師団の用地200ライは,商業用地として再開発される見込み。 |
DIA-204-1991-08-20-3 | タイ | 1991年08月20日 | 1990年代 | 日系自動車組み立てメーカー,日本からの輸入を間接的に阻止―政府が7月に実施した輸入自由化および関税率の引下げに対抗するもので,日本国内のディーラーに対し,タイ向け輸出を自粛するよう働きかけているという。 |
DIA-204-1991-08-23-1 | タイ | 1991年08月23日 | 1990年代 | タイ・ベトナム,共同天然ガス開発計画で基本合意―先頃の協議で,ベトナム沖のホワイト・タイガー,ドラゴン両油井の共同開発で合意した。 |
DIA-204-1991-08-24-1 | タイ | 1991年08月24日 | 1990年代 | 蔵相,所得税,法人税率引き下げの意向示唆―現行の所得税(最高50%),法人税(非上場企業35%,上場企業30%),海外への利潤送金に対する課税(15%)は外国企業の対タイ投資を魅力のないものとしているとして,シンガポールや香港の事例を参考にしながら税率の改訂を検討中であると発言した。 |
DIA-204-1991-08-25-1 | タイ | 1991年08月25日 | 1990年代 | タイ労働会議(LCT),新議長にマナット氏選出―6月19日から行方不明になっているタノン氏に代わってマナット・ニヨムサップマニー衣料毛布労働者連盟議長が選出された。 |
DIA-204-1991-08-27-1 | タイ | 1991年08月27日 | 1990年代 | 大蔵省,閣議で国家肥料会社設立に反対と発表。 |
DIA-204-1991-08-27-2 | タイ | 1991年08月27日 | 1990年代 | 閣議,農業センサス予算承認―91年から96年にかけて3億6200万バーツで実施される。 |
DIA-204-1991-08-27-3 | タイ | 1991年08月27日 | 1990年代 | 『フォーチュン』誌の長者番付にタイ財閥―9月号の同誌に発表された上位200の個人・家族のなかに,カンチャナパート家(総資産13億㌦),ソポンパーニット家(10億㌦)が入った。 |
DIA-204-1991-08-28-1 | タイ | 1991年08月28日 | 1990年代 | 憲法草案,第一読会通過。 |
DIA-204-1991-08-28-2 | タイ | 1991年08月28日 | 1990年代 | 世界銀行,パクムーン・ダム建設融資実施と発表。 |
DIA-204-1991-08-30-1 | タイ | 1991年08月30日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,3月までに選挙を実施すると発表。 |
DIA-204-1991-08-30-2 | タイ | 1991年08月30日 | 1990年代 | 大蔵省,8月27日実施の輸入自動車に関する税率を変更―輸入自動車に関する税率を2300cc以下について186.2%,2300cc以上について298%とすることになった。 |
DIA-204-1991-09-02-1 | タイ | 1991年09月02日 | 1990年代 | プラパート法相,法制委員会の最高裁長官選出に抗議―法相の推薦の手続きを経ないでプラウィット第一地区控訴院長を選出したことは法制委員会法に反すると抗議した。 |
DIA-204-1991-09-02-2 | タイ | 1991年09月02日 | 1990年代 | サイアム・モータース,4カ年投資計画(60億バーツ)を凍結すると発表―政府の国内自動車産業の振興政策が不透明なため。 |
DIA-204-1991-09-03-1 | タイ | 1991年09月03日 | 1990年代 | 閣議,証券取引法案承認。 |
DIA-204-1991-09-05-1 | タイ | 1991年09月05日 | 1990年代 | スパチャイ・タイ軍人銀行頭取,最近の経済自由化政策は性急すぎると発言―ここ6カ月の改革は民間の過剰投資を招き,金融市場は困惑気味であると発言した。 |
DIA-204-1991-09-05-2 | タイ | 1991年09月05日 | 1990年代 | 不敬罪容疑の社会評論家スラク氏,法廷で争う用意があると発言。 |
DIA-204-1991-09-05-3 | タイ | 1991年09月05日 | 1990年代 | ルアン・タイ石油公社総裁,同公社の民営化の必要性は今のところないと発言。 |
DIA-204-1991-09-06-1 | タイ | 1991年09月06日 | 1990年代 | タイ石油公社総裁,ラオスに給油所網をつくるためラオス政府と協議中と発言。 |
DIA-204-1991-09-08-1 | タイ | 1991年09月08日 | 1990年代 | 首相,労働省設立に合意すると発言。 |
DIA-204-1991-09-10-1 | タイ | 1991年09月10日 | 1990年代 | 閣議,反ダンピング法改正案承認―従来は輸出入法第5条によって国内業者は安価な輸入品との競争から保護されてきたが,この条項が改正されたことによって,この種の業者が反ダンピング法の適用下に置かれることになった。 |
DIA-204-1991-09-11-1 | タイ | 1991年09月11日 | 1990年代 | 運輸通信省とチナワット・コンピュータ社,通信衛星プロジェクト(50億バーツ)契約に調印。 |
DIA-204-1991-09-11-2 | タイ | 1991年09月11日 | 1990年代 | パイチット総理府相,民営化方式によるプロジェクトの審査を強化すると発言―20億バーツ以上のプロジェクト実施についての規定を定め,特別審議会を設置することになろうと発言。 |
DIA-204-1991-09-11-3 | タイ | 1991年09月11日 | 1990年代 | 世界銀行,ウボン県のパークムーン・ダム建設に対する融資決定を延期。 |
DIA-204-1991-09-12-1 | タイ | 1991年09月12日 | 1990年代 | タイ石油公社総裁,タイの天然ガス田は今後20年間採掘可能と発言。 |
DIA-204-1991-09-16-1 | タイ | 1991年09月16日 | 1990年代 | ウィラ副工業相,工業省が国家肥料会社設立計画を担当し,大蔵省から責任を引き継ぐ用意があると発言。 |
DIA-204-1991-09-16-2 | タイ | 1991年09月16日 | 1990年代 | 政府,タイ・ラオスが合弁で輸送会社を設立したと発表―T・L・エンタープライズ社で,これによりタイ・ラオス間の輸送におけるタイ輸送会社の独占体制が崩れることになる。 |
DIA-204-1991-09-16-3 | タイ | 1991年09月16日 | 1990年代 | ホープウェル・ホールディング社のウー社長,タイ証券取引所への上場を予定と発言―同社は高架鉄道計画に対し38年間のコンセッションで3320億バーツの投資を行なう。収益の35%は法人税,残り65%のうち19.5%がタイ国鉄に分配される。 |
DIA-204-1991-09-17-1 | タイ | 1991年09月17日 | 1990年代 | ウィラ副工業相,ベトナムとの天然ガス共同開発で基本合意をみたと発表―ビッグ・ベアとホワイト・タイガー油田を共同開発し,タイに安定供給するというもの。 |
DIA-204-1991-09-17-2 | タイ | 1991年09月17日 | 1990年代 | 閣議,民営化方式によるプロジェクトに対する規定採択。 |
DIA-204-1991-09-17-3 | タイ | 1991年09月17日 | 1990年代 | アナット農相,ミャンマー訪問。 |
DIA-204-1991-09-17-4 | タイ | 1991年09月17日 | 1990年代 | アーサ外相,ベトナム訪問。 |
DIA-204-1991-09-19-1 | タイ | 1991年09月19日 | 1990年代 | 第16次円借款調印―11のプロジェクトに対し846億8700万円。 |
DIA-204-1991-09-19-2 | タイ | 1991年09月19日 | 1990年代 | 外相,ホーチミン市に近く領事館を開設する予定と発言。 |
DIA-204-1991-09-20-1 | タイ | 1991年09月20日 | 1990年代 | 92年度予算(4604億バーツ),国会通過。 |
DIA-204-1991-09-20-2 | タイ | 1991年09月20日 | 1990年代 | 首相,国会でタイの軍事規模と予算は削減されねばならないと発言。 |
DIA-204-1991-09-22-1 | タイ | 1991年09月22日 | 1990年代 | 首相,中国訪問。 |
DIA-204-1991-09-23-1 | タイ | 1991年09月23日 | 1990年代 | 中銀,公定歩合を1%引き下げ11%とする。 |
DIA-204-1991-09-23-2 | タイ | 1991年09月23日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,軍は東北タイ緑化計画を今後廃止すると発言。 |
DIA-204-1991-09-23-3 | タイ | 1991年09月23日 | 1990年代 | 農業省,ベトナムが農業技術協力(酪農,果物・野菜加工など)を要請してきたことを確認。 |
DIA-204-1991-09-24-1 | タイ | 1991年09月24日 | 1990年代 | 閣議,ラーチャブリ県にビルマ人難民収容センターを設立することを決定―1500人の反政府難民を収容しようというもの。 |
DIA-204-1991-09-25-1 | タイ | 1991年09月25日 | 1990年代 | 中銀総裁,金融自由化に向け外国銀行の支店設置基準を92年半ばまでに策定すると発言。 |
DIA-204-1991-09-26-1 | タイ | 1991年09月26日 | 1990年代 | 天皇皇后両陛下,タイ訪問。 |
DIA-204-1991-09-28-1 | タイ | 1991年09月28日 | 1990年代 | 500人の裁判官,法相の解任要求を決議―法相が法制委員会の最高裁長官選出に批判的なことに反発したもの。 |
DIA-204-1991-09-29-1 | タイ | 1991年09月29日 | 1990年代 | サマキータム党とタイ国民党,選挙協力することで合意。 |
DIA-204-1991-09-29-2 | タイ | 1991年09月29日 | 1990年代 | 中銀,92年度中の所得税引き下げに同調―情報筋によると,引き下げはインフレ圧力にはつながらないとして中銀は政府の意向に同意している。 |
DIA-204-1991-10-01-1 | タイ | 1991年10月01日 | 1990年代 | カセート空軍司令官,憲法案が国会を通過しなければ内閣は総辞職せねばならないと発言。 |
DIA-204-1991-10-01-2 | タイ | 1991年10月01日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,国軍司令官を兼任。 |
DIA-204-1991-10-01-3 | タイ | 1991年10月01日 | 1990年代 | 投資委員会長官にスタポン・カウィタノン前副長官。 |
DIA-204-1991-10-02-1 | タイ | 1991年10月02日 | 1990年代 | タイ軍人銀行,カンボジアのコン島に支店設立の意向示唆。 |
DIA-204-1991-10-02-2 | タイ | 1991年10月02日 | 1990年代 | クレディ・リオネ銀行などのシンジケート団,鉄鋼一貫生産プロジェクトに融資―サハウィリヤー社が落札した同プロジェクト(プラチュアプキリカン県)に2億5000万㌦を融資することになった。 |
DIA-204-1991-10-03-1 | タイ | 1991年10月03日 | 1990年代 | 蔵相,ホープウェル社の高架鉄道プロジェクトに対する条件で発言―外国融資利子に対する税の免除に強く反対した。 |
DIA-204-1991-10-03-2 | タイ | 1991年10月03日 | 1990年代 | 最高裁裁判長にサワット・チョートパニット氏。 |
DIA-204-1991-10-03-3 | タイ | 1991年10月03日 | 1990年代 | 社会福祉法案作成小委員会,同法案を内務大臣に送付。 |
DIA-204-1991-10-03-4 | タイ | 1991年10月03日 | 1990年代 | 外相,タイは国連のカンボジア和平工作に人と国境付近の施設を準備する用意があると発表。 |
DIA-204-1991-10-03-5 | タイ | 1991年10月03日 | 1990年代 | パロン・サイアムセメント社長,92年末に引退すると発言。 |
DIA-204-1991-10-04-1 | タイ | 1991年10月04日 | 1990年代 | 付加価値税法案,国会通過。 |
DIA-204-1991-10-07-1 | タイ | 1991年10月07日 | 1990年代 | 商相,ASEAN経済閣僚会議出席のためクアラルンプール訪問。 |
DIA-204-1991-10-08-1 | タイ | 1991年10月08日 | 1990年代 | 閣議,カムナン(区長)とプーヤイバーン(村長)の任期に関する法律を承認―任期は5年間とすることなどを定めている。しかし,直接選挙とする案は見送られた。 |
DIA-204-1991-10-08-2 | タイ | 1991年10月08日 | 1990年代 | 閣議,農業評議会法案を再検討の要ありとして経済問題審議会に差し戻す。 |
DIA-204-1991-10-08-3 | タイ | 1991年10月08日 | 1990年代 | ASEAN経済閣僚会議,共同声明採択―タイの提唱する自由貿易圏構想を基本案として域内協力を検討していくことで合意した。 |
DIA-204-1991-10-08-4 | タイ | 1991年10月08日 | 1990年代 | 閣議,高層建物規制法案承認―容積率(FAR)を10:1とするなどの内容。 |
DIA-204-1991-10-09-1 | タイ | 1991年10月09日 | 1990年代 | 蔵相,ASEAN自由貿易圏構想に警告―同構想によってタイは2000品目の関税を引き下げなければならず,歳入面で最も影響を受けるのはタイであると発言。 |
DIA-204-1991-10-10-1 | タイ | 1991年10月10日 | 1990年代 | タイ・ベトナム漁業協定基本合意。 |
DIA-204-1991-10-11-1 | タイ | 1991年10月11日 | 1990年代 | メタ予算局次長,汚職嫌疑で総理府付きに左遷される。 |
DIA-204-1991-10-11-2 | タイ | 1991年10月11日 | 1990年代 | 麻薬更正法,国会通過。 |
DIA-204-1991-10-12-1 | タイ | 1991年10月12日 | 1990年代 | バンコクでG7蔵相会議。 |
DIA-204-1991-10-13-1 | タイ | 1991年10月13日 | 1990年代 | 投資委員会長官,三つの重点分野に言及―国内の地方,インドシナ,下請けの分野を重点的に推進していくと発言。 |
DIA-204-1991-10-14-1 | タイ | 1991年10月14日 | 1990年代 | タイ初の格付機関Thai Rating Information Agency社設立される。 |
DIA-204-1991-10-15-1 | タイ | 1991年10月15日 | 1990年代 | バンコクで世銀総会開催―冒頭演説で首相は,世界的な緊張緩和を指摘したうえで,軍備の縮小の必要性を訴えた。 |
DIA-204-1991-10-15-2 | タイ | 1991年10月15日 | 1990年代 | タイ国民党党首にソムブーン・ラホン空港公団総裁が選出される。 |
DIA-204-1991-10-15-3 | タイ | 1991年10月15日 | 1990年代 | ラオスのルアム・パタナ銀行頭取,ラオスの外国人投資にとっての最大の障害は電話であると発言―タイとの合弁銀行である同行のアムヌアイ・リーラチャイは,ラオス政府は来年までに200万回線を敷設する計画であるとのべた。 |
DIA-204-1991-10-15-4 | タイ | 1991年10月15日 | 1990年代 | チャートリー・バンコク銀行総裁,外国銀行支店開設自由化までに今少し時間が欲しいと発言。 |
DIA-204-1991-10-15-5 | タイ | 1991年10月15日 | 1990年代 | カンボジア中央銀行,バンコク銀行およびタイ軍人銀行の支店設立を基本的に認めると発表―消息筋。 |
DIA-204-1991-10-15-6 | タイ | 1991年10月15日 | 1990年代 | 首相,タイ政府はノーベル平和賞を受賞したアウンサン・スーチー氏に祝電を打つつもりはないと発言。 |
DIA-204-1991-10-16-1 | タイ | 1991年10月16日 | 1990年代 | 通信公社,カンボジア,ベトナム向けにダイヤル直通サービスを開始すると発表。 |
DIA-204-1991-10-20-1 | タイ | 1991年10月20日 | 1990年代 | チャーチャーイ前首相,タイ国民党はスチンダー陸軍司令官を次期首相に推すだろうと発言。 |
DIA-204-1991-10-21-1 | タイ | 1991年10月21日 | 1990年代 | 憲法検討委員会,草案から第6条を削除すると発表―選挙を監視する憲法委員会の機能を定めた第6条を削除することに決めた。なおこの条項は軍の意向によって取り入れられたものである。 |
DIA-204-1991-10-22-1 | タイ | 1991年10月22日 | 1990年代 | 閣議,1955年電話公社法改正を承認―民間企業へのコンセッションの供与を認め,その方式などを定めている。 |
DIA-204-1991-10-23-1 | タイ | 1991年10月23日 | 1990年代 | 憲法検討委員会,新憲法では首相が上院議員を選ぶことになる可能性ありと発表―情報筋。 |
DIA-204-1991-10-24-1 | タイ | 1991年10月24日 | 1990年代 | プノンペン国際空港建設をタイ企業Fuldaa社が受注。 |
DIA-204-1991-10-27-1 | タイ | 1991年10月27日 | 1990年代 | ボー・バン・キエト・ベトナム首相来訪。31月,タイ=ベトナム共同声明発表。 |
DIA-204-1991-10-29-1 | タイ | 1991年10月29日 | 1990年代 | サマキータム党,スリン県から選挙キャンペーン開始。 |
DIA-204-1991-10-29-2 | タイ | 1991年10月29日 | 1990年代 | 鉱業評議会,政府に対しタイが錫生産国連盟(ATPC)より脱退するよう要請。 |
DIA-204-1991-10-31-1 | タイ | 1991年10月31日 | 1990年代 | 内務省,選挙実施日を92年4月5日に設定。 |
DIA-204-1991-10-31-2 | タイ | 1991年10月31日 | 1990年代 | 電話公社,CPテレコム社が地方での100万回線拡張事業入札に参加することを許可。 |
DIA-204-1991-11-01-1 | タイ | 1991年11月01日 | 1990年代 | 4党,パネルディスカッション―新希望党,民主党,法の力党,連帯党幹部は,次期首相は国民議員であるべきなどの点で一致した。 |
DIA-204-1991-11-02-1 | タイ | 1991年11月02日 | 1990年代 | 国家安全保障会議副議長,ビルマ人不法滞在者16万人を強制送還させるべきと発言。 |
DIA-204-1991-11-03-1 | タイ | 1991年11月03日 | 1990年代 | パイチット総理府相,石油基金の廃止が必要と発言。 |
DIA-204-1991-11-04-1 | タイ | 1991年11月04日 | 1990年代 | 汚職取締委員会91年度年次報告公表―取り調べを行なった922件のうち,内務省関係が641件で最も多く,ついで農業省277件,文部省205件の順となった。 |
DIA-204-1991-11-04-2 | タイ | 1991年11月04日 | 1990年代 | タイ工業連盟,投資委員会に対し,7項目要求送付―投資奨励企業は各品目国内生産の25%以上を国内向けに販売することはできないようにすることなど7項目の要求を提出した。BOIではかねてから投資奨励企業の製品の20%までを国内向けに販売することを認めようとする動きがあった。 |
DIA-204-1991-11-08-1 | タイ | 1991年11月08日 | 1990年代 | カセート空軍司令官兼タイ国際航空会長,国内線への民間航空会社の参入をさらに漸次増やしていくべぎと発言。 |
DIA-204-1991-11-08-2 | タイ | 1991年11月08日 | 1990年代 | 最高裁長官にサワット控訴院裁判長。 |
DIA-204-1991-11-08-3 | タイ | 1991年11月08日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,カンボジア復興へのタイ参加強調―タイはこれまで35万人の難民をうけいれるなどしてきたのでカンボジア復興の際のインフラ建設等にタイが優先的に参加して然るべきと発言。 |
DIA-204-1991-11-09-1 | タイ | 1991年11月09日 | 1990年代 | タイとベトナムが天然ガス分離プラントを合弁で建設―Pham Quoc Tuongベトナム重工業省次官は,ペトロ・ベトナムとタイ石油公社がホーチミン市近くのVung Taoに天然ガス分離プラントを建設する契約に調印したと発言した。 |
DIA-204-1991-11-10-1 | タイ | 1991年11月10日 | 1990年代 | 賃金委員会,最低賃金引き上げの意向―ベンチャンクン・マカラタット委員長は,現行の100バーツ(バンコクおよび周辺4県)から引き上げることを約束し,14日から検討を開始すると発言した。 |
DIA-204-1991-11-11-1 | タイ | 1991年11月11日 | 1990年代 | 憲法委員会,選挙制度改正を決定―ウィラ報道官によると,個人ではなく,政党を基盤としたチームを選ぶ方式を採用することが了承された。 |
DIA-204-1991-11-13-1 | タイ | 1991年11月13日 | 1990年代 | 憲法委員会,政党チーム選挙案を取り下げる。 |
DIA-204-1991-11-14-1 | タイ | 1991年11月14日 | 1990年代 | ウィラ副工業相,ローカルコンテント規制(現行54%)撤廃が必要と発言。 |
DIA-204-1991-11-14-2 | タイ | 1991年11月14日 | 1990年代 | ウィラ工業相,新規製鉄プラント建設10年間凍結の措置は解除されねばならないと発言。 |
DIA-204-1991-11-16-1 | タイ | 1991年11月16日 | 1990年代 | 首相,憲法案に反対表明―上院定数を下院と同じ360とすることなどに反対と表明。 |
DIA-204-1991-11-16-2 | タイ | 1991年11月16日 | 1990年代 | 七つの政党と九つの民間団体,憲法案反対で合意―法の力党,民主党,連帯党,新希望党,タイ人民党,人民民族党,社会民主党の7党と民主主義擁護団体9団体は,新憲法では上院議員の権限を縮小し,定数を下院議員の半分にすべきだ,などの点で合意した。 |
DIA-204-1991-11-17-1 | タイ | 1991年11月17日 | 1990年代 | サマキータム党,憲法案に反対声明―憲法委員会が,現役官僚の閣僚兼務を認めていることと,上院議院定数を下院と同じ360としていることを批判し,これが国会で正式に承認されれば,選挙をボイコットすると発表した。 |
DIA-204-1991-11-17-2 | タイ | 1991年11月17日 | 1990年代 | 賃金委員会委員長,最低賃金制度の廃止を提唱―ペンチャクン委員長は,労働者の賃金は市場メカニズムによって決定されるべきとの考えを委員会で提案する予定だと発言した。 |
DIA-204-1991-11-18-1 | タイ | 1991年11月18日 | 1990年代 | タイ国軍,カンボジアに援助を打診した模様―情報筋によると,400万個の地雷除去とプノンペン―ポイペット間の道路補修にタイ軍を動員する用意があるとカンボジアに伝えた模様。 |
DIA-204-1991-11-18-2 | タイ | 1991年11月18日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,次期首相を受諾せずと発表。 |
DIA-204-1991-11-19-1 | タイ | 1991年11月19日 | 1990年代 | 第2読会,憲法草案修正―世論の圧力に屈する形で,当初の現役官僚の閣僚兼務是認についてはこれを禁止することとし,また上院定数を当初の360から270とすることとなった。 |
DIA-204-1991-11-21-1 | タイ | 1991年11月21日 | 1990年代 | 憲法草案,第二読会通過。 |
DIA-204-1991-11-21-2 | タイ | 1991年11月21日 | 1990年代 | 閣議,国家と民間の協力関係を調整する機関の設置で合意―情報筋によると,民営化による国家プロジェクトヘの民間の参加を調整するための機関を設置することで基本合意した。 |
DIA-204-1991-11-23-1 | タイ | 1991年11月23日 | 1990年代 | スティー蔵相,新憲法が非民主的なものとなれば外国からの投資に影響がでるだろうと警告。 |
DIA-204-1991-11-23-2 | タイ | 1991年11月23日 | 1990年代 | 社会行動党新書記長にカセーム・クライソーン中将が選出される―同氏はスチンダー陸軍司令官と親しい間柄にある。 |
DIA-204-1991-11-23-3 | タイ | 1991年11月23日 | 1990年代 | マグサイサイ賞受賞者のプラウェート氏,国民に次期選挙のボイコットを呼びかける。 |
DIA-204-1991-11-24-1 | タイ | 1991年11月24日 | 1990年代 | 非民主的な憲法案に対する抗議運動全国に広がる―チェンマイ大学講師らや,ナコンシータマラート職業学校の学生らが抗議行動を行なった。 |
DIA-204-1991-11-24-2 | タイ | 1991年11月24日 | 1990年代 | 関西経済連合会代表団,来訪―工業省は,生産性向上のために3億~4億バーツの援助を要請した。 |
DIA-204-1991-11-25-1 | タイ | 1991年11月25日 | 1990年代 | 暫定議会,上院の権限をさらに削減―上院が首相選出と予算審議に参加できるとした当初の条項を削除すると決定した。 |
DIA-204-1991-11-25-2 | タイ | 1991年11月25日 | 1990年代 | カンボジア政府,タイ軍人銀行に支店開設許可―スパチャイ頭取によると,タイのトラート県よりのココンに支店開設の許可がおりたという。 |
DIA-204-1991-11-26-1 | タイ | 1991年11月26日 | 1990年代 | 資産審査委員会,チャーチャーイ前首相の資産凍結を宣言―前首相とその夫人の資産は総額2億6650万=にのぼるとみられている。 |
DIA-204-1991-11-26-2 | タイ | 1991年11月26日 | 1990年代 | 閣議,付加価値税関連法案承認―91年1月実施予定の付加価値税に関する12の勅令と二つの省令が承認された。税率は6.3%(地方税を含むと7%)で,特定業種については1.35%(地方税を含むと1.5%)となる予定である。 |
DIA-204-1991-11-26-3 | タイ | 1991年11月26日 | 1990年代 | 閣議,次期選挙における監視機関の設置を決定。 |
DIA-204-1991-11-26-4 | タイ | 1991年11月26日 | 1990年代 | 軍部,カンボジア難民の帰還について言及―タイは難民高等弁務官事務所(UNHCR)の枠組みに従い,難民の意志に反して強制送還させることはしないとの立場を明らかにした。 |
DIA-204-1991-11-26-5 | タイ | 1991年11月26日 | 1990年代 | 閣議,BOIの香港事務所開設を承認。 |
DIA-204-1991-11-27-1 | タイ | 1991年11月27日 | 1990年代 | 資産審査委員会,チャーチャーイ前首相への献金実態報告―献金した企業は,酒造会社,衣料輸出会社,自動車組み立て会社,観光関連会社,ガラス会社など6社。 |
DIA-204-1991-12-01-1 | タイ | 1991年12月01日 | 1990年代 | タマサート大講師ティラユット・ブンミー,新憲法での妥協案提案―軍部と民主勢力の妥協案として,条項のなかの上院が内閣不信任決議に参加できるとの規定を閣僚個人の不信任案のみに参加できるとすることが好ましいと発言した。 |
DIA-204-1991-12-01-2 | タイ | 1991年12月01日 | 1990年代 | チャーチャーイ前首相,タイ国民党党首ポストの奪回を狙っているとの噂を否定。 |
DIA-204-1991-12-01-3 | タイ | 1991年12月01日 | 1990年代 | チャルーム・ムアンチョン党党首,政界復帰の意向―デンマークに亡命中の同氏の顧問弁護士は,次期選挙に出馬の意向であると語った。 |
DIA-204-1991-12-02-1 | タイ | 1991年12月02日 | 1990年代 | 中銀,92年1月より商業銀行に対する農村金融規制緩和―預金高の20%を農村金融に割り当てるという規制を緩和する決定を行なった。また,農村金融の範囲に農産物輸出も含むこと,中小企業向け融資を現行の500万バーツから1000万バーツとする決定もあわせて行なった。 |
DIA-204-1991-12-03-1 | タイ | 1991年12月03日 | 1990年代 | アリア第2軍区司令官,民間団体の前首相歓迎会開催阻止の事実を否定―ナコンラーチャシーマー商工会議所のチャーチャーイ前首相歓迎会をとりやめるよう指示した事実はないと発言した。 |
DIA-204-1991-12-03-2 | タイ | 1991年12月03日 | 1990年代 | ホープウェル社,高架鉄道プロジェクト実施を確認―BOIの投資奨励措置は満足いくものではないが,800億バーツのプロジェクトは計画どおり実施することを確認した。 |
DIA-204-1991-12-03-3 | タイ | 1991年12月03日 | 1990年代 | 閣議,農民援助基金計画を承認-商業省分30億バーツと農業省分30億バーツ。 |
DIA-204-1991-12-04-1 | タイ | 1991年12月04日 | 1990年代 | 国王,憲法論議にあたって国民の妥協と対立回避を呼びかける。 |
DIA-204-1991-12-04-2 | タイ | 1991年12月04日 | 1990年代 | 警察,チュラーロンコン,タマサート,ラムカムヘン大学と王宮前広場に厳戒体制を敷く。 |
DIA-204-1991-12-04-3 | タイ | 1991年12月04日 | 1990年代 | タイ産業連盟(FTI)とタイ商業会議所(BOT),合併で合意。 |
DIA-204-1991-12-04-4 | タイ | 1991年12月04日 | 1990年代 | タイ商業会議所(BOT),現在の官民合同委員会をタイ通商産業金融連盟に格上げする首相の案に同意。 |
DIA-204-1991-12-06-1 | タイ | 1991年12月06日 | 1990年代 | 各地で反憲法運動―タマサート大で3000人,チェンマイ大で1000人が集会,チュラーロンコン大では30万人のサンプル調査で99.8%が憲法案に反対であったとの発表が行なわれた。 |
DIA-204-1991-12-07-1 | タイ | 1991年12月07日 | 1990年代 | 憲法案,第3読会通過。 |
DIA-204-1991-12-09-1 | タイ | 1991年12月09日 | 1990年代 | 国王,憲法案に署名。 |
DIA-204-1991-12-09-2 | タイ | 1991年12月09日 | 1990年代 | 来日中のアナン首相,宮沢首相に白書を手渡す―日タイ経済関係に関するもので,この種のものはこれが2回目。 |
DIA-204-1991-12-11-1 | タイ | 1991年12月11日 | 1990年代 | アナン首相,平岩経団連会長と会談―首相は,日本の一層の投資を要請した。 |
DIA-204-1991-12-12-1 | タイ | 1991年12月12日 | 1990年代 | ナロン・サマキータム党党首,次期選挙で100議席はとれると発言―また,タイ国民党と連立を組む予定だと語った。 |
DIA-204-1991-12-12-2 | タイ | 1991年12月12日 | 1990年代 | アナット農相,農業評議会法案を閣議に再提出しないと発言―同構想を推進するかどうかの判断は次期政権に委ねるとした。 |
DIA-204-1991-12-12-3 | タイ | 1991年12月12日 | 1990年代 | 世銀,ウボン県パークムーン・ダムへの融資を決定―消息筋。 |
DIA-204-1991-12-13-1 | タイ | 1991年12月13日 | 1990年代 | 選挙法,政党法改正案第1読会通過―候補者1人当りの選挙資金上限は3万5000バーツから7万バーツに引き上げられることなどが決まった。 |
DIA-204-1991-12-13-2 | タイ | 1991年12月13日 | 1990年代 | 首相,アメリカ訪問―ペレス国連事務総長,キッシンジャー元国務長官,化学・金融業界の要人などと会見した。 |
DIA-204-1991-12-14-1 | タイ | 1991年12月14日 | 1990年代 | チャーチャーイ前首相,選挙区のコーラートに帰る―約1万人の歓迎を受ける。 |
DIA-204-1991-12-14-2 | タイ | 1991年12月14日 | 1990年代 | チャーチャーイ前首相,タイ政府が湾岸戦争時に米軍のウタパオ空軍基地の使用を認めていたと証言。 |
DIA-204-1991-12-15-1 | タイ | 1991年12月15日 | 1990年代 | 関税局,輸出税払い戻し制度を撤廃する予定―情報筋によると,同問題に関する特別委員会の委員長のパナット次官は,付加価値税の導入に伴って同制度を廃止するための検討を3月末までに行なうよう命じた。 |
DIA-204-1991-12-16-1 | タイ | 1991年12月16日 | 1990年代 | タイ国民党,プアンチョンチャオタイ党,民衆党の3党が合併を検討中―党関係者による情報。 |
DIA-204-1991-12-17-1 | タイ | 1991年12月17日 | 1990年代 | ソムブーン・タイ国民党党首,ワッタナー前民衆党副党首ら民衆党員10人が同党に移ると発言。 |
DIA-204-1991-12-17-2 | タイ | 1991年12月17日 | 1990年代 | すず鉱山の閉山増加―鉱山局によると,9月末現在の操業数は131で前年同月の186に比べて大きく減少した。 |
DIA-204-1991-12-18-1 | タイ | 1991年12月18日 | 1990年代 | ホワイト・ハウスでアナン・ブッシュ会談。 |
DIA-204-1991-12-18-2 | タイ | 1991年12月18日 | 1990年代 | 経済問題審査委員会,国防省提出法案を却下―同委員会は,軍が軍所有地の商業開発を可能とすることなどを求めた法案を却下した。 |
DIA-204-1991-12-24-1 | タイ | 1991年12月24日 | 1990年代 | 閣議,所得税減税案を承認―92年1月1日実施で,最高税率(年間所得200万バーツ以上)は現行の50%から33%となる。また法人税は一律30%になった。 |
DIA-204-1991-12-24-2 | タイ | 1991年12月24日 | 1990年代 | デンマークに逃亡していたチャルーム・ムアンチョン党党首帰国。 |
DIA-204-1991-12-24-3 | タイ | 1991年12月24日 | 1990年代 | 賃金委員会,最低賃金引き上げ決定―バンコクおよび周辺5県の最低賃金を100バーツから106バーツに引き上げることを決定した。しかし公務員のベースアップが決定すれば,115バーツにまで引き上げられる可能性があるとの見解が示された。 |
DIA-204-1991-12-25-1 | タイ | 1991年12月25日 | 1990年代 | 歳入法改正―海外への利潤送金に対する課税率を一律10%とすることになった。 |
DIA-204-1991-12-25-2 | タイ | 1991年12月25日 | 1990年代 | ティティ・サマキータム党書記長,次期首相にはエコノミストが選ばれるだろうと発言。 |
DIA-204-1991-12-25-3 | タイ | 1991年12月25日 | 1990年代 | 経済問題審査委員会,酪農普及公社の民営化(株式公開)を決定。 |
DIA-204-1991-12-26-1 | タイ | 1991年12月26日 | 1990年代 | サマック・タイ人民党党首,自由党と合併する予定と発言。 |
DIA-204-1991-12-26-2 | タイ | 1991年12月26日 | 1990年代 | 経済問題審査委員会,利子法改正を承認―これにより貸出金利上限も廃止される。 |
DIA-204-1991-12-26-3 | タイ | 1991年12月26日 | 1990年代 | 中銀,タイ農民銀行のカンボジア商業銀行との合弁銀行設立を承認。 |
DIA-204-1991-12-27-1 | タイ | 1991年12月27日 | 1990年代 | 暫定国会,政党法改正案承認。 |
DIA-204-1991-12-27-2 | タイ | 1991年12月27日 | 1990年代 | スントン国家秩序維持評議会議長,選挙監視委員会設置に反対と発言。 |
DIA-204-1991-12-27-3 | タイ | 1991年12月27日 | 1990年代 | スタポンBOI長官,外国人直接投資の減少傾向は92年も続こうと発言。 |
DIA-204-1991-12-29-1 | タイ | 1991年12月29日 | 1990年代 | スントン国家秩序維持評議会議長,軍人が上院の核となるべきだと発言。 |
DIA-204-1991-12-30-1 | タイ | 1991年12月30日 | 1990年代 | 閣議,公務員給与の平均23%引き上げを承認。 |
DIA-204-1991-12-30-2 | タイ | 1991年12月30日 | 1990年代 | 閣議,F-16戦闘機18機購入を承認。 |
DIA-204-1992-01-01-1 | タイ | 1992年01月01日 | 1990年代 | 付加価値税(7%)実施。 |
DIA-204-1992-01-04-1 | タイ | 1992年01月04日 | 1990年代 | 不正資産取得調査委員会,プラムアン元蔵相の資産7070万バーツの差し押えを決定。 |
DIA-204-1992-01-04-2 | タイ | 1992年01月04日 | 1990年代 | サーマッキータム党,政府の付加価値税導入を批判。 |
DIA-204-1992-01-06-1 | タイ | 1992年01月06日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,ベトナム訪問―Daon Khue国防相などと会談した。同司令官はベトナムが望めば,軍高官のタイ訪問と米・タイ軍事演習(コブラ・ゴールド)の視察を喜んで受け入れると発言。 |
DIA-204-1992-01-06-2 | タイ | 1992年01月06日 | 1990年代 | 選挙監視委員会委員長にカセーム大学庁長官就任。 |
DIA-204-1992-01-06-3 | タイ | 1992年01月06日 | 1990年代 | 中央銀行,カンボジア中央銀行のために紙幣印刷の用意があると発表―10バーツ紙幣の印刷停止に伴って3億枚の紙幣を印刷する余裕ができたことによるもの。 |
DIA-204-1992-01-08-1 | タイ | 1992年01月08日 | 1990年代 | 中央銀行,貸出利子率上限現行(19%)徹底を発表。 |
DIA-204-1992-01-14-1 | タイ | 1992年01月14日 | 1990年代 | チャムロン・バンコク知事,知事を辞任し次期総選挙に出馬する意向を表明。 |
DIA-204-1992-01-14-2 | タイ | 1992年01月14日 | 1990年代 | 内閣,ベトナムに対し1億5000万バーツの商品借款を供与することを承認。 |
DIA-204-1992-01-15-1 | タイ | 1992年01月15日 | 1990年代 | アーナン首相ベトナム訪問。 |
DIA-204-1992-01-15-2 | タイ | 1992年01月15日 | 1990年代 | 中銀,対ベトナム1億㌦の商品借款供与を承認。 |
DIA-204-1992-01-15-3 | タイ | 1992年01月15日 | 1990年代 | ベトナム国家銀行,バンコク銀行のホーチミン支店開設許可。 |
DIA-204-1992-01-15-4 | タイ | 1992年01月15日 | 1990年代 | 経済問題審査委員会,議員の給与引き上げ承認―これにより,首相は月15万バーツ,下院議員は9万バーツとなる見込み。 |
DIA-204-1992-01-15-5 | タイ | 1992年01月15日 | 1990年代 | 経済問題審査委員会,商業銀行法改正案承認―株式所有の分散化規定,すなわち全株式の過半が0.5%以下を所有する個人ないし法人によって構成されていなければならないとする規定を廃止することになった。 |
DIA-204-1992-01-16-1 | タイ | 1992年01月16日 | 1990年代 | プラソン新希望党副党首,同党を離党。 |
DIA-204-1992-01-16-2 | タイ | 1992年01月16日 | 1990年代 | アーティット・タイ全人民党党首,サーマッキータム党に移籍すると発表。 |
DIA-204-1992-01-17-1 | タイ | 1992年01月17日 | 1990年代 | プラムアン・タイ国民党副党首,離党―サーマッキータム党に入党。 |
DIA-204-1992-01-18-1 | タイ | 1992年01月18日 | 1990年代 | 資産調査委員会,スビン元商相の資産を差押え。 |
DIA-204-1992-01-18-2 | タイ | 1992年01月18日 | 1990年代 | BOI基幹産業小委員会,国内石油化学産業の保護継続で合意―委員長のシッパノン工業相は,(1)第2石油化学コンプレックス操業開始後3~5年間は関税による保護が必要,その後段階的に関税率を下げていく,(2)このことは今後,自動車産業のような基幹幼稚産業を政府が新たにつくることを意味するものではない,と強調。 |
DIA-204-1992-01-23-1 | タイ | 1992年01月23日 | 1990年代 | ウィラ新希望党副党首,すでに離党と発表。 |
DIA-204-1992-01-27-1 | タイ | 1992年01月27日 | 1990年代 | アーナン首相,ASEAN首脳会議に出席。 |
DIA-204-1992-02-03-1 | タイ | 1992年02月03日 | 1990年代 | 陸軍,カンボジアに特別工科部隊を送る―447人の部隊がカンボジア国境付近のアランヤプラテートに向け出発した。同部隊はカンボジアの国道5号線の復旧工事と地雷の除去にあたる。タイ政府はカンボジアに対し,すでに道路復旧工事向けに1億4400万バーツの援助を申し出ている。 |
DIA-204-1992-02-04-1 | タイ | 1992年02月04日 | 1990年代 | 閣議,禁煙法承認。 |
DIA-204-1992-02-05-1 | タイ | 1992年02月05日 | 1990年代 | 資産調査委員会,プラマーン・タイ国民党最高顧問の資産を凍結。 |
DIA-204-1992-02-05-2 | タイ | 1992年02月05日 | 1990年代 | 閣議,アウパイ発電所建設を承認―政府と民間の共同出資による初めての発電所。 |
DIA-204-1992-02-05-3 | タイ | 1992年02月05日 | 1990年代 | 国家エネルギー政策委員会,石油精製所建設の自由化を決定―現在PTTとエッソの製油所が稼動し,今後シェルとカルテックスの製油所が建設される予定。 |
DIA-204-1992-02-07-1 | タイ | 1992年02月07日 | 1990年代 | 高速道路局,高架鉄道プロジェクトに調印―SNC Lavalin International社との間で30年のコンセッション,総額700億バーツの計画に調印。 |
DIA-204-1992-02-07-2 | タイ | 1992年02月07日 | 1990年代 | 暫定議会,民間の発電事業参加を認める法案可決。 |
DIA-204-1992-02-08-1 | タイ | 1992年02月08日 | 1990年代 | CPグループのテレコム・アジア社,中国とインドシナへの進出を推進―トンチャット社長は,電話,ポケット・ベル事業への投資推進の希望を表明。 |
DIA-204-1992-02-13-1 | タイ | 1992年02月13日 | 1990年代 | TPI社,中国,ベトナムへの投資を見合わせる―プラチャイ社長は,中国の深=工業団地での石油化学プロジェクトとベトナムでの石炭採掘プロジェクトを,両国の投資政策の不確実性を理由に延期することを決めたと発言。 |
DIA-204-1992-02-15-1 | タイ | 1992年02月15日 | 1990年代 | 資産調査委員会,バンハーン前大蔵,工業相をシロと判定。 |
DIA-204-1992-02-16-1 | タイ | 1992年02月16日 | 1990年代 | タイ国際航空,同社の100万株公開に際して1株価格を60バーツに決定。 |
DIA-204-1992-02-22-1 | タイ | 1992年02月22日 | 1990年代 | 資産調査委員会,ワッタナー元内務副相を不正蓄財者と判定。 |
DIA-204-1992-02-24-1 | タイ | 1992年02月24日 | 1990年代 | 投資委員会,鉄鋼生産プロジェクトへの投資を認可―サイアム・セメント,サイアム・スティールなどが提出していた7件のプロジェクト。 |
DIA-204-1992-02-24-2 | タイ | 1992年02月24日 | 1990年代 | ラオス政府,サイアム・セメント・グループのパルプ生産計画を許可。 |
DIA-204-1992-02-25-1 | タイ | 1992年02月25日 | 1990年代 | タイ石油公社新総裁にシッパノン工業相が任命される。 |
DIA-204-1992-02-26-1 | タイ | 1992年02月26日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,現行の付加価値税率7%は高すぎると発言。 |
DIA-204-1992-02-27-1 | タイ | 1992年02月27日 | 1990年代 | 暫定議会,「特許法改正案」承認―おもに薬品関係が対象。 |
DIA-204-1992-02-28-1 | タイ | 1992年02月28日 | 1990年代 | 暫定議会,「証券取引法」承認。 |
DIA-204-1992-02-28-2 | タイ | 1992年02月28日 | 1990年代 | 石油問題小委員会,国営企業のバンジャーク・ペトロリアム社の株式公開を承認。 |
DIA-204-1992-02-29-1 | タイ | 1992年02月29日 | 1990年代 | 資産調査委員会,モントリー元運輸相を不正蓄財者と判定―3億3600万バーツ相当の資産を凍結。 |
DIA-204-1992-03-02-1 | タイ | 1992年03月02日 | 1990年代 | 政府,エッソ・スタンダード・タイランドの株式の12.5%を買収。 |
DIA-204-1992-03-03-1 | タイ | 1992年03月03日 | 1990年代 | 商銀上位5行,金利引き下げ―プライムレートは13%から12.5%に引き下げ。 |
DIA-204-1992-03-05-1 | タイ | 1992年03月05日 | 1990年代 | アーサ外相,35万人のカンボジア難民の帰還を4月2日から実施すると発言。 |
DIA-204-1992-03-06-1 | タイ | 1992年03月06日 | 1990年代 | サワット・サーマッキータム党役員,東北タイの候補者が,アーティット顧問委員会委員長を党首にしようと画策しているとの報道を否定。 |
DIA-204-1992-03-09-1 | タイ | 1992年03月09日 | 1990年代 | 第8次計画の最終年までに電話公社を完全民営化―9日付けNation紙によると,政府と同公社に役員を出している軍がこの点で合意したという。 |
DIA-204-1992-03-09-2 | タイ | 1992年03月09日 | 1990年代 | IMFミッション,付加価値税率引き上げによる貯蓄率と政府収入の増加をタイ政府に勧告―同時に高金利政策継続による経常収支赤字の縮小を要望。 |
DIA-204-1992-03-12-1 | タイ | 1992年03月12日 | 1990年代 | カンボジア内務省職員,選挙活動見学のためタイ内務省を訪問。 |
DIA-204-1992-03-13-1 | タイ | 1992年03月13日 | 1990年代 | ランバートソン駐タイ米国大使,公正な選挙によって新政権ができれば,アメリカは援助を再開するだろうと発言。 |
DIA-204-1992-03-13-2 | タイ | 1992年03月13日 | 1990年代 | 金融機関金利法,国会通過―官報掲載後,現行の貸出金利上限19%は廃止されることになる。しかし,金融市場が混乱したときに限り,大蔵省が上限を設定することができる。 |
DIA-204-1992-03-15-1 | タイ | 1992年03月15日 | 1990年代 | 閣議,高速道路局の第3期高速道路計画を承認―ノンタブリ=バンカピ=ミンブリを結ぶ23kmの高速道路建設に民間企業を参入させることとし,30年間のコンセッションを与えて経営を任せることになった。 |
DIA-204-1992-03-15-2 | タイ | 1992年03月15日 | 1990年代 | 経団連とタイ工業連盟,タマサート大学と協力して技術研修所(英語プログラム)を設立。 |
DIA-204-1992-03-16-1 | タイ | 1992年03月16日 | 1990年代 | スントン国家秩序維持評議会議長,選挙後首班選出が困難なら,同評議会が推薦を行なうだろうと発言。 |
DIA-204-1992-03-18-1 | タイ | 1992年03月18日 | 1990年代 | タイ軍とミャンマー軍がメーホンソン県の国境付近で交戦―ミャンマー政府軍がカレン民族連合追討作戦遂行中にタイ領内に侵入したことによるもの。 |
DIA-204-1992-03-20-1 | タイ | 1992年03月20日 | 1990年代 | 賃金委員会,4月1日からバンコクおよび周辺5県の最低賃金を115バーツとすることに決定。 |
DIA-204-1992-03-20-2 | タイ | 1992年03月20日 | 1990年代 | 証券取引委員会の理事会メンバー決まる―ミーチャイ副首相ら11人が内定した。 |
DIA-204-1992-03-22-1 | タイ | 1992年03月22日 | 1990年代 | 総選挙実施。 |
DIA-204-1992-03-22-2 | タイ | 1992年03月22日 | 1990年代 | 276人の上院議員名簿発表される。 |
DIA-204-1992-03-24-1 | タイ | 1992年03月24日 | 1990年代 | ファン・バン・カイ・ベトナム副首相,タイ企業の積極的な投資を要請。 |
DIA-204-1992-03-26-1 | タイ | 1992年03月26日 | 1990年代 | ナロン首相候補,アメリカから麻薬取引容疑がかけられていることが判明。 |
DIA-204-1992-04-02-1 | タイ | 1992年04月02日 | 1990年代 | 国会開会。 |
DIA-204-1992-04-03-1 | タイ | 1992年04月03日 | 1990年代 | 下院議長にアーティット・サーマッキータム党副党首を選出。 |
DIA-204-1992-04-04-1 | タイ | 1992年04月04日 | 1990年代 | サーマッキータム党など5党,スチンダー陸軍司令官を首相に推薦する旨で合意。 |
DIA-204-1992-04-07-1 | タイ | 1992年04月07日 | 1990年代 | スチンダー陸軍司令官,首相に指名・承認される。 |
DIA-204-1992-04-08-1 | タイ | 1992年04月08日 | 1990年代 | カセート空軍司令官に国軍最高司令官を兼任させる勅令,発表される。 |
DIA-204-1992-04-08-2 | タイ | 1992年04月08日 | 1990年代 | チャラート元民主党議員,スチンダーの首相就任に反対し国会前でハンストに突入。 |
DIA-204-1992-04-09-1 | タイ | 1992年04月09日 | 1990年代 | タナヨン社,バンコク市の高架鉄道計画(総工費180億バーツ)を受注。 |
DIA-204-1992-04-14-1 | タイ | 1992年04月14日 | 1990年代 | チャムロン仏法の力党党首,スチンダーの首相辞任求める。 |
DIA-204-1992-04-14-2 | タイ | 1992年04月14日 | 1990年代 | 民衆民主化運動,野党議員に対しスチンダーに抗議して喪服で国会に出席するよう呼びかける。 |
DIA-204-1992-04-15-1 | タイ | 1992年04月15日 | 1990年代 | 軍の人事異動発表される―イサラポン陸軍副司令官が司令官に昇進。 |
DIA-204-1992-04-16-1 | タイ | 1992年04月16日 | 1990年代 | 野党議員,喪服で国会に出席。 |
DIA-204-1992-04-17-1 | タイ | 1992年04月17日 | 1990年代 | スチンダー首相組閣。不正資産取得調査委員会がクロと判定した3議員の入閣が明らかとなる。 |
DIA-204-1992-04-19-1 | タイ | 1992年04月19日 | 1990年代 | チャムロン前知事の辞任にともたうバンコク知事選で,グリサダー・アルンウォン・ナ・アユタヤー(仏法の力党)が当選。 |
DIA-204-1992-04-20-1 | タイ | 1992年04月20日 | 1990年代 | 国会前広場でスチンダー首相に抗議する集会開かる―チャムロン仏法の力党党首,チュワン民主党党首,チャワリット新希望党党首ら野党指導者が出席。3万6000~5万人が参加(警察発表)。 |
DIA-204-1992-04-21-1 | タイ | 1992年04月21日 | 1990年代 | スチンダー内閣成立。 |
DIA-204-1992-04-21-2 | タイ | 1992年04月21日 | 1990年代 | ブンチャナ元国家秩序維持評議会顧問,スチンダーは国会を解散すべきだと発言。 |
DIA-204-1992-04-22-1 | タイ | 1992年04月22日 | 1990年代 | スチンダー,首相を辞任する意志がない旨発言。 |
DIA-204-1992-04-22-2 | タイ | 1992年04月22日 | 1990年代 | カセート空軍司令官,再度のクーデタの可能性示唆。 |
DIA-204-1992-04-23-1 | タイ | 1992年04月23日 | 1990年代 | スチンダー,旱魃被害視察のため東北タイ訪問。 |
DIA-204-1992-05-02-1 | タイ | 1992年05月02日 | 1990年代 | スラム活動家のプラティーブ・ウンソンタム・ハタ(秦),ハンストに突入。 |
DIA-204-1992-05-04-1 | タイ | 1992年05月04日 | 1990年代 | 王宮前広場で反スチンダー集会。参加者6万人。 |
DIA-204-1992-05-05-1 | タイ | 1992年05月05日 | 1990年代 | チャムロン仏法の力党党首,ハンストに突入。反スチンダー集会8万人に拡大。 |
DIA-204-1992-05-05-2 | タイ | 1992年05月05日 | 1990年代 | 野党4党,6日の首相の施政方針演説をボイコットすると発表。 |
DIA-204-1992-05-06-1 | タイ | 1992年05月06日 | 1990年代 | スチンダー首相国会で施政方針演説。 |
DIA-204-1992-05-06-2 | タイ | 1992年05月06日 | 1990年代 | 民衆民主化運動,スチンダー私邸訪問―首相辞任を求める文書を手渡す。 |
DIA-204-1992-05-06-3 | タイ | 1992年05月06日 | 1990年代 | プラウェート・ワシー医師,流血の事態を避けるため,国会を解散すべきだと発言。 |
DIA-204-1992-05-07-1 | タイ | 1992年05月07日 | 1990年代 | 首相,野党指導者を批判―名指しではなかったものの,チャワリットはソ連の最高幹部会議システムを目指し,チャムロンはタイ仏教の転覆を謀ろうとしていると発言。 |
DIA-204-1992-05-07-2 | タイ | 1992年05月07日 | 1990年代 | 国会前で反政府集会―参加者10万人となる。 |
DIA-204-1992-05-07-3 | タイ | 1992年05月07日 | 1990年代 | カセート国軍最高司令官,国内治安維持司令部布告第1号を発表。 |
DIA-204-1992-05-07-4 | タイ | 1992年05月07日 | 1990年代 | イサラポン陸軍司令官,首都治安維持司令部布告第1号を発表。 |
DIA-204-1992-05-08-1 | タイ | 1992年05月08日 | 1990年代 | 国王,首相と3軍司令官に対し反政府集会参加者に暴力を働かないよう指示‐軍情報筋。 |
DIA-204-1992-05-09-1 | タイ | 1992年05月09日 | 1990年代 | 憲法改正問題で与野党合意―首相は民選議員であること,など4点。チャムロンはハンストを中止。 |
DIA-204-1992-05-13-1 | タイ | 1992年05月13日 | 1990年代 | 与党側,一転して改憲案に消極姿勢。 |
DIA-204-1992-05-13-2 | タイ | 1992年05月13日 | 1990年代 | チャムロンやタイ学生連盟,民主主義を守る委員会などの民主化を目指す諸団体が,民主主義連盟を結成。代表7名を選出。 |
DIA-204-1992-05-17-1 | タイ | 1992年05月17日 | 1990年代 | 再び反政府集会,参加者50万人に増える―政府はパーンファー橋などに2000人の警備を配置。デモ隊のうち4000人がチャムロンの先導で,首相官邸へ向けて行進し一部が投石を開始,これに対し消防車が放水を行なった。 |
DIA-204-1992-05-18-1 | タイ | 1992年05月18日 | 1990年代 | 非常事態宣言発表される―同日軍がデモ隊に発砲開始。午後3時20分チャムロンが逮捕される。また多数の学生・市民も逮捕される。 |
DIA-204-1992-05-20-1 | タイ | 1992年05月20日 | 1990年代 | 午前,フランス訪問中のシリントン王女,テレビで事態収拾を要請。 |
DIA-204-1992-05-20-2 | タイ | 1992年05月20日 | 1990年代 | 夕方,韓国訪問中のワチラロンコン皇太子,テレビで事態収拾を要請。 |
DIA-204-1992-05-20-3 | タイ | 1992年05月20日 | 1990年代 | 午後7時すぎ,スチンダー首相とアナン内相,夜間外出禁止令を発布。 |
DIA-204-1992-05-20-4 | タイ | 1992年05月20日 | 1990年代 | 同日夜,国王がプレーム元首相に,チャムロンとスチンダーをチトラダ宮殿に呼ぶよう要請し,両者に対し事態の解決を図るよう指示。 |
DIA-204-1992-05-23-1 | タイ | 1992年05月23日 | 1990年代 | 軍指導者および民主化側の逮捕者に対し,恩赦を与える勅令発表される。 |
DIA-204-1992-05-24-1 | タイ | 1992年05月24日 | 1990年代 | スチンダー首相辞任。 |
DIA-204-1992-05-25-1 | タイ | 1992年05月25日 | 1990年代 | 憲法改正案,国会の第1,第2読会通過―民選議員であることを首相就任の条件とするなど,4項目。 |
DIA-204-1992-06-04-1 | タイ | 1992年06月04日 | 1990年代 | 野党の首相候補にチュワン民主党党首。 |
DIA-204-1992-06-04-2 | タイ | 1992年06月04日 | 1990年代 | ミーチャイ首相代理,下院に5月流血事件に関する七つの真相究明委員会設置。 |
DIA-204-1992-06-10-1 | タイ | 1992年06月10日 | 1990年代 | 憲法改正案,国会通過。 |
DIA-204-1992-06-10-2 | タイ | 1992年06月10日 | 1990年代 | 新首相にアーナン元首相。 |
DIA-204-1992-06-14-1 | タイ | 1992年06月14日 | 1990年代 | アーナン内閣誕生。 |
DIA-204-1992-06-19-1 | タイ | 1992年06月19日 | 1990年代 | サワット・アモーンウィワット警察長官,下院特別委員会で証言。5月8日に国内治安維持司令部長官のカセート国軍最高司令官がウィロート・バオイン内務副相(警察中将)をデモ対策責任者に指名してから,同長官は警察の指揮権を失ったと発言。 |
DIA-204-1992-06-22-1 | タイ | 1992年06月22日 | 1990年代 | カンボジア復興閣僚会議でタイ810万㌦の資金拠出を表明。主にタイ国境からカンボジア国内に至る道路建設にまわされる予定。 |
DIA-204-1992-06-23-1 | タイ | 1992年06月23日 | 1990年代 | アーナン首相,国防省に対し首都治安維持司令部の機構改革を指示。 |
DIA-204-1992-06-23-2 | タイ | 1992年06月23日 | 1990年代 | 通信公社新総裁にチャワリット元中銀総裁。アナン空軍大将(前内相)は辞任。 |
DIA-204-1992-06-24-1 | タイ | 1992年06月24日 | 1990年代 | サンヤー陸軍司令官補,軍は政治に関与すべきでないというウィモン国軍副最高司令官の見解に同調。ソラユート特殊戦闘司令部司令官も同調。 |
DIA-204-1992-06-26-1 | タイ | 1992年06月26日 | 1990年代 | ウィロート前内務副相,国会で5月流血事件に関する尋問を受ける―「記憶にない」,「私に指揮をとる権限はなかった」と語った。 |
DIA-204-1992-06-26-2 | タイ | 1992年06月26日 | 1990年代 | バンコク銀行,プノンペンに支店開設。 |
DIA-204-1992-06-28-1 | タイ | 1992年06月28日 | 1990年代 | カンボジア国家銀行総裁,リエルをバーツにリンクさせる見込みと発言。 |
DIA-204-1992-06-29-1 | タイ | 1992年06月29日 | 1990年代 | 「1976年国内治安維持法」廃止案国会通過。 |
DIA-204-1992-06-30-1 | タイ | 1992年06月30日 | 1990年代 | 憲法改正3点,国王が承認し,官報に掲載。下院議長を国会議長とする,上院の内閣不信任案の採決権をなくすなど。 |
DIA-204-1992-06-30-2 | タイ | 1992年06月30日 | 1990年代 | 500人の将官が軍トップの解任を求める署名を行なったという噂流れる。 |
DIA-204-1992-06-30-3 | タイ | 1992年06月30日 | 1990年代 | チャーチャーイ・チャイアルン国境警備警察委員会委員長,国会委員会で証言。彼の部下が軍服を着せられて警備にあたったと語る。 |
DIA-204-1992-06-30-4 | タイ | 1992年06月30日 | 1990年代 | チャワリット新希望党党首,スチンダーを提訴。 |
DIA-204-1992-07-01-1 | タイ | 1992年07月01日 | 1990年代 | アーナン首相,イサラポン陸軍司令官とカセート国軍最高司令官と会見―スチンダー首相が発砲を命令したと発言。 |
DIA-204-1992-07-02-1 | タイ | 1992年07月02日 | 1990年代 | アーナン首相,首都圏の電話200万回線プロジェクトに軍部が関与していたことを明らかにする。 |
DIA-204-1992-07-02-2 | タイ | 1992年07月02日 | 1990年代 | 民主党,同党と新希望党,連帯党および民衆民主化運動を進めた諸団体の多くは,5月8日にチャムロンが群衆を王宮前広場から移動させることに反対したと発表。 |
DIA-204-1992-07-05-1 | タイ | 1992年07月05日 | 1990年代 | サハウィリヤー社の一貫製鉄事業計画,対外借入困難のため遅滞。 |
DIA-204-1992-07-08-1 | タイ | 1992年07月08日 | 1990年代 | 国家開発党結党―タイ全人民党を党名変更。 |
DIA-204-1992-07-09-1 | タイ | 1992年07月09日 | 1990年代 | 首都治安維持司令部の解散と国軍最高司令官が国内治安維持司令官となることを禁じる首相令出される。 |
DIA-204-1992-07-09-2 | タイ | 1992年07月09日 | 1990年代 | サーマッキータム党,ナロン前党首に代えてアヌワット・ワッタナポンシリ(ブリラム県)を新党首に選出し,党名をトゥートタイ党に変更。 |
DIA-204-1992-07-09-3 | タイ | 1992年07月09日 | 1990年代 | 国民党,プラマーン顧問を新党首に選出。 |
DIA-204-1992-07-09-4 | タイ | 1992年07月09日 | 1990年代 | プンチュー連帯党党首,党首を辞任し,仏法の力党へ移籍。 |
DIA-204-1992-07-09-5 | タイ | 1992年07月09日 | 1990年代 | アーティット下院議長,セーリータム党を結成すると発表。 |
DIA-204-1992-07-10-1 | タイ | 1992年07月10日 | 1990年代 | 連帯党,ウタイ書記長を新党首に選出。 |
DIA-204-1992-07-12-1 | タイ | 1992年07月12日 | 1990年代 | チャーチャーイ元首相が国家開発党党首に就任。 |
DIA-204-1992-07-13-1 | タイ | 1992年07月13日 | 1990年代 | 閣議,タイ国際航空の役員人事規定改正を決定。 |
DIA-204-1992-07-14-1 | タイ | 1992年07月14日 | 1990年代 | カセート国軍最高司令官,クーデタの可能性を否定せず。 |
DIA-204-1992-07-15-1 | タイ | 1992年07月15日 | 1990年代 | コンケンの有力実事家シア・レーン,国家開発党を支持すると発言。 |
DIA-204-1992-07-15-2 | タイ | 1992年07月15日 | 1990年代 | バンコク・ランド社,スカイトレイン計画を引き継ぐ可能性示唆。 |
DIA-204-1992-07-17-1 | タイ | 1992年07月17日 | 1990年代 | 国家開発党,選挙資金に5億バーツ計上。 |
DIA-204-1992-07-17-2 | タイ | 1992年07月17日 | 1990年代 | チャムロン仏法の力党党首,国家開発党との連立は可能と発言。 |
DIA-204-1992-07-19-1 | タイ | 1992年07月19日 | 1990年代 | トゥートタイ党,タイ国民党に吸収される形で消滅。 |
DIA-204-1992-07-21-1 | タイ | 1992年07月21日 | 1990年代 | 閣議,イサラポン陸軍司令官を電話公社総裁ポストから解任―後任はルンロート運輸次官補。 |
DIA-204-1992-07-30-1 | タイ | 1992年07月30日 | 1990年代 | チャワリット新希望党党首,右翼団体が軍の人事異動を阻止しようとしていると警告。 |
DIA-204-1992-08-01-1 | タイ | 1992年08月01日 | 1990年代 | 5月流血事件を指揮した軍指導部の異動が発表される。 |
DIA-204-1992-08-03-1 | タイ | 1992年08月03日 | 1990年代 | カセート前空軍司令官,タイ国際航空会長職を辞する旨,運輸大臣に伝える―後任にガン新空軍司令官。 |
DIA-204-1992-08-03-2 | タイ | 1992年08月03日 | 1990年代 | サンヤー陸軍副司令官,イサラポン司令官の異動について軍内に異論はないと発言。 |
DIA-204-1992-08-04-1 | タイ | 1992年08月04日 | 1990年代 | ウィモン新陸軍司令官,師団長が士官学校同期生(11期生)に独占される事態は回避されるべきだと発言。 |
DIA-204-1992-08-04-2 | タイ | 1992年08月04日 | 1990年代 | チャワリット新希望党党首,人事異動でクーデタ再発の可能性がなくなるわけでない,と発言。 |
DIA-204-1992-08-07-1 | タイ | 1992年08月07日 | 1990年代 | ウィモン陸軍司令官,軍人は政治に関与しないよう指示。 |
DIA-204-1992-08-10-1 | タイ | 1992年08月10日 | 1990年代 | ガン空軍司令官,軍人の新規採用を抑制し,任期中に軍備の新規購入は行なわないと発言。 |
DIA-204-1992-08-11-1 | タイ | 1992年08月11日 | 1990年代 | タイ国鉄新総裁にスティー前蔵相任命―前任者はウィモン陸軍司令官。 |
DIA-204-1992-08-12-1 | タイ | 1992年08月12日 | 1990年代 | ナワナコン工業団地の日系企業でストライキ多発―ソニー・サイアム・インダストリーは生計費補助として600バーツ,ミタニ(タイランド)は300バーツを支給することで合意。 |
DIA-204-1992-08-13-1 | タイ | 1992年08月13日 | 1990年代 | ハートヤイ駅構内で爆弾事件発生。 |
DIA-204-1992-08-18-1 | タイ | 1992年08月18日 | 1990年代 | 閣議,高速道路公社の役員会から軍人を排除する決定を行なう。 |
DIA-204-1992-08-18-2 | タイ | 1992年08月18日 | 1990年代 | 陸軍司令官,13日の爆破事件に軍が関与していたと発言した者に対して,起訴手続きをとることも辞さないと発言。 |
DIA-204-1992-08-20-1 | タイ | 1992年08月20日 | 1990年代 | スチンダー前首相,姿を現わす―今後は貿易会社を経営していくと発言。 |
DIA-204-1992-08-20-2 | タイ | 1992年08月20日 | 1990年代 | 国家中央情報局長が軍人出身者から文民に替わる。 |
DIA-204-1992-08-21-1 | タイ | 1992年08月21日 | 1990年代 | チャーチャーイ,5月流血事件犠牲者の遺体はタイ=ミャンマー国境に捨てられたと発言。 |
DIA-204-1992-08-21-2 | タイ | 1992年08月21日 | 1990年代 | 陸軍司令官,米政府は近くタイへの軍事援助を再開する予定と発言。 |
DIA-204-1992-08-24-1 | タイ | 1992年08月24日 | 1990年代 | 治安当局,17人の民主化指導者の警護体制強化。 |
DIA-204-1992-08-25-1 | タイ | 1992年08月25日 | 1990年代 | チャーチャーイ,統合参謀本部制の必要性を強調―国王が指揮権を持っているのだから国軍最高司令官や陸軍司令官ポストは必要ないはずだと発言。 |
DIA-204-1992-08-26-1 | タイ | 1992年08月26日 | 1990年代 | スントン元国軍最高司令官,チャーチャーイは首相候補にふさわしくないと発言。 |
DIA-204-1992-08-26-2 | タイ | 1992年08月26日 | 1990年代 | プレム元首相,72歳の誕生日―イサラポン前陸軍司令官らはパーティーに姿を見せなかった。 |
DIA-204-1992-08-29-1 | タイ | 1992年08月29日 | 1990年代 | チャーチャーイ,自分が次期首相になったとしてもクメール・ルージュとタイ商人の交易を止めるつもりはないと発言。 |
DIA-204-1992-08-30-1 | タイ | 1992年08月30日 | 1990年代 | ガン・タイ国際航空会長,ウィラ社長(空軍大将)の解任に反対と発言。 |
DIA-204-1992-08-31-1 | タイ | 1992年08月31日 | 1990年代 | チャーチャーイの息子,29日の父親の発言を訂正。 |
DIA-204-1992-09-01-1 | タイ | 1992年09月01日 | 1990年代 | 首相がタイ国際航空首脳人事で調停―ガン空軍司令官の会長退任,ウィラ空軍大将の社長退任で合意を得る。 |
DIA-204-1992-09-02-1 | タイ | 1992年09月02日 | 1990年代 | チャーチャーイ,日本訪問―宮沢首相に対し,インドシナ・ファンドの創設,APEC事務局のバンコク誘致などでタイへの協力を要請。 |
DIA-204-1992-09-07-1 | タイ | 1992年09月07日 | 1990年代 | タイ国際航空新人事―会長,社長ポストへの空軍の天下り人事というこれまでの慣習を改めるもので,バンディット大蔵次官を会長に,またチャッチャイ副社長を社長に昇格させることになった。 |
DIA-204-1992-09-07-2 | タイ | 1992年09月07日 | 1990年代 | ククリット元首相,次期首相としてチャーチャーイを支持すると発言。 |
DIA-204-1992-09-08-1 | タイ | 1992年09月08日 | 1990年代 | 閣議,バンコク国際金融センター構想承認―オフショア業務を行なう銀行に対する法人税率を現行の30%から10%に引き下げることなどが決定された。 |
DIA-204-1992-09-10-1 | タイ | 1992年09月10日 | 1990年代 | 第4回アジア太平洋経済協力閣僚会議(APEC),バンコクで開催。 |
DIA-204-1992-09-11-1 | タイ | 1992年09月11日 | 1990年代 | 国王,民選議員であることを首相就任の条件とする旨の憲法改正案に署名。 |
DIA-204-1992-09-13-1 | タイ | 1992年09月13日 | 1990年代 | 総選挙実施―民主党が第1党となる。 |
DIA-204-1992-09-15-1 | タイ | 1992年09月15日 | 1990年代 | 民主,新希望,仏法の力,連帯の4党がチュワン民主党党首を首班とすることで合意。 |
DIA-204-1992-09-18-1 | タイ | 1992年09月18日 | 1990年代 | チュワンを首班とする4党連立に社会行動党を加えることで合意。 |
DIA-204-1992-09-23-1 | タイ | 1992年09月23日 | 1990年代 | チュワン民主党党首,首相に就任。 |
DIA-204-1992-09-25-1 | タイ | 1992年09月25日 | 1990年代 | 政府,5月流血事件調査報告書を発表。 |
DIA-204-1992-09-29-1 | タイ | 1992年09月29日 | 1990年代 | 新閣僚が任命される。 |
DIA-204-1992-10-01-1 | タイ | 1992年10月01日 | 1990年代 | 下院本会議開会。 |
DIA-204-1992-10-02-1 | タイ | 1992年10月02日 | 1990年代 | チュワン政権初閣議―このなかでチュワン首相は全閣僚の資産公開を要請。 |
DIA-204-1992-10-03-1 | タイ | 1992年10月03日 | 1990年代 | ラムパン県のメーモ火力発電所で有毒化学物質漏れだす―周辺住民約1万人が呼吸困難や吐き気などの症状を催す。 |
DIA-204-1992-10-07-1 | タイ | 1992年10月07日 | 1990年代 | 下院,5月流血事件後に出された関係者に対する恩赦令を否決―国会の憲法審査委員会に法的判断を一任することになった。 |
DIA-204-1992-10-08-1 | タイ | 1992年10月08日 | 1990年代 | 第3者自動車傷害保険法案,国会通過。 |
DIA-204-1992-10-14-1 | タイ | 1992年10月14日 | 1990年代 | チュワン首相,国営企業の労組結成を認める方針を示唆―これは,国家秩序維持評議会によっていったん解散させられた国営企業労組を再び認めようとするもの。しかし首相は,スト権は認めない方針であるとも発言。 |
DIA-204-1992-10-20-1 | タイ | 1992年10月20日 | 1990年代 | メーモ発電所で再び有毒物質漏れだす―サウイット総理府相が現地を視察。政府は主要火力発電所に公害防止装置設置するため10億バーツを拠出すると決定。 |
DIA-204-1992-10-27-1 | タイ | 1992年10月27日 | 1990年代 | 閣議,1993年度予算5600億バーツを承認―これは256億バーツの赤字予算。 |
DIA-204-1992-10-28-1 | タイ | 1992年10月28日 | 1990年代 | 南タイで大雨。スラーターニー県を中心に洪水の被害広がる。 |
DIA-204-1992-10-30-1 | タイ | 1992年10月30日 | 1990年代 | 政府,米,コーヒーなどの価格支持のため農民援助基金から70億バーツを拠出することを決定。 |
DIA-204-1992-10-30-2 | タイ | 1992年10月30日 | 1990年代 | 首相,南タイの洪水被害を視察。 |
DIA-204-1992-11-02-1 | タイ | 1992年11月02日 | 1990年代 | 司法委員会,最高裁長官にプラマーン元法務次官を選出。 |
DIA-204-1992-11-02-2 | タイ | 1992年11月02日 | 1990年代 | チュワン首相,警察に対し児童売春の取締り強化を指示。 |
DIA-204-1992-11-08-1 | タイ | 1992年11月08日 | 1990年代 | 仏法の力党,県知事公選制導入を党の政策としていくことで合意。 |
DIA-204-1992-11-09-1 | タイ | 1992年11月09日 | 1990年代 | 憲法審査委員会,5月流血事件後の恩赦令で見解発表―下院が10月に行なった恩赦令の無効決議は遡及されないとの見解を示した。 |
DIA-204-1992-11-11-1 | タイ | 1992年11月11日 | 1990年代 | 閣議,国際経済問題調整室の設置を承認―総理府のなかに設置,スパチャイ副首相が管轄。 |
DIA-204-1992-11-11-2 | タイ | 1992年11月11日 | 1990年代 | 閣議,ピシット国家経済社会開発庁長官を中央銀行理事会メンバーとすることを承認―またコーシット前同長官補もメンバーとすることになった。 |
DIA-204-1992-11-11-3 | タイ | 1992年11月11日 | 1990年代 | 閣議,米の買入および輸出促進に関する新委員会の設置を承認―アムヌアイ副首相を委員長とする8人で構成される。 |
DIA-204-1992-11-17-1 | タイ | 1992年11月17日 | 1990年代 | 亡命中のマヌン・ループカチョン大佐帰国―国家秩序維持評議会から王妃暗殺計画画策の容疑を受けていたもので,ただちに警察に出頭した。 |
DIA-204-1992-11-18-1 | タイ | 1992年11月18日 | 1990年代 | タイ証券取引委員会,ソング・ワチャラシーロートを告発―バンコク商業銀行(BBC)株の株価操作によって21億バーツの不正利益をあげたというもの。 |
DIA-204-1992-11-22-1 | タイ | 1992年11月22日 | 1990年代 | 大蔵省,石油化学製品および鉄鋼の関税引き下げ期限の先送りを検討中と発表―9月に決定済みの1993年1月と95年1月の2段階にわたる引き下げ計画を延期しようというもの。 |
DIA-204-1992-12-02-1 | タイ | 1992年12月02日 | 1990年代 | 閣議,ミャンマーが占領している491高地問題を審議―政府に対応を一任することで一致。 |
DIA-204-1992-12-08-1 | タイ | 1992年12月08日 | 1990年代 | 閣議,国連のポル・ポト派制裁決議に際するタイ側の対応を審議―すでに木材伐採権を得ている業者の速やかな撤退などを決定した。 |
DIA-204-1992-12-08-2 | タイ | 1992年12月08日 | 1990年代 | 閣議,年間外貨借入上限を25億㌦に引き上げることを決定。 |
DIA-204-1992-12-08-3 | タイ | 1992年12月08日 | 1990年代 | アーナン前首相,仏法の力党党首就任の要請を固辞―チャムロン前党首が強く要請していたもの。 |
DIA-204-1992-12-08-4 | タイ | 1992年12月08日 | 1990年代 | タイ・ミャンマー国境の491高地問題終息へ―ミャンマー軍が15日以内に同高地から撤退することで両国が合意。 |
DIA-204-1992-12-11-1 | タイ | 1992年12月11日 | 1990年代 | 首相,地方行政改革審議会を設置。 |
DIA-204-1992-12-15-1 | タイ | 1992年12月15日 | 1990年代 | モーターバイク利用者のヘルメット着用義務に関する法案を了承。 |
DIA-204-1992-12-18-1 | タイ | 1992年12月18日 | 1990年代 | 1993年度予算案,下院第1読会通過。 |
DIA-204-1992-12-22-1 | タイ | 1992年12月22日 | 1990年代 | 閣議,タイ・カンボジア国境の閉鎖を決定。 |
DIA-204-1992-12-22-2 | タイ | 1992年12月22日 | 1990年代 | 大蔵省,AFTA計画に基づく最終関税引き下げ品目リストを発表。 |
DIA-204-1992-12-25-1 | タイ | 1992年12月25日 | 1990年代 | 第17次円借款(930億円)調印。 |
DIA-204-1993-01-06-1 | タイ | 1993年01月06日 | 1990年代 | チュワン首相,マレーシアを公式訪問(~8日)。マハティール首相と「北部成長の三角地帯」(IMT-GT)構想推進で合意。 |
DIA-204-1993-01-12-1 | タイ | 1993年01月12日 | 1990年代 | 閣議,空軍のF16戦闘機エンジンの購入を承認。 |
DIA-204-1993-01-15-1 | タイ | 1993年01月15日 | 1990年代 | 宮沢首相,タイを公式訪問(~17日)。 |
DIA-204-1993-01-21-1 | タイ | 1993年01月21日 | 1990年代 | 93年第1回政府・民間合同委員会を開催。 |
DIA-204-1993-01-23-1 | タイ | 1993年01月23日 | 1990年代 | パランタム党党首に,ブンチュー・ローチャナサティエン副首相・同党顧問を選出。 |
DIA-204-1993-01-26-1 | タイ | 1993年01月26日 | 1990年代 | ナコンナーヨック県知事に,内務省都市計画事務局長チャラットシー・ティーピラット女史を任命し,初の女性知事が誕生。 |
DIA-204-1993-02-09-1 | タイ | 1993年02月09日 | 1990年代 | 閣議で,国防省提出のF16AB機用ナビゲー ション購入を承認。 |
DIA-204-1993-02-15-1 | タイ | 1993年02月15日 | 1990年代 | AFTAの共通効果特恵関税(CEPT)第1段階実施。ASEAN諸国からの輸入品のうち,関税が30%を超えるものを30%に引き下げ。 |
DIA-204-1993-02-15-2 | タイ | 1993年02月15日 | 1990年代 | 前民主党党首ピチャイ・ラッタクン氏の娘パチャリー・ウォンパイトゥーン女史が経営する金融会社のFCI社が,株価不正操作の疑いが明るみとなり,経営破綻に追い込まれ営業停止に。 |
DIA-204-1993-02-17-1 | タイ | 1993年02月17日 | 1990年代 | ダライ・ラマらノーベル平和賞授賞者8人が来訪し,スーチー女史の釈放を求めて行動を開始。 |
DIA-204-1993-02-22-1 | タイ | 1993年02月22日 | 1990年代 | プラチュアップキリカン県のパイナップル栽培農民が,政府に価格下落の対策を要求して道路を封鎖。 |
DIA-204-1993-02-24-1 | タイ | 1993年02月24日 | 1990年代 | 下院,特別国会を開会(~27日)。93年度予算案第2,第3読会を通過。 |
DIA-204-1993-03-01-1 | タイ | 1993年03月01日 | 1990年代 | 上院93年度予算案を可決し,5カ月遅れで成立。 |
DIA-204-1993-03-01-2 | タイ | 1993年03月01日 | 1990年代 | アーナン前首相ら,プラウィット前最高裁判事に,昇進を妨害されたとして刑事裁判所に告訴される。 |
DIA-204-1993-03-12-1 | タイ | 1993年03月12日 | 1990年代 | パークムーンダム建設反対派住民と政府の間で,和解成立。 |
DIA-204-1993-03-16-1 | タイ | 1993年03月16日 | 1990年代 | 46の銀行に対して,オフショア取引業務を認めるバンコク国際金融ファシリティ(BIBF)免許を交付。 |
DIA-204-1993-03-22-1 | タイ | 1993年03月22日 | 1990年代 | チュワン首相,シンガポール(~24日)とフィリピン(24~26日)を公式訪問。 |
DIA-204-1993-03-26-1 | タイ | 1993年03月26日 | 1990年代 | 最高裁,不正資産取得調査委員会の設置を定めたNPKC26条は,その後に制定された91年憲法に照し無効と判断。 |
DIA-204-1993-03-31-1 | タイ | 1993年03月31日 | 1990年代 | 社会行動党出身の閣僚が,モントリー同党党首に白紙委任の辞表を提出し,与党にとどまるか否かを同党首に一任。 |
DIA-204-1993-04-06-1 | タイ | 1993年04月06日 | 1990年代 | モントリー社会行動党党首,現内閣にとどまることを確認。 |
DIA-204-1993-04-07-1 | タイ | 1993年04月07日 | 1990年代 | スパンブリー県の農民,籾米の販売価格保証,農業・農業協同組合銀行(BAAC)の貸出金利引下げなどを要求して,県庁前で集会。 |
DIA-204-1993-04-07-2 | タイ | 1993年04月07日 | 1990年代 | アーナン前首相,刑事裁判所に出頭し,保釈金を支払い保釈される。また,アーナン前首相を支援する動きが広がる。 |
DIA-204-1993-04-22-1 | タイ | 1993年04月22日 | 1990年代 | 証券取引委員会,株価不正操作に関与したとして,ソーン・ワッチャラシーロートら4グループ30人の氏名を公表し告訴を準備。 |
DIA-204-1993-04-26-1 | タイ | 1993年04月26日 | 1990年代 | チュワン首相,インドネシアを公式訪問(~28日)。非同盟諸国会議に加盟の意思を明らかにする。 |
DIA-204-1993-04-27-1 | タイ | 1993年04月27日 | 1990年代 | パランタム党のアーコン下院議員(バンコク都1区選出),株価不正操作関与疑惑の責任をとり議員を辞職。 |
DIA-204-1993-04-30-1 | タイ | 1993年04月30日 | 1990年代 | アメリカ通商代表部(USTR),知的所有権保護に関連しタイを,通商法スペシャル301条の優先交渉国(PFC)に指定。 |
DIA-204-1993-05-07-1 | タイ | 1993年05月07日 | 1990年代 | カンペンペット県の農民,籾米の価格下落に対し政府に抗議行動。警察の取締りにより農民1人が死亡。 |
DIA-204-1993-05-10-1 | タイ | 1993年05月10日 | 1990年代 | ナコンパトム県プッタモントンで,ケーダー・インダストリアル(資本構成:香港80%,台湾20%)のぬいぐるみ工場から火災が発生。死者188人,重軽傷者400人以上の大惨事に。 |
DIA-204-1993-05-13-1 | タイ | 1993年05月13日 | 1990年代 | タイ国民党議員の先導で,中部タイの農民が,旧国会前広場に集結し,米価下落の抗議集会を開く。交渉の結果,政府が乾季作米を,トン当り2560~2760バーツで買い上げることで合意。 |
DIA-204-1993-05-19-1 | タイ | 1993年05月19日 | 1990年代 | 野党の国家開発党他4党が,内閣不信任案を下院議長に提出。他方タイ国民党は,5閣僚それぞれに対する不信任案を提出。 |
DIA-204-1993-05-25-1 | タイ | 1993年05月25日 | 1990年代 | プラマーン・チャンスー最高裁長官の暗殺(未遂)を依頼された2人が,警察局犯罪制圧課によって逮捕される。 |
DIA-204-1993-06-01-1 | タイ | 1993年06月01日 | 1990年代 | 中央銀行,公定歩合を11%から10%に引き下げ。 |
DIA-204-1993-06-04-1 | タイ | 1993年06月04日 | 1990年代 | チュワン首相,ラオスを公式訪問(~6日)。 |
DIA-204-1993-06-08-1 | タイ | 1993年06月08日 | 1990年代 | プラマーン最高裁長官の暗殺を依頼した容疑で,建築家ランサン・トースワンに逮捕状がでる。 |
DIA-204-1993-06-08-2 | タイ | 1993年06月08日 | 1990年代 | 社会行動党,同党スポークスマンのピヤナット下院議員(シーサケット県2区選出)を除名。自動的に議員資格を喪失。 |
DIA-204-1993-06-09-1 | タイ | 1993年06月09日 | 1990年代 | 下院で,野党提出の内閣不信任案,および5閣僚の不信任案を審議(~12日)。両案とも否決。 |
DIA-204-1993-06-26-1 | タイ | 1993年06月26日 | 1990年代 | バンコクで,ケアンズ・グループ会議開催(~27日)。ウルグアイ・ラウンドに対する,農産物輸出国の立場を表明。 |
DIA-204-1993-06-30-1 | タイ | 1993年06月30日 | 1990年代 | 下院,94年度予算案を審議(~2日)。第1読会,通過。 |
DIA-204-1993-07-08-1 | タイ | 1993年07月08日 | 1990年代 | スワンモーク(スラーターニー県)のプッタタート僧死去(87歳)。 |
DIA-204-1993-07-09-1 | タイ | 1993年07月09日 | 1990年代 | 上院,国内治安維持司令法を廃止。軍による国内治安維持は政府の承認を必要とする。 |
DIA-204-1993-07-11-1 | タイ | 1993年07月11日 | 1990年代 | 下院バンコク都1区補欠選挙で,タイ人民党のラリター候補が,パランタム党のプラサーン候補を破る。 |
DIA-204-1993-07-13-1 | タイ | 1993年07月13日 | 1990年代 | 首相官邸前で,タイ・デュラブル・テクスタイル社を解雇された労働者が抗議行動。政府は閣議で政労使三者委員会の設置を決定。 |
DIA-204-1993-07-17-1 | タイ | 1993年07月17日 | 1990年代 | チャワリット内相,労使紛争で仲裁に入る。会社側に解雇労働者の復職を命じる内務省令を発令。 |
DIA-204-1993-07-21-1 | タイ | 1993年07月21日 | 1990年代 | 民主党および野党,バンコク都がルンピニ公園の一部を高速鉄道の車庫として使用する計画に対して,国会審議を要求。 |
DIA-204-1993-08-01-1 | タイ | 1993年08月01日 | 1990年代 | 南部パッタニー,ヤラー,ナラティワート県の学校33校が放火される。 |
DIA-204-1993-08-04-1 | タイ | 1993年08月04日 | 1990年代 | パッタニー統一解放機構(PULO),学校放火事件への関与を否定。 |
DIA-204-1993-08-13-1 | タイ | 1993年08月13日 | 1990年代 | ナコーンラーチャシーマー県で,ロイヤル・プラザ・ホテル倒壊。死者137人,負傷者多数。 |
DIA-204-1993-08-19-1 | タイ | 1993年08月19日 | 1990年代 | マレーシアのマハティール首相,タイを公式訪問(~21日)。 |
DIA-204-1993-08-22-1 | タイ | 1993年08月22日 | 1990年代 | 下院シーサケット県2区補欠選挙で,新希望党のマーノップ候補が,野党2候補を破り当選。 |
DIA-204-1993-08-25-1 | タイ | 1993年08月25日 | 1990年代 | チュワン首相,中国を公式訪問(~1日)。政府首脳の他,経済界からも多数同行。 |
DIA-204-1993-08-31-1 | タイ | 1993年08月31日 | 1990年代 | 高速道路公社,第2高速道路の運営をめぐり,バンコク高速道路社(BECL)との話し合いがつかないため同社を提訴。 |
DIA-204-1993-09-02-1 | タイ | 1993年09月02日 | 1990年代 | 第2高速道路が,民事裁判所の決定により強制開通。 |
DIA-204-1993-09-07-1 | タイ | 1993年09月07日 | 1990年代 | アメリカ通商代表部(USTR),知的所有権保護に関連して,タイを交渉優先国(PFC)から優先監視国(PWL)に緩める。 |
DIA-204-1993-09-08-1 | タイ | 1993年09月08日 | 1990年代 | 下院,特別国会を開会(~11日)。94年度予算案第2,第3読会が通過。 |
DIA-204-1993-09-10-1 | タイ | 1993年09月10日 | 1990年代 | 与党社会行動党モントリー党首,野党国家開発党,タイ人民党,大衆党,民衆党党首と,ククリット元首相宅で会合し,5党合併による新しい社会行動党の結成に合意。 |
DIA-204-1993-09-13-1 | タイ | 1993年09月13日 | 1990年代 | 上院,94年度予算案を可決し,成立。 |
DIA-204-1993-09-15-1 | タイ | 1993年09月15日 | 1990年代 | チュワン首相,社会行動党の5閣僚を更迭。 |
DIA-204-1993-09-17-1 | タイ | 1993年09月17日 | 1990年代 | 中央銀行,公定歩合を10%から9%に引き下げ。 |
DIA-204-1993-09-23-1 | タイ | 1993年09月23日 | 1990年代 | チュワン首相,改造内閣の人事を発表。新設の労働・社会福祉相は,チャワリット内相が兼任。 |
DIA-204-1993-09-27-1 | タイ | 1993年09月27日 | 1990年代 | チュワン改造内閣,親任式を行ない正式発足。 |
DIA-204-1993-09-30-1 | タイ | 1993年09月30日 | 1990年代 | 下院,通常国会(21日~)で,著作権保護法案を審議。与党単独採決で第1読会通過。 |
DIA-204-1993-10-02-1 | タイ | 1993年10月02日 | 1990年代 | チュワン首相,アメリカおよびイギリスを訪問(~11日)。国連総会で演説(6日)。 |
DIA-204-1993-10-13-1 | タイ | 1993年10月13日 | 1990年代 | 社会行動党,大衆党の吸収合併を決議。新書記長に,チャルーム・ユーバムルン大衆党党首を選出。 |
DIA-204-1993-10-15-1 | タイ | 1993年10月15日 | 1990年代 | ベトナムのド・ムオイ共産党書記長,タイを公式訪問(~18日)。 |
DIA-204-1993-10-19-1 | タイ | 1993年10月19日 | 1990年代 | チャワリット内相,サワット・アモンウィワット警察局長官を内務次官事務局補佐に左遷。 |
DIA-204-1993-10-25-1 | タイ | 1993年10月25日 | 1990年代 | チャワリット内相,一時的にサワット前長官の公務員資格を剥奪。警察局長官代行にプラティン・サンティプラポップ副長官を任命。 |
DIA-204-1993-10-25-2 | タイ | 1993年10月25日 | 1990年代 | ウタイ商務相,ポット・イサラセーナー・ナ・アユタヤー商務次官に,公務員休職を命令。 |
DIA-204-1993-11-03-1 | タイ | 1993年11月03日 | 1990年代 | 東北タイ小農会議の抗議行動に対し,政府は農産物価格問題などの3委員会設置に合意。 |
DIA-204-1993-11-04-1 | タイ | 1993年11月04日 | 1990年代 | チャワリット内相,ワン・チャンスー元国会議長宅で,野党のチャーチャーイ国家開発党党首らと密会。 |
DIA-204-1993-11-10-1 | タイ | 1993年11月10日 | 1990年代 | 下院で,野党提出のウタイ商務相,およびチャワリット内相の不信任案を審議(~12日)。両案とも否決。野党タイ国民党のネウィン議員,チャワリット内相の電話での会話を盗聴した記録を,証拠として提出。 |
DIA-204-1993-11-17-1 | タイ | 1993年11月17日 | 1990年代 | チュワン首相,APEC首脳会議に出席するためアメリカを訪問(~23日)。 |
DIA-204-1993-11-18-1 | タイ | 1993年11月18日 | 1990年代 | タイ国民党のネウィン議員宅で爆破事件。 |
DIA-204-1993-11-21-1 | タイ | 1993年11月21日 | 1990年代 | バンコク都区議会議員選挙(36区中8区で実施)。 パランタム党38議席(前回48),タイ人民党15議席(前回10),民主党8議席(前回3)を獲得。 |
DIA-204-1993-12-04-1 | タイ | 1993年12月04日 | 1990年代 | 国王,誕生日前日の演説で,水不足を解消するため,パーサック川(ロッブリー県)とナコンナーヨック川にダムの建設を要望。 |
DIA-204-1993-12-04-2 | タイ | 1993年12月04日 | 1990年代 | サワット前警察局長官に恩赦。14日,サワット前長官,内務省公務員監察官に任命される。 |
DIA-204-1993-12-07-1 | タイ | 1993年12月07日 | 1990年代 | 国道警察,チャンタブリー県のカンボジア国境で,ポル・ポト派に送られていたとみられる武器の倉庫を発見。 |
DIA-204-1993-12-17-1 | タイ | 1993年12月17日 | 1990年代 | ハートヤイで,93年第2回政府・民間合同委員会を開催。 |
DIA-204-1993-12-18-1 | タイ | 1993年12月18日 | 1990年代 | フランス領ギニアで,チナワット・グループによる,タイ初の通信衛星タイコムⅠの打ち上げ成功。 |
DIA-204-1993-12-23-1 | タイ | 1993年12月23日 | 1990年代 | タイ国際航空,カセーム・スワンナクン新会長の就任を発表。 |
DIA-204-1993-12-30-1 | タイ | 1993年12月30日 | 1990年代 | 刑事裁判所,王妃暗殺未遂事件で告訴されていたマヌーン・ループカチョーン(陸士7期)に無罪判決。 |
DIA-204-1994-01-04-1 | タイ | 1994年01月04日 | 1990年代 | 新希望党,パイトゥーン副労働・社会福祉大臣の大臣への昇格を決定。 |
DIA-204-1994-01-10-1 | タイ | 1994年01月10日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,金融・証券業務分離など4項目の金融自由化措置を承認。 |
DIA-204-1994-01-12-1 | タイ | 1994年01月12日 | 1990年代 | チュワン首相,カンボジアを公式訪問(~14日)。 |
DIA-204-1994-02-02-1 | タイ | 1994年02月02日 | 1990年代 | 警察公務員委員会,プラティン警察局長官代行の長官昇進を承認。 |
DIA-204-1994-02-07-1 | タイ | 1994年02月07日 | 1990年代 | 建設企業チョー・カーンチャン社他が,熊谷組のバンコク高速道路社(BECL)持株分(65%)買収で合意(調印は3月14日)。 |
DIA-204-1994-02-14-1 | タイ | 1994年02月14日 | 1990年代 | 東北タイ小農会議とニポン農相,ダム建設に伴う補償問題など9項目に合意。 |
DIA-204-1994-02-14-2 | タイ | 1994年02月14日 | 1990年代 | 台湾の李登輝総統,タイを非公式に訪問(~16日)。 |
DIA-204-1994-02-15-1 | タイ | 1994年02月15日 | 1990年代 | 与野党代表,臨時国会を召集し,8項目の憲法改正案を審議することで合意。 |
DIA-204-1994-02-15-2 | タイ | 1994年02月15日 | 1990年代 | パランタム党,内務省の県行政機構法草案に反対を表明。 |
DIA-204-1994-03-01-1 | タイ | 1994年03月01日 | 1990年代 | 閣議,軽トラック改造車扱いだったオフ・ロード車の物品税を,27%に決定。 |
DIA-204-1994-03-06-1 | タイ | 1994年03月06日 | 1990年代 | バンコク都議会・区議会議員選挙。パランタム党,前回より大幅に議席を減らす。 |
DIA-204-1994-03-09-1 | タイ | 1994年03月09日 | 1990年代 | エネルギー政策委員会,石油精製事業の自由化を決定。 |
DIA-204-1994-03-14-1 | タイ | 1994年03月14日 | 1990年代 | 賃金委員会,バンコク周辺の最低賃金を,4月1日から132バーツに引き上げ決定。 |
DIA-204-1994-03-16-1 | タイ | 1994年03月16日 | 1990年代 | チュワン首相,ベトナムを公式訪問(~19日)。 |
DIA-204-1994-03-29-1 | タイ | 1994年03月29日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,電気・電子製品,機械など417品目の輸入関税引き下げを決定。 |
DIA-204-1994-03-30-1 | タイ | 1994年03月30日 | 1990年代 | 野党,1978年憲法を土台にした独自の憲法改正案を,急遽国会に提出。 |
DIA-204-1994-03-31-1 | タイ | 1994年03月31日 | 1990年代 | 臨時国会が開かれ,野党提出の憲法改正案が第1読会を通過。憲法改正特別委員会を設置し,45人を任命。 |
DIA-204-1994-04-01-1 | タイ | 1994年04月01日 | 1990年代 | 与党提出の憲法改正第1法案(上院議員定数削減案)が,棄権多数で否決。 |
DIA-204-1994-04-08-1 | タイ | 1994年04月08日 | 1990年代 | メコン川に架るタイ=ラオス友好橋の開通式が行なわれる。 |
DIA-204-1994-04-08-2 | タイ | 1994年04月08日 | 1990年代 | プミポン国王,ラオス公式訪問(~9日)。 |
DIA-204-1994-04-18-1 | タイ | 1994年04月18日 | 1990年代 | 投資委員会(BOI),自動車組立事業に優遇策決定。 |
DIA-204-1994-04-21-1 | タイ | 1994年04月21日 | 1990年代 | チュワン首相,マレーシアを訪問し,合同で石油開発を行なう協定に調印。 |
DIA-204-1994-04-25-1 | タイ | 1994年04月25日 | 1990年代 | チュワン首相が,無条件の入閣を要請したため,チャムロン前党首は入閣せず。 |
DIA-204-1994-04-29-1 | タイ | 1994年04月29日 | 1990年代 | 与党提出の憲法改正残りの7法案,野党および上院の棄権多数ですべて否決。 |
DIA-204-1994-05-03-1 | タイ | 1994年05月03日 | 1990年代 | 米国麻薬取締局がタイ政府に,麻薬取引関与の疑いでタノン議員(タイ国民党)の資産凍結を要請していたことが表面化。 |
DIA-204-1994-05-07-1 | タイ | 1994年05月07日 | 1990年代 | タイ国民党,バンハーン書記長を新党首に,サノ副党首を新書記長に選出。 |
DIA-204-1994-05-17-1 | タイ | 1994年05月17日 | 1990年代 | 閣議,陸上交通整備委員会が提案した高速鉄道の都心部における地下鉄化を承認。 |
DIA-204-1994-05-21-1 | タイ | 1994年05月21日 | 1990年代 | タノン議員,離党し議員辞職。 |
DIA-204-1994-05-25-1 | タイ | 1994年05月25日 | 1990年代 | チャラート元議員,真に民主的な憲法改正を要求して,ハンストを開始。 |
DIA-204-1994-06-01-1 | タイ | 1994年06月01日 | 1990年代 | 投資委員会(BOI)サポーティングインダストリー10業種に投資奨励措置を決定。 |
DIA-204-1994-06-02-1 | タイ | 1994年06月02日 | 1990年代 | チャラート元議員を支持する友人グループが,下院に憲法起草委員会の設置を求めて,タイ政治改革機構を結成。 |
DIA-204-1994-06-09-1 | タイ | 1994年06月09日 | 1990年代 | マールット国会議長,事態収拾のため,職権で民主主義発展委員会を設立。 |
DIA-204-1994-06-16-1 | タイ | 1994年06月16日 | 1990年代 | チャラート元議員,警察病院に収容。 |
DIA-204-1994-06-19-1 | タイ | 1994年06月19日 | 1990年代 | チャラート氏,保釈後ハンスト再開。 |
DIA-204-1994-06-23-1 | タイ | 1994年06月23日 | 1990年代 | チュワン首相,韓国を公式訪問。 |
DIA-204-1994-06-28-1 | タイ | 1994年06月28日 | 1990年代 | 閣議,先に決定した高速鉄道の都心部における地下鉄化を撤回。 |
DIA-204-1994-06-30-1 | タイ | 1994年06月30日 | 1990年代 | ワッタナー・タイ国民党副党首,麻薬取引関与の疑いで,米国大使館から入国ビザ発給拒否の事実が表面化。 |
DIA-204-1994-07-08-1 | タイ | 1994年07月08日 | 1990年代 | アムヌアイ副首相,副首相および新希望党副党首を辞任。 |
DIA-204-1994-07-09-1 | タイ | 1994年07月09日 | 1990年代 | 下院,95年度予算案の第1読会通過。 |
DIA-204-1994-07-22-1 | タイ | 1994年07月22日 | 1990年代 | バンコクで,第27回ASEAN定例外相会議を開催(~23日)。 |
DIA-204-1994-07-25-1 | タイ | 1994年07月25日 | 1990年代 | 初のASEAN地域フォーラム開催。 |
DIA-204-1994-07-26-1 | タイ | 1994年07月26日 | 1990年代 | ASEAN拡大外相会議開催(~27日)。 |
DIA-204-1994-07-27-1 | タイ | 1994年07月27日 | 1990年代 | 下院で,野党提出のブンチュー副首相他3閣僚の不信任案を審議(~28日)。 |
DIA-204-1994-07-29-1 | タイ | 1994年07月29日 | 1990年代 | 下院,4閣僚不信任案いずれも否決。 |
DIA-204-1994-07-31-1 | タイ | 1994年07月31日 | 1990年代 | チャラート元議員,ハンストを中止。 |
DIA-204-1994-08-07-1 | タイ | 1994年08月07日 | 1990年代 | 下院ナコンパノム県補欠選挙で,新希望党のプラソン候補が,野党候補を破る。 |
DIA-204-1994-08-16-1 | タイ | 1994年08月16日 | 1990年代 | 閣議,ポット・ブンヤチンダー警察局副長官の長官昇進(10月から)を承認。 |
DIA-204-1994-08-16-2 | タイ | 1994年08月16日 | 1990年代 | 閣議,公務員の退職金基金創設を承認。 |
DIA-204-1994-08-30-1 | タイ | 1994年08月30日 | 1990年代 | 閣議,公務員給与の引き上げを承認。 |
DIA-204-1994-08-30-2 | タイ | 1994年08月30日 | 1990年代 | 閣議,BBCスキームに基づき,ASEAN諸国からの自動車部品輸入関税の半減を承認。 |
DIA-204-1994-09-02-1 | タイ | 1994年09月02日 | 1990年代 | 軍の定例人事異動発表。 |
DIA-204-1994-09-02-2 | タイ | 1994年09月02日 | 1990年代 | チュワン首相,日本を公式訪問(~7日)。 |
DIA-204-1994-09-07-1 | タイ | 1994年09月07日 | 1990年代 | 中央銀行,公定歩合9.5%に引き上げ。 |
DIA-204-1994-09-11-1 | タイ | 1994年09月11日 | 1990年代 | ナムタイ党,アムヌアイ党首,カセームモソーン書記長他党執行委員を選出。 |
DIA-204-1994-09-16-1 | タイ | 1994年09月16日 | 1990年代 | 下院,95年度予算案第2・3読会通過。 |
DIA-204-1994-09-17-1 | タイ | 1994年09月17日 | 1990年代 | パランタム党,チャムロン前党首が党首に返り咲き,スダラット新書記長を選出。 |
DIA-204-1994-09-23-1 | タイ | 1994年09月23日 | 1990年代 | チェンマイで,第26回ASEAN経済閣僚会議を開催(~24日)。 |
DIA-204-1994-09-26-1 | タイ | 1994年09月26日 | 1990年代 | 賃金委員会,バンコク周辺の最低賃金を,10月1日から135バーツに引き上げ決定。 |
DIA-204-1994-10-06-1 | タイ | 1994年10月06日 | 1990年代 | チュワン首相,ワシントンでクリントン米大統領と会談。 |
DIA-204-1994-10-07-1 | タイ | 1994年10月07日 | 1990年代 | 上院,著作権法改正案を可決。 |
DIA-204-1994-10-08-1 | タイ | 1994年10月08日 | 1990年代 | チナワット・グループの通信衛星タイコムⅡ,打ち上げ成功。 |
DIA-204-1994-10-08-2 | タイ | 1994年10月08日 | 1990年代 | パランタム党,タクシン外相,ウィチット運輸相の起用と同党閣僚の入替えを決定。 |
DIA-204-1994-10-17-1 | タイ | 1994年10月17日 | 1990年代 | メーソット=ミャワディー(ミャンマー)間のムーイ川に架る友好橋建設に調印。 |
DIA-204-1994-10-26-1 | タイ | 1994年10月26日 | 1990年代 | チュワン首相,内閣改造で14閣僚を交代。チャムロン党首,副首相として入閣。 |
DIA-204-1994-10-31-1 | タイ | 1994年10月31日 | 1990年代 | チュワン首相,マック米太平洋軍司令官に,海上(タイ湾)補給基地設置要請拒否。 |
DIA-204-1994-11-09-1 | タイ | 1994年11月09日 | 1990年代 | 内務省提案のタムボン評議会およびタムボン自治体法案,国会通過。 |
DIA-204-1994-11-11-1 | タイ | 1994年11月11日 | 1990年代 | BOI,熱延・冷延鋼板業への新規参入を承認し,石油化学産業の奨励再開を決定。 |
DIA-204-1994-11-14-1 | タイ | 1994年11月14日 | 1990年代 | チュワン首相,インドネシアで開かれるAPEC非公式首脳会議に参加(~15日)。 |
DIA-204-1994-11-17-1 | タイ | 1994年11月17日 | 1990年代 | 米通商代表部,知的所有権保護に関連し,タイを優先監視国(PWL)から除外。 |
DIA-204-1994-11-19-1 | タイ | 1994年11月19日 | 1990年代 | プーケット県衰退林内の農地改革権利証交付で,富裕な人にも土地が配分される。 |
DIA-204-1994-11-24-1 | タイ | 1994年11月24日 | 1990年代 | 地方自治体首長公選制(憲法198,199条)反対のカムナン・村長が国会前で集会。 |
DIA-204-1994-11-25-1 | タイ | 1994年11月25日 | 1990年代 | 下院,世界貿易機関設立を批准。 |
DIA-204-1994-11-29-1 | タイ | 1994年11月29日 | 1990年代 | 野党,農地改革証書交付不正疑惑で,ニポン農相,ステープ副農相不信任案を提出。 |
DIA-204-1994-12-06-1 | タイ | 1994年12月06日 | 1990年代 | ステープ副農相,農地改革証書交付問題の責任をとり辞任。 |
DIA-204-1994-12-08-1 | タイ | 1994年12月08日 | 1990年代 | 国会,憲法198,199条の改正案を審議。委員会案を否決し,原文のまま修正せず。 |
DIA-204-1994-12-11-1 | タイ | 1994年12月11日 | 1990年代 | チュワン首相,新希望党の閣僚更迭。 |
DIA-204-1994-12-12-1 | タイ | 1994年12月12日 | 1990年代 | チャーチャーイ国家開発党党首,サナン民主党書記長と会談後,与党入りを表明。 |
DIA-204-1994-12-13-1 | タイ | 1994年12月13日 | 1990年代 | ニポン農相,辞任。 |
DIA-204-1994-12-15-1 | タイ | 1994年12月15日 | 1990年代 | 電力公団,民間電力の購入計画公表。 |
DIA-204-1994-12-17-1 | タイ | 1994年12月17日 | 1990年代 | チュワン首相,国家開発党を加えた改造内閣の人事を発表。サナン新内相が就任。 |
DIA-204-1994-12-27-1 | タイ | 1994年12月27日 | 1990年代 | 閣議,大蔵省提案の11分野3908品目の輸入関税引き下げを承認(95年1月実施)。 |
DIA-204-1995-01-04-1 | タイ | 1995年01月04日 | 1990年代 | 憲法改正案,上下両院合同第3読会で可決。 |
DIA-204-1995-01-10-1 | タイ | 1995年01月10日 | 1990年代 | ソムチャイ・セーンスック市長(通称カムナン・ポ),辞任。 |
DIA-204-1995-01-11-1 | タイ | 1995年01月11日 | 1990年代 | 大蔵省,オフショア業務(BIBF)を行う外国銀行33行のうち22行に,地方支店(PIBF)37店の開設を認可。 |
DIA-204-1995-01-12-1 | タイ | 1995年01月12日 | 1990年代 | メキシコ金融危機の影響で,バーツが一時1ドル=26バーツに下落。 |
DIA-204-1995-01-21-1 | タイ | 1995年01月21日 | 1990年代 | チャムロン副首相,阪神大震災の被災者を見舞いに訪日(~23日)。 |
DIA-204-1995-01-24-1 | タイ | 1995年01月24日 | 1990年代 | 通信公団(CAT)会長にソムバット副運輸次官,国有鉄道(SRT)会長にピシット元経済社会開発庁(NESDB)長官が就任。 |
DIA-204-1995-01-26-1 | タイ | 1995年01月26日 | 1990年代 | 中国とCPグループの共同事業である通信衛星APSTAR2,打ち上げ失敗。 |
DIA-204-1995-01-30-1 | タイ | 1995年01月30日 | 1990年代 | ミャンマー軍事政権がカレン民族同盟の本拠地マナプロウを制圧したことに対し,タクシン外相,建設的関与の継続を表明。 |
DIA-204-1995-01-31-1 | タイ | 1995年01月31日 | 1990年代 | タクシン外相,憲法改正に伴う閣僚の資格問題で辞表を提出(2月11日に辞任)。 |
DIA-204-1995-02-02-1 | タイ | 1995年02月02日 | 1990年代 | トライロン工業相,来訪中のミャンマー・エネルギー相とヤダナ・ガス田の天然ガス輸入協定に調印。 |
DIA-204-1995-02-02-2 | タイ | 1995年02月02日 | 1990年代 | 東北タイ小農会議代表,農業・農業協同組合銀行(BAAC)への負債の返済減免などを要求して,プラチュアップ農相と会談。 |
DIA-204-1995-02-06-1 | タイ | 1995年02月06日 | 1990年代 | 警察委員会,高官の人事異動を承認。セーリー第2警察副管区長,警察局中央調査課副司令官へ異動。 |
DIA-204-1995-02-11-1 | タイ | 1995年02月11日 | 1990年代 | 改正憲法,公布。 |
DIA-204-1995-02-14-1 | タイ | 1995年02月14日 | 1990年代 | ヌハク・ラオス大統領来訪。 |
DIA-204-1995-02-15-1 | タイ | 1995年02月15日 | 1990年代 | プラモート副教育相,ヤントラ僧疑惑未解決の責任をとり辞任。 |
DIA-204-1995-02-15-2 | タイ | 1995年02月15日 | 1990年代 | ダムロン・タイ党(プラポン党首),内務省に政党登録。 |
DIA-204-1995-02-20-1 | タイ | 1995年02月20日 | 1990年代 | 世界貿易機関(WTO)農業委員会の議長に,ダナイ・タイWTO大使を選出。 |
DIA-204-1995-02-21-1 | タイ | 1995年02月21日 | 1990年代 | 閣議,96年度予算案を承認。 |
DIA-204-1995-02-24-1 | タイ | 1995年02月24日 | 1990年代 | タクシン外相の後任に,クラセー大学庁長官が就任。大学庁長官には,タウィン前下院副議長。またプラモート副教育相の後任に,チャルーン議員が就任。 |
DIA-204-1995-02-25-1 | タイ | 1995年02月25日 | 1990年代 | クラセー外相,インドシナ総合開発フォーラム出席のため訪日(~3月1日)。 |
DIA-204-1995-03-02-1 | タイ | 1995年03月02日 | 1990年代 | タムボン評議会およびタムボン自治体法,発効。 |
DIA-204-1995-03-03-1 | タイ | 1995年03月03日 | 1990年代 | 中央銀行,公定歩合を9.5%から1.0%引き上げて10.5%に。 |
DIA-204-1995-03-03-2 | タイ | 1995年03月03日 | 1990年代 | スリン副外相,駐タイ・カンボジア大使に対し,カンボジア政府軍の越境攻撃に抗議。 |
DIA-204-1995-03-03-3 | タイ | 1995年03月03日 | 1990年代 | 外務省,ミャンマー政府軍の越境侵入に対し,抗議覚書を送付。 |
DIA-204-1995-03-08-1 | タイ | 1995年03月08日 | 1990年代 | チュワン首相,ドイツとデンマークを訪問(~13日)。国連社会開発サミットに出席(11日)。 |
DIA-204-1995-03-10-1 | タイ | 1995年03月10日 | 1990年代 | 国王,心臓病で入院(26日に退院)。 |
DIA-204-1995-03-21-1 | タイ | 1995年03月21日 | 1990年代 | 改正著作権法,施行。 |
DIA-204-1995-03-23-1 | タイ | 1995年03月23日 | 1990年代 | パクムーン・ダム建設反対運動に伴う補償問題が解決し,記念式典が開かれる。 |
DIA-204-1995-03-23-2 | タイ | 1995年03月23日 | 1990年代 | 第2回タイ・中国経済フォーラム開催(~24日)。中国人民外交学会劉述卿会長来訪。 |
DIA-204-1995-03-28-1 | タイ | 1995年03月28日 | 1990年代 | 閣議,情報通信事業自由化に関するマスタープランを決定。 |
DIA-204-1995-03-29-1 | タイ | 1995年03月29日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,2000年までの金融マスタープランを決定。 |
DIA-204-1995-04-01-1 | タイ | 1995年04月01日 | 1990年代 | EU,タイのカラーテレビ輸出に村して,反ダンピング関税の適用を決定。 |
DIA-204-1995-04-05-1 | タイ | 1995年04月05日 | 1990年代 | 軍の年度中間人事異動リストが公表され,チャイナロン元陸軍第1軍管区司令官が,陸軍参謀統率長(大将)として復帰。 |
DIA-204-1995-04-05-2 | タイ | 1995年04月05日 | 1990年代 | チェンライで,メコン川流域4カ国代表,メコン川委員会設立協定に調印。 |
DIA-204-1995-04-09-1 | タイ | 1995年04月09日 | 1990年代 | 新希望党,ピサン幹事長に代わり,スカウイット新幹事長を選出。 |
DIA-204-1995-04-15-1 | タイ | 1995年04月15日 | 1990年代 | 民主党,結党50周年記念大会を開く。 |
DIA-204-1995-04-18-1 | タイ | 1995年04月18日 | 1990年代 | 農業・協同組合省農地改革事務局,プーケット県で地元有力者4人に交付された農地改革用土地権利証書の撤回を指示。 |
DIA-204-1995-04-18-2 | タイ | 1995年04月18日 | 1990年代 | スラータニー県で,民主党主導の農地改革を支持する農民集会が開かれる。 |
DIA-204-1995-04-23-1 | タイ | 1995年04月23日 | 1990年代 | クラセー外相,インドネシアを訪問(~27日)。バンドンで開かれた非同盟諸国閣僚会議に出席。 |
DIA-204-1995-04-27-1 | タイ | 1995年04月27日 | 1990年代 | プーケットで,ASEAN自由貿易地域(AFTA)評議会開催。 |
DIA-204-1995-04-28-1 | タイ | 1995年04月28日 | 1990年代 | プーケットで,非公式ASEAN経済閣僚会議開催(~29日)。 |
DIA-204-1995-04-28-2 | タイ | 1995年04月28日 | 1990年代 | プラウェート民主主義発展委員会委員長,マールット国会議長に,政治改革の最終答申書を提出。 |
DIA-204-1995-04-28-3 | タイ | 1995年04月28日 | 1990年代 | 外務省,ミャンマー政府側の民主カレン仏教徒軍による越境難民キャンプ襲撃に対して,ミャンマー政府に抗議。 |
DIA-204-1995-05-01-1 | タイ | 1995年05月01日 | 1990年代 | 米・タイ合同軍事演習コブラ・ゴールド95が実施される(~24日)。 |
DIA-204-1995-05-09-1 | タイ | 1995年05月09日 | 1990年代 | 小売業大手のセントラル・デパートとロビンソン・デパート,事業提携を発表。 |
DIA-204-1995-05-17-1 | タイ | 1995年05月17日 | 1990年代 | 下院で,野党提案の内閣不信任案を審議(~18日)。 |
DIA-204-1995-05-19-1 | タイ | 1995年05月19日 | 1990年代 | パランタム党,内閣不信任案採決で棄権することを決定し,内閣から下野。 |
DIA-204-1995-05-19-2 | タイ | 1995年05月19日 | 1990年代 | チュワン首相,下院の解散を決定。 |
DIA-204-1995-05-20-1 | タイ | 1995年05月20日 | 1990年代 | タイ民族党トゥート・タイ派の指導者ナロン議員,党残留を決定。また国家開発党内のグループ16所属主要議員,タイ民族党に移籍。 |
DIA-204-1995-05-21-1 | タイ | 1995年05月21日 | 1990年代 | タムボン自治体(タムボン評議会から昇格した618カ所)の選挙実施。 |
DIA-204-1995-05-23-1 | タイ | 1995年05月23日 | 1990年代 | 閣議,首都圏高速鉄道公団(MRTA)が管轄する高架鉄道プロジェクトのバンコク・ランド社への落札(1994年2月)を撤回。 |
DIA-204-1995-05-23-2 | タイ | 1995年05月23日 | 1990年代 | 閣議,改正憲法に基づき,選挙区割り変更など選挙関連法の改正を承認。 |
DIA-204-1995-05-27-1 | タイ | 1995年05月27日 | 1990年代 | ソムチャイ前セーンスック市長,タイ民族党支持を表明。 |
DIA-204-1995-05-28-1 | タイ | 1995年05月28日 | 1990年代 | パランタム党,チャムロン党首が辞任し,タクシン前外相を新党首に選出。 |
DIA-204-1995-05-28-2 | タイ | 1995年05月28日 | 1990年代 | 大衆党,チャルーム元党首(前社会行動党幹事長)を再び党首に選出。 |
DIA-204-1995-05-29-1 | タイ | 1995年05月29日 | 1990年代 | 工業省,石油化学産業の自由化を決定。即刻,新規参入および工場拡張を承認。 |
DIA-204-1995-05-31-1 | タイ | 1995年05月31日 | 1990年代 | タイ湾の経済水域主張重複海域で,ベトナム武装船とタイ海軍巡視艇が銃撃戦。 |
DIA-204-1995-06-05-1 | タイ | 1995年06月05日 | 1990年代 | 内務省,下院総選挙の立候補を受付(~9日)。 |
DIA-204-1995-06-07-1 | タイ | 1995年06月07日 | 1990年代 | ミャンマー側,メーソット=ミャワデイー間のムーイ川に架かる友好橋の建設を一方的に中止。 |
DIA-204-1995-06-08-1 | タイ | 1995年06月08日 | 1990年代 | 新希望党のウィーラ副党首,離党してダムロン・タイ党党首として立候補。 |
DIA-204-1995-06-09-1 | タイ | 1995年06月09日 | 1990年代 | アネーク運輸相代行,電話の190万回線増設プロジェクトの企業への割当を承認。 |
DIA-204-1995-06-13-1 | タイ | 1995年06月13日 | 1990年代 | 閣議,MRTAの高速鉄道プロジェクトを,政府が80%出資し工費を調達して実施することを決定(一部は地下鉄化)。 |
DIA-204-1995-06-14-1 | タイ | 1995年06月14日 | 1990年代 | チャオプラヤ川のプラーンノック桟橋が崩壊し,30人死亡。 |
DIA-204-1995-06-20-1 | タイ | 1995年06月20日 | 1990年代 | 閣議,年内に商業銀行5行を新たに開設する条件を承認。 |
DIA-204-1995-06-29-1 | タイ | 1995年06月29日 | 1990年代 | セーリー警察局中央調査課副司令官,ブリラム県1区のネウィン候補の選挙運動員を票の買収容疑で摘発。 |
DIA-204-1995-07-01-1 | タイ | 1995年07月01日 | 1990年代 | 最低賃金を引き上げ。バンコクおよび周辺5県は1日145バーツへ。 |
DIA-204-1995-07-02-1 | タイ | 1995年07月02日 | 1990年代 | 第18回下院総選挙実施。 |
DIA-204-1995-07-02-2 | タイ | 1995年07月02日 | 1990年代 | バンハーン・タイ民族党党首,6党連立内閣の結成を表明。 |
DIA-204-1995-07-03-1 | タイ | 1995年07月03日 | 1990年代 | バーンズ米国務省報道官,ワッタナー・タイ民族党副党首ら麻薬取引関与疑惑のある2名の入閣に警告。 |
DIA-204-1995-07-04-1 | タイ | 1995年07月04日 | 1990年代 | 新たにナム・タイ党が加わり,7党連立内閣の結成へ。 |
DIA-204-1995-07-07-1 | タイ | 1995年07月07日 | 1990年代 | 米国,WTOの補助金および相殺措置(SCM)に関する協定により,鋼管やコメなどタイ輸出品5品目の相殺関税賦課を撤廃。 |
DIA-204-1995-07-10-1 | タイ | 1995年07月10日 | 1990年代 | 下院,議長にブンウア・タイ民族党副党首を選出。 |
DIA-204-1995-07-11-1 | タイ | 1995年07月11日 | 1990年代 | 東北タイ小農会議リーダーの1人プラウィエン,ルーイ県で暗殺される。 |
DIA-204-1995-07-13-1 | タイ | 1995年07月13日 | 1990年代 | バンハーン・タイ民族党党首,第21代首相に就任。 |
DIA-204-1995-07-18-1 | タイ | 1995年07月18日 | 1990年代 | バンハーン内閣発足(20日に宣誓式)。 |
DIA-204-1995-07-18-2 | タイ | 1995年07月18日 | 1990年代 | シーナカリン王母殿下,崩御。 |
DIA-204-1995-07-26-1 | タイ | 1995年07月26日 | 1990年代 | バンハーン首相,国会で施政方針演説。次いでチュワン前首相,反対演説。 |
DIA-204-1995-07-26-2 | タイ | 1995年07月26日 | 1990年代 | ニポン農民市場公団(MOF)総裁,辞任。 |
DIA-204-1995-07-28-1 | タイ | 1995年07月28日 | 1990年代 | タイ国際航空役員会,アマレート会長の辞表を受理。 |
DIA-204-1995-07-31-1 | タイ | 1995年07月31日 | 1990年代 | アメリカ,タイ政府の知的所有権保護の取り組みを評価して,1987~90年にGSP適用を除外したタイの輸出品16品目中,15品目の適用を再開(セラミックタイルは除外)。 |
DIA-204-1995-08-05-1 | タイ | 1995年08月05日 | 1990年代 | タイ漁船で,ミャンマー人船員3人が殺害される。 |
DIA-204-1995-08-08-1 | タイ | 1995年08月08日 | 1990年代 | 国王,チュワン民主党党首を野党指導者に任命。 |
DIA-204-1995-08-08-2 | タイ | 1995年08月08日 | 1990年代 | 閣議,政治改革委員会(チュムポン委員長)の委員35名を任命。 |
DIA-204-1995-08-09-1 | タイ | 1995年08月09日 | 1990年代 | 野党議員,政治改革委員会への参加を拒否。 |
DIA-204-1995-08-11-1 | タイ | 1995年08月11日 | 1990年代 | バランタム党,党所属閣僚の個人資産を公開。 |
DIA-204-1995-08-17-1 | タイ | 1995年08月17日 | 1990年代 | 国王,海外に駐在するタイ大使を前に,連立与党の交通渋滞対策を批判。 |
DIA-204-1995-08-22-1 | タイ | 1995年08月22日 | 1990年代 | 閣議,96年度予算案を,前内閣案に110億バーツ上積みして承認。 |
DIA-204-1995-08-22-2 | タイ | 1995年08月22日 | 1990年代 | 閣議,チュワン前内閣の農地改革に関する閣議決定(93年5月4日)を撤回。 |
DIA-204-1995-08-23-1 | タイ | 1995年08月23日 | 1990年代 | 警察,ネウィン副蔵相の選挙買収容疑の不起訴を決定。 |
DIA-204-1995-09-03-1 | タイ | 1995年09月03日 | 1990年代 | 国王,心臓病で入院(12日に退院)。 |
DIA-204-1995-09-04-1 | タイ | 1995年09月04日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,高速道路公団(ETA)のジェーンワッタナ~バンサイ間の高速道路(98年アジア大会に一部使用)建設計画を承認。 |
DIA-204-1995-09-05-1 | タイ | 1995年09月05日 | 1990年代 | 閣議,電話の110万回線増設プロジェクトの企業への割当を,最終的に承認。 |
DIA-204-1995-09-05-2 | タイ | 1995年09月05日 | 1990年代 | 閣議,ラキアット首相府相の提案に基づき,発電公団(EGAT)の新理事11人を任命。 |
DIA-204-1995-09-06-1 | タイ | 1995年09月06日 | 1990年代 | 発電公団職員,新理事の任命に不満を表明して抗議行動。 |
DIA-204-1995-09-06-2 | タイ | 1995年09月06日 | 1990年代 | スラキアット蔵相,AFTA評議会に出席するため,ブルネイを訪問。 |
DIA-204-1995-09-07-1 | タイ | 1995年09月07日 | 1990年代 | チャワリット国防相,軍の定例人事異動についてウィモン陸軍司令官と協議。 |
DIA-204-1995-09-07-2 | タイ | 1995年09月07日 | 1990年代 | 投資委員会(BOI),第3ゾーンへの投資事業に,外資比率と関係なく国内販売を認める。 |
DIA-204-1995-09-08-1 | タイ | 1995年09月08日 | 1990年代 | チラユ発電公団理事長,辞任。 |
DIA-204-1995-09-09-1 | タイ | 1995年09月09日 | 1990年代 | 大衆党,チャルーム党首を再選。 |
DIA-204-1995-09-11-1 | タイ | 1995年09月11日 | 1990年代 | バンハーン首相,タイの政治家が米国から受けている麻薬取引関与疑惑に関する調査委員会(委員長:タナット元外相)を設立。 |
DIA-204-1995-09-12-1 | タイ | 1995年09月12日 | 1990年代 | ナムタイ党,アムヌアイ党首を再選し,幹事長にソーンチャイ副内相を選出。 |
DIA-204-1995-09-12-2 | タイ | 1995年09月12日 | 1990年代 | 閣議,5日のEGAT理事任命を撤回し新理事を任命。新理事長にシワウォン工業省次官。 |
DIA-204-1995-09-19-1 | タイ | 1995年09月19日 | 1990年代 | 国王,クリサダー・バンコク知事および灌漑局長らに,緊急の洪水対策を提案。 |
DIA-204-1995-09-20-1 | タイ | 1995年09月20日 | 1990年代 | バンハーン首相,国会に96年度予算案を提出。予算案,下院第1読会通過(23日)。 |
DIA-204-1995-09-26-1 | タイ | 1995年09月26日 | 1990年代 | 軍の定例人事異動リスト発表。新陸軍司令官にプラモン最高司令部参謀長が就任。 |
DIA-204-1995-09-29-1 | タイ | 1995年09月29日 | 1990年代 | サノ保健相,遠隔医療に衛星通信から光ファイバー網の利用へ変更を指示。反対したスウィット保健政策計画局長を更迭。 |
DIA-204-1995-09-30-1 | タイ | 1995年09月30日 | 1990年代 | バンハーン首相,フィリピンとベトナムを訪問(~10月1日)。ラモス比大紋領に,南シナ海経済地帯設立を提案。 |
DIA-204-1995-10-05-1 | タイ | 1995年10月05日 | 1990年代 | 上下両院合同会議,上院議員の選出方法を変更する野党提出の改憲法案否決。 |
DIA-204-1995-10-09-1 | タイ | 1995年10月09日 | 1990年代 | スポーツ公団,バンコク・ランド社とアジア大会スポーツ・コンプレックス建設契約に調印 |
DIA-204-1995-10-09-2 | タイ | 1995年10月09日 | 1990年代 | ククリット元首相,死去(84歳)。 |
DIA-204-1995-10-17-1 | タイ | 1995年10月17日 | 1990年代 | 政治改革小委員会,憲法改正の手続きを規定した憲法211条の改正を提案。 |
DIA-204-1995-10-17-2 | タイ | 1995年10月17日 | 1990年代 | 閣議,バンジャーク石油の株主構成変更を承認し,政府機関保有株は49%に減少。 |
DIA-204-1995-10-17-3 | タイ | 1995年10月17日 | 1990年代 | アムヌアイ副首相,非同盟諸国首脳会議に出席するため,コロンビアを訪問。 |
DIA-204-1995-10-19-1 | タイ | 1995年10月19日 | 1990年代 | バンハーン首相,米国を訪問(~26日)。国連創設50周年記念総会で演説(24日)。 |
DIA-204-1995-10-22-1 | タイ | 1995年10月22日 | 1990年代 | チャワリット国防相,軍首脳とともに中国を訪問(~27日)。 |
DIA-204-1995-10-29-1 | タイ | 1995年10月29日 | 1990年代 | タイ労働評議会(LCT,スウィット議長)とタイ労働組合会議(TTUC,パーニット議長)が合併に合意。 |
DIA-204-1995-11-06-1 | タイ | 1995年11月06日 | 1990年代 | マレーシア近海で操業していたタイ漁船を,マレーシア海軍が砲撃。2人死亡。 |
DIA-204-1995-11-09-1 | タイ | 1995年11月09日 | 1990年代 | アムヌアイ副首相,第5回拡大メコン開発閣僚会議出席のため,訪比(~10日)。 |
DIA-204-1995-11-11-1 | タイ | 1995年11月11日 | 1990年代 | 政治改革委員会小委員会(サン委員長)の委員46人,政府の村応を不満とし辞任。 |
DIA-204-1995-11-12-1 | タイ | 1995年11月12日 | 1990年代 | テサバーン(自治市,84カ所)で,議会議員選挙実施。 |
DIA-204-1995-11-13-1 | タイ | 1995年11月13日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,タイ国際航空に次ぐ第2の航空会社の設立を承認。 |
DIA-204-1995-11-13-2 | タイ | 1995年11月13日 | 1990年代 | 大蔵省と中央銀行,株価低迷対策として,投資家への低利融資ファンドの創設を発表。 |
DIA-204-1995-11-15-1 | タイ | 1995年11月15日 | 1990年代 | 小口投資家,証券取引委員会委員の辞任を求めて,抗議集会を開く。 |
DIA-204-1995-11-17-1 | タイ | 1995年11月17日 | 1990年代 | バンハーン首相,大阪で開催のAPEC非公式首脳会議に出席するため訪日(~19日)。 |
DIA-204-1995-11-20-1 | タイ | 1995年11月20日 | 1990年代 | ウィチット中銀総裁,香港で他のアジア地域中銀代表と,金融危機時における米国債を担保にした外貨の相互融通協定に調印。 |
DIA-204-1995-11-24-1 | タイ | 1995年11月24日 | 1990年代 | 麻薬取引関与疑惑に関する調査委員会のタナット委員長,辞任。 |
DIA-204-1995-11-26-1 | タイ | 1995年11月26日 | 1990年代 | タイ海軍の潜水艦購入計画をめぐり,バンハーン首相のスウェーデン兵器産業からの収賄疑惑が.スウェーデン紙で報じられる。 |
DIA-204-1995-12-02-1 | タイ | 1995年12月02日 | 1990年代 | 社会行動党,党首にモントリー農相,幹事長にスウィット副農相を再選。 |
DIA-204-1995-12-03-1 | タイ | 1995年12月03日 | 1990年代 | 第3回世界華僑実業家総会,開催。 |
DIA-204-1995-12-08-1 | タイ | 1995年12月08日 | 1990年代 | 下院,96年度予算案第2,3読会通過。 |
DIA-204-1995-12-14-1 | タイ | 1995年12月14日 | 1990年代 | ASEAN首脳会議開催(~15日)。ASEAN10カ国体制をめざすバンコク宣言を採択し,東南アジア非核地帯条約に調印。 |
DIA-204-1995-12-17-1 | タイ | 1995年12月17日 | 1990年代 | テサバーン(自治市,18カ所)で,議会議員選挙実施。 |
DIA-204-1995-12-19-1 | タイ | 1995年12月19日 | 1990年代 | ナラティワート県で,北の成長の三角地帯(IMT-GT)協力会議開催(~22日)。 |
DIA-204-1995-12-22-1 | タイ | 1995年12月22日 | 1990年代 | 最高検察局,ネウィン副蔵相の選挙運動員を票の買収容疑で起訴。 |
DIA-204-1995-12-24-1 | タイ | 1995年12月24日 | 1990年代 | 県自治体,議会議員選挙実施。 |
DIA-204-1995-12-26-1 | タイ | 1995年12月26日 | 1990年代 | 蔵相,エカモン中央銀行副総裁兼証券市場監督委員会(SEC)事務局長を更迭。 |
DIA-204-1995-12-26-2 | タイ | 1995年12月26日 | 1990年代 | タイ国際航空会長に,シリポン空軍司令官が就任。 |
DIA-204-1995-12-26-3 | タイ | 1995年12月26日 | 1990年代 | 閣議,地方電力公団(PEA)によるチェンマイ県ハンドン郡での発電所建設中止を決定。 |
DIA-204-1995-12-26-4 | タイ | 1995年12月26日 | 1990年代 | 高等裁判所,麻薬密輸容疑で米国から要請のあったタノン前議員の身柄引渡しを決定。 |
DIA-204-1996-01-03-1 | タイ | 1996年01月03日 | 1990年代 | バンハーン首相,スラキアット蔵相の不評を考慮し,アムヌアイ副首相に大蔵省を指導監督させる旨決定。 |
DIA-204-1996-01-08-1 | タイ | 1996年01月08日 | 1990年代 | バンハーン首相,ラムカムヘン大学より法学修士号を受ける。 |
DIA-204-1996-01-09-1 | タイ | 1996年01月09日 | 1990年代 | 数百人の退役傷痍軍人が福祉改善を求めて王宮前広場でデモ。チャワリット副首相兼国防相は改善を約束。 |
DIA-204-1996-01-11-1 | タイ | 1996年01月11日 | 1990年代 | チャワリット副首相兼国防相一行,ベトナムを公式訪問,NATO型の地域安全保障機構の設立を提案(~12日)。 |
DIA-204-1996-01-13-1 | タイ | 1996年01月13日 | 1990年代 | アメリカのロード国務次官補(東アジア太平洋担当)来訪,域内安全保障を協議。 |
DIA-204-1996-01-15-1 | タイ | 1996年01月15日 | 1990年代 | 第4回アジア太平洋議員フォーラム総会,ペッブリで開催。 |
DIA-204-1996-01-18-1 | タイ | 1996年01月18日 | 1990年代 | シリキット王妃,スペイン公式訪問。 |
DIA-204-1996-01-18-2 | タイ | 1996年01月18日 | 1990年代 | 麻薬国際取引容疑のタノン元タイ国民党議員が,アメリカで裁判を受けるため出国。 |
DIA-204-1996-01-23-1 | タイ | 1996年01月23日 | 1990年代 | 閣議は南タイ臨海開発計画中のランド・ブリッジ建設計画の凍結を決める。 |
DIA-204-1996-01-30-1 | タイ | 1996年01月30日 | 1990年代 | タイ国民党,役員改選を議題とする党大会実施。バンハーン党首は留任。副党首にトゥート・タイ派のスチャート副内相とブンチュー大学庁長官が力新たに選出される。 |
DIA-204-1996-02-02-1 | タイ | 1996年02月02日 | 1990年代 | プーケットでアジア欧州首脳会議(ASEM)のアジア側外相準備会合(~3日)。 |
DIA-204-1996-02-04-1 | タイ | 1996年02月04日 | 1990年代 | タウィー・チュラサップ元副首相・国防相が死去。 |
DIA-204-1996-02-12-1 | タイ | 1996年02月12日 | 1990年代 | 北朝鮮の李成禄・対外経済委員長来訪,タイ米63万トンの緊急輸出を要請。 |
DIA-204-1996-02-13-1 | タイ | 1996年02月13日 | 1990年代 | 閣議は97年度予算案9790億バーツを承認。 |
DIA-204-1996-02-13-2 | タイ | 1996年02月13日 | 1990年代 | 南タイ臨海開発委員会(委員長は首相),1月に一旦凍結された南タイ・ランド・ブリッジ構想の再開を発表。 |
DIA-204-1996-02-13-3 | タイ | 1996年02月13日 | 1990年代 | 内務省はミャンマーやインドシナからの不法就労者につき,一部を合法化して受け入れる方針を発表。 |
DIA-204-1996-02-15-1 | タイ | 1996年02月15日 | 1990年代 | チェンライでASEMのアジア側経済閣僚の準備会合。 |
DIA-204-1996-02-28-1 | タイ | 1996年02月28日 | 1990年代 | 内閣改造発表。モントリー農相の副首相就任など7ポストが異動。 |
DIA-204-1996-03-01-1 | タイ | 1996年03月01日 | 1990年代 | バンコクでASEM開催(~2日)。 |
DIA-204-1996-03-01-2 | タイ | 1996年03月01日 | 1990年代 | アジア欧州NGO会議開催(~2日)。 |
DIA-204-1996-03-15-1 | タイ | 1996年03月15日 | 1990年代 | 第8次経済社会開発5カ年計画(1996~2001)に関する最終準備会合開催。NGO・農民団体などを含む2000人が参加。 |
DIA-204-1996-03-20-1 | タイ | 1996年03月20日 | 1990年代 | ナコンパトムでアジア23カ国の国防担当者による「アジア太平洋安全保障会議」開催。タイの95年版国防白書が公表される。 |
DIA-204-1996-03-22-1 | タイ | 1996年03月22日 | 1990年代 | 新上院議員260人が任命される。 |
DIA-204-1996-03-29-1 | タイ | 1996年03月29日 | 1990年代 | 貧民会議が首相府前でデモ開始。 |
DIA-204-1996-04-09-1 | タイ | 1996年04月09日 | 1990年代 | 野党,10人の閣僚に対し不信任案提出。 |
DIA-204-1996-04-10-1 | タイ | 1996年04月10日 | 1990年代 | トヨタ自動車,affordable family-car構想を発表。 |
DIA-204-1996-04-11-1 | タイ | 1996年04月11日 | 1990年代 | セーンチャイ・マスコミ公社総裁が殺害される。 |
DIA-204-1996-04-17-1 | タイ | 1996年04月17日 | 1990年代 | 国営企業労働者の労組結成権の回復を認める法案,第1読会通過。 |
DIA-204-1996-04-17-2 | タイ | 1996年04月17日 | 1990年代 | 張中国共産党中央軍事委員会副主席,来訪,タイに300万ドルの軍事援助を提案,フリゲート艦7隻を友好価格で売却。 |
DIA-204-1996-04-18-1 | タイ | 1996年04月18日 | 1990年代 | バンハーン首相,東部臨海開発計画第2フェーズを今後5年以内に完了するよう関係機関に指示。 |
DIA-204-1996-05-03-1 | タイ | 1996年05月03日 | 1990年代 | チェンライ県2区の補欠選挙でモンコン・チョンスターマニー候補(国家発展党)が当選。スリン県2区の補欠選挙でトサポン・ムーンラサーサートーン候補(新希望党)が当選。 |
DIA-204-1996-05-08-1 | タイ | 1996年05月08日 | 1990年代 | 10閣僚に対する不信任案が審議され,10人とも信任される(~10日)。 |
DIA-204-1996-05-17-1 | タイ | 1996年05月17日 | 1990年代 | 憲法211条改正案第1読会通過。 |
DIA-204-1996-05-20-1 | タイ | 1996年05月20日 | 1990年代 | 経営が極度に悪化したバンコク商業銀行,商業銀行法により大蔵省の管理下に移される。 |
DIA-204-1996-05-23-1 | タイ | 1996年05月23日 | 1990年代 | 不信任案の対象となったタイ国民党トゥート・タイ派のスチャート副内相,ネーウィン副蔵相,パイロート副商相,ブンチュー大学庁長官ら5人が辞表提出。 |
DIA-204-1996-05-24-1 | タイ | 1996年05月24日 | 1990年代 | 法力党のタクシン副首相,スダーラット副内相,チャラット首相府相,ピーラポン副運輸通信相の4閣僚が辞任。 |
DIA-204-1996-05-28-1 | タイ | 1996年05月28日 | 1990年代 | 内閣改造が発表され,第3次バンハーン政権成立。 |
DIA-204-1996-05-30-1 | タイ | 1996年05月30日 | 1990年代 | バンハーン首相,マレーシアおよびシンガポール歴訪,出稼ぎ労働者問題などを協議(~1日)。 |
DIA-204-1996-06-02-1 | タイ | 1996年06月02日 | 1990年代 | バンコク知事選実施。無所属のピチット・ラッタクン候補が当選。投票率は43.52%。 |
DIA-204-1996-06-06-1 | タイ | 1996年06月06日 | 1990年代 | バンコク商業銀行の乱脈融資に関し,クルーキアット・チャーリーチャン頭取,ラーケシュ・ラクセナー顧問,エーカチャイ・アティコムマンタ副頭取ら6人に逮捕状出る。 |
DIA-204-1996-06-09-1 | タイ | 1996年06月09日 | 1990年代 | プミポン国王在位50周年記念式典。6万5000人が恩赦を受ける。 |
DIA-204-1996-06-13-1 | タイ | 1996年06月13日 | 1990年代 | 憲法211条の改正に関する両院特別委員会,憲法起草委員会のメンバーは公選(各県から1人ずつ)とすべきとの採択出す。 |
DIA-204-1996-06-15-1 | タイ | 1996年06月15日 | 1990年代 | タイ人民党,連立与党を離脱。 |
DIA-204-1996-06-15-2 | タイ | 1996年06月15日 | 1990年代 | 政府,ミャンマーのイェタゴン・ガス田からの天然ガス供給に関する覚書に調印。 |
DIA-204-1996-06-15-3 | タイ | 1996年06月15日 | 1990年代 | タイ側とミャンマー情勢に関する意見を交換するため,アメリカのブラウン元駐タイ大使らが政府特使として来訪,アムヌアイ副首相と会談。 |
DIA-204-1996-06-19-1 | タイ | 1996年06月19日 | 1990年代 | バンハーン首相,ラオス,カンボジアを公式訪問,経済協力問題を協議(~21日)。 |
DIA-204-1996-06-20-1 | タイ | 1996年06月20日 | 1990年代 | タイとカンボジアは,両国の領海が重なっている海域の天然ガス・石油(年360億ドル相当)について,両国が折半すること,このための委員会を設置する旨で合意。 |
DIA-204-1996-06-21-1 | タイ | 1996年06月21日 | 1990年代 | スクムASEAN局長,ミャンマーがASEAN高級事務レベル協議の場において,98年にASEANへ正式加盟したい旨伝えてきたと発言。 |
DIA-204-1996-06-23-1 | タイ | 1996年06月23日 | 1990年代 | タイ労働党(Thai Labour Party),結党,記者会見開く。 |
DIA-204-1996-06-24-1 | タイ | 1996年06月24日 | 1990年代 | 新聞各紙のチェンマイ支局に小包爆弾が送付される。 |
DIA-204-1996-06-25-1 | タイ | 1996年06月25日 | 1990年代 | 閣議は外国人労働者70万人を35県で受け入れる旨決定。 |
DIA-204-1996-06-25-2 | タイ | 1996年06月25日 | 1990年代 | チャワリット新希望党党首,自党議員とタイ国民党反主流派トゥート・タイ派などが東北タイ議員連盟を形成することを支持。 |
DIA-204-1996-06-25-3 | タイ | 1996年06月25日 | 1990年代 | ノラチット東アジア局次長,北朝鮮とモンゴルがASEAN地域フォーラムに参加したい旨伝えてきていると発言。 |
DIA-204-1996-06-27-1 | タイ | 1996年06月27日 | 1990年代 | 県会議員2000人が,次期国会で県自治体法を成立させるよう政府に求めデモ。 |
DIA-204-1996-06-29-1 | タイ | 1996年06月29日 | 1990年代 | ナコンラーチャシーマー県シキウ難民収容所の閉鎖に伴い,4242人のベトナム難民の本国送還を開始。 |
DIA-204-1996-06-30-1 | タイ | 1996年06月30日 | 1990年代 | 一旦下野したタイ人民党が連立与党に復帰。 |
DIA-204-1996-07-02-1 | タイ | 1996年07月02日 | 1990年代 | ウィチット・スピニット中央銀行総裁,バンコク商業銀行乱脈融資に関与の疑いがかかっていることを理由に辞任。 |
DIA-204-1996-07-02-2 | タイ | 1996年07月02日 | 1990年代 | 閣議,反マネーローンダリング法案を承認。 |
DIA-204-1996-07-03-1 | タイ | 1996年07月03日 | 1990年代 | タイ人民党の連立与党復帰に伴う内閣改造が国王の承認を受ける。 |
DIA-204-1996-07-03-2 | タイ | 1996年07月03日 | 1990年代 | タイ国民党にチャイ・チッチョープ議員ら東北タイ出身議員が超党派の「イサーンの子グループ」を結成。 |
DIA-204-1996-07-03-3 | タイ | 1996年07月03日 | 1990年代 | 法制委員会,憲法211条改正案の文言を修正したうえで両院委員会に送付。 |
DIA-204-1996-07-07-1 | タイ | 1996年07月07日 | 1990年代 | タイ労働会議(LCT),外国人受入に関する閣議決定を撤回せねばストライキを実施する旨発表。 |
DIA-204-1996-07-07-2 | タイ | 1996年07月07日 | 1990年代 | バンコク商業銀行のラケシュ・サクセナがバンクーバーで逮捕される。 |
DIA-204-1996-07-09-1 | タイ | 1996年07月09日 | 1990年代 | 辞任したウィチット中央銀行総裁の後任にルーンチャイ・マカラノン副総裁が任命される。 |
DIA-204-1996-07-11-1 | タイ | 1996年07月11日 | 1990年代 | タイ国民党議員50人がプラマーン顧問の党首就任を要求。 |
DIA-204-1996-07-16-1 | タイ | 1996年07月16日 | 1990年代 | 閣議,高架鉄道建設中のホープウェル社の資金調達の目処がたつまで3カ月間工事進行を延期することを認める。 |
DIA-204-1996-07-18-1 | タイ | 1996年07月18日 | 1990年代 | 世界銀行,ボディ蔵相に対し過剰な政府投資を抑制するよう勧告。 |
DIA-204-1996-07-21-1 | タイ | 1996年07月21日 | 1990年代 | タイ労働党党首にチン・タップリーが選出される。 |
DIA-204-1996-07-22-1 | タイ | 1996年07月22日 | 1990年代 | 輸出政策見直しのための4委員会(税制問題委員会・インフラ委員会,原材料委員会,マーケッティング委員会)設置さる。 |
DIA-204-1996-07-23-1 | タイ | 1996年07月23日 | 1990年代 | 外国人労働者受入に関する閣議決定に反対して労働者がデモ。 |
DIA-204-1996-07-30-1 | タイ | 1996年07月30日 | 1990年代 | ルーンチャイ中銀総裁,バーツ切り下げの噂を否定。 |
DIA-204-1996-08-04-1 | タイ | 1996年08月04日 | 1990年代 | アムヌアイ外相がミャンマー訪問,同国のASEAN加入問題などを話し合う。 |
DIA-204-1996-08-14-1 | タイ | 1996年08月14日 | 1990年代 | 法力党がバンハーン政権の汚職体質を理由に連立を離脱。 |
DIA-204-1996-08-15-1 | タイ | 1996年08月15日 | 1990年代 | 賃金委員会,10月より最低賃金を145パーツから165バーツに引き上げ諮問。 |
DIA-204-1996-08-20-1 | タイ | 1996年08月20日 | 1990年代 | 97年度予算案,第3読会通過。 |
DIA-204-1996-08-20-2 | タイ | 1996年08月20日 | 1990年代 | 野党,バンハーン首相に対する不信任案を提出。 |
DIA-204-1996-09-09-1 | タイ | 1996年09月09日 | 1990年代 | 株価低迷など現在の経済不振は政治不信によるところが大きいとして3人の元中央銀行総裁(サノ・ウナクーン,ヌクン・プラチュアップモ,カムチョーン・サティアラクン)がバンハーン首相の辞任ないし国会の解散を提唱。 |
DIA-204-1996-09-09-2 | タイ | 1996年09月09日 | 1990年代 | チャラン国家安全保障会議の辞任に伴う後任人事で,ウィロート国軍最高司令官が軍人を充てようとしていることについて職員が反対。 |
DIA-204-1996-09-12-1 | タイ | 1996年09月12日 | 1990年代 | 賃金委員会,10月より最低賃金を改定する旨決定。バンコク首都圏では11バーツ上がり156バーツになる。 |
DIA-204-1996-09-13-1 | タイ | 1996年09月13日 | 1990年代 | 日タイ両政府,第21次円借款供与に関する覚書に調印。これには首都圏高速輸送公社の地下鉄計画も含まれている。これは同計画第1期フアラムポーン=シリキット・センター=バンスー間分として265億円を計上している。 |
DIA-204-1996-09-14-1 | タイ | 1996年09月14日 | 1990年代 | 憲法211条改正案,両院合同委員会第3読会通過。 |
DIA-204-1996-09-17-1 | タイ | 1996年09月17日 | 1990年代 | 軍の人事異動が発表される。国軍最高司令官にモンコン・アムポンピジット国軍参謀長,陸軍司令官にチェーター・タナチャロー陸軍副司令官など。 |
DIA-204-1996-09-17-2 | タイ | 1996年09月17日 | 1990年代 | タイ商業会議所,バンハーン首相は国会を解散すべき旨の声明を発表。 |
DIA-204-1996-09-17-3 | タイ | 1996年09月17日 | 1990年代 | 内務次官にチューウォン・チャイヤブット地方行政局長(10月1日付)。 |
DIA-204-1996-09-18-1 | タイ | 1996年09月18日 | 1990年代 | 国会でバンハーン首相に対する不信任案審議。野党は首相がタイ国籍を持っていないと指摘。 |
DIA-204-1996-09-21-1 | タイ | 1996年09月21日 | 1990年代 | 新希望党,社会行動党,大衆党が与党への信任投票と引き換えに首相退陣を要求したため,バンハーン首相は一週間以内に辞任する旨発表。チャワリット副首相は信任投票の前に辞任するよう勧告する書簡を送った。 |
DIA-204-1996-09-24-1 | タイ | 1996年09月24日 | 1990年代 | 閣議,首都圏高速鉄道公社のバンコク地下鉄プロジェクトにつき,BCKTグループの落札を承認。 |
DIA-204-1996-09-27-1 | タイ | 1996年09月27日 | 1990年代 | バンハーン首相,国会を解散。 |
DIA-204-1996-10-01-1 | タイ | 1996年10月01日 | 1990年代 | タイ国民党のサノ幹事長率いるワン・ナムイェン派約20人とナムタイ党の16人が,新希望党に合流する旨決定。 |
DIA-204-1996-10-02-1 | タイ | 1996年10月02日 | 1990年代 | ナムタイ党が解散,アムヌアイ党首はタイ政治の金権体質を理由に政界を引退する旨発表。 |
DIA-204-1996-10-03-1 | タイ | 1996年10月03日 | 1990年代 | 民主党,国家発展党,法力党は選挙後協力体制をとり連立を組む意向発表。 |
DIA-204-1996-10-04-1 | タイ | 1996年10月04日 | 1990年代 | テープ副外相,ミャンマー政府による民主化勢力の逮捕に関わらず,対ミャンマー政策は不変と発言。 |
DIA-204-1996-10-04-2 | タイ | 1996年10月04日 | 1990年代 | プラマーン・チャンスー元最高裁長官,新希望党の特別顧問になる旨発表。 |
DIA-204-1996-10-09-1 | タイ | 1996年10月09日 | 1990年代 | 政府は97年度予算案9840億バーツを2.4%削減し,9590億バーツとする旨決定。 |
DIA-204-1996-10-14-1 | タイ | 1996年10月14日 | 1990年代 | バディー蔵相が辞任。 |
DIA-204-1996-10-24-1 | タイ | 1996年10月24日 | 1990年代 | カセームサモーソーン外相,ミャンマーのASEAN入りにはまだ2~3年かかろうと発言。 |
DIA-204-1996-10-24-2 | タイ | 1996年10月24日 | 1990年代 | チュラロンコン大学経済学部の政治経済学センター,麻薬等の地下経済の規模はGNPの15~18%と発表。 |
DIA-204-1996-10-28-1 | タイ | 1996年10月28日 | 1990年代 | イギリスのエリザベス女王がタイを公式訪問。 |
DIA-204-1996-11-02-1 | タイ | 1996年11月02日 | 1990年代 | タイの人口が6000万人を突破。 |
DIA-204-1996-11-06-1 | タイ | 1996年11月06日 | 1990年代 | チェーター陸軍司令官がミャンマー訪問。タン・シュエ議長と会談。 |
DIA-204-1996-11-07-1 | タイ | 1996年11月07日 | 1990年代 | プミポン国王の即位50周年を祝う船行事がチャオプラヤー川で行なわれる。 |
DIA-204-1996-11-07-2 | タイ | 1996年11月07日 | 1990年代 | 大蔵省,第一勧業銀行・住友銀行・日本興行銀行を含む外国銀行7行の支店開設を許可。 |
DIA-204-1996-11-08-1 | タイ | 1996年11月08日 | 1990年代 | チェーター陸軍司令官ベトナム訪問。ドアン・クエ国防相と会見,タイ,ベトナム共同演習を行なう旨で合意。 |
DIA-204-1996-11-17-1 | タイ | 1996年11月17日 | 1990年代 | 総選挙実施,新希望党が第1党に。 |
DIA-204-1996-11-18-1 | タイ | 1996年11月18日 | 1990年代 | タクシン元副首相が法力党党首を辞任。党首代行にチャイワット元工業相。 |
DIA-204-1996-11-21-1 | タイ | 1996年11月21日 | 1990年代 | タイ党のスチャート・タンチャルーン議員がタイ人民党に移籍。 |
DIA-204-1996-11-25-1 | タイ | 1996年11月25日 | 1990年代 | クリントン米大統領が来訪(~26日)。 |
DIA-204-1996-11-29-1 | タイ | 1996年11月29日 | 1990年代 | チャワリット内閣が成立。 |
DIA-204-1996-11-29-2 | タイ | 1996年11月29日 | 1990年代 | 自由正義党新党首にピニット・チャルソムバット幹事長が選ばれる。 |
DIA-204-1996-11-29-3 | タイ | 1996年11月29日 | 1990年代 | 内閣官房,麻薬国際取引疑惑のワッタナー・タイ国民党副党首とナロン同党顧問について,その確証はないと発表。 |
DIA-204-1996-12-01-1 | タイ | 1996年12月01日 | 1990年代 | スメート国家経済社会開発庁長官が辞任。後任にウィラット・ワッタナシリタム副長官。 |
DIA-204-1996-12-09-1 | タイ | 1996年12月09日 | 1990年代 | 各県で憲法起草委員会委員選挙の立候補受け付け(~13日)。 |
DIA-204-1996-12-11-1 | タイ | 1996年12月11日 | 1990年代 | チャワリット首相,国会で所信表明演説。 |
DIA-204-1996-12-13-1 | タイ | 1996年12月13日 | 1990年代 | ポット・ブンヤチンダー警察長官が更迭される。後任にはプラチャー・プロムノーク同次官。 |
DIA-204-1996-12-15-1 | タイ | 1996年12月15日 | 1990年代 | 憲法起草委員選挙立候補者が互選で各県代表(10人以下)を選出。 |
DIA-204-1996-12-17-1 | タイ | 1996年12月17日 | 1990年代 | 三洋電機の現地法人「サンヨー・ユニバーサル・エレクトリック」で,ボーナス交渉のもつれから従業員が建物に放火。 |
DIA-204-1996-12-21-1 | タイ | 1996年12月21日 | 1990年代 | 新売春防止法,施行。 |
DIA-204-1996-12-23-1 | タイ | 1996年12月23日 | 1990年代 | スカウィット教育相,貧困家庭の子弟向けの教育援助プログラム発表。 |
DIA-204-1996-12-24-1 | タイ | 1996年12月24日 | 1990年代 | 行政裁判所法案が閣議に提出される。 |
DIA-204-1996-12-26-1 | タイ | 1996年12月26日 | 1990年代 | 両院総会が憲法起草委員(県別代表76人,学識経験者23人)を選出。 |
DIA-204-1996-12-28-1 | タイ | 1996年12月28日 | 1990年代 | チェーター陸軍司令官,首相が民選議員であるべき旨を新憲法に明記する必要はないと発言。 |
DIA-204-1996-12-29-1 | タイ | 1996年12月29日 | 1990年代 | チャワリット首相,電力公社・電話公社・通信公社の民営化が好ましい旨発言。 |
DIA-204-1997-01-02-1 | タイ | 1997年01月02日 | 1990年代 | チャワリット首相,インドネシアを公式訪問,ASEAN自由貿易地域(AFTA),メコン開発問題などを協議。 |
DIA-204-1997-01-07-1 | タイ | 1997年01月07日 | 1990年代 | ウタイ・ピムチャイチョン元下院議長・商相が憲法起草委員会(CDA)委員長に選出される。 |
DIA-204-1997-01-19-1 | タイ | 1997年01月19日 | 1990年代 | チャワリット首相,バンコク第2国際空港の建設予定地をノングーハウからバンプーに変更する旨発言。 |
DIA-204-1997-01-29-1 | タイ | 1997年01月29日 | 1990年代 | チャワリット首相,フィリピンを公式訪問。ASEAN10に向けての対応など協議。 |
DIA-204-1997-01-29-2 | タイ | 1997年01月29日 | 1990年代 | ソムサク社会行動党副党首,スワット国家発展党幹事長が父親の経営するプラユーンウィサワ社がノングーハウでのバンコク第2国際空港建設のための入札に失敗したため,同地での建設に反対であった旨発言。 |
DIA-204-1997-01-31-1 | タイ | 1997年01月31日 | 1990年代 | 政府,第2国際空港の建設を延期,現在のドンムアン国際空港の拡張を優先する旨決定。 |
DIA-204-1997-02-04-1 | タイ | 1997年02月04日 | 1990年代 | 閣議,行政裁判所法案を承認。同裁判所を独立の機関とする旨決定。 |
DIA-204-1997-02-13-1 | タイ | 1997年02月13日 | 1990年代 | 国会でスカウィット教育相に対する不信任案審議,168対112で信任される。 |
DIA-204-1997-02-14-1 | タイ | 1997年02月14日 | 1990年代 | 新希望党執行部改選,ポーキン首相府相らが副党首に選出される。 |
DIA-204-1997-02-27-1 | タイ | 1997年02月27日 | 1990年代 | チャワリット首相,マレーシアを公式訪問。 |
DIA-204-1997-03-03-1 | タイ | 1997年03月03日 | 1990年代 | 政府は10のノンバンクに対し,増資を求める通達を出す。 |
DIA-204-1997-03-11-1 | タイ | 1997年03月11日 | 1990年代 | 閣議,住宅債権管理機構の新規設立を承認。 |
DIA-204-1997-03-19-1 | タイ | 1997年03月19日 | 1990年代 | バンコク商業銀行不正融資事件に関連し,サウジアラビアの武器商人カショギ氏のものとみられる1億4100万バーツの資産が凍結される。 |
DIA-204-1997-03-25-1 | タイ | 1997年03月25日 | 1990年代 | 閣議,12の生命保険会社と16の損害保険会社の新規設立を認可。 |
DIA-204-1997-03-30-1 | タイ | 1997年03月30日 | 1990年代 | チャワリット首相,ベトナム訪問。 |
DIA-204-1997-04-01-1 | タイ | 1997年04月01日 | 1990年代 | 閣議,ナコンシータマラート県カノム郡とパンガー県タイムアン郡に深水港を建設し,この二つを道路で結ぶ旨決定。 |
DIA-204-1997-04-02-1 | タイ | 1997年04月02日 | 1990年代 | チャワリット首相,中国訪問。李鵬首相と会談し五つの議定書に調印。 |
DIA-204-1997-04-05-1 | タイ | 1997年04月05日 | 1990年代 | スワンドゥシット師範学校の世論調査(対象5479人)で,71%が首相公選制導入を支持していることが判明。 |
DIA-204-1997-04-07-1 | タイ | 1997年04月07日 | 1990年代 | チャワリット首相,首相公選制導入を基本的に支持する旨発言。 |
DIA-204-1997-04-17-1 | タイ | 1997年04月17日 | 1990年代 | 閣議,98年度予算案1兆80億8000万バーツ,公務員の給与5%引上げを承認。 |
DIA-204-1997-04-27-1 | タイ | 1997年04月27日 | 1990年代 | 憲法起草小委員会(座長:アーナン元首相),草案作成終了,憲法起草委員会(座長:ウタイ元下院議長)に送付。 |
DIA-204-1997-04-27-2 | タイ | 1997年04月27日 | 1990年代 | 法力党党首にチャイワット党首代行選出。 |
DIA-204-1997-05-11-1 | タイ | 1997年05月11日 | 1990年代 | 全国3637のタムボン(行政区)でタムボン評議会議員選挙実施。 |
DIA-204-1997-05-14-1 | タイ | 1997年05月14日 | 1990年代 | タイ中央銀行,シンガポール外為市場でバーツ投機売り歯止めのため,他のアジアの中央銀行3行とともに協調介入。 |
DIA-204-1997-05-15-1 | タイ | 1997年05月15日 | 1990年代 | チャワリット首相,ミャンマーを公式訪問。 |
DIA-204-1997-05-21-1 | タイ | 1997年05月21日 | 1990年代 | 閣議,98年度予算案(4月17日参照)を9820億バーツに削減する旨承認。 |
DIA-204-1997-05-21-2 | タイ | 1997年05月21日 | 1990年代 | 中央銀行,懸案の公定歩合1%引下げ(10.5%から9.5%へ)を延期。 |
DIA-204-1997-05-23-1 | タイ | 1997年05月23日 | 1990年代 | タイタヌ銀行とファイナンス・ワンの合併計画が解消される。 |
DIA-204-1997-05-26-1 | タイ | 1997年05月26日 | 1990年代 | 中央銀行,96年の経済成長率を6.7%から6.4%に下方修正。 |
DIA-204-1997-06-02-1 | タイ | 1997年06月02日 | 1990年代 | 国家発展党の経済顧問チーム,独自の輸出振興案を発表。 |
DIA-204-1997-06-02-2 | タイ | 1997年06月02日 | 1990年代 | チュチープ農相,ミャンマーからのガスパイプラインについて,森林保護の観点から現在のルートに反対と表明。 |
DIA-204-1997-06-06-1 | タイ | 1997年06月06日 | 1990年代 | サマック・タイ人民党党首,新憲法草案投票に参加しない旨発言。 |
DIA-204-1997-06-09-1 | タイ | 1997年06月09日 | 1990年代 | チャーチャーイ国家発展党党首,アムヌアイ副首相に代わり首相経済顧問チームの委員長に就任。 |
DIA-204-1997-06-10-1 | タイ | 1997年06月10日 | 1990年代 | 閣議,電子産業に対する低利融資プログラムの導入を了承。アムヌアイ蔵相はこれに反対の意向を示していた。 |
DIA-204-1997-06-16-1 | タイ | 1997年06月16日 | 1990年代 | ゴー・チョクトン・シンガポール首相,来訪。経済協力などに関する覚書に調印。 |
DIA-204-1997-06-17-1 | タイ | 1997年06月17日 | 1990年代 | オートバイなど3品目の物品税(10%)に関し,継続を主張するアムヌアイ蔵相と廃止を主張するゴーン工業相が対立。結局オートバイについて3%に引き下げる旨決定される。 |
DIA-204-1997-06-18-1 | タイ | 1997年06月18日 | 1990年代 | アムヌアイ副首相兼蔵相,辞任の意向を発表。 |
DIA-204-1997-06-19-1 | タイ | 1997年06月19日 | 1990年代 | 辞任したアムヌアイ蔵相に代わってタノン・ピタヤ元タイ軍人銀行頭取が新蔵相に就任。 |
DIA-204-1997-06-21-1 | タイ | 1997年06月21日 | 1990年代 | チャワリット首相,カンボジア訪問。 |
DIA-204-1997-06-27-1 | タイ | 1997年06月27日 | 1990年代 | 98年度予算(9820億バーツ)下院通過。 |
DIA-204-1997-06-27-2 | タイ | 1997年06月27日 | 1990年代 | 大蔵省,経営悪化の16の金融会社に対し,30日間の営業停止と合併などの再建策をとるよう指示。 |
DIA-204-1997-06-30-1 | タイ | 1997年06月30日 | 1990年代 | タイ・マイクロ・システム・テクノロジー社で,会社破産による解雇処分に反対して300人の労働者が工場を封鎖し,役員を人質にとる。 |
DIA-204-1997-07-02-1 | タイ | 1997年07月02日 | 1990年代 | 中央銀行,管理フロート制への移行および公定歩合を10.5%から12.5%に引き上げる旨発表。 |
DIA-204-1997-07-11-1 | タイ | 1997年07月11日 | 1990年代 | パタヤのホテルで火災,81人死亡。 |
DIA-204-1997-07-11-2 | タイ | 1997年07月11日 | 1990年代 | 営業停止処分となった16の金融会社,中央銀行に対し再建策を提出。 |
DIA-204-1997-07-14-1 | タイ | 1997年07月14日 | 1990年代 | 国家経済社会開発庁,97年の成長率予測を4.6%に下方修正。 |
DIA-204-1997-07-16-1 | タイ | 1997年07月16日 | 1990年代 | 県行政体法,下院第3読会通過。 |
DIA-204-1997-07-17-1 | タイ | 1997年07月17日 | 1990年代 | アーナン元首相,マグサイサイ賞の受賞が決定。 |
DIA-204-1997-07-17-2 | タイ | 1997年07月17日 | 1990年代 | ディレーク副運輸通信相(国家電気通信マスタープラン作成委員会委員長),電気通信事業の自由化を最低1年間延期する旨発表。 |
DIA-204-1997-07-18-1 | タイ | 1997年07月18日 | 1990年代 | タノン蔵相が日本訪問,通貨危機問題で三塚蔵相と会談。 |
DIA-204-1997-07-22-1 | タイ | 1997年07月22日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,閣僚の下院議員兼務を禁止する条項を承認。 |
DIA-204-1997-07-25-1 | タイ | 1997年07月25日 | 1990年代 | サワット・ホールンルアンNTSスチール会長ら,プレーム元首相邸を訪問,経済低迷について協力を要請。 |
DIA-204-1997-08-05-1 | タイ | 1997年08月05日 | 1990年代 | 中央銀行,42のノンバンクの営業停止を通達。 |
DIA-204-1997-08-11-1 | タイ | 1997年08月11日 | 1990年代 | IMFおよび日本等,160億ドルのタイ向け融資に合意。 |
DIA-204-1997-08-11-2 | タイ | 1997年08月11日 | 1990年代 | 閣議,出国税,自動車登録料,免許取得手数料などの引上げやクレジット・カード使用制限などの措置を承認。 |
DIA-204-1997-08-11-3 | タイ | 1997年08月11日 | 1990年代 | ウィーラポン元蔵相,バーツ買い支えのために中央銀行が5000億~6000億バーツを投入した点を批判。中央銀行の大幅な機構改革をすべき旨発言。 |
DIA-204-1997-08-12-1 | タイ | 1997年08月12日 | 1990年代 | 法力党の97人のバンコク区議会議員が新たにバランタイ党を結成する旨発表。 |
DIA-204-1997-08-15-1 | タイ | 1997年08月15日 | 1990年代 | 内閣改造実施,財政金融担当副首相にウィーラポン元蔵相,経済担当副首相にタクシン元外相を起用。 |
DIA-204-1997-08-15-2 | タイ | 1997年08月15日 | 1990年代 | 憲法起草委員会,憲法草案を国会に提出。 |
DIA-204-1997-08-21-1 | タイ | 1997年08月21日 | 1990年代 | チャイワット中銀総裁,バーツ防衛のためのドル売り介入の結果,今後1年間のドル売り先物契約が234億ドルになる旨発表。事実上の外貨準備は300億ドル(7月末)ではなく,66億ドルにすぎないことが判明。 |
DIA-204-1997-08-22-1 | タイ | 1997年08月22日 | 1990年代 | 中銀,商銀上位5行に対しドルの売買を一時停止するよう通達。 |
DIA-204-1997-08-23-1 | タイ | 1997年08月23日 | 1990年代 | ミーチャイ上院議長とチェーター陸軍司令官が新憲法草案を支持する旨発言。 |
DIA-204-1997-08-28-1 | タイ | 1997年08月28日 | 1990年代 | 国会で経済問題に関する集中審議。 |
DIA-204-1997-09-04-1 | タイ | 1997年09月04日 | 1990年代 | 国会で新憲法草案に関する討議開始。 |
DIA-204-1997-09-05-1 | タイ | 1997年09月05日 | 1990年代 | チャワリット首相,新憲法草案を基本的に支持する旨発言。 |
DIA-204-1997-09-05-2 | タイ | 1997年09月05日 | 1990年代 | タイ商業会議所,新憲法草案を支持する旨表明。 |
DIA-204-1997-09-10-1 | タイ | 1997年09月10日 | 1990年代 | タイ商業会議所,チャワリット首相は辞任すべきとの態度を示す。 |
DIA-204-1997-09-11-1 | タイ | 1997年09月11日 | 1990年代 | IMFコンディショナリティー実施のため設置された経済再建管理委員会(ko.pho.fo.委員長:ウィーラポン副首相)第1回会合,金融小委員会,財政小委員会,マクロ経済小委員会,民営化小委員会を設置。 |
DIA-204-1997-09-13-1 | タイ | 1997年09月13日 | 1990年代 | プミポン国王,経済問題でチャーチャーイ首相顧問と協議。 |
DIA-204-1997-09-18-1 | タイ | 1997年09月18日 | 1990年代 | バンコクでアジア欧州会議(ASEM)の蔵相会合実施,金融機関の健全性確保のための枠組み作りなど金融不安防止策の構築などを協議。 |
DIA-204-1997-09-18-2 | タイ | 1997年09月18日 | 1990年代 | 賃金委員会,98年1月に最低賃金を改訂,バンコクおよびその周辺で現行の157バーツから162バーツに引き上げる旨決定。 |
DIA-204-1997-09-19-1 | タイ | 1997年09月19日 | 1990年代 | 98年度予算案(9230億バーツ),下院第3読会通過。 |
DIA-204-1997-09-26-1 | タイ | 1997年09月26日 | 1990年代 | 下院でチャワリット首相に対する不信任案審議。採決の結果信任される。 |
DIA-204-1997-09-27-1 | タイ | 1997年09月27日 | 1990年代 | 両院合同議会で新憲法草案可決。 |
DIA-204-1997-09-30-1 | タイ | 1997年09月30日 | 1990年代 | 閣議,ホープウェル社との高架鉄道建設・運営契約(総延長60キロ,総投資額800億バーツ)を破棄する旨決定。 |
DIA-204-1997-09-30-2 | タイ | 1997年09月30日 | 1990年代 | 政府,日本との間で第22次円借款契約に調印。 |
DIA-204-1997-10-08-1 | タイ | 1997年10月08日 | 1990年代 | チャワリット首相,日本訪問。橋本総理ほか財界の要人と会談,経済再建策などを話し合う。 |
DIA-204-1997-10-09-1 | タイ | 1997年10月09日 | 1990年代 | 日本政府,日本企業のタイ企業に対する融資に貿易保険を適用することを柱とした援助計画を発表,今後2年間で引受額枠は10億ドル。また同時に民間活力を利用したインフラ事業向け貿易保険70億ドル分も引き受ける。 |
DIA-204-1997-10-11-1 | タイ | 1997年10月11日 | 1990年代 | プミポン国王,新憲法に署名。12日発効。 |
DIA-204-1997-10-11-2 | タイ | 1997年10月11日 | 1990年代 | 営業停止のノンバンク58社を監督する合同監視委員会のアマレー・シーラオーン委員長が,政治的干渉を理由に辞任。 |
DIA-204-1997-10-13-1 | タイ | 1997年10月13日 | 1990年代 | チャワリット首相,ゴーン副首相(国家発展党副党首)に経済全般を担当させるとともに,経済閣僚会議を主宰させる旨決定。 |
DIA-204-1997-10-14-1 | タイ | 1997年10月14日 | 1990年代 | 金融システム再建に関する計画が発表され,金融機関の合併や増資を担当する「金融再建庁」(FRA)を設立し5億バーツを投入すること,金融機関の不良債権を買い取る「資産管理会社」(AMC)を設立し10億バーツを投入すること,営業停止中のノンバンク58社への外資出資規制(現行25%以下)を10年間撤廃することなどを決定。 |
DIA-204-1997-10-14-2 | タイ | 1997年10月14日 | 1990年代 | 閣議,国会で承認済みの98年度予算9230億バーツをさらに1000億バーツ削減する旨決定。 |
DIA-204-1997-10-18-1 | タイ | 1997年10月18日 | 1990年代 | 政府,14日の包括プログラムに盛り込まれていた軽油・ガソリンの物品税引き上げを撤回。 |
DIA-204-1997-10-18-2 | タイ | 1997年10月18日 | 1990年代 | 閣議,金融再建庁設立に関する勅令など五つの勅令案と歳入法改正案承認。 |
DIA-204-1997-10-19-1 | タイ | 1997年10月19日 | 1990年代 | タノン蔵相,前日の政府の物品税引き上げ撤回に反発して辞任。 |
DIA-204-1997-10-19-2 | タイ | 1997年10月19日 | 1990年代 | 与党5党の閣僚,内閣改造に道を開くため,全員がいったん辞任する旨で合意。 |
DIA-204-1997-10-20-1 | タイ | 1997年10月20日 | 1990年代 | バンコクのシーロム通りでチャワリット首相退陣を求めるデモ実施。 |
DIA-204-1997-10-21-1 | タイ | 1997年10月21日 | 1990年代 | チャワリット首相,反政府デモの激化により非常事態宣言の発令を検討したが,軍に反対され計画を撤回。 |
DIA-204-1997-10-24-1 | タイ | 1997年10月24日 | 1990年代 | 内閣改造実施。第4次チャワリット内閣成立。蔵相にコーシット・パンピアムラット・バンコク銀行常務,商相にソム・チャトゥシーピタック・サイアム・シティー銀行頭取など民間人を多数起用。 |
DIA-204-1997-10-25-1 | タイ | 1997年10月25日 | 1990年代 | プミポン国王,新閣僚の認証式で,国家の安定のため関連各法を成立させたうえですみやかに総選挙を実施すべき旨発言。 |
DIA-204-1997-10-28-1 | タイ | 1997年10月28日 | 1990年代 | 閣議は金融再建庁に5億バーツの公的資金を投入する旨決定。 |
DIA-204-1997-11-04-1 | タイ | 1997年11月04日 | 1990年代 | 閣議,98年度予算をさらに180億バーツ削減し8050億バーツとすること,各種自動車の物品税を一律5%引き上げること等を決定。 |
DIA-204-1997-11-04-2 | タイ | 1997年11月04日 | 1990年代 | 閣議,通信事業自由化マスタープラン承認。大蔵省と運輸通信省がタイ電話公社(TOT)の持ち株会社を設立,またタイ通信公社(CAT)は郵便・電信部門と国際電話部門を分離し各々持ち株会社を設立し,WTOが定める2006年までに自由化を完了する見込み。 |
DIA-204-1997-11-05-1 | タイ | 1997年11月05日 | 1990年代 | 国会,金融再建庁(FRA)や資産管理会社(AMC)の設立になどに関する6勅令を承認。 |
DIA-204-1997-11-06-1 | タイ | 1997年11月06日 | 1990年代 | チャワリット首相,経済破綻の責任をとり辞任。 |
DIA-204-1997-11-14-1 | タイ | 1997年11月14日 | 1990年代 | チュワン内閣成立。 |
DIA-204-1997-11-18-1 | タイ | 1997年11月18日 | 1990年代 | 同日付けNation紙は,アメリカのシティ・バンクがファースト・バンコク・シティ銀行(FBCB)の株式の50%を買い入れることを確認した旨報道。 |
DIA-204-1997-11-20-1 | タイ | 1997年11月20日 | 1990年代 | タイ人民党執行委員会,チュワン政権に参加しない旨無投票で決定。 |
DIA-204-1997-11-20-2 | タイ | 1997年11月20日 | 1990年代 | グルンタイ銀行,200億バーツの増資計画を発表。 |
DIA-204-1997-11-23-1 | タイ | 1997年11月23日 | 1990年代 | 中央銀行,証券投資法により,乱脈経営が発覚したマハートゥン・ファイナンス社の経営陣の交代を命令。 |
DIA-204-1997-11-24-1 | タイ | 1997年11月24日 | 1990年代 | 中央銀行,ケーシット・ファイナンス社の閉鎖を命令。 |
DIA-204-1997-11-25-1 | タイ | 1997年11月25日 | 1990年代 | 政府は今後13カ月間の金融再建スケジュールを発表。 |
DIA-204-1997-11-25-2 | タイ | 1997年11月25日 | 1990年代 | 閣議,98年度予算をさらに50億バーツ削減し,8000億バーツとする旨決定。 |
DIA-204-1997-12-02-1 | タイ | 1997年12月02日 | 1990年代 | 資産管理会社(AMC)の新会長にプリディヤトーン・テーワクン輸出入銀行総裁が決定。 |
DIA-204-1997-12-08-1 | タイ | 1997年12月08日 | 1990年代 | 大蔵省,営業停止中の58のノンバンクのうち56社を閉鎖する旨発表。 |
DIA-204-1997-12-15-1 | タイ | 1997年12月15日 | 1990年代 | チュワン首相,ASEAN首脳会議(於クアラルンプール)に出席。“open society”をビジョン2020に盛り込むことを提案。 |
DIA-204-1997-12-16-1 | タイ | 1997年12月16日 | 1990年代 | 内閣,今後1年間閣僚の報酬を20%削減する旨決定。 |
DIA-204-1997-12-17-1 | タイ | 1997年12月17日 | 1990年代 | 下院,破産法修正案を承認。 |
DIA-204-1997-12-20-1 | タイ | 1997年12月20日 | 1990年代 | ターリン蔵相,日本の輸出入銀行から6億ドルの追加融資を受けることが決定した旨発言。 |
DIA-204-1997-12-23-1 | タイ | 1997年12月23日 | 1990年代 | 閣議,金融再建庁の新総裁にアマレー元商相を任命。 |
DIA-204-1997-12-26-1 | タイ | 1997年12月26日 | 1990年代 | 国家経済社会開発庁は98年の国営企業の投資予算を4000億バーツから1400億バーツに削減する旨発表。 |
DIA-204-1997-12-26-2 | タイ | 1997年12月26日 | 1990年代 | 日本の三和銀行,サイアム商業銀行の増資に伴い株式12%を取得する旨発表。 |
DIA-204-1997-12-27-1 | タイ | 1997年12月27日 | 1990年代 | チュワン首相,アーナン元首相を首相経済顧問とする旨決定。 |
DIA-204-1997-12-31-1 | タイ | 1997年12月31日 | 1990年代 | バンコク・メトロポリタン銀行,経営陣刷新のため中央銀行に援助を要請。新頭取にソムチャーイ前アユタヤー銀行頭取が就任。 |
DIA-204-1998-01-11-1 | タイ | 1998年01月11日 | 1990年代 | バンコク区議会選挙でパランタイ・グループが14区計100議席中36議席を獲得。 |
DIA-204-1998-01-14-1 | タイ | 1998年01月14日 | 1990年代 | サマーズ米財務副長官来訪,通貨危機問題でチュワン首相と会談。 |
DIA-204-1998-01-18-1 | タイ | 1998年01月18日 | 1990年代 | キッシンジャー米元国務長官来訪。 |
DIA-204-1998-01-20-1 | タイ | 1998年01月20日 | 1990年代 | リー・クアンユー元シンガポール首相来訪。 |
DIA-204-1998-01-21-1 | タイ | 1998年01月21日 | 1990年代 | 下院,政党法案を可決。 |
DIA-204-1998-01-23-1 | タイ | 1998年01月23日 | 1990年代 | 中央銀行,バンコク・メトロポリタン銀行の株価が1サタンにまで下落したのを受け,その経営を引き継ぐ。 |
DIA-204-1998-01-26-1 | タイ | 1998年01月26日 | 1990年代 | 商業省,砂糖価格を1kg当り0.5バーツ引き上げる旨認可。 |
DIA-204-1998-01-27-1 | タイ | 1998年01月27日 | 1990年代 | 閣議,バンコク商業銀行から賄賂を受け取ったとされるニパット会計局長を異動させる旨決定。 |
DIA-204-1998-01-28-1 | タイ | 1998年01月28日 | 1990年代 | 下院,選挙管理委員会法案を可決。 |
DIA-204-1998-01-30-1 | タイ | 1998年01月30日 | 1990年代 | 下院,選挙法案を可決。 |
DIA-204-1998-01-30-2 | タイ | 1998年01月30日 | 1990年代 | 中央銀行,97年5月より地場商業銀行に課せられていた非居住者向けバーツ売却禁止の措置を撤廃。 |
DIA-204-1998-02-03-1 | タイ | 1998年02月03日 | 1990年代 | ポーティポン副商相,財界代表者とともに来日,通貨危機問題で通産省,輸銀,経団連等の代表者と協議。 |
DIA-204-1998-02-05-1 | タイ | 1998年02月05日 | 1990年代 | マハティール・マレーシア首相来訪。チュワン首相との会談でアジア機軸通貨の採用を提唱。 |
DIA-204-1998-02-06-1 | タイ | 1998年02月06日 | 1990年代 | 中央銀行,サイアム・シティー銀行,ファースト・バンコク・シティー銀行,バンコク商業銀行を国有化。 |
DIA-204-1998-02-06-2 | タイ | 1998年02月06日 | 1990年代 | スリン外相,アジア機軸通貨を採用すべきとのマレーシア提案に条件付きで賛成。 |
DIA-204-1998-02-16-1 | タイ | 1998年02月16日 | 1990年代 | ケーブル・テレビのIBC社とUTV社が合併。 |
DIA-204-1998-02-18-1 | タイ | 1998年02月18日 | 1990年代 | IMFの税制調査ミッション来訪(~3月5日)。 |
DIA-204-1998-02-24-1 | タイ | 1998年02月24日 | 1990年代 | 閣議,IMFに対する第3次趣意書を承認。公共部門の赤字をGDPの2%まで認めること,国営企業株式会社化法の導入,電信電話法・電話公社法・通信公社法の改正案を承認。 |
DIA-204-1998-02-26-1 | タイ | 1998年02月26日 | 1990年代 | タイ国際航空役員会,同社の株式公開計画を承認。 |
DIA-204-1998-03-02-1 | タイ | 1998年03月02日 | 1990年代 | チュワン首相,インドネシア訪問。通貨危機問題でスハルト大統領と会談。 |
DIA-204-1998-03-03-1 | タイ | 1998年03月03日 | 1990年代 | タンヤー中銀総裁補,チャワリット政権は通貨危機の際,金融機関を潰さないとの閣議決定を行った旨発言。 |
DIA-204-1998-03-03-2 | タイ | 1998年03月03日 | 1990年代 | 閣議,電気通信事業の自由化に関する運輸通信省提案を基本承認。 |
DIA-204-1998-03-04-1 | タイ | 1998年03月04日 | 1990年代 | 下院,上院が修正した破産法案を可決。 |
DIA-204-1998-03-06-1 | タイ | 1998年03月06日 | 1990年代 | タイ・ミャンマー間の天然ガス・パイプライン敷設計画に反対する,評論家のスラク・シワラクら40人が逮捕される。 |
DIA-204-1998-03-11-1 | タイ | 1998年03月11日 | 1990年代 | チュワン首相,アメリカを公式訪問(~13日)。 |
DIA-204-1998-03-15-1 | タイ | 1998年03月15日 | 1990年代 | チュワン首相,大将ポスト数を今後10年間で75%削減する旨発言。 |
DIA-204-1998-03-16-1 | タイ | 1998年03月16日 | 1990年代 | 閉鎖された56のノンバンクの優良資産を引き継いだラッタナシン銀行(ウィチット・スラポンチャイ会長)が営業を開始。 |
DIA-204-1998-03-16-2 | タイ | 1998年03月16日 | 1990年代 | トンブリ・テキスタイル社が工場閉鎖,341人が解顧される。 |
DIA-204-1998-03-18-1 | タイ | 1998年03月18日 | 1990年代 | 下院,チュワン内閣に対する不信任案の審議実施。208対177で信任される。 |
DIA-204-1998-03-18-2 | タイ | 1998年03月18日 | 1990年代 | オランダのABNアムロ銀行,アジア銀行の株式の75%を買収する旨発表。 |
DIA-204-1998-03-24-1 | タイ | 1998年03月24日 | 1990年代 | 閣議,デリバティブ法案を承認。 |
DIA-204-1998-03-30-1 | タイ | 1998年03月30日 | 1990年代 | 電話公社の新総裁にミーチャイ・ウィラワイタヤ元首相府相。 |
DIA-204-1998-03-30-2 | タイ | 1998年03月30日 | 1990年代 | 政府,電力公社の民営化に消極的であった8人の同公社役員を解任。 |
DIA-204-1998-03-31-1 | タイ | 1998年03月31日 | 1990年代 | 閣議,工業省提出の産業構造調整計画(13業種)を承認。 |
DIA-204-1998-04-07-1 | タイ | 1998年04月07日 | 1990年代 | 閣議99年度予算案8000億バーツ(対前年度比0%増)を承認。 |
DIA-204-1998-04-08-1 | タイ | 1998年04月08日 | 1990年代 | タイ銀行協会の新会長にタイ農民銀行会長のバントゥーン・ラムサムが就任。 |
DIA-204-1998-04-08-2 | タイ | 1998年04月08日 | 1990年代 | 軍の人事異動実施,ソムマイ・ウィチャウォン情報局長が第3軍管区司令官に。 |
DIA-204-1998-04-10-1 | タイ | 1998年04月10日 | 1990年代 | 破産法が発効。 |
DIA-204-1998-04-12-1 | タイ | 1998年04月12日 | 1990年代 | タクシン元副首相,政府の高金利政策を批判。 |
DIA-204-1998-04-17-1 | タイ | 1998年04月17日 | 1990年代 | ターニンCP社会長,政府の高金利政策を見直すべき旨主張。 |
DIA-204-1998-04-28-1 | タイ | 1998年04月28日 | 1990年代 | 閣議,大蔵省提出の98年度海外借入計画を承認。これによれば,前年度の40億バーツから72億バーツに引き上げられる。 |
DIA-204-1998-05-04-1 | タイ | 1998年05月04日 | 1990年代 | チャイワット中銀総裁,通貨危機を理由に引責辞任。 |
DIA-204-1998-05-04-2 | タイ | 1998年05月04日 | 1990年代 | IMFのカムドシュ専務理事,高金利政策の見直しに入ってもよい時期にきた旨発言。 |
DIA-204-1998-05-05-1 | タイ | 1998年05月05日 | 1990年代 | 閣議,中銀新総裁にチャトゥモンコン・ソーナクン元大蔵次官を任命。 |
DIA-204-1998-05-06-1 | タイ | 1998年05月06日 | 1990年代 | チャーチャーイ元首相,ロンドンの病院で死去。78歳。 |
DIA-204-1998-05-08-1 | タイ | 1998年05月08日 | 1990年代 | 工業省,ASEAN産業協力計画(AICO)下の6プロジェクトを承認。 |
DIA-204-1998-05-12-1 | タイ | 1998年05月12日 | 1990年代 | 閣議,社会投資基金向け融資受け入れ計画(7億ドル)を承認。 |
DIA-204-1998-05-14-1 | タイ | 1998年05月14日 | 1990年代 | 国営企業政策委員会(委員長:スパチャイ副首相),国営企業株式会社化法案承認。 |
DIA-204-1998-05-15-1 | タイ | 1998年05月15日 | 1990年代 | 閣議,国営企業株式会社化法案を承認。 |
DIA-204-1998-05-17-1 | タイ | 1998年05月17日 | 1990年代 | アーティット第1副党首が国家発展党の暫定党首に選出される。 |
DIA-204-1998-05-18-1 | タイ | 1998年05月18日 | 1990年代 | 中央銀行,ナーワー・ファイナンスなど七つの金融会社を国の管理下に置く。 |
DIA-204-1998-05-19-1 | タイ | 1998年05月19日 | 1990年代 | 閣議,電力公社の新役員会委員を任命。 |
DIA-204-1998-05-22-1 | タイ | 1998年05月22日 | 1990年代 | IMF,99年度予算を8000億バーツから8250億バーツに引き上げる旨で合意。 |
DIA-204-1998-05-25-1 | タイ | 1998年05月25日 | 1990年代 | 下院,50億ドルの外債発行に関する勅令など金融4法案を承認。 |
DIA-204-1998-05-26-1 | タイ | 1998年05月26日 | 1990年代 | 閣議,1999年度予算を8250億バーツとする旨決定。 |
DIA-204-1998-05-26-2 | タイ | 1998年05月26日 | 1990年代 | 閣議,IMFに対する第4次趣意書を基本的に了承。 |
DIA-204-1998-05-28-1 | タイ | 1998年05月28日 | 1990年代 | 国会,閉鎖されたノンバンクの資産売却に関する勅令を承認。 |
DIA-204-1998-05-29-1 | タイ | 1998年05月29日 | 1990年代 | 上院,政党法案,選挙法案,選挙管理委員会法案を可決承認。 |
DIA-204-1998-06-05-1 | タイ | 1998年06月05日 | 1990年代 | ブッシュ元米大統領来訪,チュワン首相と会談。 |
DIA-204-1998-06-05-2 | タイ | 1998年06月05日 | 1990年代 | アメリカのメリルリンチ社,パタラ・タナキット社の株式51%を取得する旨で合意。 |
DIA-204-1998-06-09-1 | タイ | 1998年06月09日 | 1990年代 | 閣議,ノンバンク救済で運営困難に陥っている金融機関発展基金(FIDF)再建を目的とした大蔵省案(国債発行等)を承認。 |
DIA-204-1998-06-09-2 | タイ | 1998年06月09日 | 1990年代 | 閣議,タイ国際航空の株式3億8000万株を売却する大蔵省案を承認。これにより大蔵省の持ち株比率は67.99%となる見込み。 |
DIA-204-1998-06-10-1 | タイ | 1998年06月10日 | 1990年代 | 政府,金融機関発展基金向け政府債券(第1回)500億バーツ発行。 |
DIA-204-1998-06-12-1 | タイ | 1998年06月12日 | 1990年代 | 財界3団体,失業手当の給付率の引き上げを認めた新労働保護法の見直し,金利引き下げ,マネーサプライの増加などを政府に要請。 |
DIA-204-1998-06-15-1 | タイ | 1998年06月15日 | 1990年代 | 政府,金融機関発展基金向け政府債券(第2回)1000億バーツ発行。 |
DIA-204-1998-06-20-1 | タイ | 1998年06月20日 | 1990年代 | 政府,三つの流動性対策発表。1998年度の国営企業の上納金徴収の繰り延べ,法人税徴収の一時繰り延べ国営企業の投資支出の引き上げなど。 |
DIA-204-1998-06-20-2 | タイ | 1998年06月20日 | 1990年代 | 官民合同諮問委員会(JPPCC),不良債権処理調整委員会の会長にチャトゥモンコン中銀総裁を任命。 |
DIA-204-1998-06-21-1 | タイ | 1998年06月21日 | 1990年代 | タイ労働会議(LCT)新議長にプラトゥアン・セーンサーンが選出される。 |
DIA-204-1998-06-22-1 | タイ | 1998年06月22日 | 1990年代 | 国家発展党の新党首にゴーン・タッパランシー副党首が選出される。 |
DIA-204-1998-06-22-2 | タイ | 1998年06月22日 | 1990年代 | チェーター陸軍司令官が中国を公式訪問。 |
DIA-204-1998-06-25-1 | タイ | 1998年06月25日 | 1990年代 | 政府,農民生活改善法案を議会に提出する旨約束。 |
DIA-204-1998-06-30-1 | タイ | 1998年06月30日 | 1990年代 | ルービン米財務長官がチュラロンコン大学で講演,金融政策の緩和はバーツの不安定化につながるとしてこれに反対を表明。一方,ウィーラポン元蔵相はIMFの緊縮政策を批判。 |
DIA-204-1998-06-30-2 | タイ | 1998年06月30日 | 1990年代 | チャトゥモンコン中銀総裁,高金利政策を維持する旨発言。 |
DIA-204-1998-07-06-1 | タイ | 1998年07月06日 | 1990年代 | 経済政策委員会,乗用車に対するローカルコンテント規制(現行54%)の廃止を当初の98年7月1日から2000年1月1日に延期する旨決定。 |
DIA-204-1998-07-07-1 | タイ | 1998年07月07日 | 1990年代 | 閣議,電機電子産業研究所と自動車産業研究所の創設を承認。 |
DIA-204-1998-07-07-2 | タイ | 1998年07月07日 | 1990年代 | 閣議,環境保護の観点から中部10県でのブラック・タイガーエビの養殖を禁止する旨決定。 |
DIA-204-1998-07-11-1 | タイ | 1998年07月11日 | 1990年代 | 法務省,4月に公布された新破産法を部分的に改正する方針を発表。 |
DIA-204-1998-07-14-1 | タイ | 1998年07月14日 | 1990年代 | タクシン元副首相,新党タイラックタイ党を旗揚げ。 |
DIA-204-1998-07-15-1 | タイ | 1998年07月15日 | 1990年代 | 外国人労働者特別委員会(委員長:ピチャイ副首相),向こう1年間精米,ゴム農園など5業種に限って外国人の就労を認めていく旨決定。 |
DIA-204-1998-07-16-1 | タイ | 1998年07月16日 | 1990年代 | 大量解雇に反対してタイ・メロン・テキスタイル社を従業員がロック・アウト。 |
DIA-204-1998-07-20-1 | タイ | 1998年07月20日 | 1990年代 | ソポン・バンチャーク石油会長がマグサイサイ賞受賞決定。 |
DIA-204-1998-07-28-1 | タイ | 1998年07月28日 | 1990年代 | 閣議,農業協同組合省提出の小規模農家発展基金法案を承認。 |
DIA-204-1998-08-03-1 | タイ | 1998年08月03日 | 1990年代 | 政府,軍の装備購入方式の変更を決定。従来3軍が個別に発注していたものを,国防省一括にするというもの。 |
DIA-204-1998-08-03-2 | タイ | 1998年08月03日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,99年度中における25項目の景気対策を承認。 |
DIA-204-1998-08-04-1 | タイ | 1998年08月04日 | 1990年代 | 閣議,社会保障基金における政府拠出の比率を引き下げる旨決定。 |
DIA-204-1998-08-11-1 | タイ | 1998年08月11日 | 1990年代 | シリキット王妃,誕生日前日の講話で経済再建におけるチュワン首相のリーダーシップを評価,国民に協力を求める。 |
DIA-204-1998-08-14-1 | タイ | 1998年08月14日 | 1990年代 | 大蔵領と中銀,金融機関再編策を発表(本文参照)。 |
DIA-204-1998-08-18-1 | タイ | 1998年08月18日 | 1990年代 | 閣議,72年外国企業規制法改正案を承認,これにより外国人持ち株規制が緩和される。 |
DIA-204-1998-08-19-1 | タイ | 1998年08月19日 | 1990年代 | 労働時間の短縮などを柱とした新労働保護法が発効。 |
DIA-204-1998-08-25-1 | タイ | 1998年08月25日 | 1990年代 | 閣議,IMFに対する第5次趣意書を承認。 |
DIA-204-1998-08-25-2 | タイ | 1998年08月25日 | 1990年代 | スパチャイ副首相が訪日(~27日)。 |
DIA-204-1998-08-31-1 | タイ | 1998年08月31日 | 1990年代 | 政府,金融機関発展基金向け政府債券(第3回)500億バーツ発行。 |
DIA-204-1998-09-01-1 | タイ | 1998年09月01日 | 1990年代 | 閣議,国営企業の民営化に関するマスタープランを承認。 |
DIA-204-1998-09-01-2 | タイ | 1998年09月01日 | 1990年代 | 閣議,地方分権法案を承認。 |
DIA-204-1998-09-04-1 | タイ | 1998年09月04日 | 1990年代 | プミポン国王,病気療養中のサンヤー・タンマサクに代えてプレーム元首相を枢密院議長に指名。 |
DIA-204-1998-09-08-1 | タイ | 1998年09月08日 | 1990年代 | 閣議,土地・家屋税法の改正を承認。新税を地方行政体の財源に。 |
DIA-204-1998-09-08-2 | タイ | 1998年09月08日 | 1990年代 | 閣議,中小企業開発委員会の設置を承認。 |
DIA-204-1998-09-11-1 | タイ | 1998年09月11日 | 1990年代 | 電力公社役員会,99年度より職員の給与を平均5%引き上げる旨承認。 |
DIA-204-1998-09-14-1 | タイ | 1998年09月14日 | 1990年代 | ラッキアット保健相,薬価の設定に関する不正疑惑を理由に辞任。 |
DIA-204-1998-09-15-1 | タイ | 1998年09月15日 | 1990年代 | 閣議,政府による酒造権の独占を廃止する旨決定。 |
DIA-204-1998-09-15-2 | タイ | 1998年09月15日 | 1990年代 | 閣議,外国人の土地・コンドミニアム所有規制の緩和に関する2法案を承認。これによれば,2500万バーツ以上を投資した外国人は,住居用に限り1600平方メートルの土地所有を認められる。 |
DIA-204-1998-09-18-1 | タイ | 1998年09月18日 | 1990年代 | 下院第3読会,99年度予算案(8250億バーツ)を承認。 |
DIA-204-1998-09-18-2 | タイ | 1998年09月18日 | 1990年代 | 国王,国軍人事異動名簿を承認,陸軍司令官にスラユット・チュラノン元第2軍管区司令官(10月1日実施)。 |
DIA-204-1998-09-22-1 | タイ | 1998年09月22日 | 1990年代 | スパチャイ副首相,付加価値税と原材料輸入税を引き下げるべき旨発言。しかし国家経済社会開発庁が提案した個人所得税の引き下げには反対。 |
DIA-204-1998-09-25-1 | タイ | 1998年09月25日 | 1990年代 | ターリン蔵相,第23次円借款(総額約677億円)の覚書に調印。 |
DIA-204-1998-09-29-1 | タイ | 1998年09月29日 | 1990年代 | 野党の国家発展党が新たに連立与党に参加することで合意。 |
DIA-204-1998-09-30-1 | タイ | 1998年09月30日 | 1990年代 | モントリー社会行動党党首が辞任。党首代行にブンパン元副首相。 |
DIA-204-1998-10-01-1 | タイ | 1998年10月01日 | 1990年代 | ウィラット副農相,農業協同組合省プロジェクトにおける種子購入をめぐる汚職疑惑により辞任。 |
DIA-204-1998-10-02-1 | タイ | 1998年10月02日 | 1990年代 | スラユット陸軍司令官,上院議員を辞任する旨の届を国会事務局長に提出。プレーム枢密院議長はこの動きを支持。 |
DIA-204-1998-10-05-1 | タイ | 1998年10月05日 | 1990年代 | 内閣改造実施(「参考資料」参照)。 |
DIA-204-1998-10-20-1 | タイ | 1998年10月20日 | 1990年代 | ターリン蔵相,東京で宮沢蔵相と会談,300億ドルの基金による援助等について協議。 |
DIA-204-1998-10-30-1 | タイ | 1998年10月30日 | 1990年代 | サイアム商業銀行,中央銀行に対し17億バーツの公的資金導入を申請。 |
DIA-204-1998-11-01-1 | タイ | 1998年11月01日 | 1990年代 | スラユット陸軍司令官,次期総選挙で軍人はいかなる政党にも肩入れすべきではない旨発言。 |
DIA-204-1998-11-06-1 | タイ | 1998年11月06日 | 1990年代 | チャトゥモンコン中銀総裁,商銀に対し,年内にプライム・レートを12%にまで引き下げるよう要請。 |
DIA-204-1998-11-06-2 | タイ | 1998年11月06日 | 1990年代 | 日本政府,新宮沢イニシアティヴに基づく基金(総額300億ドル)から22.5億~25億ドルをタイ向けに拠出する旨で合意。 |
DIA-204-1998-11-12-1 | タイ | 1998年11月12日 | 1990年代 | 憲法裁判所,すでに国会で成立済みの国営企業労働関係法と協同組合法を,条文上の不備から違憲と判断。 |
DIA-204-1998-11-17-1 | タイ | 1998年11月17日 | 1990年代 | 閣議,予算監査組織の新規設立に関する大蔵省案を承認。 |
DIA-204-1998-11-30-1 | タイ | 1998年11月30日 | 1990年代 | 99年度の国営企業のボーナスを30%カットするとの大蔵省方針に対し,国営企業労働関係協議会は反発。 |
DIA-204-1998-12-01-1 | タイ | 1998年12月01日 | 1990年代 | チュワン首相,改正破産法と担保回収法に反対する一部の上院議員を批判,国民のナショナリズム感情を利用して法案の実施を阻害していると発言。 |
DIA-204-1998-12-01-2 | タイ | 1998年12月01日 | 1990年代 | 閣議,国営企業役員のボーナスを30%程度カットする旨決定。 |
DIA-204-1998-12-04-1 | タイ | 1998年12月04日 | 1990年代 | 大蔵省と工業省,中小企業振興のための基金として99年に400億バーツを拠出する旨決定。 |
DIA-204-1998-12-06-1 | タイ | 1998年12月06日 | 1990年代 | バンコクでアジア大会開催(~20日)。 |
DIA-204-1998-12-16-1 | タイ | 1998年12月16日 | 1990年代 | 首相府予算局,2000年度予算を9000億バーツ,財政赤字を1700億バーツ(対GDP比3.5%)程度とする旨決定。 |
DIA-204-1998-12-18-1 | タイ | 1998年12月18日 | 1990年代 | 汚職取締委員会,電力公社職員10人がプラチュアプキリカン県での発電所建設用地購入をめぐる汚職に関与していた旨発表。 |
DIA-204-1998-12-23-1 | タイ | 1998年12月23日 | 1990年代 | チュワン首相,区長や村長など公的な地位にある者800人が麻薬取引に関与している旨発言。 |
DIA-204-1998-12-25-1 | タイ | 1998年12月25日 | 1990年代 | 電気通信マスタープラン実施推進委員会(委員長:ソムバット・ウタイサーン元副運輸通信相),電話公社(TOT)と通信公社(CAT)の共同出資による新規携帯電話事業の実施が法的に可能かどうかを検討する委員会を設置。 |
DIA-204-1999-01-05-1 | タイ | 1999年01月05日 | 1990年代 | 閣議,サイアム商業銀行へ公的資金の注入を決定。 |
DIA-204-1999-01-12-1 | タイ | 1999年01月12日 | 1990年代 | ラノーン沖でタイ・ミャンマーの海軍艦艇の間に小規模の砲撃戦。 |
DIA-204-1999-01-12-2 | タイ | 1999年01月12日 | 1990年代 | スラユット陸軍司令官,初のラオス公式訪問とベトナム友好訪問(~15日)。 |
DIA-204-1999-01-13-1 | タイ | 1999年01月13日 | 1990年代 | バンコクのデパート地下に仕掛けられた爆発物を発見。爆発事件の多発に,軍関係者などプロの関与が示唆された。 |
DIA-204-1999-01-20-1 | タイ | 1999年01月20日 | 1990年代 | 借地借家法案,下院での第3読会。賛成多数で通過。 |
DIA-204-1999-01-23-1 | タイ | 1999年01月23日 | 1990年代 | 政府の経済改革に不満の上院議員団,IMF等への陳情のため訪米(~28日)。 |
DIA-204-1999-01-27-1 | タイ | 1999年01月27日 | 1990年代 | 下院で野党が13日に提出した3閣僚に対する不信任案審議(~29日)。 |
DIA-204-1999-01-29-1 | タイ | 1999年01月29日 | 1990年代 | 中央銀行,公定歩合を12.5%から7.0%へ引き下げ。2月1日より実施。 |
DIA-204-1999-02-01-1 | タイ | 1999年02月01日 | 1990年代 | 下院で不信任案の採決。信任251対不信任125で不信任案を否決。 |
DIA-204-1999-02-02-1 | タイ | 1999年02月02日 | 1990年代 | 大手半導体メーカー,アルファテック・エレクトロニクスの債権者会議は,会社更生計画案を賛成多数で了承。 |
DIA-204-1999-02-04-1 | タイ | 1999年02月04日 | 1990年代 | 東北部農民1万人が政府系金融への債務・利子支払い延期を求めて政府に陳情。 |
DIA-204-1999-02-04-2 | タイ | 1999年02月04日 | 1990年代 | 中国の唐家外相,公式訪問。安全保障を含む二国間関係強化をめざす「21世紀への行動計画」宣言に調印。 |
DIA-204-1999-02-09-1 | タイ | 1999年02月09日 | 1990年代 | 閣議,国際天然ゴム機関(INRO)からの脱退を,正式に決定。 |
DIA-204-1999-02-14-1 | タイ | 1999年02月14日 | 1990年代 | スクムパン副外相,タイ側に居住する難民問題をカンボジア政府・UNHCRと協議。5月までに大部分の難民の帰国で合意。 |
DIA-204-1999-02-19-1 | タイ | 1999年02月19日 | 1990年代 | NGO・民主化グループ,薬価スキャンダルに関わる公衆衛生省閣僚・次官の調査を求め5万人の署名を上院に提出。 |
DIA-204-1999-02-22-1 | タイ | 1999年02月22日 | 1990年代 | 1997年政権交代時にタイ人民党から除名されたコブラ派議員9名が民衆(Rasadorn)党に党員登録を届け出。 |
DIA-204-1999-03-03-1 | タイ | 1999年03月03日 | 1990年代 | 下院,破産裁判所法を可決。4月8日に発効。 |
DIA-204-1999-03-05-1 | タイ | 1999年03月05日 | 1990年代 | 上院,国会オンブズマン法を可決。 |
DIA-204-1999-03-08-1 | タイ | 1999年03月08日 | 1990年代 | ミャンマーのタンシュエ議長公式訪問。チュアン首相と麻薬問題や領海紛争について協議(~9日)。 |
DIA-204-1999-03-09-1 | タイ | 1999年03月09日 | 1990年代 | 閣議,気候不順による干魃・洪水対策として4億バーツの国内支援を承認。 |
DIA-204-1999-03-10-1 | タイ | 1999年03月10日 | 1990年代 | 下院,国営企業民営化法を可決。 |
DIA-204-1999-03-12-1 | タイ | 1999年03月12日 | 1990年代 | 2月に発生した北朝鮮大使館員洪淳京一家の拉致事件で,政府は北朝鮮側に主権侵害を抗議。北朝鮮から長男の身柄引き渡しを受け,洪一家は第三国へ亡命を希望。 |
DIA-204-1999-03-17-1 | タイ | 1999年03月17日 | 1990年代 | 下院,改正破産法,抵当権回収法を可決。それぞれ4月21日,5月3日に発効。 |
DIA-204-1999-03-19-1 | タイ | 1999年03月19日 | 1990年代 | 中央銀行債務処理促進委員会の仲介で,債務処理交渉のガイドラインを定めた債務者・債権者間および債権者間の協定に,主要金融機関,経済団体が合意。 |
DIA-204-1999-03-21-1 | タイ | 1999年03月21日 | 1990年代 | 国防省が2月に承認したタノーム陸軍元帥とマヌーン陸軍少将の名誉職就任にタイ学生連盟ら活動家が非難声明を発表。両者の就任辞退後,運動側は政府に謝罪を要求。 |
DIA-204-1999-03-23-1 | タイ | 1999年03月23日 | 1990年代 | 閣議IMFに対する第7次趣意書を承認。タイ発電公社のラーチャブリ発電所民営化を決議。 |
DIA-204-1999-03-24-1 | タイ | 1999年03月24日 | 1990年代 | 無償義務教育9年と基礎教育12年を定めた新教育法が下院の第3読会を通過。 |
DIA-204-1999-03-26-1 | タイ | 1999年03月26日 | 1990年代 | 外務省,WTO次期事務局長選で優勢のスパチャイ副首相の対立候補を推すアメリカのロビー活動を非難。 |
DIA-204-1999-03-30-1 | タイ | 1999年03月30日 | 1990年代 | 閣議,経済刺激および社会への影響緩和措置(経済回復政策第2弾)を決定。 |
DIA-204-1999-04-05-1 | タイ | 1999年04月05日 | 1990年代 | 閣議,中小企業開発インスティチュートの設立を決定。 |
DIA-204-1999-04-07-1 | タイ | 1999年04月07日 | 1990年代 | 国家経済社会開発庁(NESDB)長官に,サンサーン・ウォンチャウムが就任。 |
DIA-204-1999-04-13-1 | タイ | 1999年04月13日 | 1990年代 | 李鵬全人代常務委員会委員長,公式訪問(~18日)。 |
DIA-204-1999-04-20-1 | タイ | 1999年04月20日 | 1990年代 | 閣議,2000年度予算案(歳出総額8600億バーツ)を承認。 |
DIA-204-1999-04-25-1 | タイ | 1999年04月25日 | 1990年代 | チュアン首相,韓国訪問。経済危機克服等にむけた経済協力拡大を盛り込んだ共同声明を発表(~27日)。 |
DIA-204-1999-04-26-1 | タイ | 1999年04月26日 | 1990年代 | サンガ最高会議,タマカイ寺タマチャヨー僧院長に寄進土地の所有禁止を通達。 |
DIA-204-1999-04-27-1 | タイ | 1999年04月27日 | 1990年代 | チュアン首相,中国を公式訪問(~5月3日)。 |
DIA-204-1999-04-27-2 | タイ | 1999年04月27日 | 1990年代 | タイ発電公社の外資売却に反対する従業員ら5000人規模の抗議行動。 |
DIA-204-1999-04-27-3 | タイ | 1999年04月27日 | 1990年代 | 野党新希望党大会。党首は再選,書記長職はサノからチャトゥロンに交代。 |
DIA-204-1999-04-28-1 | タイ | 1999年04月28日 | 1990年代 | スタンダード・チャータード銀行(英),ナコントン銀行の買収を発表。 |
DIA-204-1999-04-30-1 | タイ | 1999年04月30日 | 1990年代 | 格付け会社ムーディーズは,バンコク銀行などタイの銀行5行の格付けを,ネガティブからステーブルに引き上げた。 |
DIA-204-1999-04-30-2 | タイ | 1999年04月30日 | 1990年代 | 取引競争法,発効。 |
DIA-204-1999-05-02-1 | タイ | 1999年05月02日 | 1990年代 | サムットプラカーンの市議会選挙における不正発覚。 |
DIA-204-1999-05-10-1 | タイ | 1999年05月10日 | 1990年代 | 労働安全機関設立法を請求する5万人の一般人署名提出。 |
DIA-204-1999-05-16-1 | タイ | 1999年05月16日 | 1990年代 | モンコン国軍最高司令官,マレーシア訪問。国境委員会の解散に合意。 |
DIA-204-1999-05-19-1 | タイ | 1999年05月19日 | 1990年代 | DBSタイタヌ銀行,普通預金金利を0.5%引き下げて4.0%に。この後,大手行も金利を引き下げる。 |
DIA-204-1999-05-19-2 | タイ | 1999年05月19日 | 1990年代 | 政府,チェンマイで4月25日から座り込みを続ける山岳民族に,市民権取得要件の緩和等を約束。 |
DIA-204-1999-05-29-1 | タイ | 1999年05月29日 | 1990年代 | チュアン首相,ブラジル・チリ・ペルー訪問(~6月10日)。貿易拡大を訴える。 |
DIA-204-1999-06-01-1 | タイ | 1999年06月01日 | 1990年代 | 閣議NESDB提出の公共放送・情報通信に関する10年計画を承認。競争原理の導入や地域格差是正などが盛り込まれた。 |
DIA-204-1999-06-07-1 | タイ | 1999年06月07日 | 1990年代 | スクムパン副外相,ベトナム訪問。ビザ撤廃や道路・メコン関連経済協力の調整。 |
DIA-204-1999-06-13-1 | タイ | 1999年06月13日 | 1990年代 | ソンクラーで漁船300隻が遠洋トロール漁法による資源破壊に抗議し海域封鎖。 |
DIA-204-1999-06-14-1 | タイ | 1999年06月14日 | 1990年代 | バンチャーク石油のソーポン・スパポーン社長,同社の株式売却に反対し辞任。 |
DIA-204-1999-06-15-1 | タイ | 1999年06月15日 | 1990年代 | パンチャ教育相,辞任。 |
DIA-204-1999-06-17-1 | タイ | 1999年06月17日 | 1990年代 | 憲法裁判所,執行猶予判決をうけたネーウィン副農相の閣僚資格を認める裁定。 |
DIA-204-1999-06-18-1 | タイ | 1999年06月18日 | 1990年代 | 中央破産裁判所,業務を開始。 |
DIA-204-1999-06-18-2 | タイ | 1999年06月18日 | 1990年代 | 中小企業開発インスティチュート,開所。 |
DIA-204-1999-06-21-1 | タイ | 1999年06月21日 | 1990年代 | タイ証券取引所(SET),中小企業への投資を対象にした証券市場(MAI)を開設。 |
DIA-204-1999-06-24-1 | タイ | 1999年06月24日 | 1990年代 | 国会開会。チュアン首相,2000年度予算案の趣旨説明。 |
DIA-204-1999-06-25-1 | タイ | 1999年06月25日 | 1990年代 | 中央銀行,公定歩合を7.0%から5.5%へ引き下げ。即日実施。 |
DIA-204-1999-06-26-1 | タイ | 1999年06月26日 | 1990年代 | 予算案,下院第1読会を通過。 |
DIA-204-1999-06-28-1 | タイ | 1999年06月28日 | 1990年代 | 1992年5月流血事件7周年にあたり親族らの請求した調査報告書を一部公開。 |
DIA-204-1999-06-29-1 | タイ | 1999年06月29日 | 1990年代 | 閣議,公務員の早期退職制度(12万人枠)と数次にわたる削減計画を承認。 |
DIA-204-1999-06-29-2 | タイ | 1999年06月29日 | 1990年代 | スウィット副首相兼科技環境相,ラウィー副科技相,辞任。その後,社会行動党は党分裂で7月2日に与党を離脱。 |
DIA-204-1999-07-07-1 | タイ | 1999年07月07日 | 1990年代 | 投票義務不履行者への罰則法案,下院で可決。 |
DIA-204-1999-07-08-1 | タイ | 1999年07月08日 | 1990年代 | タイ農民銀行,資産管理会社(AMC)を独自に新設して,不良債権を移管。 |
DIA-204-1999-07-09-1 | タイ | 1999年07月09日 | 1990年代 | 中央銀行,公定歩合を5.5%から4.0%へ引き下げ。即日実施。 |
DIA-204-1999-07-12-1 | タイ | 1999年07月12日 | 1990年代 | 内閣改造人事承認。14閣僚が交代。 |
DIA-204-1999-07-12-2 | タイ | 1999年07月12日 | 1990年代 | 中央銀行,買収交渉が難航するナコントン銀行を一時国有化。 |
DIA-204-1999-07-14-1 | タイ | 1999年07月14日 | 1990年代 | 国家汚職取締委員会法,下院の第3読会で可決。 |
DIA-204-1999-07-18-1 | タイ | 1999年07月18日 | 1990年代 | タンボン行政組織617カ所の選挙。 |
DIA-204-1999-07-22-1 | タイ | 1999年07月22日 | 1990年代 | WTO一般理事会,次期事務局長の任期を3年ずつに分割し,前半をニュージーランドのムーア元首相,後半をタイのスパチャイ副首相兼商務相が担当することを決定。 |
DIA-204-1999-07-28-1 | タイ | 1999年07月28日 | 1990年代 | プワイ・ウンパーゴン元中央銀行総裁・タマサート大学長,滞在先のロンドンで死去。享年83歳。 |
DIA-204-1999-08-02-1 | タイ | 1999年08月02日 | 1990年代 | 投資委員会(BOI)は,鉄鋼,石油化学,セラミック,紙・パルプ,繊維の5業種を対象に,産業再生策の検討に着手。 |
DIA-204-1999-08-10-1 | タイ | 1999年08月10日 | 1990年代 | 閣議,民間投資の奨励措置(経済回復政策第3弾)を決定。1953年テーサバーン法改正案で1129市長選の直接選挙を承認。 |
DIA-204-1999-08-10-2 | タイ | 1999年08月10日 | 1990年代 | 上院の特別委員会で,プライスウォーターハウスクーパーズ報告書によるクルンタイ銀行の高い不良債権比率が明らかとなる。 |
DIA-204-1999-08-16-1 | タイ | 1999年08月16日 | 1990年代 | 中央銀行,金融機関9行に,直接中銀と政府債券の取引ができる資格を与える。 |
DIA-204-1999-08-16-2 | タイ | 1999年08月16日 | 1990年代 | チュアン首相兼国防相,軍の人員を10年で17%削減する計画を承認。 |
DIA-204-1999-08-20-1 | タイ | 1999年08月20日 | 1990年代 | マネーロンダリング防止取締法,首相府内事務局は未選出のまま発効。 |
DIA-204-1999-08-24-1 | タイ | 1999年08月24日 | 1990年代 | 中央銀行の金融機関再建・開発基金(FIDF),シン頭取を除く,ミーチャイ会長らクルンタイ銀行取締役全員の更迭を発表。 |
DIA-204-1999-08-24-2 | タイ | 1999年08月24日 | 1990年代 | 政府広報官,チュラロンコン大を含む20の国立大学の独立法人化計画を発表。 |
DIA-204-1999-08-24-3 | タイ | 1999年08月24日 | 1990年代 | タマカイ寺タマチャヨー僧,寄付金横領と職権濫用の容疑で警察へ初出頭。 |
DIA-204-1999-08-25-1 | タイ | 1999年08月25日 | 1990年代 | タイ愛国党,影の内閣の人選を発表。 |
DIA-204-1999-08-25-2 | タイ | 1999年08月25日 | 1990年代 | 下院の周波数法案検討小委員会,公聴会で電波とテレコミュニケーションの管理部門分割案を受理。 |
DIA-204-1999-08-27-1 | タイ | 1999年08月27日 | 1990年代 | 1952年反共法廃止案,上院第1読会を通過。 |
DIA-204-1999-08-30-1 | タイ | 1999年08月30日 | 1990年代 | タイ農民銀行,金融子会社パトラ・タナキットの支援を打ち切り,同社の不良債権の解決策を中央銀行に委ねる。 |
DIA-204-1999-09-02-1 | タイ | 1999年09月02日 | 1990年代 | 中国の江沢民主席が公式訪問。多方面での協力強化を確認(~6日)。 |
DIA-204-1999-09-03-1 | タイ | 1999年09月03日 | 1990年代 | 中央銀行,一時国有化したナコントン銀行の譲渡先を,スタンダード・チャータード銀行(75%の株式取得)に決定。 |
DIA-204-1999-09-06-1 | タイ | 1999年09月06日 | 1990年代 | 国軍定例人事異動名簿を発表。 |
DIA-204-1999-09-07-1 | タイ | 1999年09月07日 | 1990年代 | 閣議,1967年薬事法の改正案,外国の衛星使用を認める通信自由化の原則を承認。 |
DIA-204-1999-09-13-1 | タイ | 1999年09月13日 | 1990年代 | スリン外相,インドネシア訪問。東ティモールへの国際部隊派遣を協議。 |
DIA-204-1999-09-14-1 | タイ | 1999年09月14日 | 1990年代 | 会計検査院,新宮沢構想予算不正使用について調査結果を閣議に提出。 |
DIA-204-1999-09-16-1 | タイ | 1999年09月16日 | 1990年代 | 政府広報官,国連の要請で東ティモール国際部隊の副指揮官をタイから派遣する旨発表。タイ派遣軍は1500人規模の予定。 |
DIA-204-1999-09-18-1 | タイ | 1999年09月18日 | 1990年代 | 下院,2000年度予算案を可決。 |
DIA-204-1999-09-19-1 | タイ | 1999年09月19日 | 1990年代 | チェンマイのラムヤイ加工工場で爆発事故。死者39名,負傷者100名以上。 |
DIA-204-1999-09-20-1 | タイ | 1999年09月20日 | 1990年代 | 経済閣僚会議,ASEAN自由貿易地域(AFTA)の促進に向け,関税引き下げ一時除外品目(TEL)の廃止を確認。 |
DIA-204-1999-09-21-1 | タイ | 1999年09月21日 | 1990年代 | 閣議,IMFへの第8次趣意書承認。 |
DIA-204-1999-09-26-1 | タイ | 1999年09月26日 | 1990年代 | 大蔵省,2001年に対地方自治体支出を国家予算の20%へ引き上げる計画を発表。 |
DIA-204-1999-09-29-1 | タイ | 1999年09月29日 | 1990年代 | 国営酒造所の競売入札が実施され,チャルーン・シリワッタナーパクディがバンイーカン酒造所を落札。 |
DIA-204-1999-10-01-1 | タイ | 1999年10月01日 | 1990年代 | ミャンマー大使館をミャンマー人学生武装集団が占拠。翌日,人質全員が解放され,学生らは国外退去。 |
DIA-204-1999-10-02-1 | タイ | 1999年10月02日 | 1990年代 | ミャンマー政府当局,タイとの国境検問所を事前通告なしに封鎖。 |
DIA-204-1999-10-04-1 | タイ | 1999年10月04日 | 1990年代 | 東ティモール国際部隊へのタイ軍派遣隊第一陣がタイを出発。 |
DIA-204-1999-10-05-1 | タイ | 1999年10月05日 | 1990年代 | 閣議,ディーゼルエンジン用軽油の物品税を3カ月間,リットル当り0.5バーツ引き下げることを決定。 |
DIA-204-1999-10-05-2 | タイ | 1999年10月05日 | 1990年代 | 中央銀行,投機的な為替取引の規制措置として,取引者の定義を明確化。 |
DIA-204-1999-10-06-1 | タイ | 1999年10月06日 | 1990年代 | 中央銀行,国営ラッタナシン銀行の譲渡先を,シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行(75%の株式取得)に決定。 |
DIA-204-1999-10-06-2 | タイ | 1999年10月06日 | 1990年代 | ミャンマー政府,タイのトロール漁船の操業許可停止を通告。 |
DIA-204-1999-10-08-1 | タイ | 1999年10月08日 | 1990年代 | 下院,下院議員・上院議員選挙法,地方分権法,地方行政規則法を可決。 |
DIA-204-1999-10-09-1 | タイ | 1999年10月09日 | 1990年代 | 裁判で無効となった5月のサムットプラカーン市議会選のやり直し選挙実施。 |
DIA-204-1999-10-11-1 | タイ | 1999年10月11日 | 1990年代 | チュアン首相,ミャンマー政府に早期関係正常化を望む書簡を送付。 |
DIA-204-1999-10-12-1 | タイ | 1999年10月12日 | 1990年代 | 閣議,軽油物品税引き下げに伴う財源確保のため,タバコ税引き上げを決定。 |
DIA-204-1999-10-12-2 | タイ | 1999年10月12日 | 1990年代 | 憲法裁判所,学歴詐称した民主党議員チャーンチャイの議員資格剥奪を決定。 |
DIA-204-1999-10-17-1 | タイ | 1999年10月17日 | 1990年代 | チュアン首相,シンガポール訪問。東アジア経済サミットで基調演説(~18日)。 |
DIA-204-1999-10-19-1 | タイ | 1999年10月19日 | 1990年代 | 東北部のキャッサバ栽培農民1万5000人,首相官邸前で抗議行動。27日に警察犬で農民が負傷し政治問題化。政府による価格補償で11月23日に合意が成立。 |
DIA-204-1999-10-20-1 | タイ | 1999年10月20日 | 1990年代 | 下院,外国人事業法改正法案を可決。2000年3月3日に発効。 |
DIA-204-1999-10-21-1 | タイ | 1999年10月21日 | 1990年代 | 首相公邸内を拠点に,運転手らと懇意のマレーシア人による海賊版ビデオコンパクトディスク販売が発覚。関係者逮捕。 |
DIA-204-1999-10-21-2 | タイ | 1999年10月21日 | 1990年代 | 政府,亡命希望のミャンマー人学生3000人を第三国へ移送する方針を発表。 |
DIA-204-1999-10-24-1 | タイ | 1999年10月24日 | 1990年代 | チュアン首相,日本訪問(~27日)。 |
DIA-204-1999-10-28-1 | タイ | 1999年10月28日 | 1990年代 | 大蔵省,国際金融公社(IFC)およびロンバート(米)との間で,エクイティ・ファンド(当初5億ドル)設立の覚書に調印。 |
DIA-204-1999-10-30-1 | タイ | 1999年10月30日 | 1990年代 | チュアン首相,マレーシア訪問。天然ガス開発事業を首相レベルで協議。 |
DIA-204-1999-11-07-1 | タイ | 1999年11月07日 | 1990年代 | インドネシアのワヒド大統領,訪問。 |
DIA-204-1999-11-10-1 | タイ | 1999年11月10日 | 1990年代 | 憲法裁判所,国営企業民営化法は違憲との提訴に対し,合憲の判断を下す。 |
DIA-204-1999-11-12-1 | タイ | 1999年11月12日 | 1990年代 | 石油精製タイ・オイル社の債権者会議は,債務処理計画案を承認。 |
DIA-204-1999-11-23-1 | タイ | 1999年11月23日 | 1990年代 | 閣議,2000年度予算の対外借入上限額を50億ドルに決定。 |
DIA-204-1999-11-23-2 | タイ | 1999年11月23日 | 1990年代 | スリン外相,ミャンマー訪問。国境検問所の再開(24日~)について合意。タイ漁船の操業再開問題は協議を開始。 |
DIA-204-1999-11-24-1 | タイ | 1999年11月24日 | 1990年代 | 野党,内閣不信任案を下院に提出。 |
DIA-204-1999-11-30-1 | タイ | 1999年11月30日 | 1990年代 | 閣議,10日判決を受けラーチャブリ発電所の民営化計画を承認。 |
DIA-204-1999-12-02-1 | タイ | 1999年12月02日 | 1990年代 | タイ・オイル製油所(チョンブリ県シーラーチャー)で火災発生。 |
DIA-204-1999-12-05-1 | タイ | 1999年12月05日 | 1990年代 | 国王誕生日,72歳の記念式典開催。 |
DIA-204-1999-12-05-2 | タイ | 1999年12月05日 | 1990年代 | バンコクの高架鉄道(BTSC),開通。 |
DIA-204-1999-12-15-1 | タイ | 1999年12月15日 | 1990年代 | 下院で内閣不信任案審議(~19日)。 |
DIA-204-1999-12-15-2 | タイ | 1999年12月15日 | 1990年代 | パランタム党スダラット議員,辞表提出。 |
DIA-204-1999-12-20-1 | タイ | 1999年12月20日 | 1990年代 | 下院で内閣不信任案の採決。信任229対不信任125で,不信任案を否決。 |
DIA-204-1999-12-25-1 | タイ | 1999年12月25日 | 1990年代 | 2000年3月の初の上院議員選挙の立候補者登録,終了。立候補者数1532名。 |
DIA-204-1999-12-27-1 | タイ | 1999年12月27日 | 1990年代 | 投資委員会,経済回復策である投資奨励措置の適用を,2000年6月まで延長。 |
DIA-204-1999-12-28-1 | タイ | 1999年12月28日 | 1990年代 | 閣議,AFTAに伴い2000年から関税を引き下げる1190品目の大蔵省令を承認。 |
DIA-204-1999-12-28-2 | タイ | 1999年12月28日 | 1990年代 | 情報検閲委員会,新作映画「アンナと王様」の国内上映申請を却下。 |
DIA-204-1999-12-29-1 | タイ | 1999年12月29日 | 1990年代 | 国家汚職取締委員会,内相と元公衆衛生相ラッギアットの不正蓄財疑惑の調査開始。 |